これは、2016年7月6日放送回で、「街でバンドT着てる人そのバンドのイントロクイズに答えられなかったらTシャツ没収されても文句言えない説」 を検証する内容。
実際には、Tシャツを没収される人はいなかったけど、Poser (ポーザー：見た目だけの恰好つけ野郎の意) の多さを物語る結果となった。
水曜日のダウンタウン バンドT着てる人に抜打ちイントロクイズ▼体内時計で24時間後に部屋から出ろ！1日が短く感じる高齢者から順に出てくるはず？▼真夜中にサングラスは当
（https://www.youtube.com/watch?v=UZAogrWPUME）
様々なコラボ展開もあり、公式マーチャンダイズやライブ会場以外でも、こういったバンドTシャツを買うことができるようになったよね。
それが原因でこのような現状になっているんだけど、それについて、2種類の反応があると思う。
1つは、「バンド知らないないのに平気でそのTシャツ着てるのはおかしい」
そして、「それによって、バンドに興味を持つ人が増えるなら、それもあり」
この番組の検証結果は、「ファッション目的でバンドTを買った人は、バントには興味を示さない」 ともとれるから、なんとも悲しい結末となってしまった・・・。
この放送の中で、ひと際かっこ悪いと感じたのは、これから矢沢永吉グッズを買いに行くと自慢げに語っていたにも関わらず、代表曲の 1つ 「止まらないHa〜Ha」 を知らなかった親子。
勿論、音楽は嗜好だから、代表曲つっても知らない（よくわからない）曲があっても仕方ないとは思う。それが、矢沢永吉ほどのキャリアを持つミュージシャンであれば、そういうこともあるだろう。
ただ、この親は「矢沢好きなオレかっこいい」 と、自己陶酔が透けて見え、かっこ悪さが倍増しているよね。
番組の演出ということもあるかもしれないけど、これぞ正に Poser だと思った。
一方、イントロクイズに答えられたファンは、ちょっとひと言ふた言多い気もした。
HR/HM って、普段はスポットのあたらないジャンルだから、こういうときにバンド愛が溢れてしまうんだろう。
それはわかるんだけど、端から見たらめんどくさいことこの上ない。この温度差が、ファッションからバンド興味への道を閉ざしている可能性もあるんじゃないかと思い至り、反省。
今後、ファッションからバンドへ興味を向けるには、販売フロアなどで、バンド関連楽曲を BGM として流すことや、Tシャツを購入すると、バンドの代表曲が 1曲DLできるなどの取り組みが必要なのかもね。
