でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】SUPERSONIC 2021 17LIVE 配信 (2021.09.18)

 千葉市後援が取り消されたり、ドタキャン、台風が西日本上陸など、開演直前までいろいろあった Supersonic ですが、雨模様でしたが無事開演し、1日目を終えましたね。

 9月18日~19日で開催される本公演については 17 Live で配信があります。 
 このレポートは、ぼくが観たバンドを紹介記事していく記事の 9月18日 版だよ。

 

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supersonic2020.com

 

タイトル:

  Supersonic 2021

    9月18日(土)

放送媒体:

  17 Live (進行:奥浜レイラ)

放送日程:

  9月18日 15:00~

配信公式:

supersonic2020.com

17.live

 

SETLIST

SKY-HI

  01. 何様

  02. Illusions

  03. F-3

  04. Mr.Psycho

  05. I Think, I Sing, I Say

  06. #Homesession

  07. Double Down

  08. Snatchaway

  09. Dive To World

  10. カミツレベルベット

  11. To The First

どんぐりず

  01. domingo

  02. NO WAY

  03. 8 hole

  04. ベイベ

  05. Woo

  06. nadja

AURORA

  01. A Different Kind Of Human

  02. The River

  03. Cure For Me

  04. Apple Tree

  05. Exist For Love

  06. Murder Song

  07. Runaway

  08. The Seed

  09. Queendom

  10. Running With The Wolves

  11. Daydreamer

石野卓球

  不明

BE:FIRST

  01. To The First

  02. Move On

  03. Be Free

  04. Shining One

ALAN WALKER

  01. Darkside

  02. The Spectre

  03. Tired

  04. Bangarang

  05. Sky

  06. One More Time

  07. Alone

  08. Astronomia 2.0

  09. All Falls Down

  10. Running Out of Roses

  11. Ignite

  12. Space Melody

  13. 踊

  14. Sing Me To Sleep

  15. Taking That Time

  16. Tsunami

  17. Sorry

  18. Hymn For The Weekend

  19. Play

  20. Sweet Dreams

  21. Darkside

  22. Imperial March

  23. End of Time

  24. Diamond Heart

  25. Dynamite

  26. The Black Pearl

  27. Kernkraft 400

  28. Are You Lonely

  29. On My Way

  30. Alone, Pt.2

  31. Faded

CLEAN BANDIT(DJ SET)

  01. Krishna

  02. Playboy Style ※

  03. Solo ※

  04. Beautiful ※

  05. Rockabye ※

  06. Tick Tock ※

  07. Drive ※

  08. Insomnia 2.0

  09. You Little Beauty

  10. Twenty Twenty

  11. Head & Heart

  12. Pop It Off

  13. Man With The Red Face

  14. Love Tonight

  15. Losing It

  16. One

  17. Tears ※

  18. Real Love ※

  19. Symphony ※

   ※曲名のあとについているものは On Vocals Yasmin Green

ZEDD

  01. Spectrum

  02. Addicted To A Memory

  03. Get Low 

  04. Bumble Bee

  05. Starving

  06. Slam The Door

  07. The Time (Dirty Bit)

  08. Shotgun

  09. Find You 

  10. Find You (Dash Berlin Remix)

  11. Rude 

  12. Legend of Zelda

  13. One More Time

  14. Funny

  15. I Want You To Know

  16. Beautiful Now

  17. Inside Out

  18. Happy Now 

  19. Happy Now

  20. Stay Alessia Cara

  21. Stay 

  22. Lost In Japan

  23. Fall Into The Sky feat. Ellie Goulding 

  24. Break Free

  25. The Middle Maren 

  26. Stay The Night 

  27. Stay The Night 

  28. Clarity 

  29. Alive

  30. Straight Into The Fire

 

※曲順が振っていないものは未確定

 

  • 前 段

 台風14号が西日本に上陸し、関東を近づく中での開催。

 開場時間付近では、かなり強めの雨天に見舞われましたが、時間が経つにつれ雨足も弱まり、ヘッドライナーである ZEDD あたりでは止んでいたように思えます。

 コロナ問題で、緊急事態宣言下での開催であり、直前までいろいろありました。

 ぼくは、「地元の後援がないならやるべきでない」と考えています。この開催判断についての是非は、2週間後くらいにはハッキリするのではないでしょうか?

 掌を返しますが、この開催は、結果、良かったんじゃないかと思います。

 

 

  • SKY-HI

 AAA 日高光啓が、ソロ名義 SKY-HI で登場。

 自信、ミュージシャンとして登場しているが、BMSG (Be My Self Groupの略) を起業した社長でもる。しかも、コロナ禍にあってというのが凄い。

 ステージでは、持ち味のダンスと高速ラップを武器にパフォーマンスし、MC では、コロナ禍でのイベント開催について、心情を吐露するシーンもあった。

 楽曲自体は、ただ単に自身の曲をやるだけでなく、KANYE WEST ”POWER”、NIRVANA "Smells like teen spirits" のサンプリングもあり、Summer Sonic の客層に合わせた工夫もみえて Good!

 

  • どんぐりず

 Nicky Romero のキャンセルにより、突如、代打としてブッキングされたのが、どんぐりず。まず、それに感謝ぜずにいられない。

 急遽だからなのか、セットが凄いシンプル。端っこに DJ セット。森くん。チョモ。それだけ。

 どんぐりずの魅力は、「いつかビッグになってやる」が口癖の地元の兄ちゃんみたいな森くんが、友達のチョモを巻き込んで音楽で身を立てていくというストーリーが透けて見えるので、日常漫画的な面白さにあると思う。そんなストーリーがあるかはわからないが。

 また、 J-POP、HIP-HOP、ROCK など自分たちをジャンルで縛らず、自由に作りたい音楽をやっている感があり、それも良い。

 当初は Supersonic の大舞台で、その空間を持て余し気味の印象があったけど、セットリストが進むにつれ、イイ感じのゆるさが会場に浸透していったように感じた。

 

  • AURORA

 北欧の風にのって妖精さんがやってきた。まさにそんな表現がピタリと当てはまる。

 歌っているときの神秘的な雰囲気。パフォーマンスが終わったとたん、少女のような笑みで MC を始める。そのギャップにやられてしまった方は多いと思う。

 楽曲的には、エレクトロ・ポップと言われることが多いようだが、AURORA はフォークだと思う。

 綺麗で透明感のある声で、高音域だけでなく低い音域でも深い表現ができる素晴らしいボーカリストだ。

 日本が好きだという彼女は、自分のこと、そして曲に込めた思いを語る。

 

 「他人と異なることを矯正するのではなく、ありのままの自分を肯定し、自分らしく生きよう。それが最も美しく生きられる姿なのだから」

 

 「来日して隔離期間、なにもやることがなくてたくさんのアニメを見ました。その中で特に気になったのがヴァイオレット・エヴァーガーデン。こんなにも美しい作品があるんですね。映画もあるようなので、それを見るのが楽しみです!でも、ノルウェーでも見られるのかしら?」

 

 楽曲だけでなく、本当に癒されたようなステージでした。

 

 卓球神社への参拝といった感じの VJ が、大変キモカワでよろしかった。

 また、EDM 成分多めの会場で、メロディーの少なめのテクノをかますという爽快感もあった。

 曲の転換に "ゴジラ" を繋げたり、そういったセンスも含め、最高のテクノ・パフォーマンスが繰り広げられ、リズムに合わせて踊りまくった。

 

  • BE:FIRST

 ぼくが見たのは 17 Live なので、実際のタイムテーブルとは異なるため、このような観戦順番になった。

 ...なったんだが、石野卓球のあとにアイドルというのはいかがなものか。

 このグループは、前述の SKY-HI の事務所に所属するグループ。

 このデビューにあたっては、タワレコや音楽関連記事が乱立したので、それはしっていた。

 7人組のダンス・ボーカルユニットで、 楽曲は 80年代洋楽ポップ・ロックのような軽快さがあり、乗りやすくてGood

 初舞台?のステージを盛り上げていた。

 

 選曲、編曲、曲のつなぎ、Alan Walker にしかできないパフォーマンスで、素晴らしく最高だった。

 セットリストは、完全にフェス用で、代表曲が目白押し、途中、Ado "踊" がプレイされるというサプライズもあり、開催国の音楽事情もリサーチ済み。また、 Darkside からの繋がりで、違和感なく Star Wars ”Imperial March” をプレイするなど、そういったセンスの高さも感じた。

 かつては、DJ プレイに難あり (難というレベルではなく、言葉のあや) の印象があったが、それも改善されていて、ますます隙がなくなった。

  最後、撮影会みたいな時間が設けられたけど、そこではちょこちょこ歓声が漏れ出ていたね。まあ、あれだけ素晴らしいセットを見せられたら、音楽ファンの性として、そうなってしまうのはわかる。

 

  • CLEAN BANDIT(DJ SET)

 今回は DJ Set ということで、メンバーは Luke Patterson のみステージ。

 バンドのときは、ほとんどしゃべらないので、寡黙なイメージがあったが、こちらではめっちゃ楽しそうに DJ してた。

 全体の構成は、On Vocals Yasmin Green の Clean Bandit 曲を、DJ セットで挟んだって感じかな?

 Rather be コールを煽るくだりで「おまえらもっと声出せよ!」って煽った瞬間、コロナ禍だったことを思い出し、「スマンカッタ」と謝ってたのはかわいらしかったね。

 それだけ熱を入れてパフォーマンスしてくれてたってことだし、いつもと違う Luke 

の一面を垣間見ることができて、こちらも良かった。

 "Tears" で Yasmin Green が再登場し、流れで "Symphony" となると、熱狂的ともいえる盛り上がりをみせた。

 なんとも、Clean Bandit ファン得なステージだったよ。

 

  • ZEDD

 DJ ランキグとか関係なしで、日本でこういった大規模音楽イベントのヘッドライナーを務めるといったら、まあ、ZEDD ってなるよね。

 Spectrum から始まる序盤の進行は、まるで 2019年をなぞるようで、「Summer Sonic に ZEDD が帰ってきた」と告げるようで、胸に迫るものがあった。

 今回は、セットリストの中盤に "Legend of Zelda" や ” One More Time (Duft Punk)" を盛り込み、日本へリスペクトをアピールし、観客と想いを分かち合った。

 ※One More Time MV は松本零士によるアニメーション

 セットリスト的にも、誰もが納得の構成で、最高潮の内に初日の幕を降ろした。

 個人的に、ZEDD が Lady Gaga の前座で来日したとき以来の Legend of Zelda だったので、過剰なほどプレミア感マシマシで、大満足の公演でした。

 

 

  • 所 感

 フェスの開催が危ぶまれた Supersonic ですが、無事、開催できました。

 会場レポートなどを見ると、アプリ COCOA の登録や、不織布マスク、アルコール消毒、座席、声出し NG など、かなり徹底された会場運営のようで、「ここまで徹底できるのであれば、開催してもいいんじゃね?」そう思わせるような運営でしたし、会場の様子もほとんど声が聞こえなかった。

 アリーナおよびスタンド指定席は、1席毎に空きが作られていて、物理的に「密」にならないよう工夫されていた。

 こうした様々な創意工夫の上に運営されているのを見ると、開催してくれてありがとうという感想しかでない。

 それに海外ミュージシャンは、訪日には手続きや隔離など、時間的拘束も多い中、そうした煩雑なことを乗り越えた上で来日してくれたことに感謝。

 そして、大声で叫びたかっただろうに、ガイドラインを守ってくれた観客のみなさまにも感謝します。