スーパーロボット魂 2日目だ。
タイトル:
スーパーロボット魂 2022 ~25th Anniversary~ (2022.04.30)
Super Robot Spirits 2022 -25th Anniversary- (2022.04.30)
stage terra
出演:
司会:ショッカーO野
stage terra
水木一郎 / 堀江美都子 / 影山ヒロノブ / MIQ / 遠藤正明 / アンディ小山
Supecial Guest:田村直美
公演日程:
4月30日(土) / 東京 / ゼップ羽田
公演時間:
開場 / 16:00 , 開演 / 17:00 , 終演 / 20:00
stage terra SETLIST
01. 鋼の魂 / スーパーロボットスピリッツ
02. 魂のエヴォリューション / ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー
03. 戦士よ、起ち上がれ! / 魔装機神サイバスター
04. Coming Hey you / ザブングル グラフィティ
05. 鋼鉄のコクピット / スーパーロボット大戦α
06. マジンカイザー / 機動警察パトレイバー
07. CROSS FIGHT! / 破邪大星ダンガイオー
09. 光と影を抱きしめたまま / 魔法騎士レイアース
10. All You Need Is Love / 魔法騎士レイアースOVA
12. ぜんぶ勇者が教えてくれた / 勇者シリーズ30周年記念ソング
13. 獅子の女王 / 勇者王ガオガイガーFINAL
14. ボルテスVの歌 / 超電磁マシーン ボルテスV
~休憩~
アンディ小山
15. 失われた伝説を求めて / 機甲創世記モスピーダ
アンディ小山、MIQ
16. ブルー・レイン / 機甲創世記モスピーダ
17. 不思議 CALL ME / 星銃士ビスマルク
18. 夢銀河 / 星銃士ビスマルク
19. Zのテーマ / マジンガーZ
22. マジンガーエンジェルのうた / マジンガーエンジェル
23. FIRE WARS / マジンカイザー
24. 感じてKnight / 真マジンガー 衝撃! Z編
25. Can't Stop / ゲッターロボ大決戦
26. HEARTS / 真ゲッターロボ 世界最後の日
27. TIME TO COME / 第4次スーパーロボット大戦
28. ダルタニアスの歌 / 未来ロボ ダルタニアス
30. 熱風!疾風!サイバスター / 第4次スーパーロボット大戦
ALL SINGER
スーパーロボット魂2日目も行ってきたよ。
本日は、「stage terra」と銘打った、スーパーロボットがメインの日。
客入りは初日よりも多く、2階席の立ち見まででてたんじゃないかな?
まあ、それもそのはずよ。
だって、今日は、水木一郎が出演する日。
去年、声帯不全麻痺を患い、出演こそしたものの、力強い歌声は出ず、再起を誓い無念の想いを告げ、来場者と別れた。
その時は、声帯不全麻痺ゆえ、特に高いキーが出せず、相当苦労していたのを覚えています。
あれから1年が経ち、またステージ立つ。これを応援しに行かずにいられようか?という想いで来場した人は多かったことでしょう。
結果から申し上げると、水木一郎の声帯不全麻痺は、良くなっていませんでした。
だから、この日のセットは、”31. マジンガーZ” までステージで歌えることを考慮して組まれたものだったと思います。
代表曲「コンバトラーV」「おれはグレートマジンガー」のように、高音かつ声を張る曲は控え、中低音の渋さが際立つような選曲だった。
中低音は出せるものの、やはり、歌手水木一郎のクォリティ?となると比べるまでもなく、ご自身、最後の MC で忸怩たる思いを口の端にのぼらせており、本調子にはほど遠いコンディションで、ステージに上がったことへの無念の想いを感じさせています。
公演は、そんな水木一郎を、みんなで支えるべく、より一層想いのこもった熱演、応援で溢れ、かなり気合の入った公演でした。
兄貴分の不調を支えつつ、あの状態から同じステージに立てることを喜び、内心、複雑な想いを胸に抱えたまま、全力でパフォーマンスするのは、決して簡単なことではなかっただろう。
持前の声量、パワフルな歌唱で会場を盛り上げる遠藤正明、年齢を感じさせない、しかし年輪を感じさせる素晴らしい歌声のアンディ小山、そして、イベント初参加の田村直美は、30年近く前のアニメ「魔法騎士レイアース」の曲を歌唱。ステージは、赤、青、緑、黄色、ピンクと、作中のキャラクターを象徴した照明で彩られ、とても素晴らしいステーじでした。
また水木一郎の歌が聴けて良かったし、同時に、ひとりの偉大な歌手の終わりが近いことを感じてしまってが悲しかった。
もちろん、ステージに立ってくれる限り、いや、ステージを降りても、感謝、リスペクトの念は損なうことはないが、人はいつまでもベストな状態ではいられないし、いつまでもステージに立ち続けることはできない。それが嫌というほどわかってしましまった。
これだけ指示されているイベントだから、毎年開催されるかもしれない。
しかし、いつ見に行っても会えるわけではない。
合える内に雄姿を目に焼き付けねば。