8月7日、東京都杉並区の商店街で行われたサンバイベントの最中、火炎瓶が投げ込まれ、イベント観覧に来ていた観光客 15人が、火傷を負うなどしたもよう。
NHK が youtube にニュース映像を公開しているので、それを見てほしい。
東京・杉並区で爆発音 1人搬送7人けが
(https://www.youtube.com/watch?v=geDKHTTvH0M)
パレードが行われている通り沿いの建物から、火炎瓶が投下され、派手に延焼しているのがわかるよね。高所から投下されていることが、内容物が広範囲に撒き散らされる原因となっているのかも。
動画をみると、パレードの途切れたところを狙って投下された感もあるけど、だからといって許される行為ではないし、怪我人もでているのだから、かなり悪質な行為だよね。
火炎瓶が投下されたと目される建物からは、犯人と思しき人物が首を吊った状態で発見され、心肺停止の状態で病院に搬送されたとのこと。
この人物は、最近、「祭りがうるさくて嫌だ」 と愚痴をこぼしていたみたいだから、命を賭した抗議だったのかもね。
近年では、夏祭りの様相も多様化を見せ、古来の 「神輿」 「祭囃子」 といった日本夏といった風景とは違ったものになっている地域も多い。
この商店街のイベントを見てみると、下記のような内容だった。
8月6日(土)
ストリートミュージックシャワー♪
チアリーディングTOMBOYS(日本女子体育大学)
ブランバンドダンス、POPS、楽団演奏
太鼓演奏、風船ゲーム、昔あそび
防犯パレード・その他
8月7日(日)
ブラジルサンバカーニバル
楽団演奏、風船ゲーム、昔あそび
○引用元URL (富士見丘商店会 > 2016年度 富士見丘七夕踊り流しが開催します)
http://fujimi.s326.xrea.com/?p=2396
この内容だと、音量は相当なものになるだろうから、この手の音楽が苦手な人にとっては、苦痛この上ないことは想像できる。
それを踏まえた上で考えてみたけど、自分の命と引き換えに抗議するほどのことだろうか?
日程も内容おわかっているし、去年も開催されたイベントなのだから、嫌ならその日は別の場所に避難すれば良かったのに。それじゃダメなの?
それに、やっていることは、テロとなんら変わりないし、「うるさいから火炎瓶」 という発想は、ちょっと常軌を逸しているよね。
これから東京五輪へ向けて、各地でイベントもたくさん開催されることを考えると、各地域で、このようなことが再び起こらないとも限らないし、ちょっと怖いね。