【ライブレポ】KAWASAKI ROCK CITY 2014 (1/11)
タイトル:
Kawasaki Rock City 2014 (1/11)
開催場所:
Club Citta'
公演時間:
開場 / 16:00 , 開演 / 17:00 , 終演 / 22:20
○セットリスト
【 FIRE HOUSE 】
01. Shake & Tumble
02. All She Wrote
03. You're Too Bad
04. Rock on The Radio
05. When I Look into Your Eyes
06. Hold Your Fire
07. Don't Walk Away
08. Overnight Sensation
09. Love of A Lifetime
10. Reach for The Sky
11. Don't Treat Me Bad
開演間近に入場したんだけど、ホールから溢れるくらいの客入り!年始早々大盛況だね!
会場に詰めかけたお客さんのテンションは高く、最初から「Fire House」コールが木霊し、その様子にメンバーも嬉しそうだった!
セットリストは、正にベスト!って感じで、満足の構成。勿論、パフォーマンスも素晴らしかったよ。
だから、最初からシンガロングの声も大きく、本当にお祭りみたいな感じだった。
CJ のMCは、日本語も多く、かなりこなれた感じだから、とても聞き取りやすく、日本人に優しかったwww
まぁ、集まったのは歴戦の猛者も多かったから、たとえMCが英語だけだったとしても、盛り上がりは変わらなかったんじゃないかな。
また、CJ がステージからマイクスタンドを客に渡すと、クラウド・サーフの要領で人波をさすらってんだけど、それがまた、ホールの一番後ろまでさすらうもんだから、
CJ「マイクスタンド戻して!」
と言う、コントみたいな一面もあったよwww
結局、曲の〆には間に合わず、なんとも間抜けな風景ではあったけど、それも含めて、とても楽しめたよwww
繰り返しになってしまうけど、セットリストも良かったので、あっという間の60分だったよ!
もっと見たいって声が、あちこちから聞こえたね。
【 WINGER 】
01. Pull Me Under
02. Can't Get Enuff
03. Madalaine
04. Hungry
05. Seventeen
06. Without The Night
07. Purple Haze (The Jimi Hendrix Experience)
08. State of Emergency
09. Time to Surrender
10. Poison Angel
11. Hangin' On
12. Headed for A Heartbreak
13. Down Incognito
14. Easy Come Easy Go
アルバム「Winger」リリース25周年記念公演だよ!
最初、ちょっとマイクのバランスが悪いかな?とも思えたけど、その違和感も直ると、最高のステージが繰り広げられたね!
この公演は、「Winger」リリース25周年記念公演だから、その再現セットリストが中心になるのは仕方ないことだよね。
ただ、定番の名曲がいくつか見当たらず、ちょっと寂しい感じがしないでもないかな。
振り返ってみると、「Purple Haze」まで再現したのは、ファンとしては嬉しいのかもしれないけれど、このセットなら、「Purple Haze」を削って、やって欲しい曲が何曲かあったんじゃないだろうか?
やはり、フェスだと、持ち時間が足らないよね。
なんだかんだて、ここんとこ毎年来日してる Reb Beach は、Down Incognito においてハーモニカのプレイもあり、ちょっと得した気分。
Winger は初めてみたけれど、CDとか音源で聞くと、ちょっと絡みつくような歌声がちょっと苦手だったけど、ライブでみると、また印象が違うね。
演奏、コーラス、そして、会場のシンガロングと絡み合い、とても美しいメロディを奏でていたよ。
【 Y&T 】
01. Mean Streak
02. Don't Be Afraid of The Dark
03. Don't Stop Runnin'
04. Black Tiger
05. Dirty Girl
06. Midnight in Tokyo
07. How Long
08. Hurricane
09. Contagious
10. Winds of Change
11. I Want Your Money
12. Rescue Me
13. I'll Cry for You
14. Squeeze
15. Summertime Girls
16. I'm Coming Home
-enc-
17. Forever
Y&T デビュー40周年記念公演だぞー!
実は、このバンドもライブでは初めて。
勿論、曲は知っていたけれど、中々タイミングが合わず、見ることができなかったんだ。
初めて見た感想は、「素晴らしい!」に尽きるパフォーマンスだったよ。
Dave Meniketti の、エモーショナルなギタープレイとボーカルは、聴く者の心を揺り動かさずにはいられないくらい、時に激しく、時に深く語りかけてくるようだったし、非常に緊張感あふれるスリリングなライブだったよ。
【 総括 】
2014年最初のイベントは、実力のあるバンドの記念公演、それもかなり盛り上がった公演で、充実していた。
ただ、ベテラン・バンドばかりのフェスゆえか、来場者の年齢は高めで、バンド・メンバーも含め、
「久々に会ったけど、お互い老けたなぁwww」
といった、同窓会みたいな趣もあったwww
年明けて間もない、まだバタバタした時期に、club Citta' を埋め尽くすほど人が集まったのは、各々が音楽に対する情熱を失っていないことの証だと思う。
昨今では、「音楽離れ」なんて言葉を耳にする機会もあるけれど、CDセールスから離れ、現場(ライブ)に足を運んでみれば、そんなことはないということがよくわかる。
今後も、このような良質なイベントが増えれば、消費者が音楽から離れていくことなどないだろう。