でゅら~の暇つぶし

音楽情報を中心に、さまざまな情報をとりまとめるブログです。

【イベント情報・当日券・2/5-6】KATATONIA JAPAN TOUR 2024 (2024.02.05公開)

 祝!KATATONIA 初来日!

 

smash-jpn.com/live/?id=4027

 

タイトル:

  KATATONIA JAPAN TOUR 2024

MEMBER:

  On Vocal, Guitar:Jonas Renkse

  On Guitar:Anders Nyström

  On Bass:Niklas Sandin

  On Drums:Daniel Moilanen

  On Guitar:Roger Öjersson

開催日程:

  2月5日(月) / 大阪 / 梅田トラッド

  2月6日(火) / 東京 / 渋谷クアトロ

TICKET:

  当日券 ¥9,400-

  前売券 ¥8,800-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.katatonia.com

smash-jpn.com

 

 

 祝! KATATONIA 初来日なんだよ!

 2023年に「Sky Void of Stars」をリリースしたけど、ツアー・タイトルにそれがないのは、この来日は、そのリリース・ツアーではなく、初来日なので、そちらを記念したかったのかな?と思いました。

 でも、バンドは「Sky Void Of Stars」のリリース・ツアーも佳境といったタイミングですし、セットリストはそちらとあまり変わらない可能性もあります。

 

 KATATONIA は、ヘヴィですが、暴力的な表現はなく、ひたすら美しく、ひたすら鬱々と暗闇に漂い、そのまま消えていってしまうような儚さを感じる楽曲を奏でます。

 なので、このシーズンにぴったり!

 しかも、2月5日~6日 にかけて、東京では雪予報なので、最高に KATATONIA 日和ですね!

 

 下に紹介した音源の "Austerity" は、まさに経済政策失策によって没落した日本の近未来の姿のようでもあり、最高にディストピア

 映像で描かれる風景も、どこか日本の某新宿西口某所のようにも見え、そんな頽廃とした風景を冷たい雨に降られながら彷徨う様子は、明日の雨/雪予報と相まって、いっそ予言のようにも見えるね(妄想過多)

 シチュエーションばっちりなタイミングで来日する KATATONIA は、やっぱなんかもってるんだと思うよ!(適当)

 だからこれは観に行くしかねえ!

 

 

www.youtube.com

www.youtube.com

【イベント情報・当日券・1/31-2/2】EUROPE " THE TIME CAPUSLE 40 YEARS " (2024.02.01公開)

 Europe、デビュー 40周年記念公演!

 当日券は若干!

 

www.cittaworks.com/event/europe-tour2024/

 

タイトル:

  Europe 40th Anniversary Live

  Evening with Japan Tour

  "The Time Capsule 40 Years"

MEMBER:

  On Vocal:Joey Tempest

  On Guitar:John Norum

  On Bass:John Leven

  On Keyboards:Mic Michaeli

  On Drums:Ian Haugland

開催日程:

  1月31日(水) / 大阪 / なんばハッチ

  2月01日(木) ~ 02日(金) /東京  / 東京ドーム・シティ・ホール

TICKET:

  当日券 ¥16,000-

  前売券 ¥15,000-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.europetheband.com

www.cittaworks.com

 

 Europe デビュー 40周年を記念する 「The Time Capsle」ツアーが開催!

 Time Capsule の示すとおり、Europe というバンドの歴史を辿り、そして、新たな Europe を掘り起こす公演になりそう。

 「~Evening with」 ということなので、長時間の公演が予想されます。

 本公演は全席指定なので、荷物を置く場所や、疲れた時などはあまり心配しないでよさそうだね。

 

 Europe 40周年と言っても、「"The Final Countdown"しか知らないし... 」という方、結構、多いんじゃないでしょうか?

 結論から言うと、それだけでも十分楽しめる公演だし、これを機会に Europe を知る良いきっかけにもなると思います。

 知らない方にも満足できる高い演奏力、歌唱力、そして、演出力を持ったとても素晴らしいバンドですよ!

 

 

 繰り返しになってしまいますが、「~Evening with」ということなので、長時間にわたる公演が予想されます。

 開演時間が 19時ということを考えると、22時くらいの終演もありえるので、それを見越して準備した方がよいと思います。

 

 月末月初という日程なので、なかなか難しいとは思いますが、ここでしか聴けない曲などの演奏も期待される公演です。

 若干枚数の当日券販売もアナウンスされておりますので、この機会をお見逃しなく!

 

【イベント情報・当日券・1/30-2/2】IN FLAMS X KREATOR " KLASH OF THE TITANS " (2024.01.30公開)

 IN FLAMES, KREATOR 夢のダブル・ヘッドライナー・ツアー!

 

twitter.com/fredleclercq/status/1749822212951941438

 

タイトル:

  KREATOR x In Flsmes Klash Of The Titans

出演

  In Flames / KREATOR

開催日程:

  1月30日(火) / 大阪 / ゼップなんば

  2月01日(木) ~ 02日(金) / 東京 / イー・エックス・シアター六本木

TICKET:

  当日券 前売り価格+¥1,000-

  前売券

    1Fスタンディング ¥12,000-

    2F指定席 ¥14,000-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.kreator-terrorzone.de

www.inflames.com

www.creativeman.co.jp

 

 2023年、Loud Park、Knotfest ふたつのフェスをそれぞれ盛り上げたバンドによる対バン公演!

 どちらがメインか?っていうと迷うところだけど、対バン・ツアーという観点からすると、KREATOR がまさに対バン・ツアーを展開中なので、この 「Klash of The Titans」というイベントは、KREATOR が主宰なのかも。"Clash" じゃなくて "Klash" ってのも、なんとなく KREATOR っぽく感じる。

 

 対バン・イベントってことなので、期待するのは「共演があるのか?」ってことだよね。

 イベント名から察することはできないけど、対バンによっての相乗効果が期待されるような命名ってことは感じられるかも。

 2バンドとも、去年来日したばかりだけど、対バン・イベントなので、セットリストがどう変化する?というのも、本公演の楽しみのひとつに数えられるだろう。

 

 平日開催ということで、どのような配分で進行するのはわからないけれど、終電を気にして最後まで楽しめなかった、なんてことがないようにね。

 

 また、本公演は、当日券の販売がアナウンスされています。

 月末月初というタイミングではありますが、滅多にない競演ですので、ファンならいずれかの日程に参加していところですね!

 

 ...最後にひとつだけ言わせてほしい。

 なんで「KLASH OF THE TITANS」のティー・シャツがねーんだよ!?

 

 

 

 

【イベント情報・当日券・1/30-2/1】PRIMAL FEAR " CODE RED " JAPAN TOUR 2024 (2024.01.12公開)

 2024年はジャーマン・メタルの年に違いない...

 

ameblo.jp/tokyoonkyorock/entry-12818647791.html

 

タイトル:

  Primal Fear "Code Red" Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal: Ralf Scheepers

  On Bass:Mat Sinner

  On Guitar:Tom Naumann

  On Guitar:Alex Beyrodt

  On Guitar:Magnus Karlsson

  On Drums:Michael Ehré

開催日程:

  1月30日(火) / 東京 / スポティファイ・オー・イース

  1月31日(水) / 愛知 / 名古屋クアトロ

  2月01日(木) / 大阪 / 梅田クアトロ

TICKET:

  当日券 ¥10,000-

  前売券 ¥9,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

primalfear.de

ameblo.jp

 

 2024年は、ジャーマン・メタルの来日が多いのもいいよね。

 Primal Fear が来日しているぞ!

 本公演は、2023年リリースの「Code Red」のリリース・ツアーだよ。

 Primal Fear の曲って、聴く人の心に寄り添い、鼓舞する感じの楽曲が多いと思う。

 本作も、同様。

 しかし、コロナを経たという感じがする内容。

 コロナという脅威は、何かを悪にして立ち向かうという図式では立ち向かえない脅威だった。

 物語ならば、勧善懲悪もわかりやすかったが、実態としての「悪」が無いなら、一体、どうやって戦えばいい?

 物語の主人公ではなく、現実に直面しいてるひとりひとりがやるしかないだろう。それが、キミらひとりひとりが立ち向かい、そして平穏を手に入れた英雄なんだともいうべき "Another Hero" からはじまり、締めの”Fearless”は、繰り返されるリフが、何度でも立ち向かい続けることの重要さを伝えてくれ、立ち向かう勇気を与えてくれるようだ。

 タイトルの "Fearless" も、Primal Fear がついているぞって感じで良い。

 コロナがあり、すぐにかけるつけることはできなかったけど、もうそうじゃないって感じ、無いかな?

 ぼくは、本作、単純に楽曲の構成以上にストーリー性があり、勇気づけられる気がしたよ。

 

 さて、そんな新譜リリース公演。当日券のアナウンスもでているようなので、公演公式サイトや SNS をチェックの上、会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

【イベント情報・当日券・1/25-26】CANDLEMASS JAPAN TOUR 2024 (2024.01.26公開)

 Candlemass 来日中!

 

smash-jpn.com/live/?id=3993

 

タイトル:

  Canlemass Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal:Johan Längqvist

  On Bass:Leif Edling

  On Guitar:Mats Björkman

  On Guitar:Lars Johansson

  On Drums:Jan Lindh

開催日程:

  1月25日(木) / 大阪 / 梅田クアトロ

  1月26日(金) / 東京 / 渋谷クアトロ

TICKET:

  当日券 ¥8,500-

  前売券 ¥9,000-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.candlemass.se

smash-jpn.com

 

 

 Johan Längqvist (Vo.) の復帰後、オリジナルに近いラインナップで活動する Candlemass が来日中。

 

 HR/HM って、めっちゃ早い or めっちゃ遅いのがいいじゃん?

 Candlemass は、そのめっちゃ遅い方。

 なんていうか、どろっどろになって暗黒に漂いそうなぐらい歪んで遅い。だがそれがいい(適当)

 特に、Candlemass というバンドの楽曲の世界観はめっちゃ壮大なんで、創世記の混沌にたゆったっている感ある(適当)

 北欧っていうと、キラキラしたキーボードとかってイメージあるじゃん?

 ない。

 ひたすら暗黒。そこに灯る明かりこそが Candlemass

 その明かりに群がる蛾がおれら。

 やっぱ人間だから、明かりを求めてしまうワケ。それが暗黒の底にむかっていようとしても。

 適当なこというておりますが、こんな感じのノリだから。だいたい。

 

 改めまして。

 このバンドは、結成 30周年のアニバーサリー・イヤーに Loud Park 16 に出演したことで、再度日本でその名が広まったバンドと言えます。

 ぼくはこの時が初 Candlemass でしたが、一発で惹きこまれてしまいました。

 その後、2019年に単独来日したときは、フルセットのライブが見られるぞ!ってことで、チケットは早くにソールド・アウトしたんですよね。

 本公演は、それから「Sweet Evil Sun」をリリースしての来日となります。

 同アルバム収録曲から "Scandinavian Gods" は MV 公開されているので、同曲はライブ参戦前にチェックしておいた方が良いでしょう。

 

www.youtube.com

 

 チケットの方は、今回、当日券が出るとのことですので、この冬の寒い中、ひたすら重く鬱々と、あんこくに漂ってみるのもいいんじゃないかなって。そう思う方は、是非、会場まで足を運んでみて。

 

【イベント情報・当日券?・1/22-24】OBITUARY " BARELY ALIVE " JAPAN TOUR 2024

 Obituary 来日中!

 

画像

 

タイトル:

  Obituary "Barley Alive" Japan Tour 2024

出演:

  Obituary

  KARRAS

  THE CONVALESCENCE

開催日程:

  1月22日(月) / 大阪 / 江坂ミューズ

  1月23日(火) ~ 24日(水) / 東京 / スペース・オッド

TICKET:

  当日券 ¥9,000-

  前売券

    Meet & greet付 ¥15,000-

    2日通し券 ¥12,000-

    ポスター付きチケット ¥9,500-

    一般チケット ¥7,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.obituary.cc

www.swdjapan.com

 

 Obituary が来日しているぞ。

 公演公式を見ると、当日券があるのかイマイチわからないけど、フライヤーや、大阪公演の会場である江坂ミューズの店舗 SNS などをみると、当日券はあったっぽいので、あくまで「当日券はある」という前提の元、情報をまとめました。

 

 Obituary といえば、この 1月には新譜「Dying Of Everything」をリリース。そのオープニング飾るのが、この "Barley Alive" で、レーベル公式 YouTube などで音源が公開されています。

 つまり、新譜のプロモーションを兼ねたライブという立ち位置なのかもしれません。

 その場合、ワンチャン、「リリース・ツアーで再来日」ということも考えうるので、本公演が次の来日へと繋がるような盛り上がり見せてくれることを期待してしまいますね。

 

www.youtube.com

 

 あれ?聞いてて思ったんですが、Obituary って、こんなに歌詞きけましたっけ?

 Loud Park 08 で観たときは、もっと唸りというか、咆哮みたいな感じで、正直、何を歌っているのかわからなかった記憶があります。

 2008年に比べ、エクストリーム系の楽曲、ライブを聴くことも増えましたし、脳が慣れたってことなのかもしれませんね。

 

 さて、会場となる代官山スペース・オッドですが、渋谷桜が丘再開発がひと段落し、サクラ・ステージが営業開始したことで、渋谷駅からのアクセスが格段によくなりました。

 会場へのアクセスは、

 

  渋谷駅

  →スクランブル・スクエア

  →ストリーム

  →サクラステージ

 

 という具合に、各ビルの連絡通路を渡ったあと、線路沿いに恵比寿方面に向かうと、スペース・オッドにたどり着きます。

 ストリーム → サクラステージの連絡通路は、確か 3F なので、注意してください。

 3階で、ストリーム・ホールと連絡通路に分岐する感じです。

 

 最後に、Obituary をご存知ない方へ、Summer Breeze 出演映像が公開されているので、紹介しておきますね。

 こちら、2023年の映像になるため、本公演のネタバレになる可能性があります。

 ネタバレ NG の方は、くれぐれもご注意ください。

 

www.youtube.com

 

【イベント情報・当日券・1/15-16】WARGASM " VENOM " JAPAN 2024 (2024.01.15公開)

 WARGASM 来日!

 

twitter.com/thisiswargasmuk/status/1746408437347709044

 

タイトル:

  WARGASM "VENOM" JAPAN 2024

MEMBER:

  On Vocals, Guitar, Bass:Milkie Way

  On Vocals, Guitar, Bass:Sam Matlock

  ※ライブはサポート・メンバーが付く

開催日程:

  1月15日(月), 16日(火) / 東京 / デュオ・ミュージック・エクスチェンジ

TICKET:

  当日券 ¥8,500-

  前売券 ¥7,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.wargasm.online

www.creativeman.co.jp

 

 次世代のハードコア、ニュー・メタルの旗手 WARGASM が、日本で単独公演を行います。

 旗手と書きましたが、最近のバンドに多い「これまで聴いてきた音楽を、自分のセンスでまとめあげ再構築した楽曲」という感じなので、あまりジャンル分けは意味ないとも感じます。

 ただ、聴いて思うのは、SlipknotNine Inch Nails が好きなんだろうなという印象を強く持ちました。

 そして、割と複雑で、かつ、激しく、まさに「WARGASM」って感の楽曲を展開しています。

 

 Milkie は、「Girl in the Pit」というハンドル・ネームで、モッシュ・ピットの画像を SNS に投稿していたり、日本でモデルをやっていたりと、割と面白い経験をしてきた方のようです。

 Samは、「Dead!」というバンドをやっていて、ふたりの仲は、このとき始まったようです。

 このようなふたりのバンドですから、ライブは、モッシュ・ピットも大きいものができて、激しく盛り上がった方が嬉しいのではないでしょうか?

 まあ、デュオという箱の特徴を考えると、大きいピットを作るのは難しいと思いますが...。

 

 1st アルバム「VENOM」をリリースしたばかりの WARGASM の来日公演ということで、会場で CD を購入した方向けに、サインの手渡しが実施されるようです。

 

イベント開催要項

開催場所:

  会場物販

開催時間:

  16:00~16:50

対象商品:

  CD「VENOM」
  CD「EXPLICIT: The MiXXXtape」
  レコード「EXPLICIT: The MiXXXtape」

参加方法:

 下記対象商品をそれぞれの公演日の16:00~16:50までにライヴ会場のCD販売特設会場にてご購入いただいた方を対象に、「サインお渡し会参加券」を対象商品1点につき1枚お渡しします。

 「サインお渡し会参加券」は先着で数に限りがございます。なくなり次第終了となりますので、予めご了承ください。

イベント公式:

www.universal-music.co.jp

 

 メンバーと触れ合える貴重な機会なので、是非!

 参加してみてはいかがでしょうか?

 

www.youtube.com

【イベント情報・当日券・1/12-14】KALMAH JAPAN TOUR 2024 (2024.01.12公開)

 Kalmah はじまるぞ!

 

evp.jp/project/kalmah2024/

 

タイトル:

  Kalmah Japan Tour 2024

出演:

  Kalmah

  Suotana

  Ethereal Sin

開催日程:

  1月12日(金) / 大阪 / 梅田アム・ホール

  1月13日(土) / 愛知 / 大須ラッド・ホール

  1月14日(日) / 東京 / 新宿ブレイズ

TICKET:

  当日券 ¥10,000-

  前売券

    一般(大阪,愛知) ¥9,000-

    一般(東京) ¥8,500-

    高校生以下 ¥4,000-

公演公式:

www.kalmah.com

evp.jp

 

 2024年冬。

 わりと暖かく、冬将軍の出番はありませんが、遠くフィンランドより、Kalmah が Suotana を伴い来日!

 日本での人気も着実のものとした Kalmah が、同郷の Suotana と...というシチュエーションだけで、尊く悶絶できる。

 しかも、Suotana は、2020年の来日予定 (Suomi Feast) が中止となってから、永い"コロナ"という厳冬期を乗り切ってのから実った初来日公演。バンドも相当気合入っているだろうし、熱演が期待できる。きっと、来場したファンは、熱い歓喜の涙を流すことだろう。

 さらに、(本国の冬ほどではないが) バンドの持つ世界観と、この冬という季節もあっており、本公演こそ、このタイミングでこそ堪能したいバンドと言える。

 

 北欧独特の哀愁漂うメロディ、世界観を鮮やかに彩るキーボード。北欧シーンが好きな方であれば、まず、間違いない公演と言えます。

 本公演は、当日券の案内がアナウンスされているので、お時間に余裕のある方は、是非、会場まで足を運んでいただきたい。

 

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

【イベント情報・当日券・12/15-17】SECRET SPHERE JAPAN TOUR 2023 (2023.12.15公開)

 イタリアより Secret Sphere が、Serenity を伴い来日!

 

twitter.com/evpro666/status/1735117435173556581

 

タイトル:

  Secret Sphere Japan Tour 2023

出演:

  Secret Sphere

  Serenity

  Illusion Force

  Allegiance reign

開催日程:

  12月15日(金) / 東京 / 初台ドアーズ

    Secret Sphere / Serenity / Illusion Force

  12月16日(土) / 愛知 / 今池スリー・スター

    Secret Sphere / Serenity / Illusion Force

  12月17日(日) / 大阪 / 大阪ルイード

    Secret Sphere / Serenity / Illusion Force / Allegiance reign

TICKET:

  当日券 アリ

  前売券 

    VIP ¥12,000-

    一般 ¥9,000-

    高校生以下 ¥4,000-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.facebook.com

 

 イタリアから Secret Sphereオーストリアから Srenity、日本から Illusion Force, Allegiance reign (※大阪のみ) 4バンドが集う、歳末パワー・メタル祭り開催!

 国際色豊かなラインナップで、それぞれ描く世界観が異なることもあり、パワー・メタル愛好家にオススメのイベントとなっています。

 東京公演は、あいにくの平日開催となっており、タイミング的にも忘年会の方が多いのではないでしょうか?

 東京公演でも、出演は 3バンドありますので、お目当てが Secret Sphere なら、ワンチャン、忘年会終わってからでも間に合うかも?

 

 本公演は、Secret Shere 「A Time Never Come」アルバム再現+新譜となっております。

 名盤の呼び声高いので、本作を愛聴している方は、是非、足を運んでみてください!

 

【イベント情報・当日券・12/12-14】CRYPTOPSY JAPAN TOUR 2023 (2023.12.12公開)

 Cryptopsy 来日!

 

twitter.com/evpro666/status/1729438723128148281

 

タイトル:

  Cryptopsy Japan Tour 2023

開催日程:

  12月12日(火) / 東京 / 渋谷ストリーム・ホール

    出演:Cryptopsy / 兀突骨 / Deviloof

  12月14日(木) / 東京 / 代官山スペース・オッド

    出演:Cryptopsy / Subconscious Terror / Desolate Sphere

TICKET:

  当日券 販売予定

  前売券

    VIP ¥12.000-

    一般 ¥8,500-

    高校生以下 ¥4,000-

公演公式:

www.youtube.com

 

 渋谷で爆速祭りじゃー!

 渋谷、代官山で、デス・メタル界隈の最速決定戦が開催されるらしい。

 本日、12日は、渋谷ストリーム。そして、14日は場所を変え、代官山スペース・オッド。

 メイン・アクトは Cryptopsy。

 サポート・アクトは、2日間で 2バンドずつ付くようだ。

 よくもまあ、テクニカル、デスコアという尖ったジャンルからこれだけ集めたもんよね。ラインナップを見ると、国内でも名を馳せるバンドが揃っているので、見てるだけで公演への期待が募るってもんだ。

 いずれも平日。5バンドで争われる業界最速王決定戦。(※実際にそんなものは無い)

 これは観に行くしか!

 メタル界隈、速さ=正義みたいなところ、あるじゃん?

 やはり、みんな興味津々なのか、12日、ストリーム・ホールは、前売券完売しています。

 ...完売はしていますが、当日券は出るもよう。いろいろな意味で地獄絵図が繰り広げられそうだ。

 

 ここでひとつ注意してほしい。

 本公演、平日開催、1日 3バンド出演なので、開演時間 18:30 となっています。くれぐれも、くれぐれも、来場時間をお間違えなきよう!

 まあ、多少間違えても、Cryptopsy には間に合うだろうけど、せっかくの爆速決定戦だから、最初からみたいじゃん?どんだけ速いの?って。

 更に、最近、某BFMV豊洲公演にて、京浜東北線の電車遅延というかなしい出来事がありました。

 もう年の瀬ということで、何があるかわかりません。少し早めに来場するといいかも。

 早く来て、ストリーム⇔サクラステージ周辺散策するのも楽しいかもね。

 ...サクラステージなんもやってないかもしれないけど。

 

 14日、スペース・オッド公演のチケット販売状況は、プロモーター Evoken de Valhalla のチケット販売サイト EVP4U で確認できるよ!

 今後のイベントと合わせてチェックしておきましょう!

 

evp.jp

 

【イベント情報・当日券・12/11-13】NAPALM DEATH JAPAN TOUR 2023 (2023.12.11公開)

 Napalm Death 来日!

 

smash-jpn.com/live/?id=4004

 

タイトル:

  Napalm Death Japan Tour 2023

MEMBER:

  On Bass:Shane Embury

  On Vocal:Mark "Barney" Greenway

  On Guitar:Mitch Harris (~2014 活動休止)

  On Drums:Danny Herrera

  Support Member:

    On Guitar:John Cooke

開催日程:

  12月11日(月) / 大阪 / 梅田クアトロ

    Support Act:SWARRRM

  12月12日(火) / 愛知 / エル・フィッツ・オール

    Support Act:UNHOLY GRAVE

  12月13日(水) / 東京 / 代官山ユニット ※SOLD OUT※

    Support Act:Thirsty

TICKET:

  当日券 ¥9,000-

  前売券 ¥8,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

napalmdeath.org

smash-jpn.com

 

 グラインド・コアという爆速かつ攻撃力の高いジャンルの元祖たる Napalm Death の来日!

 2020年に 「Throes Of Joy In The Jaws Of Defeatism」。2022年にミニ・アルバム「Resentment Always Simmers- a Final Throw Of Throes」をリリースしての来日なので、本公演の目玉はそれらの演奏の有無。

 

 Napalm Death というバンドは、その攻撃性の高い音楽性から、荒くれ者という印象が強いけど、よくよく考えてみると、人が内に抱える葛藤のようなものに主題を置く楽曲も多く、いっそ、哲学的であるともいえる。

 そうすると、ただ絶叫しているだけのようなボーカルは、ただ叫んでいるのではなく、それらを見事に表現し、翻弄されつつ抑圧されたなにかを、激情のままに叩きつけていることに気が付く。

 ライブ中の MC も攻撃的な発言ではなく、曲に関することがほとんどで、実に理性的な進行だ。

 だからこそ、ステージ上で繰り広げられるパフォーマンスとのギャップで目が離せなくなる。

 

 

 こういったジャンルなので、万人にオススメすることは難しいけど、バンド公式 YouTube チャンネルからライブ映像を紹介するので、気になった方は当日券をお求めになってはいかかが?

 ※音量注意※

 ※東京公演はソールドアウト※

 

 

www.youtube.com

 

【イベント情報・当日券・12/6-7】BULLET FOR MY VALENTINE JAPAN TOUR 2023 (2023.12.06公開)

 Bullet For My Valentine 2年続けて来日!

 

twitter.com/CMP_official/status/1730136049492632030

 

タイトル:

  Bullet For My Valentine Japan Tour 2023

MEMBER:

  On Vocals, Guitars:Matthew "Matt" Tuck

  On Guitar:Michael "Padge" Paget

  On Bass:Jamie Mathias

  On Drums:Jason Bowld

開催日程:

  12月6日(水) / 東京 / 豊洲ピット

    Support Act:Sabel Hills

  12月7日(木) / 大阪 / ゴリラ・ホール大阪

TICKET:

  当日券 ¥9,500-

  前売券

    スタンディング ¥8,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

bulletformyvalentine.com

www.creativeman.co.jp

 

 冬のメタル・コア祭りこと、Bullet For My Valentine (以下、BFMV) 来日公演がはじまります!

 本日、12月6日は東京・豊洲 PIT。12月7日は大阪・ゴリラ・ホール。東西のベイ・エリアをメタル・コアに染め上げます。

 東京公演は、邦メタル・コアの雄 Sabel Hills がサポートすることもあり、より、盛り上がることでしょう。

 なので、2023年、まだまだ暴れ足りないという方は、この当日券を求め、豊洲 PIT を訪れることをおすすめします。

 

 一方、大阪公演はサポートがつきません。

 なので、メタル・コア祭りではなく、純粋に BFMV 単独公演を楽しめばよいと思います。

 ・・・あれ? BFMV が、単独で大阪にくるのって、2016年以来?

 Summer Sonic でなら、ちょくちょく大阪にも来てるイメージだけど、単独となるとそのくらいじゃない?

 なので、来日回数に対し、わりと貴重な大阪公演になります。

 こちらも、当日券のアナウンスが出ているので、お時間に余裕のある方は、是非、会場まで足を運んでいただき、久しぶりの単独公演を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 会場も 2023年開業の新設ホールなので、より、楽しめるかもしれまんよ!

 

【イベント情報・12/6-7】BULLET FOR MY VALENTINE JAPAN TOUR 2023 (2023.12.02公開)

 Bullet For My Valentine 2年続けて来日!

 

twitter.com/CMP_official/status/1730136049492632030

 

タイトル:

  Bullet For My Valentine Japan Tour 2023

MEMBER:

  On Vocals, Guitars:Matthew "Matt" Tuck

  On Guitar:Michael "Padge" Paget

  On Bass:Jamie Mathias

  On Drums:Jason Bowld

開催日程:

  12月6日(水) / 東京 / 豊洲ピット

    Support Act:Sabel Hills

  12月7日(木) / 大阪 / ゴリラ・ホール大阪

TICKET:

  スタンディング ¥8,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

bulletformyvalentine.com

www.creativeman.co.jp

 

 ま、祭りじゃー!

 冬のメタル・コア祭りじゃー!

 Bullet For My Valentine (以下、BFMV) の来日公演に、サポート・アクトとして Sabel Hills が発表されたぞ!※ただし東京公演のみ。

 大阪公演のサポート・アクトについては何のアナウンスもないのが、ちょっと格差になっていてやきもきするところではある。

 しかし、平日の公演なので、サポートつかない方が、帰りの電車気にせず楽しめるという考え方もできるね。

 

 そうそう、大阪の会場となる「ゴリラ・ホール」は、2023年1月に開業したばかりの新しいホールです。

 なので、あらかじめ場所を確認しておいた方が良さそう。

 最寄り駅「住之江公園」から、徒歩 8分~10分かかるみたいだね。それなりに歩くけど、場所的には、あまり迷う感じの立地では無さげ。

 

gorillahall.jp/

 

 

 Sabel Hills は、2年続けて独音楽フェス 「Wacken」への出演や、国内でも、Knotfest Japan への出演や単独公演、主催イベントの開催、新メンバー加入など、ここ数年大活躍のバンドなので、おそらく、この公演への来場者のほとんどが知ってるんじゃないかと思います。もし、本公演で初めて知るという方でも、すぐ、好きになるんじゃないでしょうか。

 

 チケット販売中ですので、2023年「まだまだ暴れ足りないぜ!」というメタル・ヘッズは、来場してみてはいかがでしょう?

 

【イベント情報・当日券・11/29-12/1】VICIOUS RUMORS JAPAN TOUR 2023 (2023.11.28公開)

 アメリカから VICIOUS RUMORS 来日!

 

www.facebook.com/ViciousRumorsThisIsMetal/posts/pfbid031CjAy4w6XBmxnPZGq2ATgo1diuhqc4ffkexnwbz6AALhBb9HQNGWwGFvvcuj555ol

 

タイトル:

  Vicious Rumors Japan Tour 2023

MEMBER:

  On Guitar:Geoff Thorpe

  On Drums:Larry Howe

  On Vocal:Brian Allen

  On Guitar:Gunnar DuGrey

  On Bass:Robin Utbult

開催日程:

  11月29日(水) ~ 30日(木) / 東京 / スペース・オッド

  12月01日(金) / 大阪 / 江坂ミューズ

TICKET:

  当日券 ¥9,500-

  前売券

    2日券 ¥17,000-

    1日券 ¥8,800-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.facebook.com

 

 米国より Vicious Rumors 来日!

 40年を超え、いまなお現役で活動し続ける大御所で、Geoff Thorpe が中心となり、幾度のメンバーチェンジを経て、現編成に。

 今回注目したいのは、Geoff Thorpe, Gunnar DuGrey の両ギターですね。

 バンドと要となる Geoff と、新鋭 Gunnar が、交互にリードしあう感じの構成は、ギターキッズ必見といえるのでは?

 

 2020年に「CELEBRATION DECAY」にリリースしたものの、コロナの流行によりツアー活動が中断されてしまいました。

 リリースから考えると、年月は経ってしまいましたが、バンドの歴史としては、新たなメンバーを迎えた渾身の一作を携えたツアーになるので、本公演、相当気合が入っているであろうことが予想されます。

 まあ、ボーカルは、また Brian Allen に戻っているみたいですが、出入りの多いバンドだし、らしいといえばらしいですね。

 

 そういえば、渋谷の桜丘町駅前再開発もある程度終わって、たしか、サクラ・ステージが営業しはじめている頃なので、ワンチャン、スペース・オッドへのアクセスも良くなっているかもしれません。

 時間によゆうのある方は、その辺、散策してみるといいかもしれません。

 

www.youtube.com

【ライブレポ】LIMP BIZKIT LIVE IN TOKYO 2023 (2023.11.21)

 Limp Bizkit の来日公演は、両日別のサポート・アクト付き豪華公演!

 

twitter.com/CMP_official/status/1726073447061819531

 

タイトル:

  Limpbizkit Live in Tokyo 2023

出演:

  Limpbizkit

  おとぼけビ~バ~

開催日程:

  11月21日(火) / 東京 / 豊洲ピット

公演時間:

  開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 21:20 

 

 SETLIST

おとぼけビ~バ~

MEMBER

On Vocals, Guitars:あっこりん

On Guitar:よよよしえ

On Bass:ひろちゃん

On Drums:かほキッス

 

  __. ヤキトリ

  __. あきまへんか

  __. ハートに火を付けたならばちゃんと消して帰って

  __. シルブプレ

  __. Love Is Short

  __. いまさらわたしに話ってなんえ

  __. ジジイ is waiting for my reaction

  __. アイドンビリーブマイ母性

  __. もうその話なんべんもきいた

  __. 携帯みてしまいました

  __. サラダ取り分けませんことよ

  __. リーブミーアローンやっぱさっきのなしで

  __. 孤独死こわい

  __. あなたわたし抱いたあとよめのめし

  15. いけず

  ※全15曲なのは間違いない。曲順、楽曲はこんな感じ?

 

Limpbizkit

MEMBER:

On Vocal:Fred Durst

On Drums:John Otto

On Guitar:Wes Borland

On Turntables:DJ Lethal

On Bass:Sam Rivers

 

  Intro. Pure Imagination (Gene Wilder song)

  01. Barnacle

  02. 9 Teen 90 Nine

  03. Show Me What You Got

  SE. Snacky Poo

  04. I'm Broke

  05. Killing in the Name (Rage Against The Machine cover)

  SE. Cotton Eye Joe (Rednex song)

  06. Dirty Rotten Bizkit

  07. Rollin' (Air Raid Vehicle)

  SE. DJ Lethal Play

    Theme From Rawhide (Blues Brothers song)

    ~ Jump Around (House of Pain song)

    ~ HIP HOP Hooray (Naughty By Nature song)

    ~ Walk (Pantera cover (Partial))

  08. Hot Dog

  SE. Turn It Up, Bitch

  09. My Generation

  10. Riff Medley

    Master of Puppets (Metallica cover)

    ~ Seek & Destroy (Metallica cover)

    ~ South of Heaven (Slayer cover)

    ~ Holy Wars (Megadeth cover)

  11. Gold Cobra

  12. My Way

  SE. My Medlay (Eric B. & Rakim song) 

  13. Nookie

  14. Full Nelson

  15. Break Stuff

  16. Behind Blue Eyes (The Who cover)

  17. Take a Look Around

  Outro. Don't You (Forget About Me) (Simple Minds song)

 

 Limpbizkit 5年ぶりの来日公演は、有明豊洲と、割と近い場所で開催されるものの、方やアリーナ+指定席、方やオール・スタンディング。そして、オープニング・アクトも日替わりという、ロケーションが異なる 2公演。

 今年は来日公演が多いこともあり、本公演、チケットのセールスが思わしくないという噂がありました。

 平日開催ということもあり、ぼくは、豊洲公演の方を、前売券ではなく、当日券で参戦。番号は、700番弱。

 豊洲PIT は、スタンディングで 3,000人に入る会場なので、前売券は、おそらく、600枚くらいしか売れていなかったと予想できます。

 しかし、当日の会場には、少なくとも 1,000人は入っていました。

 つまり、当日券がとんでもなく売れたってこと。

 ぼくが並んだ時点で、50人くらいいたし、その後も当日券を求める姿は絶えなかったので、あながち荒唐無稽な話ではないと思う。

 おそらく、初日の盛り上がりの映像や口コミが、YouTubeSNS を通じて拡散したおかげだろう。SNS では、普通のコピー用紙で作成されたかのような、雑な当日券を確認することができます。

 

おとぼけビ~バ~

 謎のチャイナ服の4人組が現れ、

 「わたしたちには時間がないんだー!」

 という、開口一番、謎の絶叫から始まった。

 ノンジャンルな自由な音楽で、主にカオティック、ハードコア。ときにメロウな歌謡曲で、会場を大いに沸かせた。

 最初は、そのカオスなノリについていけず、呆気にとられていた来場者も、ピタッとハマるブレイクなど慣れていくと、バンドの織りなす強烈なパワーに巻き込まれ、一気にヒートアップしていった。

 冒頭の「時間がない」は、30分 15曲 というバンドのノルマがあり、それを達成いなければならないという、謎の使命感があったから。

 最後、たたきつけるように "いけず" を絶唱し、30分を嵐のように駆け抜けていった。

 最高にかっこいい...

 

Limpbizkit

 Limpbizkit のミーハーにわかファンであるぼくは、初日のセットリストを予習しての参戦。

 Intro が終わり、新譜から "Out of Style" が... と思いきや、まさかのデビュー作から "Barnacle" がはじまり、困惑と同時歓喜!ここでデビュー作もってくるとか、初日のセットと対比になっていていいね。

 そして、強めのディレイで緊張感のあるシリアスなギターが鳴ると、「あーこれこれ、Limp のサウンドだよなー」という気が一気に増す。まさかのデビュー作から "9 Teen 90 Nine" がはじまり、うれしい誤算に狂喜乱舞のフロア。

 2日目のセットリストは、デビュー作からはじまり、バンド出世作ともいえる "Take a Look Around" で締められているので、バンドのデビューまでの歴史を追体験している感もあった。

 

 公演自体は、バンドの代表曲や、ライブでの (定番といっていいほど) お馴染みのカバー曲でセットが組まれ、非常に満足度が高い公演で、2~3曲の合間に、DJ Lethal によるプレイも加わり、常に来場者を楽しませようという気持ちが感じられた。

 

 そういえば、Fred のMCで

 

Fred「明日も仕事のヤツいる?」

 ほとんどの来場者が手を上げる

Fred「あーそうだよな。平日でワリィな。でも、みんなブチ上がっていこうぜ!」

 客「うおおお!!!」

 

 みたいなことがあって、いつもクソガキ感あふれてる印象の Fred だけど、ステージ上の振る舞いもファンサービス旺盛で、気持ちの距離がファンと近いし、セリフじゃなくて本心からきてる言葉ってわかるから、改めて、そりゃあ、ファンも惹きつけられるよなって思った。

 

 DJ Lethal のプレイでは、まさかの "Walk" が流れ、音源に合わせ「Respect!Walk!」と、大きなシンガロングがあがった。

 Pantera 再結成ツアーという、旬のネタをブチこんでくるあたり流石やね。

 

 お馴染みのリフ・メドレーも健在で、いつものように、Metallica, Slayer, Megadeth をプレイ。

 こちらは、リフだけなんで、シンガロングは起こらなかったけど、Limp のライブでも定番のコーナーかつ選曲だし、洋楽としてもお馴染みの楽曲ということもあり、とても大きな歓声があがっていた。

 今回の Wes くんのいで立ちは、ちょっとジブリっぽくて、しゃれこうべのヘッドに植物的なデザインの刺繍が入った、白のタキシードをお召しになっていました。 

 

 Loud Park 11 では「HR/HM の音楽フェスに Limpbizkit のヘッドライナーは違うだろ」という意見が多く、実に来場者の 1/3 が Limpbizkit を見ずに帰るという、もったいない事件があった。

 しかし、その時も、Limpbizkit は最高のステージ・パフォーマンスで、会場を大いに盛り上げ、楽しませてくれた。

 この時からぼくは、Limpbizkit は、非常にプロ意識が強く、とてもファンに寛容で、篤い、素晴らしいバンドだと思うようになった。

 そして今回も、客の入りに寄らず素晴らしいパフォーマンスで来場者を楽しませてくれた。

 だから、みんな Limpbizkit が好きなんだろうね。