でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】GUEEN 春のゴールデンリサイタル 2022 (2022.05.05)

 Queen トリビュート・バンド Gueen による春公演だよ!

 

gueen.com/wp/archives/2442

 

タイトル:

  Gueen 春のゴールデンリサイタル 2022

メンバー

  On Vocal:フレディ波多江

  On Guitar:ブライアン慎也井口

  On Bass:SATOSHI JOHN ANTHONY YAMADA

  On Guitar, Synthesizer:スパイク山田

  On Keyboard:モーガン竹中

  On Drums:ロジャー・松本淳

  On Synthesizer:レッド本間

開催日程:

  5月04日(祝・水) / 東京 / スポティファイ・オー・イース

公演時間:

  開場 / 16:00 , 開演 / 17:00 , 終演 / 19:10

 

SETLIST

  INTRO. Theme Of Live Edo

  01. Tear It Up

  02. I Want It All

  03. Keep Yourself Alive

  04. Sheer Heart Attack 

  05. Brighton Rock

  06. Guitar Solo

QUEEN

  07. Ogre Battle

  08. The Fairy Feller's Master-Stroke

  09. The March of The Black Queen

  10. Sail Away Sweet Sister

  11. Tenement Funster 

  12. It's A Hard Life

  13. Bicycle Race

  14. No One but You (Only The Good Die Young)

  15. Bring Back That Leroy Brown

  16. Fat Bottomed Girls

  17. Dont Stop Me Now

  18. Under Pressure

  19. Radio Ga Ga

  20. Hammer To Fall

  21. I Was Born To Love You

  22. Seven Seas Of Rhye

-enc-

  23. Is This the World We Created...?

  24. Bohemian Rhapsody

  25. We Will Rock You

  26. We Are The Champions

  27. God Save The Queen

公式サイト:

gueen.com

 

 Queen トリビュート・バンド Gueen による春のリサイタル。

 Gueen の公演は、5月に「春リサイタル」、11月に「秋リサイタル」のレギュラー公演があります。

 フレディ波多江の説明によれば、春はマニアックな選曲、秋はオールタイム・ベスト選曲という住みわけらしい。

 幸い?2021年11月に開催された「秋リサイタル」のライブレポを投稿し忘れていたので、ひとつ前の記事で確認できます。

 気になる方は、そちらも確認してみてください。(露骨)

 

 さて、本公演。前説は、すっかりおなじみになった波多江むね (小学3年生) による口上。

 実は、姉妹?さんと物販のお手伝いもしていました。

 本公演も全席指定だけど、前説によれば、大声こそ NG だけど、立つのは OK らしい。そして、換気休憩もなし。

 しかし、来場者の年齢は高めのため、"01. Tear It Up"、”02. I Want It All”、”03. Keep Yourself Alive” と進んでも誰も立たない!

 フレディ波多江も MC で「立っていいのよ」っていってたけど、やっぱ立つ人は少なかったね。

 でも、盛り上がってないわけじゃなく、クラップは大きく、ペンライト、サイリウムを振っている方も、それなりにいらした。

 結局、ちらほら立つ人はいたけど、全員が!ってなると、限られた数曲くらいかな。

 はじめて全員がってレベルで立ったのは、”16. Fat Bottomed Girls” だったと思う。

 その辺までマニアックな部類と思われるセットリストだったけど、それが原因でもないと思う。

 まあ、言ってしまえば、体力が保たない的な?肩が上がらない的な?そういうヤツだと思われる。ぼくも 1日経って、膝にクるものがあるので、他人のこと言えないけどね。

 

 今回、PA や曲の入りのミスなんかもあったけど、あまり気にならなかったかな。

 前者はともなく、後者の原因は、ファン・サービスにあるので、来場者をよろこばせることに繋がったとしても、がっかりさせることはなかったからね。

 

 本公演。マニアックなセットリストゆえに、Queen がやらない楽曲が多分に含まれていて、それも来場者を大いに喜ばせた。個人的嬉しかったのは、Queen Ⅱ の 3曲!

 もう、生で聴くことはないだろうし、こういう機会に生音で聴けるのはやっぱ CD で聴くのと違い、体を奮わせるものがある。

 

 また、本公演では、ロシアのウクライナ侵攻に対する含みを持たせ、セットリストを構成したように感じた。

 それが最も顕著に感じたのが "23. Is This the World We Created...?" だ。

 これは、Live Aid でも歌唱された曲で、その内容は、

 

 「世の中にはあまりにも悲しいことが多すぎる。せっかく神様が創ってくれら楽園なのに、ぼくら人間の勝手なエゴでそれを壊してしまっていない?胸を張って神様に「この世界はあなたが創り給うた楽園です」って言える?」

 

 って感じ。

 まあ、Live Aid とは目的が異なるので、歌詞の内容と完全に一致はしないけどね。

 「大国のエゴで悲しい風景を生み出してしまっている現状。それを天におわす主に胸を張って正しいことをしていると言えるのか?」

 って感じに受け取ったよ。

 本ブログで意訳した投稿があるので、気になった方はそちらをご覧ください。

 

 こうしたところから Gueen というバンドは、ただ単に楽曲をコピーするバンドではなく、Queen、Freddie Mercury の精神も受け継ごうという姿勢がみてとれる。

 だから活動から 32年を経ても、会場に多くのファンが集まるのだと思う。

 

 なので、みんなも Gueen のステージを生で観てほしいな。