でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】RIZIN LANDMARK VOL.1 朝倉未来 VS 荻原京平 (2021.10.02)

 Rizin Landmark 朝倉未来 vs 荻原京平 の試合だけ感想を書く。

 

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RIZIN LANDMARK VOL.1 / jp.rizinff.com/_ct/17485193

 

 

タイトル:

  +WEED presents

  RIZIN LANDMARK vol.1 

    RIZIN MMAルール:5分 3R

    契約体重:68.0kg

    朝倉未来 vs 荻原京平

放送日程:

  10月2日(土) / フジテレビ U-NEXT

配信公式:

video.unext.jp

 RIZIN 公式

jp.rizinff.com

 

試合結果

RIZIN MMAルール:5分 3R

  契約体重:68.0kg

  〇朝倉未来 vs ×荻原京平

  3R 判定 3-0 

 

 THE OUTSIDER 出身の朝倉選手と、地下格闘技出身の萩原選手の対戦。

 朝倉選手は、契約体重を 68kg に上げての試合となる。

 前評判では、朝倉選手が勝つだろうが、荻原選手も 1撃/1本 が狙える選手なので、油断はできないという予想。

 ※1撃=打撃による KO、1本=寝技によるギブアップまた KO 

 朝倉選手は、直近の試合を1本負けしていて、一時は引退もありうるという状態だった。そこからの復帰戦なので、どうしても負けられない。

 一方の荻原選手は、K-1 から転向してきた平本蓮選手を下しており、上り調子の選手。しかし、試合は 10ヵ月ぶりとなる。

 

 結果からいうと、勝ちに徹した朝倉選手が、萩原選手を完封したという内容。

 

 1R こそ、打撃やテイクダウンで萩原選手に見せ場があったが、基本、動きが乏しく、KO を期待した視聴者には辛い内容だったと思う。

 2R 以降は、朝倉選手の打撃 (打撃フェイント) からの膝取りテイクダウン、ただ耐えるだけの萩原選手という展開が繰り返される内容。

 スタンディングこそ、荻原選手がプレッシャーをかけていた印象もあったが、結果からすると、打撃からのテイクダウンは取りやすいという、朝倉選手側の罠だったのだろう。

 朝倉選手が、打撃ではなく寝技を選択したのは、よりリスクが低い手段を選んだに過ぎない。

 

 文章で読むと、朝倉選手が、格の違いを見せて圧勝という印象を受けるかもしれないが、これはそういう試合ではなかった。

 予想では、朝倉選手が勝つという予想が多かったし、実際、そうなったが、試合の展開が、あまりにも (視聴者の期待するものが) 何もなさ過ぎた。

 朝倉選手は、練習の結果がそのままでていたが、その先へ期待させるものがなかった。

 荻原選手は、打撃以外は、朝倉選手のレベルに達していなかった。

 

 つまりはそういうことなのかもしれない。

 

 

  • 所 感

 RIZIN LANDMARK というイベントは、一部招待客以外は、配信でしか観戦できないという、日本では特殊な形態で開催されたイベントだ。

 海外では古くから、見たい人がお金を払い、見たいコンテンツを買う方法 (PPV方式) を取っていたが、日本でもそうなるようなことを伺わせる動きだよね。

 この大会は、配信エラーで放送スケジュールがめちゃくちゃ。購入者は阿鼻叫喚だったが、この原因は、あまりにもチケットが売れすぎてしまい、配信サーバーに負荷がかかりすぎたため、エラーが発生してしまったことにある。

 そういう意味では、今後、大会+テレビという組み合わせが、大会+PPV (ライブ配信) に切り替わっていくことを予感させる。もちろん、大会+テレビ+PPV でも良い訳だが、PPV で十分利益が出るなら、テレビ放送は必要ないだろう。それに、ネット配信の方が、海外にもコンテンツをアピールしやすい。

 ある意味、日本放送史の分岐点ともなるイベントだったのかもしれない。

 

 しかし、視聴者数に合わせた環境を整備できておらず、そういうところではビジネスチャンスなのかもしれないよね。