スーパーロボット魂、声出し解禁公演!
タイトル:
スーパーロボット魂 2023 (2022.04.29)
Super Robot Spirits 2023
stage universe
出演:
司会:ショッカーO野
stage universe
MIQ / 鮎川麻弥 / 川添智久 / 米倉千尋 / 福山芳樹 / 笠原弘子
Supecial Guest:玉置成実
BAND:
スーパーレスキューバンド
On Guitar:IMAJO
On Bass:吉岡満則
On Drums:岩田ガンタ康彦
On Keyboards:松原ひろし
ZETKI
On Trumpet:Akuzawa
On Trumpet:Kenito
On Trombone:島田直道
On Saxophone:Chouemon
アップルパイ
On Chorus:平山佳代子
On Chorus:杉山小絵子
On Chorus:貴日ワタリ
On Chorus:常見弘士
On Chorus:斉藤淳一
公演日程:
4月29日(祝・土) / 東京 / ゼップ羽田
公演時間:
開場 / 16:30 , 開演 / 17:30 , 終演 / 21:30
SETLIST
BGM. VAN HALEN 「A Different Kind Of Truth」
第一部
SE. ???
01. 熱風!疾風!サイバスター / スーパーロボット大戦
02. キングゲイナー・オーバー! / OVERMANキングゲイナー
03. エルガイム-Time for L-GAIM- / 重戦機エルガイム
04. スターライト・シャワー / 重戦機エルガイム
05. 夢色チェイサー / 機甲戦記ドラグナー
06. イリュージョンをさがして / 機甲戦記ドラグナー
ガンダム PART1
07. STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ヴィクトリー~ / 機動戦士Vガンダム
08. Naked Soul / SDガンダム G GENERATION WORLD
09. 嵐の中で輝いて / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
10. 10 YEARS AFTER / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
11. ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ / 機動戦士ガンダムF91
速水けんたろう (谷本憲彦)
12. アイアンリーガー~限りなき使命~ / 疾風!アイアンリーガー
13. WITH〜友よ共に / 疾風!アイアンリーガー
機動警察パトレイバー PART
14. IDLING for you / OVA 機動警察パトレイバー
15. 勇気を翼にして / OVA 機動警察パトレイバー
16. 未来派 Lovers / OVA 機動警察パトレイバー
17. 正義が恋人-野明のバラード / 機動警察パトレイバー
水木一郎 追悼 ACOUSTIC SET
MIQ、鮎川麻弥、川添智久、米倉千尋、福山芳樹、笠原弘子、森口博子 (スーパーロボット・メモリアル・バンドZ)
18. 父をもとめて / 超電磁マシーン ボルテスV
19. コン・バトラーVのテーマ / 超電磁ロボ コン・バトラーV
-第二部-
ガンダム PART2
20. Believe / 機動戦士ガンダムSEED
21. Reason / 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
麻倉あきら from Romantic Mode
22. DREAMS / 機動新世紀ガンダム X
23. Resolution / 機動新世紀ガンダム X
24. MEN OF DESTINY / 機動戦士ガンダム0083-STARDUST MEMORY
25. Z・刻をこえて / 機動戦士Zガンダム
27. Ubugoe / 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
マクロス PART
28. あなたを感じている -ミア・センテス・レン- / 超時空要塞マクロスII-LOVERS AGAIN
29. REMEMBER 16 / マクロス7
30. DYNAMITE EXPLOSION / マクロス ダイナマイト7
31. FEEL UNIVERSE / マクロス ダイナマイト7
32. 永遠の扉 / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート
33. コンディション・グリーン~緊急発進~ / 機動警察パトレイバー
34. 風のノー・リプライ / 重戦機エルガイム
-enc-
ALL SINGERS
36. 時を越えて / スーパーロボット大戦
四半世紀を超え、コロナを超え、ついに声出し解禁となったスーパーロボット魂 (SRS)。
今宵の羽田は熱気うずまき、航空機の爆音以上にデカい魂の叫びが轟いた。
初日は、”stage univerce” と銘打ち、リアル・ロボット作品をフィーチャーしたステージが繰り広げられました。
会場が暗転し、開演を告げる SE が流れると、徐々に熱気がたちこめてゆき、オープニングナンバー ”熱風!疾風!サイバスター” は、まるで声出し解禁を祝福するファンファーレのように鳴り響き、この日を待っていたといわんばかりの歓声が沸き上がり、会場が一体となったシンガロングが巻き起こりました。
中でも、MIQ の歌唱は、昨年亡くなったアニキ (水木一郎) への思いが詰まった、ともすれば感極まって、感情に振り回されてしまいそうなボーカルをコントロールした、非常に素晴らしいパフォーマンスを発揮していました。
MC が入り、声出し解禁をアピールした煽りのあと、続いたのが "キングゲイナー・オーバー!" 本来、終盤のたたみかけで構成されることの多い曲ですが、声出し解禁で、みんなが声をだしやすくなるよう配慮され、2曲目にもってきたのでしょうね。
もちろん、会場もますますの歓声で応え、華々しく開幕しました。
今年、アイアンリーガー35周年、パトレイバー30周年、マクロス40周年など、アニバーサリーを迎えた/超えた作品からの参戦も多く、特に、アイアンリーガーは毎回セット入りする作品ではないため、同作の熱狂的なファンも多かったのではないかと思われます。
とくに、最終回のエンディング曲 "WITH〜友よ共に" は、ここでしか聴けないであろう楽曲だけに、特別感が強かった。
第一部の最後には、去年亡くなった水木一郎への追悼コーナーがあり、このイベント特別のアコースティック編成でセッション。”父をもとめて” は、故人への想いがオーバーラップして、目頭を熱くした方も少なくなかっただろう。
まさかの玉置成実の登場に会場は沸き立つ。
ガンダムSEEDがはじめてのガンダム作品という方も少なくないだろう。
登場した玉置成実は、最初こそ緊張が感じられたものの、迎えられた熱狂的な声援に支えられ調子を取り戻し、"Believe", "Reason" を熱唱。
最後、アンコールがあり、すべての歌手が登場し、”時を越えて”を、会場一体となって大合唱!
イベント自体は、4時間という長丁場でしたが、限界を超えてやり遂げたという満足感が強いイベントでした。
やはり、声がだせるということは、とても大きいね。だって。ロボット・アニメの主人公だって、技名叫んでるもの。
故人への哀悼の意が強く感じられた進行、セットリストでした。
水木一郎は出演していないし、音源も使っていなハズですが、こうしてライブを思い返してみると、力強いアニキの声でのステージングが記憶によみがえります。
改めて、その存在の大きさを確認しました。