陰陽座、メジャーデビューから20周年だってよ!
古雅な日本語と方言を織り交ぜた独特の世界観を展開し、「妖怪ヘヴィー・メタル・バンド」として活動する陰陽座の楽曲 "月に叢雲花に風" を紹介しよう。
陰陽座 Onmyouza - Tsuki Ni Murakumo Hana Ni Kaze (MV)
なるべく公式サイト関連の動画を紹介したいんだけど、フル尺の曲が公開されていなかったんよね。
一応、YouTube 公式チャンネルもあるので、そちらからの動画も貼っておこう。
『月に叢雲花に風』 TV CF
ツイン・ギターに男女のツイン・ボーカルがめちゃくちゃかっこいいよね。
ただ、ヴィジュアル系みたいないでたちもあり、当時は色物扱いする人も少なくなった。
でも、曲を聴いてもらえればこのとおりハイクォリティなので、タイアップなどで徐々に人気を獲得していった。それがこの陰陽座。見た目の派手さとはうって変わって地道にライブ活動をしてきた実力派バンドなんだよ。
なぜ、この曲を紹介したかというと、20年前の今日、12月16日にこのシングルを発表し、メジャー・デビューしたから。あと、少し日付はズレるけど、12月14日がバンド・リーダーの瞬火 (またたび) の誕生日だったという、ふたつの意味からだよ。
このバンドは瞬火(ベース/ボーカル)、黒猫(くろねこ/ボーカル)、招鬼(まねき/ギター)、狩姦(かるかん/ギター)の4人で構成され、メンバーは猫にちなんだバンド・ネームで活動しているのも特徴です。ドラムはサポートが勤めてる(一時期正メンバーを置いていた)。
メロディアスでキャッチ―。ボーカルもギターもツインのハーモニーが美しいよね。
楽曲によっては、瞬火のみ、黒猫のみがボーカルをとるものもあり、多彩な音、世界観で楽しませてくるれる。
コロナ下でライブができない間、黒猫が耳と声にトラブルを抱えたことは、以前、本ブログでも紹介しました。
カムバックまではもう少しかかるみたいなので、その時に想いを焦がし、本日のデビュー20周年をお祝いしようとブログを更新した次第。
日本古来の歴史、土着の民謡、京極夏彦、手塚治虫、山田風太郎といった作家の世界観を描いたフィクション×ノンフィクションを織り交ぜ、綴られた、陰陽座の作品群。これを機会にお手にとってみてはいかがだろうか。