W杯 決勝トーナメント 1回戦 フランス (FRA) vs ナイジェリア (NGA) が行われ、試合は、2-0 で FRA が勝利を収めた。
【試合結果】
FRA 2 - 0 NGA
【ゴール】
79分 FRA ポール・ポグバ
90分 FRA ジョゼフ・ヨボ (オウン・ゴール)
南アフリカ大会では、体制の混乱もあり、グループリーグ敗退と振るわなかった FRA。今大会では、高い得点力を発揮し、余裕を見せての決勝進出。
NGA は、念願のベスト8進出へ向け、気合いを入れたい。ここを勝ち抜いてこそ、骨折のため、グループリーグで戦線を離れたマイケル・ババトゥンデにも報いることになる。
序盤、NGA は、身体能力を活かしたハイスピードな攻撃で、FRA ゴールを強襲。FRA は、自陣深く NGA の浸透を許し、耐える時間。
FRA の攻撃は、NGA の攻めが緩んだ一瞬の隙を突くカウンターで反撃。時にはロングボール、時にはコンパクトなサッカーと、手を変え品を変え、変化をつけて NGA へ反撃する。
決定的なチャンスを作るのは、やはり、FRA の方が多く、ベンゼマやボグバなど、グループリーグで得点チャンスを演出してきたアタッカー達が、強烈なシュートを放つ。
しかし、NGA は、アフリカ最高のGK」と目されるエニェアマを擁しており、最後の一線を守りきる。
NGA も、攻撃の手を緩めているわけではないが、ドリブル突破からシュートまで持っていくことができず、得点チャンスを演出できない。、
ファインセーブを連発していたエニェアマだったが、パンチングでボールを弾いた先にボグバがいて、それをヘディングでゴールに入れられてしまう。
更に、NGA は、試合終了間際のアディショナルタイムに、ゴール前の混戦からオウンゴールをしてしまい、ベスト8進出の夢は破れた。
NGA は、ボール支配率の割には、得点チャンスまで持っていくことができなかったという印象だが、身体能力でけではない組織的なサッカーも見せ、チームとしての成長を見せた。