でゅら~の暇つぶし

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【レポート】クレベル・コイケ VS 朝倉未来 (KLEBER KOIKE VS MIKURU ASAKURA) (2025.07.27)

 クレベル vs 朝倉 リマッチ!

 

 

jp.rizinff.com/_ct/17780689#c17780689_h1

 

タイトル:

  超RIZIN 4 真夏の喧嘩祭り

開催場所:

  7月27日(日) / 埼玉 / さいたまスーパー・アリーナ

公演公式:

jp.rizinff.com

 

 クレベル選手と朝倉選手が、4年ぶりに対戦!

 2021年の試合では、クレベル選手が三角締めで一本!

 朝倉選手がリベンジできるか?という点で、非常に注目度が高い試合になりました。

 

試合結果

試合ルール:RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)

 

× クレベル・コイケ ( Kleber Koike )

  スタイル:グラップラー (オーソドックス)

  戦績:45戦34勝9敗1引分1無効試合

  年齢:35歳

  身長:178cm

  リーチ:183cm

 

VS 判定 1-2 

 

〇 朝倉 未来 (Mikuru Asakura)

  スタイル:ストライカー (サウスポー)

  戦績:25戦19勝5敗1無効試合

  年齢:33歳

  身長:177cm

  リーチ:178.5cm

 

 寝技のクレベル選手 vs 打撃の朝倉選手、2度目の対戦です。

 この試合、観る人によって判定結果が割れる難しい試合になりました。

 なぜ、意見が割れるか?と問われれば、ノックアウトやタップアウトと言った分かりやすい決着と異なり、どこに視点を置いて見るかで、優勢の付け方も変わるのに、それを3人の審判がそれぞれジャッジするからです。

 

 RIZIN MMA ルールでは、次のように判定します。

 

1)相手に与えたダメージ

  打撃、投げ、関節技で相手に与えたダメージの多さを評価

2)アグレッシヴネス

  決着を狙いに行っているかを評価

3)ジェネラルシップ

  試合の優位性を評価

引用元:

jp.rizinff.com

 

 これを元に試合を振り返ります。

 この試合での打撃は、もちろん、朝倉選手が優位で、ダメージも与えていました。

 クレベル選手も、打撃の練習をしてきたんだろうなと、思わせる素振りこそありましたが、打撃の攻防で朝倉選手に見劣りしたのは、万人に共通する意見だと思います。

 

 寝技については、クレベル選手が優勢。

 しかし、テイクダウンを奪い、タップアウトを狙いに行く姿勢は見せたものの、グラウンドの攻防では、結局、極めきれず。

 ロープ際の攻防において、コーナー・ポストを利用し、うまく逃げられてしまいました。

 

 ここで、判定に対し、大きく意見が分かれるのだと思います。

 つまり、「朝倉選手は (グラップの攻防では) 逃げていただけじゃないか」という意見がでてくるわけです。

 寝技の攻防の評価は難しく、攻めている方に主軸を置きがちですが、防御の技術も相応に高くないと、しのぎ切れません。

 

 朝倉選手はストライカーなので、最初から寝技に付き合う気がなく、打撃でリードを奪い、勝つという構想でした。この試合は、正にそれを実践していましたね。

 一方のクレベル選手は、テイクダウンこそ奪っていましたが、結局、ダメージには繋がらず。

 逆に朝倉選手は、タックル、グラップを切って、打撃で勝負し、クレベル選手よりも有効打を当て、より多くのダメージを与えました。

 寝技の攻防においても、主導権をクレベル選手に渡さず、隙があれば鉄槌などでダメージを与え、優位に見えても、あくまで自分のフィールドで戦うことを徹底していました。

 クレベル選手は、グラップのような時間は長かったんですが、朝倉選手を翻弄したり、技を極めてダメージを与えることはおろか、技のような型にもなっていない時間が長かった。

 これは、一見、クレベル選手が優位のようにも見えますが、実際には、展開を作ろうと足掻いていただけなので、アグレッシヴやジェネラルシップの対象にはならなかったんだと思います。

 

 それもで判定結果が分かれたのは、テイクダウンをポイントとして判定したかどうかでついた差でしょうか。

 ダメージが同等であれば、テイクダウンや優位性で判定し、クレベル選手を勝者としたでしょう。

 しかし、クレベル選手は、有効な打撃をもらってしまったというリアクションがありましたし、寝技でも鉄槌を食らいダメージを受けるシーンもありました。これらのダメージが試合を決定づけ、このような判定結果に至ったことに、ぼくは納得です。

 

 また、4年前からの成長がよく伺えた試合だったとも思います。

 前回の朝倉選手は、2R 早々に三角締めを極められてしまいましたが、今回は、クレベル選手に付き合わなかった (封じ込めた)。

 クレベル選手も、打撃スキルをアップさせていましたね。

 試合中、構えをスイッチするようなシーンもありました。ただし、タックルを仕掛ける際は、オーソドックスからの仕掛けが多かったので、朝倉選手は凌ぎやすかったかもしれません。

 そして、クレベル選手の打撃は、あくまでもグラップするための手段で、ダメージを与える手段ではなかったのも、差として映った可能性があります。

 

 という具合で、判定結果からどのようなジャッジがあったか?というところに視点を置いて、試合の感想を書いてみました。

 見方によって、朝倉完勝!クレベル完勝!分かれる難しい試合でした。

 だから、クレベル選手は負けという判定結果に納得いってなかったし、朝倉選手も判定結果が 2-1 だったことに不満の姿勢を見せました。

 この対照的な態度は、そのままルールへの理解度の深さでもあると思います。

 実力が拮抗した中では、そういうところが勝敗を決定づけるという良い例にもなったと思います。

 これで、対戦成績が 1-1 となりました。

 いつ実現するかはわかりませんが、次の対戦も楽しみですね!