ギタリスト/シンガーソングライター Rei のアコギ公演だよ。
タイトル:
Rei Acoustic Tour "Mahogany Girl" 2021 (2021.07.03 2nd show)
開催場所:
公演時間:
開場 / 17:15 , 開演 / 18:00 , 終演 / 19:30
SETLIST
SE. Opening
01. Riverside
02. B.U.
03. JUMP
04. ORIGINALS
05. Route246
06. Silver Shoes
07. 気球にのって (矢野顕子 cover)
08. Broken Compass
09. Categorizing Me
10. LAZY LOSER
11. DANCE DANCE
12. BLACK BANANA
13. What Do You Want?
-enc-
14. matatakuma
15. COCOA
※漏れがあるかも。
公式サイト:
激しヴブルージィーなサウンドを響かせる、Rei というギタリスト/シンガーソングライターの、アコースティック・ギター・ライブを観に行ってきたよ。
Rei のアコギ・ライブは、"Mahogany Girl" というタイトルで統一しているらしい。マホガニーといえば、ギターの原材料として有名だし、Rei にぴったりのキャッチコピーだと思った。
今回の公演は、Rei の内面にも迫る内容があり、コロナという問題に直面し、自分のルーツを見直したことで、より深く表現できるようになったのではないかと感じました。
というのは、Rei の声の響きが独特に感じたから。
これまでも、女性らしからぬ太く地に足を着いてしっかり響かせる感じの歌声だったけど、このステージでは、芯はしっかり残しつつ、音が震えるような感じで、まるで音叉の共鳴みたいだなと感じました。
ギターと Rei 、2つの楽器が共鳴し、音を浸透させる。そんな感じ。
セットの方はいたってシンプルで、アンプ。ギター。エフェクターとそんな感じ。
ただ、ギターは 9本?用意され、曲に合わせて使い分けていました。
多くのギターを所持している Rei は、ギターを買うとき、木の匂いを嗅いで決めるそう。この辺、特に ”Mahogany Girl” って感じがする逸話で、とても良かった。
また、05. あたりでは、メンバー紹介として、ステージに鎮座しているギターを、一本々々紹介するという斬新な演出も素敵だった。
ステージが進むにつれ、エンタメ要素を薄れていき、Rei の心情を吐露する MC に。普段の凛とした様子から想像できない、複雑な想いを共有し、より Rei というプレイヤーに引き込まれてしまう。
Rei の最初の相棒も登場し、一音々々魂のこもった 14. 、みんなで持ち寄った楽器打ち鳴らし、コール&レスポンスを行った 11. など、とても楽しいステージでした。
やはり、特筆すべきは、曲、楽器ごとに、表現を変える技量の持ち主であるということ。
本公演は、ソロなので、より、その技量が伝わりやすかった。
ギター好きな人には、絶対オススメの公演なので、Rei という名前をみつけた、是非、チェックして欲しい。
なお、バンド編成のステージもあるので、そっちの要チェックだ。
Rei - COCOA @ Rei Release Tour 2021 “SOUNDS of HONEY”
Rei - “What Do You Want?” (Official Music Video)