でゅら~の暇つぶし

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【レポート】朝倉未来 vs YA-MAN (2023.11.19)

 朝倉未来 vs YA-MAN!

 

rise-rc.com/event/fight-club/

 

タイトル:

  RISE " FIGHT CLUB " 

開催場所:

  11月19日(日) / 東京 / 某所

公演公式:

rise-rc.com

 

※この試合は、TEAM 朝倉未来 vs TEAM YA-MAN の対抗戦ですが、大将戦のみのレポートになります。

 

 

× 朝倉 未来 (Mikuru Asakura)

  スタイル:総合格闘技

      ※サウスポー

  戦績:1戦0勝1敗 (キックボクシング戦績)

  年齢:31歳
  身長:177cm
  リーチ:178.5cm
  体重:65.8kg (この試合は -70kg契約)

VS KO IR 77秒

〇 ヤー・マン ( YA-MAN )

  スタイル:

    ボクシング(オーソドックス)

  戦績:18戦14勝4敗7KO

     RISE オープン・フィンガー・グローブ・マッチ 65kg級王者

  年齢:27歳

  身長:173cm

  リーチ:171cm

  体重:63kg (この試合は -70kg契約)

試合ルール

ルール:

  RISE キックボクシング・オープンフィンガー・グローブ・マッチ

  3分3ラウンド

  -70kg 契約

 

 「朝倉未来」という名前の大きさから、いくらキック・ルールでも、朝倉未来が勝つっしょ!

 そういう意見が多かったと思う。

 実際、ぼくもそう思っていた。

 しかし、気が付けば、YA-MAN選手も RISE の王者になっている。

 今回、キックボクシング・ルールということもあり、YA-MAN選手にも勝つ芽があるかも?という見方はあった。

 

 試合開始。

 朝倉選手は、距離を作り、アウトボクシングするサウスポー。

 YA-MAN選手は、近距離の打ち合いが得意。しかし、サウスポーとの対戦経験が少ない。

 

 朝倉選手は、いつもどおり距離を作って試合をコントロールしたい。

 しかし、RISE のリングは、総合格闘技のリングより少し狭いので、リングの距離感がつかめていないせいか、距離を作ってもあっという間にロープを背負ってしまう。

 YA-MAN選手は、サウスポーの外側をとり、間合いを詰めてプレッシャーをかけ、近距離からの連打を狙う。

 朝倉選手は、重さを感じる蹴りで勢いを止め、距離を作りたいが、すぐにロープなので、思うように間合いを作れず連打を浴びる。

 朝倉選手といえば、目が良くて、避けて、当て勧もあるというイメージだったが、この試合では空回りしていた、

 結果、連打につかまりダウン。再開直後も連打を浴び、TKO負け。

 

 YA-MAN選手が、王者としての意地を見せた結果になりました。

 

 朝倉陣営は、油断していたというわけではなかっただろうけど、YA-MANのように我武者羅だったか?というと、そこまでやっていなかったように思える。

 練習不足だったとは思わない。しかし、キック環境での練習は、十分だったとは思えない。リングの狭さに戸惑う仕草が見えたから。

 主戦場が違うので、それは仕方ない部分かもしれないが、そういうところが「YA-MANをなめていた」ということなのかもしれない。

 

 なにはともあれ、キックボクシング・ルールでは、YA-MAN > 朝倉未来 という図式が完成した。

 YA-MAN選手は、RISEの王者で、朝倉未来選手が、プロ・格闘技シーンにおいてベルトを持っていないことから、これは当然の結果だった。そう言うこともできる。

 

 しかし、総合格闘家としての朝倉未来選手は、まだおわっていない選手だし、弱い選手でもない、むしろ、実力のある選手なので、調子に乗って格下の選手が MMAマッチをしかけたら、返り討ちにあうだろうし、それが YA-MAN選手だったとしても、MMAなら、この試合の立場が逆になるだろう。

 

 朝倉選手は、格下と侮っていたいた相手に派手なKO負けを喫したことで、散々言われるだろうけど、総合格闘家としては実力のある選手なので、引退せず、今後も活躍してほしい。(Breaking Down への関与は多少控えて...)

 自身、不良少年の更生に力を入れたいってことからはじめたであろう興行だけど、ファンが観たいのは、Breaking Down のではなく、総合格闘家としての朝倉未来なのだから。

 

 YA-MAN選手がここまで強くなっているとは思わなかった。

 RISE 王者 の看板が軽くないのは、考えるまでもないことなのに、なぜか負けるだろうと思ってしまった。

 しかし、自分がプロデュースする興行、しかも、自分が王座に就いているルールで、負けるわけにはいかねぇだろうが!という気迫が半端なかった。

 それが朝倉選手のネーム・バリューを跳ね返してのこの結果で、その実力を示したし、今後は侮られることはなくなるだろう。

 これはある意味、出場してくれた朝倉選手への恩返しでもあると思う。

 名実ともに名を馳せる結果となりました!おめでとうございます!

 

 記事を書いていたら、朝倉選手が YouTube を更新していたので、紹介しておきます。

 

www.youtube.com

 

 なんと、試合後、記憶を失くしているらしい。

 徐々に思い出してきてはいるようだが、様子がおかしいのは変わらず、素っぽい言動が見られます。

 ある意味、貴重な映像でもあります。

 記憶障害というと、脳へのダメージが心配されるので、病院で検査を受け安心させてほしいところ。

 この映像では、他人事のように「引退」という言葉がでていますが、最終決定ではないと思います。

 いずれにせよ、この試合がラスト・マッチってことではないので、そこは安心。

 去就については、次の試合が終わってから発表してくれればいい。

 ただし、その試合には我武者羅に取り組んで挑んでほしい。