Motley Crue の破天荒さを表した楽曲 "The Dirt Est.1981" を意訳してみたよ。
この曲は、Motley Crue の自伝映画「The Dirt」用に書き下ろされた楽曲で、作品を象徴する内容となっています。
feat.Machine Gun Kelly となっているのは、映画で Tommy Lee 役を務めた Machine Gun Kelly が、楽曲でのラップ・パートを担当しているからだよ。
あと、作詞、作曲に名を連ねている Colson Baker は、Machine Gun Kally の本名でです。主に、俳優業のときに使ってるみたい。
それでは、先ず、楽興をチェックしてみて!
タイトル:The Dirt (Est.1981) (feat. Machine Gun Kelly)
作 詞:Nikki Sixx, Sahaj Ticotin, Colson Baker
作 曲:Nikki Sixx, Tommy Lee, Vince Neil, Mick Mars, John Lowery, Sahaj Ticotin
収録アルバム:”The Dirt” Soundtrack
The sex, the cash, the fame
Living out a life you can't deny
The drugs, the lies, the pain
Will never get enough to satisfy
They never found a way to break us down
That's why we're still around
Gimme the dirt, just gimme the dirt
Just gimme what I want 'til it hurts
Just gimme the dirt, gimme the dirt
Let's take it to the top and watch it burn
The fight, the hate, the game
Not afraid to stab you from behind
The years, the months, the days
Never gave a fuck about the time
They never found a way to break us down
That's why we're still around
Gimme the dirt, just gimme the dirt
Just gimme what I want 'til it hurts
Just gimme the dirt, gimme the dirt
Let's take it to the top and watch it burn, burn, burn
More sex, more tats, more blood, more pain
More threats, more theft, torn jeans, cocaine
Midnight ride down the Sunset Strip
New bike with the plate, read the 666
Give me more sex, more tats, more blood, more pain
More threats, more theft, torn jeans, cocaine
More pretty strippers with the big red lips
Making big tips, showing off their nice big tits, ha
Gimme the dirt, just gimme the dirt
Just gimme what I want 'til it hurts
Gimme the dirt, just gimme the dirt
Just gimme what I want 'til it hurts
Just gimme the dirt, gimme the dirt
Let's take it to the top and watch it burn
Give me more sex, more tats, more blood, more pain
More threats, more theft, torn jeans, cocaine
More pretty strippers with the big red lips
Making big tips, showing off their nice big tits, ha
The Dirt (Est.1981) 意訳
女、金、栄誉
全てを手に入れ、誰にも否定されることのない人生を送っているが
薬、嘘、退屈
そんなモンじゃあ、決して満足できねーんだよ
オレらの後から何人もの「ロックスター」とやらが現れたが、オレらほどじゃなかったな
だからオレらは、今でもこうしてここにいる
最底辺を汚泥にまみれるように生きてきた
ただ、己の欲望にだけ忠実に、貪欲に
ゴシップに塗れ、スキャンダラスに生きてきた
さあ、オレらの終わりがどんななのか、特等席でご覧あれってなもんだ!
良識?偏見?規律?それがなんだって?
背後からだろうが勝ちゃいいんだよ!
何日、何ヵ月、何年経つ?
成し遂げられるなら時間なんか気にしねえ!
何人(なんぴと)たりともオレらを打ち負かすことなんかできなかった
オレらが今もここにいるのが、その証拠ってワケ
ゴシップなんか関係ねー!そんなモンじゃオレらは止まらねー!
オレらはただ突っ走るだけだぜ?もっとヒリつく勝負をしようぜ!
だからよ、もっとオレらを追い詰めて見せろよ!
やる気がねーなら、オレらが天辺掴むのを指くわえて眺めてな!
もっと女を!もっと入れ墨を!もっと血がたぎるような!もっと面倒な厄介ごとを!
もっと脅かしてみせろ!もっと刺激を!
ヤクをキメてよ、666のナンバーを付けたばかりのハーレーに、着古したジーンズで跨る。でよ、真夜中のサンセットストリップをご機嫌にかっ飛ばしてー!
通り沿いを賑わす真紅のルージュを引いた客引きのチャンネーを眺めてーよ
でけーパイに挟まれた大量のチップを見てみ?あれで格を競ってんのよ!いわゆる、オンナの戦いってヤツだな!
最底辺を汚泥にまみれるように生きてきた
ただ、目標だけを見据え、ひたすらに、貪欲に
ゴシップに塗れ、スキャンダラスに生きてきた
さあ、オレらの終わりがどんななのか、ともに燃え尽きようぜ!
あらゆる手段でオレらを退屈させるんじゃねーぞ!
Motley Crue の自伝映画「The Dirt」のための楽曲だけあって、バンドの破天荒さを表すような内容になっていました、それを、試行錯誤して意訳してみたよ。
今回も直訳すると、ちょっと意味のわからない箇所があったんで、特に悩んだところを紹介していきます。
The fight, the hate, the game
ここは、直約すると「戦い、憎しみ、ゲーム」って感じじゃん。これは次の「Not afraid to stab you from behind」に掛かる文節だから、「規律外の良識に反する嫌われ仕事だって厭わない」ってイメージでまとめました。
Let's take it to the top and watch it burn, burn, burn
歌詞を読んだイメージは、CRUEHEADS (Motley Crue ファンの総称) に対して「最高のライブで燃え尽きようぜ」みたいな感じだと思うんだけど、前段の方では少しニュアンスを変え「Motley Crueにノれないヤツを煽る」感じにしました。
後段でイメージどおりに意訳したのは、時間の経過を表したかったから。ついに頂点を極めたバンド。かつてのアンチも巻き込み、さらに増えた CRUEHEADS に対してかける言葉って感じをだしたかったからだよ。
Give me more sex, more tats, more blood, more pain
More threats, more theft, torn jeans, cocaine
More pretty strippers with the big red lips
Making big tips, showing off their nice big tits, ha
最後の部分は、原曲で聞くと余韻みたいな感じで、聴いていて気持ちがいいんだけど、意訳にすると、同じ単語を繰り返し読むみたいな感じになって、個人的に冗長と感じたので、つまりどういうこと?っていうのを、思い切って一文にまとめてみました。
つまり、Motley Crue は最高に最狂ってこと!