でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】STING 3.0 JAPAN TOUR 2025 (2025.09.15)

 STING 3.0 (意味深)

 

www.livenation.co.jp/sting-2025

 

タイトル:

  STING 3.0 Japan Tour 2025

MEMBER:

  On Vocals, Bass, Guitars:STING

  On Guitars, Vocals, Bass:Dominic Miller

  On Drums:Chris Maas (Mumford & Sons Tour Member)

開催日程:

  9月15日(祝・月) / 東京 / 有明アリーナ

公演時間:

  開場 / 15:30 , 開演 / 17:00 , 終演 / 18:50

 

会場BGM

  Stray Cats "Rock This Town"

  Motorhead "Ace Of Spades"

  Stevie Ray Vaughan & Double Trouble "Pride And Joy"

  Rush "Freewill"

  Soda Stereo "De Musica Ligera"

  Husker Du "Don't Want To Know If You're Lonely"

  Cream "White Room"

  Therapy? "Screamager"

  ZZ Top "Got Me Under Pressure"

  Nirvana "Come As You Are"

  Emerson Lake & Palmer "Lucky Man"

  The Jimi Hendrix Experience "Purple Haze"

  Big Star "In The Street"

  Yellow Magic Orchestra "Firecracker"

  Green Day "Longview"

  Julie Driscoll, Brian Auger & The Trinity "If You Live"

  Alkaline Trio "Mercy Me"

  Kings X "It's Love"

  Blink 182 "What's My Age Again?"

SETLIST

  01. Message In A Bottle (The Police song)

  02. I Wrote Your Name (Upon My Heart)

  03. If I Ever Lose My Faith In You

  04. Englishman In New York

  05. Every Little Thing She Does Is Magic (The Police song)

  06. Fields Of Gold

  07. Never Coming Home

  08. Mad About You

  09. Wrapped Around Your Finger (The Police song)

  10. When We Dance

  11. Driven To Tears (The Police song)

  12. A Thousand Years

  13. Can't Stand Losing You (The Police song)

  14. Shape Of My Heart

  15. Walking On The Moon (The Police song)

  16. So Lonely (The Police song)

  17. Desert Rose

  18. King Of Pain (The Police song)

  19. Every Breath You Take (The Police song)

-enc-

  20. Roxanne (The Police song)

  21. Fragile

 

 STING 3.0 を観に行ってきました!

 3.0 ということで、今回は 3人編成での STING

 会場 BGM には、トリオ編成バンドの楽曲が採用されており、STING 3.0 の「3.0」は、単なる思い付きではなく、「ここでトリオをやる」ということへの熱いこだわりを感じる演出がありました。

 

 2023年のツアーでは、大胆なアレンジを加えた楽曲たちで楽しませてくれた STING でしたが、本公演では、そこからまた削ぎおとし、あえてのトリオ編成。最新曲”I Wrote Your Name (Upon My Heart)” まで含んだ、これまた最新の STING を堪能できて、最高の気分を満喫しました。

 特にこの最新曲は、強力なロック・サウンドになっていて、それをライブで聴けたことで、 STING の生の力強さを体感できたのが良かった。

 なお、今回もヘッドセット着用の STING だったので、より、エモーショナルな動きがわかりやすく、そういうでも躍動を感じられてのも、楽曲のイメージに合っていて良かった。

 

 力強さという点では、”Englishman In New York” でも感じることができた。

 手拍子を煽り、歌詞のシンガロングを求め、会場を巻き込む力があり、観客も大いに応えた。

 これは、”Message In A Bottle” から自然発生しており、2023年のときにくらべ、ライブという感覚が強くなっていて、STING と共に公演を盛り上げようという機運の強まりを感じた出来事でもあった。

 

 セットリストは、2023年と被りも多かったけど、そもそも編成が違うこともあり、そのことによるネガティブなイメージは湧きませんでした。

 このトリオ編成というのは、よりグルーヴを感じやすいこともあり、それに身をゆだねるのが心地よかったまである。

 本公演のセットリストの実に半分が The Police の楽曲であることに驚きました。

 前述のとおり、開演前の BGM も、トリオ・バンドの楽曲が用いられており、そういう意味では、会場の雰囲気作りから ”Fragile” の最後の 1音まで、こだわりにこだわり抜いたステージだったのかもしれません。

 MC は、タイミングを見てひと言、ふた言くらい。セットリストという曲の切れ目はあるものの、曲の合間の繋がりをとても大事にしている印象がありました。

 つまり、"Message In A Bottle " からの熱量が途切れず、”Fragile” まで続いていたイメージ。なので、終わったときの喝采も凄く大きかった。

 

 拘りぬいた STING のステージ、本当に素晴らしかったから、気になる方は、是非、足を運んでほしい。