Mr.BIG、日本終演!
タイトル:
Mr.BIG "The Big Finish" Tour
MEMBER:
On Bass:Billy Sheehan
On Vocals, Guitars:Eric Martin
On Guitar:Paul Gilbert
Support:
On Drums:Nick D'Virgilio
開催日程:
7月26日(水) / 東京 / 日本武道館 ※追加日程※
演時間:
開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 21:30
SETLIST
BGM. Achilles Last Stand (Led Zeppelin song)
BGM. Return To Fantasy (Uriah Heep song)
...BGM. Paperback Writer (The Beatles song)
BGM. Tie Your Mother Down (Queen song)
BGM. Black Sheep Of The Family (Ritchie Blackmore's Rainbow song)
Opening Movie
Intro. Blitzkrieg Bop (Ramones song)
01. Addicted to That Rush
02. Take Cover
04. Undertow
「Lean Into It」
05. Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)
06. Alive and Kickin'
07. Green-Tinted Sixties Mind
08. CDFF-Lucky This Time (Jeff Paris cover)
09. Voodoo Kiss
10. Never Say Never
11. Just Take My Heart
12. My Kinda Woman
13. A Little Too Loose
14. Road to Ruin
15. To Be With You
Acoustic Set
16. Big Love
17. The Chain
18. Promise Her The Moon
19. Where Do I Fit In?
20. Wild World (Cat Stevens cover)
21. Guitar Solo
22. Colorado Bulldog
23. Bass Solo
24. Shy Boy (Talas cover)
-enc-25. 30 Days in the Hole (Humble Pie cover)
Part Shuffle
On Vocal:Billy Sheehan
On Bass:Eric Martin
On Drums:Paul Gilbert
On Guitar:Nick D'Virgilio
26. Good Lovin' (The Rascals cover)
27. Baba O'Riley (The Who cover)
Ouro. A Whiter Shade Of Pale (Procol Harum song)
Mr.BIG の Farewell Tour。
つまり、今日、この公演が終われば、Mr.BIG というバンドが来日することは、2度と無い。そういう公演。
なので、平日にも関わらず、日本武道館は天辺まで人が入り、熱気が凄かった。
普段は開放されない、1階のステージサイドも急遽解放され、当日券として割り当てられていました。
本公演は、Mr.BIG の作品の中でも人気の高い「Lean Into It」の再現を含む豪華な構成。
別れを惜しむというより、「この先もお互い頑張っていこうぜ!オレ達は家族だ!」そんなポジティブなメッセージを感じました。
オープニングからハイテンションで、そのまま「Lean Into It」再現まで一気に駆け抜けた感じ。
オープニングは、メンバー紹介のショートフィルムを経て、楽屋からステージへ向かうメンバーに変ると、大きな身振りで Eric が会場を煽る。すると、"Blitzkrieg Bop" が鳴り、「Hey! Ho! Let's Go!」とシンガロングが起こる中、メンバーはステージに迎え入れられました。
開幕を告げたのは、バンドを代表する曲 "Addicted to That Rush" 。続く”Take Cover” は、この The BIG Finish への想いのようでもあり、胸に迫るものがあった。
そして、「Lean Into It」再現がすごかった。全11曲、一気に駆け抜けた感じ。
”Daddy, Brother, Lover, Little Boy” では、電動ドリルでの、あのギターソロで大合唱が発生するなど、本公演のなかでも有数の盛り上がりをみせました。ちな、ぼくは Billy 側のステージサイドだったので、Paul のプレイはほぼ見えなかった。
これに匹敵するくらいのシンガロングが起こったのが "To Be With You" 。
解散公演において、各々が抱える想い、「ずっと一緒にいたいんだ」「いままで一緒にいてくれてありがとう」そんな気持ちを込めていたのではないでしょうか。バラード曲ですが、大変熱のこもった素晴らしいシンガロングでした。
Acoustic Set は、張り出しステージに 4人揃っての演奏。”Big Love” ”The Chain” など、ライブでは割とめずらしい選曲なんじゃないかな?この辺に、古くからのファンへの感謝の気持ちが伺えたりしました。
本編の最後は ”Shy Boy”、カバー曲ではあるけど、これを絶対聴きたいと思ってた方も多かったのではないでしょうか。Billy と Paul の掛け合いが絶妙で、大いに盛り上がりました。
アンコールは、パート・シャッフルでの演奏。それぞれ本職ではないハズなのに、完璧な演奏でびびった。
この公演に際し、「Nick D'Virgilio とはいかなる者か?」という不安がありました。しかし、メンバー最終公演に選んだだけある、素晴らしいプレイヤーでした。特に、所々、Pat を彷彿させるような所作があり、本公演にこれ以上ない人選だったんだなと、はっきりわかりました。Nick の献身あっての公演で、感謝の念がたえません。
最後には、会場に Mr.BIG バンド・メンバーのご家族が呼び入れられ、その中には、なんと、Pat の奥様とご子息が!
本当に、家族と歩んできた34年間だったんだな。最高のフィナーレでした。
これで、Mr.BIG として日本に訪れることは最後となります。
セットリストをご覧になっていかがでしたか? (会場BGMは特に印象深かったものを記載しました)
個人的には、東日本震災のときに贈ってくれた "The World Is On The Way" を聴きたかった気がしました。しかし、セットリストをみると、ちょっと違うかも?という気にもなりました。
本公演のセットリストを、こうして会場BGMから眺めてみると、最初からこだわり抜いて選曲したように思えたからです。
その上で、最後に "Baba O'Riley" をプレイしたのは、どういう意図があったのでしょう? 「いつかまた巡り合えるだろう。だからしばしの別れだ」というふうにも感じました。そして、アウトロで "A Whiter Shade Of Pale" が流れたました。未だにMr.BIG という幻想の中に漂っている感じがします。
なので、長年の連れ合いと別れたような寂しさは感じたでしょう。しかし、ネガティブなイメージは受けず、まさにハッピー・エンドという印象でした。
バンドは解散となりますが、そのが曲は長く親しまれていくことでしょう。
MR.BIG
— でゅら~ (@deulah2002) 2023年7月27日
正面じゃなかったから、あんまボワボワしてない pic.twitter.com/MUhdlYS0aE
Mr.BIG
— でゅら~ (@deulah2002) 2023年7月26日
そういやお花きてたよ
浜田麻里、B'z pic.twitter.com/afuCZRJwwt
Mr.BIG
当日券近すぎて草
思ったよりスクリーンもみえるぜ pic.twitter.com/Zo8e0XKiab— でゅら~ (@deulah2002) 2023年7月26日
Mr.BIG きたああああ pic.twitter.com/dcU12G6dc0
— でゅら~ (@deulah2002) 2023年7月26日