現在、ALS (筋萎縮性側索硬化症の略)支援キャンペーン「アイス・バケツ・チャレンジ」が、世界的に流行しているよね。
これは、「ALS」と言う単語と、研究資金を集めるためには有効だけど、ALS への理解が深まったとは言い難いのが現状だ。
今回紹介するのは、「じゃあ、ALSを患うとどうなるの?」を知ってもらうには、もってこいのドキュメンタリー映画だよ。
アイス・バケツ・チャレンジで、「で、ALSってなんぞ?」と思った方は、是非とも観ていただきたい。
と、言っても、映画自体は、2012年に公開されたもので、それがこのタイミングで、日本でも公開されることになったんだけどね。
その映画のタイトルは、「Jason Becker Not Dead Yet」だよ。
この映画は、 Jason Becker という稀代のギタリストの半生を追ったもの。
17歳でレーベルと契約し、後に Megadeth に加入する Marty Friedman と、Cacophony を結成し、アルバム2枚をリリース・・・などなど、若くして成功を収めつつあった。しかしある日、ALS に罹ったことが判明し、生活は一変、厳しい闘病生活へ・・・。
日本公開に先立ち、トレイラー映像も公開されているので、詳しくはそちらをみてもらった方がいいかな?
Not Dead Yet Japanese
(https://www.youtube.com/watch?v=b_b9Ym9hJdk)
Jason の家族やミュージシャン仲間が、インタビューで出演しており、ALS を知るという観点だけでなく、音楽家としての活動も取り上げている。更に、貴重な来日公演の映像(多分)も使われているから、ファン必見のアイテムともいえるよ。