グループ C 第2節 日本 (JPN) vs コロンビア (COL) が行われ、試合は 1-4 で、コロンビアが日本を下し、グループCを 1位で勝ち抜き、決勝トーナメントへ駒を進めた。
【試合結果】
JPN 1 - 4 COL
【ゴール】
17分 COL ファン・クアドラード
45分 JPN 岡崎慎司'
55分 COL ジャクソン・マルティネス
82分 COL ジャクソン・マルティネス
90分 COL ハメス・ロドリゲス
グループC勝ち抜けが確定している COL は、レギュラーメンバーを 8名も入れ替え、実質、2軍でグループ・リーグ最終戦に臨む。
JPN は、COL がナメているウチに鼻を明かしたいところ。
この試合は、カードこそ少ないものの、よく笛の鳴る試合だった。
主に倒れるのは JPN の選手で、ゴールを狙える位置からのフリーキックも多く、機会には恵まれていた。
立ち上がりこそ、COL のアタックにもたついた印象もあったが、次第に落ち着き、ボールを支配した。
しかし、COL に PK を与えてしまい、先制点を許してしまった。
1点ビハインドの展開で、JPN はよく攻め、前半終了間際に、本田のクロスを岡崎が決め同点に。
後半、COL は、カルロス・カルボネロ、ハメス・ロドリゲスという、アタッカーを投入。
前半はJPN が支配していたボールが、次第に COL が保持する時間が増えていった。
展開としては、 CIV戦 のように、主力選手投入後ペースを握られ、追加点を重ねられるという感じじ。
しかし、この試合では、CIV 戦のように、ドン引きで守るのではなく、DFラインも高く、攻めの姿勢を貫こうとした。
ラインを上げたところで、カウンターを食らい失点するシーンもあったが、点を取らねば勝てないのだから、ドン引きで守るよりは良いと思う。
終盤になると、COL は GK の交代。なんと、正GKを下げ、43歳のファリド・モンドラゴンを投入。
これは、「W杯最年長出場記録更新のため」の交代であった・・・。
以後も JPN は点を挙げることができず、1-4 で敗戦。グループリーグ最下位で、2014年 ブラジル大会を終えた。
COL 2軍に限りなく近い 1.8軍 ともいうべきメンバー。更に、貴重な交代枠を、最年長記録更新のためだけに使われるという、著しく屈辱的な内容。それでも、1-4 というスコアなのだから、返す言葉が見つからない。
この結果は、日本代表のレベルが、W杯出場国のそれに達していないことに他ならない。
単純に、日本代表が弱かっただけで、この試合の誰が悪いということではないと思う。
試合結果としては、はらわたが煮える想いがする。
しかし、それは置いといて、試合ですべてを出し切ったのだから、選手たちは顔を上げて帰ってきて欲しい。