朝倉未来 vs 平本蓮!
タイトル:
超RIZIN 3
開催場所:
7月28日(日) / 埼玉 / さいたまスーパー・アリーナ
公演公式:
試合結果
× 朝倉 未来 (Mikuru Asakura)
スタイル:サウスポー
戦績:23戦17勝5敗1無効試合
年齢:32歳
身長:177cm
リーチ:178.5cmVS KO 1R 2分20秒
〇 平本蓮 ( Ren Hiramoto )
スタイル:サウスポー
戦績:7戦4勝3敗
年齢:26歳
身長:174cm
リーチ:179cm
試合ルール:RIZIN MMA特別ルール:5分5R(66.0kg)
・各ラウンド10点方式によるラウンド・マスト採点
・インターバル1分
・3ラウンド終了時点のスコア・オープン
・5ラウンド終了時同点なら、試合全体のマスト判定
朝倉選手、平本選手、環境を整備し、ともに過去イチで臨んだ一戦でした。
総合格闘技というよりは、キック・ボクシングのようなサウスポー構えでプレッシャーをかける平本選手に対し、朝倉選手は、後ろに下がりつつ間合いをコントロールし、カウンターを狙うようなイメージに見えました。
互いにステップをし、間合いの削りあいが始まりましたが、平本選手はどっしり構え、狙いを定めているような雰囲気に対し、朝倉選手は、崩れない相手に攻めあぐねているようにも見えました。
間合いを制していたのは平本選手で、長いリーチを活かし、朝倉選手のカウンターの射程外をうまくキープしていたように思えます。
朝倉選手は下がりながらなので、打たせて、というよりは、待って打つ感じになってしまい、カウンターを取る反応、速度は申し分なかったのですが、当てるには繋がらず。そういう意味では、平本選手の方が、朝倉選手にカウンターを打たせて返すということができたのではないでしょうか?
勝負を決めるきっかけとなった左のカウンターは、「朝倉選手ならここを狙う」という信頼あっての渾身の一撃だったと思います。
その後、組みつきにくる朝倉選手を、回転の速い連打で寄せ付けず、パウンドで沈めるまでの流れは、平本選手が、格闘家として成長した証のように見えます。
憎まれ口も叩きましたが、自分がリスペクトする選手に対し、これまでの格闘家としての集大成を見せた平本選手が、大きな勝利を手中に納めました。
朝倉選手は、結果としては練習の成果をなにも披露できずに終わってしまいました。
しかし、Japan Top Team を組織し、アメリカからコーチを招聘して練習に励んでいたので弱いハズがありません。
では、どこで差がついたのでしょう?
多くの方が言及していますが、総合格闘技の練習以外の部分で、試合に取り組む姿勢に差がついたということなのかもしれませんね。
この敗戦によって、事業は腹心にまかせ選手に専念するか、引退して実業家となるのか、選択を強いられているようにも思えます。
いろいろなしがらみがあると思いますが、そんなこと関係なく、自分の人生を自分らしく生きて欲しい。
朝倉未来 vs 平本蓮
— でゅら~ (@deulah2002) 2024年7月28日
平本選手の総合格闘家としてキャリアが、ひとつ実を結んだ結果となった
お互い過去イチの状態で挑んだ試合
どっしり構えプレッシャーをかける平本選手に対し、ステップを踏み、タイミングを外すというより攻めあぐねている印象の朝倉選手
左フックからのパウンドで、平本選手1RKO