でゅら~の暇つぶし

音楽情報を中心に、さまざまな情報をとりまとめるブログです。

【イベント情報・7/10-10/29】IMMERSIVE MUSEUM VOL.3 (2024.07.11公開)

 絵画の世界に入り込もう!

 

immersive-museum.jp/tokyo/

 

タイトル:

  Immersive Museum Vol.3

  印象派と浮世絵

開催日程:

  7月10日(水) ~ 10月29日(火) / 東京 / ベルサール新宿南口

  ※ベルサールグランド、セントラルパークではないので注意

   【平日】10:00~17:00(16:20)

   【休祝】09:00~17:00(16:20)

    ※()は最終入場

TICKET:

  大人(18歳以上)

    平日 2,500円 
    休祝 2,700円

  大学生・専門学生

    平日 2,000円 
    休祝 2,200円

  高校生・中学生

    平日 1,500円 
    休祝 1,700円

  障碍者

    平日 2,000円 
    休祝 2,200円

    ※障碍者1名に対し同伴者1名まで割引価格で入場可

    ※障碍者手帳の提示が必要

  小学生以下

    無料

    ※小学生のみの入館は不可 (保護者ひとりにつき3名まで)

    ※本人確認証の提示が必要

イベント公式:

immersive-museum.jp

 

 

 Immersive Museum という、映像技術を用いた体験型の芸術鑑賞展が開催されています。

 体験型と言われても、いまいちピンとこないですよね。

 YouTubeに、公式映像が公開されていたので、先ずはそちらでご確認ください。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 部屋一面に投影された一幅の絵画の世界に入りこむというのが、体験型の意味するところのようです。

 しかも、ただ、映像が投影されているだけでなく、風景として動くのがポイント。

 こうすることで、絵画の世界に入りこむだけでなく、作者の視点を追体験できるという仕組み。

 こうしてみると、チーム・ラボの「デジタル・アート・ミュージアム」のような雰囲気を感じます。

 

 さて、今回は、印象派と浮世絵が題材になっています。

 当時のフランス画壇に巻き起こったジャポニズム。その影響を強く受けた印象派の面々。その流れを体験できるのは、実におもしろい。

 もちろん、ただ単に、映像を堪能するだけでもいいし、どのように影響を受けたのか、表現の共通点を探すのも楽しいでしょう。

 もしかすると、動きがついたことで、これまで気が付かなかったことが発見されるかもしれませんね。

 また、チケット価格はさほど高価ではないので、何回か通ってみてもいいかもしれません。

 本展示は、夏休み期間に被っていますから、東京に遊びにきたついでに訪問してみると良いかも。実際の絵画ではありませんし、また、動きがあるので、子供たちも美術館ほど退屈しなさそうですし、同じ理由で、多少声がでても気にならないと思われるので、リラックスできるでしょう。

 ただ、館内は薄暗いので、くれぐれもはぐれないように注意してくださいね。

 

 体験型という間口を設けたことで、美術鑑賞に新たな層を招きいれるこが期待されます。

 とても話題になる展示だと思うので、観覧チケットをお早めに購入しておいた方が良いかも?

【イベント情報・当日券・7/10】LEGEND OF ROCK ~ FOR RAINBOW LOVERS ~ (2024.07.10公開)

 DIO の命日には DIO を聴くでしょ!

 

www.musiclifeclub.com/news/20240501_01.html

 

タイトル:

  Legend of Rock ~for Rainbow Lovers~

    Ronnie James Dio Birthday Anniversary

    Anniversary of 「Rainbow on Vinyls」Release

MEMBER:

  On Vocal:DioKen as Ronnie James Dio

  On Guitar:島紀史 as Ritchie Blackmore

  On Bass:寺沢功一

  On Drums:工藤義弘 as Cozy Powell

  On Keyboards:永川敏郎

※as 表記(Tribute相手) は適当に当てはめたので、実際とは異なる可能性があります。

開催日程:

  7月10日(水) / 東京 / デュオ・ミュージックエクスチェンジ

    Opening Talk:浅沼ワタル ほか...

TICKET:

  当日券 ¥7,500-

  前売券 ¥7,000-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.musiclifeclub.com

 

 Rainbow 大全たる「Rainbow on Vinyls」の発売記念イベントとして、Rainbow Tribute Live が開催されるよ。

 その参加メンバーは、国内屈指の実力者かつ、Rainbow 愛にあふれたラインナップなので、超楽しいライブになるでしょう。

 なので、Rainbow 好きには絶対おすすめのイベントです。

 

 また、出版記念イベントということなので、ライブの前にはトーク・ショウがあります。

 登壇するのは、当時からロック・スターを写し続けてきた浅沼ワタルなので、なかなかうかがうことのできない、ロック・スター実像が垣間見えるかもしれませんね。

 そういう意味でも、ファンにとってはとても貴重なイベントなので、お時間に余裕のあるかたは是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

【NEWS】ASSASSIN'S CREED SHADOWS が炎上しているらしい (2024.07.10公開)

 なんか、Assassin’s Creed Shadows が炎上しているらしい。

 

※この投稿には、差別用語が含まれていますが、差別を助長する目的ではなく、当時の時代背景の説明を目的としているものです※

 

www.ubisoft.com/ja-jp/game/assassins-creed/shadows

 

 Assassinn's Creed シリーズとは仏ゲーム制作企業 UBI ソフトが手掛ける、人気ステルス・アクション・ゲーム・シリーズ。

 ナンバリングごとに主人公はもちろん、時代、国が変わり、最新作となる "Shadows" は、シリーズ4作目にして初となるアジア地域、それも、日本の戦国時代という、日本人ファン待望のシチュエーションでの開発となりました。

 

 しかし、その本作炎上しているといいます。

 一体、なぜ、炎上しているのでしょう?

 調べてみました。

 

 

【炎上理由】

 炎上している理由は、ゲームの設定を「史実に忠実に描いているので、歴史を追体験できる~」的な書き方がされているわりには、時代考証が雑な部分 (桜の時期に田植えをしていたり、戦場の死に方は斬首によることがほとどんでだった的な言い回しなど)。

 これが、「そもそも弥助は侍じゃなくね?」という話しにもなり、総じて「文化の盗用にあたるのでは」と非難されるに至っているようです。

 そのほか、コンセプト・アートに素材を無断使用したというのもあります。

 

『アサシン クリード シャドウズ』は、2 つの異なる体験をどのように融合させたのか - Xbox Wire Japan

https://videogames.si.com/features/assassins-creed-shadows-interview

 

 

 

【本作の主人公について】

 本作の主人公は、「藤林奈緒江」、「弥助」。

 ともに実在の人物を主人公に据えるという、シリーズ初の大胆な試みです。

 

 まず、藤林奈緒江について。

 彼女の父親は、藤林長門守。

 この人物は、北伊賀衆をとりまとめる忍者の頭領とされる方で、比較できる有名人としては、服部半蔵に近い家格 (服部家の支流という説もあり) の方です。

 また、律令制における四等官制における、地方行政の長官を授かっていることからも、有力な人物であったことは間違いありません。

 まあ、伊賀なのに長門守?という疑問もあるでしょうけけど、当時の官職名は、名誉職であることが多いので、そういうことなのかな。

 

 弥助は、織田信長の家臣。

 生まれは東アフリカで、その後インドに渡り、イエズス会に所属する宣教師 Alessandro Valignano の使用人として来日。織田信長に気に入られ、家臣として扶持を食むことになった人物。

 鞘巻を与えられていたようなので、太刀ではないにせよ帯刀は許されていたっぽいこと、信長から扶持を与えられていたことなどから、信長の供回り衆を務めるうちのひとりというイメージがあります。いずれにせよ、家臣であることは間違いないみたい。

 しかし、信長のウケが良い以外の家中の評価は、「黒奴 (黒人奴隷の意)」と見る意見が多いともありました。

 侍とは上級武士です。

 上級武士とは、主君に仕える武士で、馬に乗ることを許された人々です、

 武士とは戦闘を生業とする家系で、侍を主人とする人々です。

 そう定義すると、弥助は侍ではありません。

 弥助の場合、家臣となった経緯が特殊ですから、いろいろ断じるのも難しいでしょうが。

 もしかすると、武士である可能性はあるかもしれませんね。

 

 

【フィクションにしておけば...】

 このようなことから、「本作品は、史実を忠実に再現した作品で、ゲームをプレイすることで、当時の日本史を学ぶことができます」みたいなことを言われると、

 「時代考証もろくにできてないのに何が忠実に再現だ!」

 「事実ではないことをそのようにみせるのは文化の盗用だ」

 と、非難を浴びて炎上という流れらしいです。

 

 最初からフィクションとしておけば、これほどの問題にはならかなったと思います。

 また、世間はポリコレに辟易しているきらいがあったのも、タイミングが悪かったと思います。

 そのせいで、戦国時代に存在した、織田信長に仕えた弥助という黒人の家臣が、ポリコレのテコ入れのように映ってしまった側面もあると思うんですよね。

 

 

 個人的な感想ですが、フィクションであれば、Assassin's Creed というげゲームの主人公のひとりに弥助を起用したのは面白いと感じましたし、ゲームのトレイラーを見て、こういう派手な感じで作るんだ。と楽しめたでしょう。実際、トレイラーを見て、プレイしてみたいと思いました。

 Assassin’s Creed シリーズは、言い方は悪いですが、シリーズを経てもやることはあまり変わらないため、本作で「ダブル主人公」という新機軸を導入し、忍者と侍と役割を分けることで、マンネリ感を払拭したかったのかもしれませんね。

 勿論、その試みは悪くないし、日本を舞台にするのも悪くない。弥助のことだって着眼点は良いと思います。

 

 これまで史実とは切り離してきたのに、なんで今回は史実にこだわってしまったんでしょうね。

 本件は、アート・ディレクションの責任者および時代考証を担当した人の罪が、相当大きいと思います。

 

 今から「史実といったのは間違いでした。本作は史実をモチーフにしたフィクションです」と言ったところで、燃え上がった火は鎮火するのだろうか?

 まあ、そんなの関係ねー!つって売ってしまってもいいけど。結果、ゲームは面白ければ売れるだろうし。

 それはそれで、せっかく面白いのにケチがついてもったいないって話しにはなってしまうけど。

 

 そうそう、コンセプトアートに素材を無断使用した件は、公式に謝罪したみたいです。

 

【イベント情報・7/12-15】ANGEL " ONCE UPON A TIME " JAPAN TOUR 2024 (2024.07.09公開)

 ANGEL ファン悲願の来日公演!

 

diskheaven.shop-pro.jp/?pid=179759755

 

タイトル:

  ANGEL "Once Upon A Time" Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Guitar:Punky Meadows

  On Vocal:Frank DiMino

  On Guitar:Danny Farrow

  On Keyboards:Charlie Calv

  On Drums:Billy Orrico

  On Bass:Tommy Caradonna

開催日程:

  7月12日(金) / 東京 / 代官山ユニット

  7月13日(土) / 東京 / 代官山ユニット

    Opening Act:ACTION TYPE-00 SAN SUI KAN MODE

  7月14日(日) / 愛知 / 大須レジェンド・ホール

    Opening Act:MILKY SWEET, ROSEBULLET

  7月15日(祝・月) / 大阪 / 梅田エー・エム・ホール

    Opening Act:ACTION TYPE-00 SAN SUI KAN MODE

TICKET:

  前売券 ¥12,000-

  当日券 ¥12,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.angelbandofficial.com

diskheaven.shop-pro.jp

 

 ANGEL ファン待望の来日公演!

 来日の機会としてはこれで3度目となります。しかし、過去 2回の来日は、好機に恵まれませんでした。

 まず、1977年の初来日。なんと、公演中にプロモーター (トヨタ・アーティスト) が倒産?し、日本武道館公演が、日程の途中で中止となり、そして2020年は、COVID-19 パンデミックにより延期 × 3。そして、3度目の正直となる本公演を迎えます。

 ファンの悲願とも言える公演ですので、彼らを暖かく迎えたいし、今度こそ同じ時間を過ごしたいと思うファンは多いのではないでしょうか?

 公演情報を見るに、本公演を手掛けるプロモーター、めっちゃ気合が入ってますね!

 東京初日は、100% ANGEL のみの単独公演。2日目以降は、オープニング・アクトを起用したライブ。その選定も強い拘りを感じます。

 公演公式サイトの案内では、本公演の会場は、どれもスタンディングでの観戦を予定していますが、若干の座席を用意してくれるみたいです。長時間立ってるのがキツイ方は、チケットを購入前に問い合わせてみるといいかもしれませんね。

 

 チケットの販売は、公演公式サイトを通じて行われているようです。チケット・ガイドでの取り扱いは無いのかも。

 さまざまな想いがめぐり、ついに実現した公演ですので、くれぐれもお見逃しのないよう。

 

...ANGEL のバンド・ロゴって、逆から見ても ANGEL って読めるのね。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

【イベント情報・当日券・7/8-9】DEAFHEAVEN JAPAN TOUR 2024 (2024.07.08公開)

 Deafgeaven 単独公演!

 

smash-jpn.com/live/?id=4172

 

タイトル:

  Deafheaven Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal:George Clarke

  On GUitar:Kerry McCoy

  On Drums:Daniel Tracy

  On Guitar, Keyboards:Shiv Mehra

  On Bass:Chris Johnson

開催日程:

  7月8日(月) / 大阪 / 梅田トラッド

  7月9日(火) / 東京 / 渋谷クアトロ

TICKET:

  当日券 ¥9,000-

  前売券 ¥8,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

deafheaven.com

smash-jpn.com

 

  2019年、かの EMPEROR のオープニング・アクトとして来日した Deafheaven が、満を持して単独公演を行う。

 前回来日からはアルバム「INFINITE GRANITE」をリリースしています。

 本作は、これまでのシューゲイズにブラックメタルの要素を加味した、ブラックメタルにシューゲイズを加味したような、いわゆる実験的な試みの元に成り立っていた作風とはうってかわって、より透明感を増し、よりメロディアスな作品に仕上がっています。

 なので、2019年にみた、圧倒的エネルギを放出する、まるで絶叫のようなスクリーム、シャウトを期待して聴き始めると、ちょっと肩透かしを食らうかも。

 しかし、その印象は、最後の "Mombasa" によって覆ります。

 くれぐれも途中で聴くことを止めないようにすることを、強く喚起いたします。

 本作は、ちゃんと最後まで味わうことで、光り輝く作品となっていました。

 そして、本作が、この来日のステージでどのように表現されるのか、実に楽しみですね!

 

 参考映像を紹介しておくので、チェックして気に入った方は、当日券を求め、会場へ定時ダッシュをキメよう!!!

 

www.youtube.com

 

 

【イベント情報・当日券?・7/1】SKINDRED "DEAD CITY 2024" (2024.06.30公開)

 SKINDRED が、Dead Pop Festival +1公演!

 

twitter.com/DEADPOP_FEST/status/1791380708252066215

 

タイトル:

  SKINDRED "Dead City 2024"

LINE UP

  SKINDRED

  Fame on Fire

開催日程:

  7月1日(月) / 東京 / 渋谷デュオ・ミュージックエクスチェンジ

TICKET:

  一般 ¥7,800-

  ※1ドリンク別

公演公式:

skindred.net

 

 Dead Pop Festival 2024 に出演した SKINDRED が、同じく出演者の Fame on Fire をゲストに迎え、フェスのエクストラ・ショウを開催するよ。

 SKINDRED といえば、Loud Park 17 にも出演していたバンドだから、メタラーにもなじみのあるバンドだと思います。

 日程的には月初ということもあり、観戦が難しい日程かと思いますが、今夏、新譜リリースを予定している SKINDRED の最新のパフォーマンスをチェックする良い機会ですよ!

 新譜から、"GIMME THAT BOOM" の MV が公開されています。

 

www.youtube.com

 

 期待を裏切らない、極上のラガ・メタル (レゲエ × メタル のミクスチャー) ナンバーとなっておりますので、紹介しておきますね。

【動画紹介】『Gamma Ray - Heaven Can Wait (with Ralf Scheepers) - Live in Japan 2024.05.07』 (2024.06.30公開)

 今思い返しても GAMMA RAY 最高だったんだよ。

 

ameblo.jp/tokyoonkyorock/entry-12850375377.html

 

 2024年5月に開催された GAMMA RAY 来日公演から、早いことに、もう、1ヵ月以上過ぎてしまいました。

 本公演は、新任 Vo Franc の日本お披露目であり、また、オリジナル・シンガーの Ralf も参加するという特別編成。

 会場の雰囲気は、とてもピースフルかつハートフルで、まさに Kai の作る楽曲のポジティブなイメージが開場を満たしていて、これぞ GAMMA RAY 、これぞライブの醍醐味といった、とても楽しく幸せな時間でした。

 

 本公演の最後を飾ったのは、"Heaven can wait" 。これが、この日のライブを総括するような、本当に特別な一曲だったんです。

 YouTube を漁っていたら、その映像をアップしている方がいたので、是非、みなさんにもきいていただきたく、紹介いたします。

 

www.youtube.com

 

 この日、Ralf はのどの調子を崩しており、本調子ではありませんでした。

 なので、曲の出だし、うまく声が出ず辛そうにしていたんです。

 すると、それを察した来場者たちは、Ralf のピンチを支えるべく、おおきなシンガロングで応えたんですよね。

 バンドが煽るでもなく、だれかが歌いだし徐々に...という展開でもなく、会場にいた全員が「ピンチだ!たすけるぞ!」と心を合わせたのが、最高に GAMMA RAY だった。

 これこそが、Kai が作ってきた楽曲たちが、ただ消費されたのではなく、リスペクトされてきたことの証にほかならず、とても感動的なムーブメントだと感じました。

 

 ジャーマン・メタルというジャンルは、観客自身も語り部のひとりとなり、ともにステージを作っていくとう、少し特殊なジャンルだと思います。

 しかし、参加の仕方はひとそれぞれで、ある人は歌を、またある人はメロディを歌い、またある人は手拍子やコーラス、あるいは、エア・ギターやエア・ドラムなど、声だけではなく、身振り手振りなどを交える感じなので、ひとそれぞれのスタンスで楽しめる自由があります。ぼくはそれを本来の音楽の楽しみ方だと捉えています。

 

 勿論、ミュージシャンのスタンスや、楽曲の系統、雰囲気もあるので、すべてがそのように楽しむべきというつもりはありません。たとえば、バーラードは誰だってしっとり聞き入りたいですし。

 

 要は、世の中にはこんなライブもあるってこと知って欲しかったのと、こんな風に一緒に楽しみたいと感じた方へ、GAMMA RAY を紹介したかったんです。

【イベント情報・9/26-28】KORPIKLAANI JAPAN TOUR 2024 (2024.06.30公開)

 みんな大好き森メタル!Korpiklaani 帰還!

 

twitter.com/evpro666/status/1807021203745390896

 

タイトル:

  Korpiklaani Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal, Guitar:Jonne Järvelä

  On Guitar:Kalle "Cane" Savijärvi

  On Bass:Jarkko Aaltonen

  On Fiddle:Tuomas Rounakari

  On Accordion:Sami Perttula

  On Drums:Samuli Mikkonen

開催日程:

  9月26日(木) ~ 27日(金) / 東京 / 渋谷ダブリュ・ダブリュ・ダブリュー・エックス

  9月28日(土) / 大阪 / 心斎橋サン・ホール

TICKET

  一般 ¥9,500-

  高校生以下 ¥4,000-

  ※1ドリンク別

  ※高校生以下、学生証などの提示が求められるかもしれません。

公演公式:

korpiklaani.com

 

 みんな大好き森メタル!

 森メタルといえばそう、Korpiklaani だね!

 思えば、COVID-19 の脅威がが世界的に広がりつつあった 2020年、本格的に海外渡航が禁止される直前に観たのが、この Korpiklaani でした。

 当日は Korpiklaani だけでなく、Skyclad , Skiltron , Allegiance Reign と言った面々が出演して大層盛り上がったのを記憶しております。

 Korpiklaani は、2020年以降 Jylhä (邦題:コルピの暗黒事件簿, 2021年)、Rankarumpu (コルピと温故知新の旅, 2024年) という、2枚のアルバムをリリースしています。

 Korpiklaani の国内盤の特徴として、独特のセンスによる邦題がついているのもポイントですね。

 さて、最新作の Rankarumpu ですが、邦題の「温故知新」が示すとおり、みんなが衝撃を受け、そして虜になった初期 Korpiklaani の作風を継承した、いわば原点回帰という位置づけの作品となっております。

 原点回帰とは何か? "Beer,Beer" に代表される、アコーディオンフィドル (民族音楽で用いるヴァイオリン) が高速で入り乱れる疾走曲のような作風のこと。

 そして、その前の作品である Jylhä 。こちらも、初期のような独特のアップテンポかつメロディアスな Korpiklaani 節が効いた作品でしたが、原点回帰というには、実験的な側面が強かったように思えます。

 このタイミングでドラマーの入れ替えがあり、年齢的にも若返ったことから、そういう作品のなったのでしょうね。

 つまり、この来日公演は、コロナ期間でバンドが自分らを見つめ直した結果、Korpiklaani とは何ぞや?その回答そのものなのでしょう。

 すでにオリジナル・メンバーは Jonne しかいませんが、それでも変わらない Korpiklaani があることを、ぼくはとても嬉しく感じています。

 

 本公演は、WWW X (収容 700人くらい?) なので、チケットの買い逃しのないよう、注意しましょう!

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

【イベント情報・当日券・6/5-6】PRAYING MANTIN 50TH ANNIVERSARY & FAREWELL JAPAN TOUR (2024.06.05公開)

 Praying Mantis キャリア集大成となる来日公演!

 

ameblo.jp/tokyoonkyorock/entry-12853813865.html

 

タイトル:

  Praying Mantis Japan Tour 2024

  50th Anniversary & Farewell

MEMBER:

  On Guitar:Tino Troy

  On Bass:Chris Troy

  On Guitar:Andy Burgess

  On Vocal:John Cuijpers

  On Drums:Hans in't Zandt

開催日程:

  6月5日(水) / 東京 / 渋谷クアトロ

  6月6日(木) / 大阪 / 梅田クアトロ

TICKET:

  当日券 ¥10,000-

  前売券 ¥9,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.prayingmantis.rocks

ameblo.jp

 

 4月に最新アルバム「Defiance」をリリースしたばかりの Praying Mantis が、デビュー 50周年を記念し、来日公演を行うんだが、同時に「Farewell」と銘打たれていて、とても複雑な気持ちになってしまいました。

 ともいうのも、「Defiance」は、最新の Praying Mantis って感じで、NWOBHM の雰囲気を色濃く残しつつ、Praynig Mantis というバンドの辿ってた道、そして、たどり着いた境地みたいなものを感じる作品で、とてもベテラン・バンドという感じがしてよかったから、今後も音楽活動を続け、日本にも足しげく来てくれるんだろうなあということを感じさせてくれるものだったから。

 公式サイト、SNS などを少し見てみましたが、「音楽活動を終了する」「バンドを解散する」といったネガティブな投稿は見つけられませんでした。どちらかというと、「50周年!まだまだやったるで!」という意気込みを感じた次第。

 でも、年齢のことを考えると、ワールド・ツアーは控えて、欧州圏中心の活動に切り替えるということなのかもしれません。

 いずれにせよ、プロモーター発表で「最後の日本公演」となっているので、今後、来日の機会が減ることは間違いなさそう。

 

 新譜の出来もよく、勢いを感じるタイミングなのに、残念ではありますが、だからこそ、この機会を逃すことのないよう。

 

 本公演は、当日券のアナウンスあるので、お時間に余裕のある方は、奮ってご参加ください!!! 

 

 

【イベント情報・当日券・5/31-6/1】GAMA BOMB LIVE IN JAPAN 2024 (2024.06.01公開)

 最近熱くなってきたし、スラッシュ・メタルで汗を流そうぜ!

 

twitter.com/chrosh_bookings/status/1796277895801004420

 

タイトル:

  GAMA BOMB Live In Japan 2024

MEMBER:

  On Vocal:Philly Byrne

  On Guitar:Domo Dixon

  On GUいたr:John Roche

  On Bass:Joe McGuigan

  Tour Member

    On Drums:Chris Williams

開催日程:

  5月31日(金) ~ 6月1(土) / 東京 / 高円寺ハイ

TICKET:

  当日券 ¥8,500-

  前売券

    2日通し券 ¥14,000-

    1日券 ¥7,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.facebook.com

 

 初来日の Japanese Assault Fest から2度目の来日を迎える GAMA BOMB !

 前回が大好評だったし、2023年には「Bats」をリリース。

 本作は、スラッシュ・メタル好き大喜びの疾走&刻み込まれたリフ、そしてコール&レスポンスが詰まった作品になっており、ライブ会場でコールやヘドバン、メロイック・サインを高く掲げる自分の姿を容易に想像できます。

 下に、シングル・カットされた "Speed Funeral" のMVを貼っておくので、是非、チェックしてみてほしい。凝った作りになっていて、映像作品としてみてもおもしろい。

 また、Philly Byrne の歌唱は、伝奇小説のような世界観である楽曲にとても良く合っており、そういった、いわば B級ホラーのような世界観が好きな方にもオススメできます。

 

 本公演は、当日券のアナウンスもでておりますので、MVを見て気に入った方は、今からでも高円寺に向かいましょう!

 

 

www.youtube.com

【歌詞・意訳】MOON SAFARI " CONSTANT BLOOM "

 Moon Safari を観に行けなかったので、哀しみを乗り越える勢いで意訳をやった。

 この曲を選んだ理由は、歌詞の内容が、コロナという長い冬を経て、ようやく訪れた再会の喜びをわかちあう機会というシチュエーションに合ってると思ったからだよ。

 

www.youtube.com

 

バンド:Moon Safari

タイトル:Constant Bloom

作  詞:Johan Westerlund

作  曲:Simon Åkesson

アルバム:Blomljud

 

Strange are the days

How they seem out of place

Flowers spring in a row

To defeat the ridden snow

Yet they exist without magic or tricks

When by chance loving June

Gasps for air and calls out: Bloom!

 

Life as is said goes up and down

We walk through the door a second time around

To do what was said but never done

And promise you gardens made of green

Yet we're lost in this tune

Just men of the moon

That sing for a world of constant bloom

 

www.moonsafari.se/music/

 

Constant Bloom 意訳

 

日に日に表情を変えていく世界に、ふと気が付く。

穏やかな陽ざしの中、雪解けを迎えた大地からは、

色とりどりの花々が顔をのぞかせる。

まっしろな大地が、こんなにも彩鮮やかになるなんて、まるで手品や魔法のよう。

そして、いのちもゆる夏を迎え、ついに花は咲き誇る。

 

人生、楽あれば苦ありという。

たとえ躓いても、また歩きだせばいいさ。

なにもせずに生きるより、なにかを成していこうじゃないか。

そうして人生を豊かに過ごしましょう。

たとえ道を見失い、さまよおうとも。

この人生をせいいっぱい謳歌しましょう。

 

 意訳してて思ったんだけど、これ、日本でも同じようなことを歌っている曲あったよね。文章が引っ張られてしまった感、正直、否めない。

 それがこの曲。

 

www.youtube.com

 

 あらためて。

 意訳の前段は詩っぽく、後段は「ああ人生に涙あり」っぽい感じで意訳しました。

 なんとなく、春とか冬とか具体的な季節を表す言葉は使いたくなかったので、前段、ちょっと説明っぽくなりがちな文章を、だいぶ削りました。

 「いのちもゆる」、最初は「命萌ゆる」ってしてて、いろいろも書き換えてみたけど、どれもしっくりこななかった。だからいっそ平仮名で...って感じ。

 その後に続く「夏」は、意味合い的にはおそらく「夏至祭」のこと。

 スウェーデンキリスト教圏だし、歌詞に "June" ってあるもんね。

 日本語で「夏」ってしてしまうと、7月、8月のイメージになってしまうけど、新緑の季節ってことね。

 そうすれば、夏至とのギャップもないし、前にある「いのちもゆる」ともつながるかなーって。

 後段は、最初はもっと直訳っぽかったんだけど、最初の一文を思いついたとき、寄せようと思ったら、意外とすぐ文章になりました。

 まあ、"men of the moon" をどう訳すか問題勃発したんだけどね。

 直訳すると「ただの月の男たち」となってしまい、意味が分からんかった。

 ふと思ったのは、"moon" ってか、"The Moon" なんじゃね?ってこと。タロット的な。

 でも、" men of " は何だよ?って話。

 検索してみたら、創世記のカインを指すみたいな記述があったんで、ざっくり訳しました。

【イベント情報・5/27-30】MOON SAFARI JAPAN TOUR 2024 (2024.05.27公開)

 Moon Safari 待望の来日公演は、川崎、東京公演がソールド・アウト!

 大阪公演は、まだチケットを入手できるぞ!

 

twitter.com/marquee_live/status/1787732080329371836

 

タイトル:

  Moon Safari Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal, Guitar:Petter Sandström

  On Vocal,Keyboards:Simon Åkesson

  On Guitar:Pontus Åkesson

  On Drums:Mikael Israelsson

  On Bass:Johan Westerlund

  On Keyboards, Guitar:Sebastian Åkesson ※REST※

開催日程:

  5月27日(月) / 神奈川 / クラブ・チッタ ※SOLD OUT※

    全席指定 ¥13,000-

  5月28日(火) / 東京 / 月見ル君想フ ※SOLD OUT※

    限定90席 ¥23,000-

    特典①オリジナル 12 inch LP「ベスト・オヴ・ムーン・サファリ」

    特典②当公演のストリーミング・アクセス権

    特典③公演ポスター

    特典④スペシャル・デザイン・チケット

    特典⑤スペシャル・グッズの抽選エントリー権

  5月30日(木) / 大阪 / 心斎橋ザ・ライブ・ハウス・ソーマ

    オールスタンディング ¥11,000-

公演公式:

www.moonsafari.se

www.marquee.co.jp

 

 初来日の European Rock Fes 2013 よりプログレ・ファンの間で話題を集め、来日の都度、知名度を高めてきた Moon Safari

 その来日公演が、5月27日、本日より開催される。

 全3公演のうち、5月28日 青山 月見ル君想フ 公演が、チケット代 ¥23,000- という高額チケット公演になっているのだが、その特典内容や、当日のセットリストがこの公演のためだけのスペシャル・セットリストだということを考えると、希少性が高まり、逆に安いまである。実際、この公演のチケット争奪戦は熾烈を極めていた。

 月見ル君想フという会場は、最最寄り駅が銀座千外苑前駅で、外苑西通りを六本木方面へ下った裏道にあるので、少しわかりにくい場所となっております。

 

 

 雑に説明すると...

 

 駅から出る

 → 表参道の方へ歩く

 → 外苑西通りを六本木方面へ下る

   (FRANCfranc が目印)

 → 下って最初の信号を渡り、裏道に入る

 

 って感じ。

 看板が出ているので、わかりやすくはなっている。

 確か、コインロッカーやクロークや無かった気がするので、手荷物多めの方は、外苑前駅のコインロッカーを使うといいだろう。

 5月28日は、雨予報だから注意してほしい...。

 

 ほか Club Citta 公演も、5月に入って早々、チケット・ソールド・アウトとなった人気公演なので、どうしても公演を見たいなら、もう、大阪公演を観に行くしかない。

 

 美しいメロディ、透きとおるようで、しかし厚いコーラス、それらが調和したハーモニーは、必見のパフォーマンスと言わざるを得ない。

 この来日でも、素晴らしいステージで楽しませてくれるだろうから、チケットを確保できた方々は、再会を喜び、どんな公演だったか SNS などで投稿していただけると、非常にたすかります。

 

www.youtube.com

 

【イベント情報・当日券・5/23-28】GIPSY KINGS FEATURING NICOLAS REYES (2024.05.23公開)

 ココロ踊るニュー・フラメンコの一団が来日!

 

udo.jp/concert/GipsyKings24

 

タイトル:

  GIPSY KINGS featuring Nicolas Reyes

MEMBER:

  On Guitar:Nicolas Reyes

  On GUitar:Tonino Baliardo

  On GUitar:Canut Reyes

  On GUitar:Paul Reyes

  On GUitar:Patchai Reyes

  On GUitar:Andre Reyes

  On GUitar:Diego Baliardo

  On GUitar:Paco Baliardo

  ※パーカッションなどのメンバーは不明

開催日程:

  5月23日(木) ~ 24日(金) / 東京 / 昭和女子大 人見記念講堂

  5月25日(土) / 宮城 / 仙台ギグス

  5月27日(月) / 大阪 / あましんアルカイック・ホール

  5月28日(火) / 愛知 / 名古屋クアトロ

TICKET:

  当日券 席種金額未定

  前売券

    S席 ¥16,000-

    A席 ¥15,000-

    ※愛知公演はスタンディング

公演公式:

www.gipsykings.com

udo.jp

 

 フランスはプロヴァンス地方より、ジプシーの楽団が来日!

 ココロ踊る情熱のフラメンコに、今宵、歌い、踊り、酔いしれるひと時を!

 GIPASY KINGS 来日公演、本日より開催!

 

 フラメンコという枠組みを超え、ニュー・フラメンコ (フラメンコ・フュージョン) の第一人者として活動している GIPSY KINGS 、7年振りとなる来日公演です。

 前回の来日では、東京、大阪だけだったので、この来日は規模が拡大していることから、前回来日が好評だったことが想像に難くない。

 そもそも GIPSY KINGS の楽曲は、古くからテレビ CM で用いられてきたし、30代以上の年齢であれば、バンドの楽曲を一切知らずにライブ参戦しても、5曲くらいは知っている曲がありそう。

 公演公式サイトでは、日本に縁のある楽曲も紹介しているので、それをみて「この曲ナマで聴きたいかも!?」というノリで参加するのも良いと思う。

 イメージとしては、アルコール片手に歌って踊って楽しみたい公演だけど、東京の会場は昭和女子大 人見記念講堂なので、それは難しそうなのが残念だね。

 この日程で、イメージ通りに楽しめそうなのは愛知公演なので、ちょっとうらやましい。

 

 当日券のアナウンスもでているので、下記で紹介する CM 映像など、GIPSY KINGS が気になったら、今からでも参戦をキメるといいかも。

 

 

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

【イベント情報・当日券・5/22-23】BEAST IN BLACK TWO NIGHTS FOR LOVE TOKYO 2024 (2024.05.22公開)

 Beast is Back!

 

twitter.com/Ward_Rock/status/1792782600807051265

 

タイトル:

  Beast in Black Two Nights for Love Tokyo 2024

MEMBER:

  On Guitars:Anton Kabanen

  On Vocal:Yannis Papadopoulos

  On Guitars:Kasperi Heikkinen

  On Bass:Mate Molnar

  On Drums:Atte Palokangas

開催日程:

  5月22(水) ~ 23日(木) / 東京 / ゼップ新宿

    Opening Act:Turmion Katilot

    ※OA 18時開始

TICKET:

  当日券 ¥10,300-

  前売券

    KANPAI!! チケット ¥25,000-

      ※2ドリンク付

      ※VIPエリア観戦 / 専用通路利用

      ※終演後、メンバーとの KANPA!! パーティ参加権

    一般 ¥9,800-

      ※1ドリンク別

公演公式:

beastinblack.com

wardrecords.com

 

 初来日から熱狂的なファンを持ち、バンド自身も、日本のアニメ、漫画カルチャーを大事にしている、いわば相思相愛関係にある Beast in Black が、2年続けて来日!

 この来日では、交流のある Turmion Katilot (トゥルミオン・カティロット) を帯同しています。

 

 この 2Days 公演が去年同様の形式となるとすれば、2日間のセットリストは変わってくるため、ファンであればあるほど、両日参戦が推奨されるイベントです。

 ちなみに去年は、初日のコンセプトに追悼三浦健太郎が含まれていたようで、"Zodd the Immortal" がセットリススト入りしていたと聞きます。

 本公演のセットリストが、どのようなコンセプトで組まれているかはわかりませんが、ファン・サービス満載のバンドだけに、楽しませる仕掛けがあるのではないかと予想しています。

 また、注意しなければならないのは、2バンド公演という性質によって、Turmion Katilot の開演時間が 18時だということです。

 特に Turmion Katilot のファンの方々は、開演時間を間違えないようにしてください!

 

 本公演は、当日券販売のアナウンスも出ています。

 

 

 前回同様、e+ で購入可能となっております。

 なお、本公演は、オールスタンディングなので、購入が早いほど整理番号がよくなることが予想されます。

 また、前述のとおり、オープニングアクトの開演時間が 18時と早いため、この来日公演を 100% 楽しみたい方は、なんとか仕事や用事をやっつけ、いち早く会場へ!

【ライブレポ】RED HOT CHILI PEPPERS WORLD TOUR 2023 LIVE IN JAPAN (2023.02.21)

 2024年公演のレポって思うじゃん?

 2023年公演のレポ上げてなかったの思い出したので、どさくさにまぎれて公開。 

 

www.livenation.co.jp/

 

タイトル:

  Red Hot Chili Peppers World Tour 2023 Live In Japan

MEMBER:

  On Vocal:Anthony Kiedis

  On Bass:Flea

  On Drums:Chad Smith

  On Guitar:John Frusciante

開催日程:

  2月19日(日) / 東京 / 東京ドーム

公演時間:

  開場 / 15:00 , 開演 / 17:30 , 終演 / 19:20

 

SETLIST

  01. Intro Jam

  02. Can't Stop

  03. The Zephyr Song

  04. Here Ever After

  05. Snow *1

  06. Eddie

  07. Suck My Kiss

  08. Reach Out

  09. Soul to Squeeze

  10. Nobody Weird Like Me

  11. These Are the Ways

  12. Tippa My Tongue

  13. Californication

  14. Carry Me Home

  15. Black Summer

  16. By the Way
-enc-

  17. Under the Bridge

  18. Give It Away

 

 FUJI ROCKSUMMER SONIC での来日はありましたが、単独公演としては、なんと、実に 16年振りとなる Red Hot Chili Peppers (RHCP) 来日公演!

 特筆すべきは、震災と原発で揺れた 2011年、来日を控えるミュージシャンも多い中、Summer Sonic のヘッドライナーを引き受けてくれたことは、非常にありがたかったよね。

 この公演では、ギターに John Frusciante が復帰となり、前回、2007年の単独公演同様のラインナップとなります。

 この来日は、世界的にコロナ明けの雰囲気が強まった 2022年から始まった大規模ワールド・ツアーの一環で、日本でも本格的に声出し解禁となった中で開催されたので、大いに盛り上がりました。

 

 "Intro Jam" が始まった瞬間、比喩でなく、マジで東京ドームが歓声で揺れた気がした。

 当日券こそ出たもののチケットはソールド・アウトで、ギッチギチの東京ドームだからこその現象だと思う。

 ぼくは、2007年公演も行っていて、その時も John Frusciante を見ていたハズなんだけど、なぜか今回は、特に彼の存在感が大きく見えました。

 爆発的なオープニングで幕を開けた本公演でしたが、”Intro Jam”~”Can't Stop” と続くと、爆発的な歓声は、もはや絶叫レベルととなり、来場者がこの喜びをどう表現していいかわからなく、極限状態に陥ってしまった感があった。

 

 期待感が高まっていたとはいえ、開幕からわずか数秒でこのテンションまでブチ上げ、東京ドームという大規模会場を RHCP 色に染めてしまうのは、やはり、国境、世代を超えて支持されるバンドだという証明に他ならない。

 

 セットリストは、新作「Unlimited Love」が組み込まれた、オールタイム・ベストというセットリストで進み、中でも復帰したばかりの John Frusciante による "Eddie" では、故 Eddie Van Halen に捧げる入魂のギター・ソロを魅せると、ギター・ヒーローとしての存在感が増したような印象も受けた。

 

 ステージには大きなスクリーンこそ設えてあったが、派手な映像演出はなく、あくまでも RHCP のサウンド、グルーヴで会場を盛り上げる感じで、メンバー各々が放つプレイ、エネルギーが際立っていた。

 そてに応えるように、会場のファンは、歌い、踊り、RHCP のプレイに身をゆだね、極上の時間を過ごした。

 

 基本、MC は少な目だったけど、中盤あたりで Flea が語りだす。

 この来日で過ごした経験、「なんかよくわからないけど、それが素晴らしいものであることは疑いようもないってことを信頼できる不思議な国、そんなミステリアスな日本が好きだ」って感じの内容だったと思う。

 

 アンコールの "Under the Bridge" では、会場を照らすスマホのライトが、失意の底にある主人公を優しく見守り、ゆく道を照らす希望の光のようで、胸を熱くした方も多かったのではないだろうかと思う。本公演で、特に感動的なシーンだった。

 確か、来場者の多くがマスクをしており、そのため「表情がよくわからないけど、楽しんでるか?」って感じの質問に、「目を見ればちゃんとわかるぜ」ってやりとりがあって、思わずニヤリ。

 その後、しんみりした空気を吹き飛ばすように ”Give It Away” が始まると、また狂ったように歌い、踊る来場者たち。

 その光景を見て、「おまえらの笑顔、次来るときまで覚えてるからな!またおうぜ!」という締めは、このパーティのしめくくりとしては最高のエンディングすぎて、終わってしまったという寂しさを感じさせず、また次回あえることが楽しみになるような雰囲気で終わったのは、不思議な現象だった。

 

 久しぶりの RHCP 単独に酔いしれて、最高に楽しい時間を過ごせて、最高の幸せだった。

*1:Hey Oh