でゅら~の暇つぶし

音楽情報を中心に、さまざまな情報をとりまとめるブログです。

【ライブレポ】スーパーロボット魂 2024 stage terra (2024.04.28)

 スーバーロボットスピリッツ!

 テラ!!

 

www.mmjp.or.jp/birthday/2024_srs.html

 

タイトル:

  スーパーロボット魂 2024 (2024.04.28)

  Super Robot Spirits 2024

  stage terra

出演:

  司会:ショッカーO野

  stage terra

    ささきいさお / 堀江美都子 / 影山ヒロノブ / MIQ

    遠藤正明 / たいらいさお / 山形ユキオ / 渡辺学 / 川畑アキラ

BAND:

スーパー・ロボット・スペシャル・バンド

  On Guitar:松尾洋一

  On Guitar:鍋島 "ラオウ" 圭一

  On Bass:村上聖

  On Drums:岩田 "ガンタ" 康彦

  On Keyboards:松原ひろし

ZETKI

  On Trumpet:Akuzawa

  On Trumpet:Kenito

  On Trombone:島田直道

  On Saxophone:Chouemon

アップルパイ

  On Chorus:平山佳代子

  On Chorus:杉山小絵子

スペース☆カインズ

  On Chorus:貴日ワタリ

  On Chorus:常見弘士

  On Chorus:戸巻大蔵

公演日程:

  4月28日(日) / 東京 / ゼップ羽田

公演時間:

  開場 / 16:00 , 開演 / 17:00 , 終演 / 20:00

 

SETLIST

  BGM. Creedence Clearwater Revival「Green River」

第一部

OPENING SE

堀江美都子, 影山ヒロノブ, MIQ, 遠藤正明

  01. 鋼の魂 / スーパーロボットスピリッツ

影山ヒロノブ

  02. Fighters / 電脳冒険記ウェブダイバー

堀江美都子

  03. 宇宙魔神ダイケンゴーの歌 / 宇宙魔神ダイケンゴー

MIQ

  04. 怒りの獣神ライガー / 獣神ライガー (弘妃由美 cover)

たいらいさお

  05. トライダーG7のテーマ / 無敵ロボ トライダーG7

ささきいさお

  06. とべ!グレンダイザー / UFOロボ グレンダイザー

  07. もえる愛の星 / 宇宙円盤大戦争

堀江美都子

  08. ちいさな愛の歌 / UFOロボ グレンダイザー

山形ユキオ

  09. 紅のロンリネス / 冥王計画ゼオライマー

  10. 夢の狩人 / 魔境伝説アクロバンチ

たいらいさお

  11. 渚にひとり / 魔境伝説アクロバンチ

遠藤正明

  12. 戦士よ、起ち上がれ! / 魔装機神サイバスター

  13. 流離の刃 ~Sleeping Beast~ / スーパーロボット大戦30

MIQ

  14. TIME TO COME / 第4次スーパーロボット大戦

渡辺学

  15. In My Justice ~翼の伝説~ / 超者ライディーン

ACOUSTIC GUITAR PAR (スーパーロボット・メモリアル・バンドZ)

堀江美都子, MIQ, たいらいさお, 影山ヒロノブ, 遠藤正明 

  16. 空飛ぶマジンガーZ / マジンガーZ (水木一郎 cover)

  17. 鋼鉄ジーグのうた / 鋼鉄ジーグ (水木一郎 cover)

第二部

川畑アキラ

  18. 路地裏の宇宙少年 / 地球防衛企業ダイ・ガード

たいらいさお

  19. 銀河旋風ブライガー / 銀河旋風ブライガー

  20. さすらいキッド / 銀河旋風ブライガー

山形ユキオ

  21. ABAYO FLY BYE / 銀河旋風ブライガー

  22. 銀河烈風バクシンガー / 銀河烈風バクシンガー

堀江美都子

  23. ボルテスVの歌 / 超電磁マシーン ボルテスV

堀江美都子, 影山ヒロノブ

  24. HALLELUYAH / ビーストウォーズ メタルス ~超生命体トランスフォーマー

影山ヒロノブ

  25. メロスのように-LONELY WAY- / 蒼き流星SPTレイズナー (千葉真也 cover)

影山ヒロノブ, 遠藤正明

  26. 嘆きのロザリオ / 超重神グラヴィオン (JAM PROJECT cover)

ささきいさお 

  27. 立て!闘将ダイモス / 闘将ダイモス

  28. 超常スマッシュ!ギンガイザー / 超合体魔術ロボ ギンガイザー

  29. がんばれ!宇宙の戦士 / 宇宙大帝ゴッドシグマ

遠藤正明

  30. 勇者王誕生! / 勇者王ガオガイガー

たいらいさお 

  31. 復活のイデオン / 伝説巨神イデオン

MIQ

  32. 不思議 CALL ME / 星銃士ビスマルク

堀江美都子

  33. マジンガーエンジェルのうた / マジンガーエンジェル

影山ヒロノブ

  34. HEATS / チェンジ!!真ゲッターロボ 地球最後の日

堀江美都子, 影山ヒロノブ, MIQ, 遠藤正明

  35. 時を超えて / スーパーロボット大戦

-enc-

ALL SINGERS

  36. ゲッターロボ! / ゲッターロボ

-extra-

能登半島地震、台湾東部沖地震募金活動

 

 会場BGM から前日とはうってかわったルーツ・ロック的なニュアンスのある「Creedence Clearwater Revival」という選曲で、大地にしっかり根付いた地球の営みといった雰囲気の stage terra 。

 最初に結論を言ってしまうと、パート分けされたステージ進行だった stage universe の進行に対し、stage terra は、前後の繋がりを意識した進行、演出で、人と人との絆を感じさせ、ステージの盛り上がりをラストへ向けて繋ぐ印象が強く、スーパーロボット的王道展開を感じさせるようで、また違った楽しみがありました。

 個人的に、stege terra の方がテンションのあがる選曲、展開が多かったので、最高の気分のままイベントを終えることができました。

 

 stage terra のオープニングを告げるのは、定番曲 "鋼の魂"

 冒頭の「スーパーロボットスピリィッツ!」と叫んだとき、なんか確信したよね。「アニキ、来てんな」って。正確にはそんなことはありえないんだけど、ぼくと同様の感じた方は多かったと思う。

 いつもと変わらず、いつも以上に爆発的な盛り上がりを見せ、stage terra は開幕しました。

 

 堀江美都子は、アニキのことを語るときこそ、涙混じりに語りますが、パフォーマンスは素晴らしく高く、流石の歌唱力を見せつけます。

 続くの "怒りの獣神ライガー" は、オリジナル・シンガーではなく MIQ によるカバーでしたが、それゆえに「まさか!?」の選曲で、来場者は大喜びで「ライガーソード!」と叫び、MIQ のド迫力の歌唱も相まって、熱気うずまく渾身のステージとなりました。

 レアな曲といえば、"トライダーG7のテーマ" も披露の機会が少ない楽曲なので、聴きたかった方も多かったのdしょう。会場を巻き込んだ厚いコーラスが良かった。

 そして、ゲーム発売や新作アニメの発表など、近年、話題にこと欠くことのなかったグレンダイザーを、オリジナル・シンガーである ささきいさお が朗々と歌う。

 去年は体調を崩していましたが、81歳という年齢を感じさせない力強い歌唱で、本領発揮といった具合。

 MC では、年齢を引き合いに「引退」をネタにしていましたが、これだけ歌える歌手が、ステージを降りるなんて感がるハズがないので、彼は、命尽きるそのときまで歌っているんだろうなあと感じ入りました。

 この日は本当に以外な選曲が多かったので、山形ユキオが登場し "紅のロンリネス" を歌うのも驚きだったし、そこから「魔境伝説アクロバンチ」を経由し、たいらいさおへ繋がる流れも素晴らしいと感じた。

 

 個人的には、スーパーロボット大戦30から "流離の刃~Sleeping Beast~" のセットリスト入りが嬉しかった。

 古いスパロボはやっていたけど、PS2 以降は未プレイで、スパロボ30 は、ほんと久しぶりにプレイした作品で、とても面白かったので思い入れがあっただけにね。

 

 第二部の最初は、初参加の方が登場。

 みんな待ち望んでいた "路地裏の宇宙少年" は、期待以上の盛り上がりと、大きなシンガロングを生み、ブライガーバクシンガーへ至ると、それはおおきなうねりとなっていたように思います。

 それはまるで、「俺たちは立ち止まるのはご免だ。滾る情熱に体を揺すって走り続ける」という "ABAYO FLY BYE" の前口上のようで、振り替えると本公演を象徴するかのようだった。それで第二部が開幕ってのも熱かった。

 

 stage terra は、全編通してクライマックスって感じで、このイベントが大好きなひとたちにはたまらないセットリストでした。

 なかでも、ささきいさおの元気な姿を確認できたのは良かった。

 ギンガイザーでは、アップルパイの子供のような声の見事はコーラス・ワークも堪能できたし、あらゆる箇所で、SRS に携わる人たちのスキルの高さを再確認できた。

 

 世界で日本アニメの需要が増えているといいます。

 日本のアニメ音楽は、黎明期の頃より、ちゃんと音楽を学んだ音楽家たちがしっかり土台を作ってきました。

 だから、いまも国の内外を問わず、多くの人のこころを掴んで離さないのだと思います。

 日本に生まれたことで、こんな近くにオリジナル・シンガーによるステージを楽しめる機会がめぐまれていることが、本当にありがたい。

 近年では、ネット配信などで現地へ訪れなくともステージの様子を見ることはできるようになりました。

 しかし、画面を通すのと、会場の風を感じるのとで、だいぶ違いがあることは間違いありません。

 可能であれば、来場の上、会場でこころをひとつに声をあげましょう。

 みんなが大好きだったロボットの搭乗者たちだってそうだったでしょう?