2016年12月31日に放送された 「NHK 紅白歌合戦」 の結果は、視聴者、来場者、審査員の投票の結果、紅組が勝利を収めた。
その結果、これまでの成績は、紅組が31勝、白組が36勝となった。
【 よくわからない投票結果 】
結果発表だけみると、疑問の余地はないんだけど、去年と採点方法が違ったことで、混乱を呼んでいるみたい。
まず、今回の結果詳細なんだけど、NHK の番組サイトに後悔されてたよ。
〇第67回紅白歌合戦投票結果 (NHK)
http://www.nhk.or.jp/kouhaku/results/
【 集計ルールの変更 】
去年までは、それぞれの投票結果がダイレクトに反映された結果だったので、この結果を見ると、「白組の勝ちじゃねーか!」 ってなるよね。
でも、今回は持ち点制みたいな感じの集計に変わっていたらしい。
主な変更は、視聴者投票および会場審査の集計についてだ。
この 2つの審査は、それぞれにボールが 2個づつ割り振られ、投票の多かった組にボールの数だけ得票となるんだって。
全体としては、そこに審査委員 11人の投票結果を加え、全 15票にの集計結果が勝敗を左右するって感じだ。
紅白の視聴者投票といえば、何十万もの投票数だから、場合によっては、今回のように、過度の 「審査員重視」 の結果となってしまう。
前述の投票結果を加工してみたので、参考にしてみて。
【 過去にも審査員重視の回はあった 】
実は、第64回 (2013年12月31日) も同じような審査員重視の集計だったんだよね。でも、幸いこのときは、投票数と審査結果に違いがなかったので、審査委員重視の集計でも、大きな騒ぎにならなずにすんだみたい。
でも、第65回では、従来の投票数重視に変わっているので、やはり 「審査員重視では問題あり」 ってことになったんだろう。
【 今後は視聴者重視へ? 】
なぜ、審査員重視が復活したんだろね?
そのせいで今回は、 650万超もの視聴者による投票を、僅か 11名の審査委員で覆してしまうた結果になってしまった。
これまでの紅白勝敗投票は、視聴者投票によって決することが多かったと思う。
だから、第68回では、従来のように視聴者投票および会場審査結果で、勝敗の行方を占うことになるんじゃないかな。
ステージ上の司会も、投票数で勝敗を判断していて、この結果に混乱しているようでもあったし、うまくいってたルールを唐突に変えられるのは困るよねwww