W杯 決勝トーナメント 1回戦 コスタリカ (CRI) vs ギリシャ (GRC) が行われ、試合は、PK戦までもつれ、CRI が勝利を収めた。
【試合結果】
CRI 1 - 1 GRC
( PK 5-3 )
【ゴール】
52分 CRI ブライアン・ルイス・ゴンサレス
90分 GRC ソクラティス・パパスタソプーロス
【 P K 】
CRI
○ セルソ・ボルヘス
○ ブライアン・ルイス・ゴンサレス
○ ジャンカルロ・ゴンサレス
○ ジョエル・キャンベル
○ マイケル・ウマニャ
GRC
○ コンスタンティノス・ミトログル
○ ラザロス・フリストドゥロプーロス
○ ヨゼ・ホレバス
× テオファニス・ゲカス
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CRI は、ウルグアイ、イタリア、イングランドと、強豪ひしめく「死のグループ」を、まさかの 1位通したことで、今大会の台風の目と目されている。この勢いに乗って、ベスト8進出し、新たな歴史を刻みたい。
GRC は、W杯 グループリーグ初突破し、士気高く、更なる記録更新を目論む。
両チームとも、堅守速攻型と、守りをベースに敷くチームだが、この試合では、積極的にゴールを狙った。
GRC の攻撃は、時間を追うごとに厳しくなり、前半終了付近では、何度かの決定的なチャンスが訪れるも、CRI の堅守に阻まれ、0-0 で終わった。
後半、CRI ポラーニョスが、左サイドから深く斬り込み、低いボールを出すと、ルイスが合わせてシュート。じれが、ゴール左隅転がり、ネットを揺らす。
素人目には、大したシュートには見えなかったが、GK、正面に立ったDF、一歩も動けないというゴール。
先制された GRC は、更に圧力を強める。CRI は、カードを覚悟で死守。
この攻防の中、実際に何枚ものカードが提示され、その中で、CRI デュアルテが、累積2枚で退場となってしまう。
後半終了間際のアディショナルタイムには、GRC が1点を返し、試合は振り出しに。
延長戦でも、CRI の数の有利に付け入ることができず、試合はPKへ。
結果、 5-3 で CRI が勝利を収めた。
一見、GRC に追い風が吹いたとも思われたが、最期の最後は、CRI GK ナバスがファインセーブを見せ、実力でベスト8進出をもぎ取った。