たまには、音楽に触れず、真面目な意見を投稿してみるさ。
今回扱うのも、最近、世界的に流行っている「アイス・バケツ・チャレンジ」についてだよ。
同キャンペーンについては、なんか、叩いている人もいるみたいだね。反対意見について、考えをまとめたのが、今回のエントリーだよ。
先ず、「アイス・バケツ・チャレンジ」って何なのか?ってことだけど、これは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の認知度向上を目的としたキヤンペーンだよ。
そのルールは、指名された人物は、24時間以内に下記のいずれかをしなければならない。
1)「氷水を頭から浴び、その様子SNSで公開する」
2)「ALS協会に$100-寄附する」
3)「両方やる」
その後、次の対象者3人を指名して、このチャレンジは終了という流れだ。
この1)の行為から、「アイス・バケツ・キャンペーン」と呼ばれているんだよね。
このコンセプトとしては、
「氷水を浴びるのと、ALS研究のために寄付するのと、どっちがいい?」
という、ハロウィンでお馴染みの「Trick or Treat?」と一緒で、「寄附します」を選択するためのやりとりを、定型化したものだよね。
そんで、このキャンペーンに対する、否定的な意見もだけど・・・
まずは、氷水を浴びる事と、「ALS認知度向上の関連性が不明なため」と言うもの。
確かに意味不明だよね。そう思うのなら、別に氷水を浴びなければいいだけ。つまり、寄附だけで済ませるってこと。
認知度向上には役に立たないキャンペーンかもしれないけど、ALS協会に寄付をするということは、ALS研究のたすけとなるハズだ。現に、記事では、日本円で15億円もの寄附があったことを伝えている。だから、そう割り切ってみたらどうらろう?そんなに悪くないと思わないか?
それに、現状としては、寄附した証に動画をアップしている風が強く、「寄附するのが嫌だから氷水を浴びている」という感じではない。
次に、「水不足の地域もあるのに不謹慎だ!」という意見。
これは単に、水不足の地域では氷水を浴びず、寄附だけで済ませればいいのでは?
これは、ALSの啓蒙に関するキャンペーンで、水不足解消については、現地で解決するべきこと。
勿論、水不足の地域在住なのに、このキャンペーンに参加している人は、同境遇の人からの苦情をうけても仕方ないだろう。
そして、過激なチャレンジによって、健康を損なう人がでていること。
youtube に、チャレンジ失敗動画があったので、まずはそれをみて欲しい。
※人によっては閲覧注意※
Compilation Best ALS Ice Bucket Challenge FAIL - Best Ice Bucket Challenge FAILS 2014
(https://www.youtube.com/watch?v=wCisNA4Wbw0)
確かに、動画を見て「ヒェッ!」と、重症を疑うシーンが結構あるね。
しかし、タイトルにもある通り、元々は「バケツ1杯の氷水を浴びる」という行為だったんだよね。ある意味、参加者が悪ノリして、過激なパフォーマンスにチャレンジしてしまっているに過ぎない、だから、発起人に近い人、もしくは、ALS協会は、過激なパフォーマンスに走らないよう、コメントを発する必要があるかもしれないね。
でも、悪ノリするのは、キャンペーンのせいではないので、これを原因にキャンペーンを叩くのは、ちょっと違うんじゃないかと思う。
結局のところ、単なるバカ騒ぎになってしまっているのが気に食わないんじゃないのかな。
ても、研究資金が集まる事と、ALS の認知度が向上したのは間違いない。認知度については、たとえそれが名称だけだとしても。
特に、研究資金が集まることは、治療法確立のために有効な手段だ。
キャンペーンの趣旨としても、「氷水を浴びること」を推奨するのではなく、「寄附を募るlこと」こそを推奨としている。
だから、氷水を浴びることに抵抗がある人は、寄附だけすればいい。
そもそもの趣旨に納得ができないなら、寄附も拒否すればいい。こういった慈善事業は、金銭的に余裕のある人が中心になってやるべきことだから。
誰も、氷水を浴びることや、寄附することを強制してはいないし、売名行為であっても、寄付金が集まるのはいいことだろう?