でゅら~の暇つぶし

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【歌詞・意訳】GAMMA RAY " INDUCTION " ~ " DETHRONE TYRANNY "

 みんなー!

 GAMMA RAY のライブは最高だったぞー!

 ということで、日本でも馴染み深いこの曲を意訳してみました。

 

www.youtube.com

 

 なんで馴染み深いかというと、格闘技イベント K-1 が、まだテレビ放送だった頃、TBS放送の「K-1 WORLD MAX」にて、オープニング曲として "Induction" が採用されていたので、30代以上の年齢層では、メタルに興味ない方でも耳にする機会が多かったからだよ。

 

 巨悪に立ち向かう歌詞の内容、そして、シリアスに、ドラマチックに展開する疾走する曲で、バンドでも屈指の人気曲だから、これで興味を持っていただけたら嬉しい。

 

 

バンド:GAMMA RAY

タイトル:Inductin ~ Dethrone Tyranny

作  詞:Kai Hansen, Dan Zimmermann

作  曲:Kai Hansen, Dan Zimmermann

アルバム:No World Order

 

Induction (Lyrics)

Illuminati

You've come to take control

You can take my heartbeat

But you can't break my soul

We all shall be free

 

Illuminati

You'll never take control

Your new world order

Will lead to none at all

We all stand before you as one

Heaven is for everyone

To be free from the dark

Dark...

Dark...

 

Dethrone Tyranny (Lyrics)

"All right!"

Someone is out there he's watching what I do

From far in the distance, his eyes everywhere

 

I look around me, there's no one that I see

But still I feel someone's controlling my mind

 

Save your breath and run

You can't escape the one

 

Time has come, the world lies dying

Our faith has gone, our souls are crying

Resurrecting paradise, cry for freedom

Killing pain, a million lies,

Dethrone tyranny

 

Forces of evil, they never surrender

Sooner or later the dark era comes

 

Crying man on the run

He's searching for freedom but there will be none

 

Time has come, the world lies dying

Our faith has gone, our souls are crying

Resurrecting paradise, cry for freedom

Killing pain, a million lies,

Dethrone tyranny

 

And as the world is dying slowly in our hands

We'll ask for reasons until the bitter end

 

Who brings us all the sadness

Who brings us all the fear

Who spreads disease and misery

And steals our destiny

 

A poisoned heart of anger

Sowing the seeds of pain

All see the darkened skyline

And feel the deadly reign

 

Ah

 

Time has come, the world lies dying

Our faith has gone, our souls are crying

Resurrecting paradise, cry for freedom

Killing pain, a million lies,

To hell with tyranny 

 

www.gammaray.org/en/discography-albums.html

 

Induction 意訳

 

幻想教団よ!

おまえたちは、時代を裏から牛耳ってきた。

いまや、おれ達の思考すら操れるほどに。

だがしかし!この魂までは縛ることはできまい!

魂こそ自由であるべきだと、誰もが知っているからだ!

 

幻想教団よ!

おまえたちが何を支配しようとも、おれ達の魂を支配することはできない!

おまえたちの言う「新世界の秩序」とやらの行く先には

人が人として生きる営みが無いからだ。

なればこそ、我等一丸となり、その野望を打ち砕こう!

全ては来るべき未来のために...

自由を手にすべく...

-そして時代は混沌の渦へ-

 

 

Dethrone Tyranny 意訳

 

-開戦を告げる鬨の声-

 

外出すれば誰かに監視されている。

遠くから、どこからともなく複数の視線を感じる。

 

おれは立ち止まり、周囲を見回すが、人気 (ひとけ) は感じられない。

だがしかし、確かに感じる何者かの視線に、おれは背筋を震わせた。

 

襟をひそめ、足早に立ち去る。

しかし、幻想教団の追手から逃れることはできない。

 

時は来たれり!

秩序が徐々に失われてゆく...

矜持は奪われ、慟哭の声が木霊する...

主権を取り戻そう!自由を取り戻せ!

魂を偽る痛みにあえぐ同胞たちよ

今こそ圧政からの解放を叫ぼう!

 

幻想教団は巨大だ、

その力の前では"個"など簡単に飲み込まれてしまうだろう。

 

自由を求め逃げ出したとしても

すぐに見つかり拘束されてりまう。

 

時は来たれり!

世界が徐々に壊れてゆく...

このままでは、尊厳は失われ、魂は色褪せてしまうだろう。

人の世を取り戻そう!今こそ自由を!

魂を偽る痛みにあえぐ同胞たちよ

今こそ巨悪を打ち倒そう!

 

このままでは世界は緩やかに死に至るだろう。

それを座して待つのか?

おれ達は自問し続けなければならない。

たとえ痛みを伴うとしても、目を背けてはならない。

 

この悲しみは誰のせいかのか。

この恐怖は誰がもたらすのか。

この哀れな人々は、誰のせいで精神を蝕んでしまったのか。

こうしておれ達の生を搾取してきたのは誰なのか。

人の心に憎しみの種を撒き、

隣人と分断するよう仕向けた結果がどうだ?

見よ!この終末世界のような景色を!

地平線は、沸き上がった怨嗟の声で渦巻いているではないか!

 

存亡を賭けた戦いの時だ!

このままでは世界が失われてしまうだろう。

最早、尊厳は無く、魂が慟哭しようとも。

理想を持ち、信念に生きよう。

魂を偽る痛みにあえぐ同胞たちよ

覚悟を決めよ!さもなくば、彼奴等と地獄を見ることになるぞ!

 

 冒頭で紹介のとおり、「巨悪に立ち向かい、自由を取り戻せ!」ってイメージの曲で、用いられた単語も、イメージに近いものばかりだったので、意訳自体はそこまで時間がかかりませんでした。

 しかし、細かい言い回しや、直訳から大きく外れたところをこのままにするか?など、悩んだ部分は多かった。

 

 たとえば "Induction" の「Illuminati」。

 そのままイルミナティって訳そうかと思ったけど、この「No World Order」というアルバムの世界観を意訳するにしては、現実世界にリンクする特定の組織名みたいで嫌だったから、世界を裏から牛耳ってきた組織ってイメージで、幻想教団 (確かに存在するが実態は見えない) って組織名をでっちあげることにしました。

 

 あと、この意訳の設定でしっかり定義はしなかったんですが、幻想教団は、宇宙人のために人間を管理する特権階級みたいなイメー時で扱っています。なので、「人の世」みたいな言い回しをしています。

 だから、全体のストーリーは、「人知れず宇宙人用の家畜として飼いならすよう、秩序を作り上げてきた幻想教団に反抗し、地球を取り戻す戦い」って感じでの意訳です。

 本作「No World Order」が発表されたのは、新世紀に浮かれる世の中に水をさすように、自爆テロは重大な事件、事故が多く、世相に暗い影を落としていました。

 そして、偶然ではありますが、本作のリリースは、2001年9月10日です。

 

 続きまして「Dark」

 まず、暗躍する邪悪な組織という意味、

 続く 「Dark...」については、これによって、世の中が混沌していく暗鬱たるイメージという感じで、いくつかの意味で訳しました。

 

 そして、「Heartbeat」については、そのまま「鼓動」と訳さず、「思考、主義主張」みたいな感じで訳しています、

 これは、支配者たちがコントロールしているのが本当に「心臓の鼓動」というより、人を人たらしめる「考える力」を奪っているイメージで、ひと言で表すなら「衆愚政治」状態にあるような用言にしたかったので、「鼓動」としませんでした。

 

 人気曲である他にも、続く円安、気が付けば上がっている税額に暗澹想いが日本列島を覆っている現状ともリンクしており、思わず「Cry For Freedom」の箇所のシンガロングは、絶叫みたいになってしまい、後から少し恥ずかしかった。

 まあ、それだけ演奏が真に迫っていたということですね。