でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】CARCASS JAPAN TOUR 2024 (2024.04.18)

 みんな!carcass を観に行こう!

 

twitter.com/trooper_ent/status/1779798847688204794

 

タイトル:

  carcass Japan Tour 2024

開催日程:

  4月18日(木) / 東京 / スポティファイ・オー・イース

公演時間:

  開場 / 18:00 , 開演 / 19:00 , 終演 / 20:20

 

MEMBER

  On Guitar :Bill Steer

  On Vocals, Bass:Jeff Walker

  On Drums:Daniel Wilding

  Live Member

    On Guitar:James 'Nip' Blackford

 

SETLIST

  BGM. AC/DC「Back In Black」

  01. Buried Dreams

  02. Kelly's Meat Emporium

  03. Incarnated Solvent Abuse

  04. Under the Scalpel Blade

  05. This Mortal Coil

  06. Tomorrow Belongs to Nobody

  07. Death Certificate

  08. Dance of Ixtab (Psychopomp & Circumstance March No. 1 in B)

  09. Black Star

  10. Keep On Rotting in the Free World

  11. The Scythe's Remorseless Swing

  12. 316L Grade Surgical Steel

  13. Corporal Jigsore Quandary

  14. Ruptured in Purulence

  15. Heartwork

  16. Tools of the Trade

-enc-

  17. Exhume to Consume

  18. Reek of Putrefaction

 

 去年、LOUD PARK 23 に出演し、会場を大いに沸き上がらせた carcass が、2年続けての来日!

 単独公演としては、実に、10年振りということもあり、平日にも関わらず大勢のファンが来場しました。

 特に、東京初日はチケット・ソールド・アウトするほどで、日本においても carcass 人気の高さを知らしめましたね!

 ソールド・アウトしたにも関わらず、一部エリア開放し、当日券販売という頭のおかしい判断をした運営サイドは、とても carccass してて良いと思いました。

 

 会場に入ると、AC/DC 「Back in Black」より "Hells Bells" が流れており、本日の公演の過酷さを予感させるような選曲で、正直、身震いしたよね...。

 

 開演前に、2つ気が付いたことがありました。

 まず、最前に撮影のカメラが入っている。

 そして、そのせいか、クラウド・サーフした人をキャッチするようなセキュリティがいない。

 特に後者がやばかったね。

 carcass でサーフが良いかどうかはさておき、絶対、サーフする人はいるだろうから。

 

 そして開演。

 メンバーを熱狂的な声援で呼びこむと、"Buried Dreams" のおどろおどろしい導入部を経て、"Kelly's Meat Emporium" で疾走!

 "Buried Dreams" からモッシュは起こっていたけど、"Kelly's Meat Emporium" 以降は、さらに混沌とした状態になってた。

 本日は、ホント、キャパの限界に挑戦するようなマジでガチの満員だったので、前方のモッシュには人が殺到し、めっちゃ狭い空間で、みんなぐっちゃぐちゃのドッロドロに。

 その様は、"Incarnated Solvent Abuse" の邦題 ”硫酸どろどろなんでも溶かす” の示すように、まるで、硫酸で溶かされて、攪拌されてるような泥くさいモッシュで、最高に carcass だった!

 

 Jeff Walker は、セットリストの区切りで水のペットボトルをフロアに投げ入れたり、一瞬の隙を狙いすましたかのようにピックを飛ばしたり、プレイ以外でも精力的だったし、大いに客を煽り、会場をさらなる混沌を招いてたりした。

 フロアがマジで狂ったかのように盛り上がっていたので、メンバーご機嫌でニッコニコだったし、環境は過酷なのに、みんな carcass を楽しんでいて、あぁ、これが狂喜乱舞ってことなんだなあって思ったよ。

 

 セットリストは、基本的に、LOUD PARK 23 にアンコールを付け足した感じの内容で、字面だけだと、そこからの変化はあまり無いように感じるだろうけど、"Exhume to Consume", "Reek of Putrefaction" は、代表曲かつ、特に人気の高い曲で、これが聴きたかった!と待ち望んでいた方も多かったことでしょう。

 全体とおして 80分というやや短めに感じる公演時間でしたが、得られた満足感は、それを凌駕しました。

 

 つまり、carcass は最高だから、みんな観に行こう!ってこと。

 LOUD PARK で観たからいいや、じゃなくて、フル・セットでしか得られない carcass があるんです。

 そして、本日、4月19日は、東京公演の追加日程が開催されます。

 こちらは、ソールド・アウトしていないので、普通に当日券が販売されますので、お時間、許されるのであれば、参加してみてはいかがでしょう?

 そして、参加する場合、最前にセキュリティがいるか、確認してからサーフしましょうw

 

 最後に、LOUD PARK 23 でのセットリストを紹介しておきますね。

 

LOUD PARK 23 SETLIST

  01.Kellys Meat Emporium

  02.Buried Dreams

  03.Incarnated Solvent Abuse

  04. Under The Scalpel Blade

  05.This Mortal Coil

  06.Tomorrow Belongs to Nobody

  07.Death Certificate

  08.Dance of Ixtab - Psychopomp & Circumstance...

  09.Black Star

  10 Keep on Rotting in the Free World

  11.The Scythe's Remorseless Swing

  12.Corporal Jigsore Quandary

  13.Heartwork

  14.Tools of the Trade

  15. Carneous Cacoffiny