Coldplay "Music Of The Spheres" 2024 ツアーからの定番曲 "The Jumbotron Song" のうち、2025年6月10日公演の歌詞を書き起こし & 意訳をやってみたよ。
ここで紹介する動画は、Coldplay 公式で公開しているものじゃないので、不意に非公開/削除となる可能性があります。
タイトル:The Jumbotron Song
作 詞:Chris Martin
作 曲:Chris Martin
収録日 :Coldplay "Music Of The Spheres" World Tour 2025年6月10日
Well Hello My Beautiful Brother
I feel my heart growing, not shrinking.
Well befer today, ididnt think i was gay.
Now I've got to do some serious thinking.
Well hello my beautiful sister.
For the purposes of this song, i'll call you Janet.
Thanks for coming to see my band and me and traveling from a distant planet.
Well, look at that hunky gentleman there.
He's dancing with his beautiful miss.
Well, please don't be lazy,
Make the whole place go crazy.
And Please give each other a kiss.
All right, I will try to kiss you.

The Jumbotron Song 2025年6月10日 意訳
こんにちは、素敵な兄弟!
君に会えた喜びで胸がいっぱいだよ。いやいや、引かないでほしい。
今日まで、自分がゲイだと疑うことはなかったんだ。
これからのこと、ちゃんと考えなくちゃね。
こんにちは、美しい姉妹!
ここでは、君をジャネットと呼ぶことにする。遠い惑星から Coldplay を見に来てくれてありがとう。ジャネット。
ハンサムな彼氏を見て!
美しい恋人と踊っているよ。
わかっているよね?
キスをして、会場のみんなに、君たちの仲の良さを見せつけてあげよう!
みんな、盛り上げてくれたふたりに祝福を!
この意訳、めっちゃ難しかった特に Verse1 がね。
何が難しかったって、「Shrinking」これを直感で、近年話題になっていたアメリカのコメディドラマ「Shrinking」を指しているんだと思ったんだよね。
そこが迷走のはじまりでした、
それを軸に考えてしまうと、「Not Shrinking=カウンセリングが必要なわけじゃない」となってしまい、前の「I feel my heart growing」が持つ、ポジティブなイメージが損なわれていまい、意味的につながらないって感じてしまいました。
この Verse は、「ハンサムな兄弟を見て、ときめいてしまい、自分に同性愛者としての側面があったことに気が付く」ってのを、コメディにしたい流れだから、こんな風に意訳しました。
ちょっとチャレンジしすぎかな?って思う内容だったけど、他に移ろうとしたカメラを戻して選んだんだから、歌詞にするインスピレーションはあったんだろうと思います。
「Shringkin」と「Thinking」で韻を踏んだのは流石だと感じたので、歌詞の内容よりも、韻を踏むことを大事にしたのかもしれませんね。
Verse 2 は、宇宙人のコスプレをした女性に関する歌詞でした。
この「Music Of The Spheres」は、宇宙との触れ合いを題材にしたツアーでもあり、この女性は、それを汲んで「宇宙人がバンドを見に来たよ」という設定のもと、そのコスプレをしてきました。
Chris は、その心意気に応えたかったんでしょうね。
宇宙人を「グレイ」と名付けたように、Chris は彼女に「ジャネット」という名前をつけたのは、単に呼びにくかったからという以上の意義を感じました。
最後は Kiss Cam の流れできっちり締まりました。