邦メタル・コア・バンド crossfaith が活動休止を発表しました。
crossfaith より活動休止の発表がありました。
これによって、今後予定していた全ての公演をキャンセルとなります。
キャンセルした公演は、返金されますので、購入済の方は手続きを忘れないようにしてください。
さて、活動休止となった理由ですが、バンド公式サイトや公式 SNS に記載があります。
2025.6.30 被害女性への謝罪ならびに活動休止のご報告
元メンバーDaikiが未成年者とDMで不適切なコミュニケーションを取っていた件につきまして、被害に遭われた女性の方、ならびにご家族の皆様に、心より深くお詫び申し上げます。また、私どもの対応が遅れたことにより、関係者の皆様や応援してくださっているファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、さらには混乱や不信を招く結果となってしまいましたことについても、重ねて深くお詫び申し上げます。
今回の事態を極めて重大かつ深刻なものと受け止め、Crossfaithは当面の間、活動休止させていただく決断をいたしました。それに伴い、予定しておりました全ての公演につきましても、出演を中止とさせていただく運びとなりました。
なお、「Crossfaith JAPAN TOUR 2025 – Paint The Target -」各公演のチケットをご購入いただきましたお客様には、払い戻しをさせていただきます。払い戻し方法の詳細につきましては、後日改めてご案内申し上げます。
このたびの件でご迷惑、ご心配をおかけしたすべての皆様に、改めて心よりお詫び申し上げます。
今後はこの問題と真摯に向き合い、誠実に歩んでいく事に全力を注いでまいります。
※本事案の経緯ならびにボーカルKoieによる声明文につきましては、お手数おかけしますが以下URLよりご参照ください
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https://www.instagram.com/crossfaithjapan/
引用元
Official Site
元メンバー Daiki とは、元 Her Name In Blood の Daiki であり、Her Name In Blood は、来る 2025年10月5日に開催される「ROCK-O-TAMA-THE END」で復活する予定です。
...一体、どうなってしまうのでしょう。
Daiki の SNS に、謝罪文が掲載されているので、そちらも紹介しておきますね。
— D (@d__o_o_l_b) 2025年6月30日
要 約
・謝意
・この文章は、自分を正当化するために書いたものではありません
・6月18日くらいから SNS でのやり取りをはじめた
・未成年だということを知らなかった
あとで 14歳だと知った
・投稿した文をみると、たしかに不適切にもみえる
自分は英語が未熟なので、そうなってしまった
本当は、「ライブを観に来るのに年齢は関係ない」的なことを伝えたかった
・ロリコンではない
・謝意
※間違っていたらご指摘ください。
さて。
それはそれとして、経緯をまとめてみました。
時 系 列
2025年06月13日 ~ 06月15日 イギリス
・Download Festival 2025
2025年06月15日 チェコ
・Rock for People 2025
2025年06月18日
・Daiki、未成年(14歳) と知りながら、SNS 上で不適切な DM のやりとりをする
2025年06月22日 ベルギー
・Gras Pop Metal Meeting 2025
2025年06月26日
・Falling in Reverse の Ronnie Radke 怒りの告発
※媒体はinstagram
2025年06月27日
・欧州ツアーの中止を発表
2025年06月28日
・Daiki (Gu.) を解雇
解雇理由:社会的に不適切な行為が発覚したため。
2025年06月30日
・crossfaith 活動休止を発表
欧州ツアー中、突如起こったスキャンダルに驚いた方は多かったと思います。
また、Daiki の謝罪文を読んで「不適切じゃないじゃん!誤解じゃん!」と、怒りを覚える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、バンドも Daiki 本人も、至らないことがあったのを認め、謝罪し、Daiki は解雇、バンドは活動休止を発表しています。
それに、Daiki やバンドがどう思っていたかは関係ありません。被害者がどう思ったのかが問題です。彼女らが「不適切なDMが来て怖くなった」と言えば、謝罪するしかないのです。
海外では、年齢制限のあるライブもあるため、Daiki の「ライブを観に来るのに年齢は関係ない」という旨の投稿は、その文化圏の親御さんなら、眉をひそめる内容だし、その教育を受けている子供に送る DM としては不適切だと言えます。
あと、発覚してからの対応が、致命的に遅かったというのもあります。
Ronnie Radke が情報を知り、告発に至るまで約 1週間ありました。バンドは、行為が発覚したあと、速やかに対応するべきでしたが、結果、後回しにしてしまい、大事になってしまいました。
少し強い言い方になりますが、当事者、被害者以外の外野が何を言っても、これらは覆りません。反発が大きければその分、バンドは苦境に陥るでしょう。
ぼくたちにできることは、許しを得て活動再開が来る日を信じて待つことだけです。