ッパ GAMMA RAY なんよ!
タイトル:
GAMMA RAY JAPAN TOUR 2024
Special Guest:INDUCTION
開催日程:
5月7日(火) / 東京 / イー・エックス・シアター六本木
公演時間:
開場 / 18:00 , 開演 / 19:00 , 終演 / 22:00
INDUCTION
MEMBER
On Vocal:Craig Cairns
On Guitar:Tim Hansen
On Guitar:Celine Peren
On Bass:Dominik Gusch
On Drums:Andi Rohde
SETLIST
01. Born From Fire
02. Fallen Angel
03. Scorched
04. I Am Alive
05. Set You Free
06. Medusa
07. Andi Rohde Drum Solo
08. Go to Hell
09. Queen of Light
MEMBER
On Vocal:Frank Beck
On Guitar:Kai Hansen
On Guitar:Henjo Richter (process of recovery)
Kasperi Heikkinen (from Beast In Black)On Bass:Dirk Schlachter
On Drums:Michael Ehre
Very Special Guest:
On Vocal:Ralf Scheepers
SETLIST
Intro. Welcome
01. Land of the Free
02. Last Before the Storm
03. Rebellion in Dreamland
04. Master of Confusion
05. Lust for Life (with Ralf Scheepers)
06. One With the World (with Ralf Scheepers)
07. Man on a Mission
08. The Silence (with Ralf Scheepers)
09. Induction
~ Dethrone Tyranny
10. Somewhere Out in Space
11. Heading for Tomorrow (with Ralf Scheepers)
-enc-12. Send Me a Sign
13. Heaven Can Wait (with Ralf Scheepers)
INDUCTION
どうしても「Kai の息子である Tim Hansen が参加するバンド」という認識になってしまっていたけれど、正統派パワー・メタルという感じでとても良かった。
バンド・メンバーには、紅一点 Celine Peren が、Tim Hansen の相方をしており、良い意味で対照的で、5人によるパフォーマンスは、迫力があり、ステージ映えすフォーメーションだった。
結成 10年という記念すべき年を、GAMMA RAY と日本をめぐるのは、バンドにとって良い経験になっただろうし、この来日で、前述の「Kai の息子である~」という印象は完全に払拭されたと言って間違いないだろう。色眼鏡ヌキで、音楽的嗜好にささった方も多いハズだ。
Craig Cairns は良く歌い、良く煽り、会場を盛り上げるのが上手だったし、力強い Andi Rohde のドラム・ソロも、まさにパワー・メタルという感じで心地よかったよ。
本公演では "Medusa" ライブ初演奏だったみたい。自分の単独公演でなく、この来日公演でやってくれるって、日本をそれだけ大事に思ってる感じでめっちゃ嬉しいよね!
GAMMA RAY だけでなく、INDUCTION でもサプライズがあって、本当に楽しかった。
時に Ralf を交え、Frank、Kai との 3ボーカル編成で送る極上のプレミアム感マシマシ GAMMA RAY !こんなこともうないぞ!本当にこの公演を観られて良かった。
そうそう、確か、Frank Beck、多分、初来日だよね?MC でもそんなこと言ってた気がする。
Frank Beck の加入は、2015年11月だったから、LOUD PARK 15 では Kai がボーカルとってた。その時、喉の調子を崩してたのにめっちゃ頑張って歌ってくれてたのを覚えてる。
その後、Kai は Pumpkins の活動に入ったり、コロナだったりと、GAMMA RAY としての来日機会には恵まれなかったんだっけ。
Ralf の参加でおざなりになるとこだったけど、そこも祝福ポイントだった。
セットリストは新旧織り交ぜた珠玉とも言えるセットリストで、もちろん、テレビ放送の BGM で採用され、日本でも馴染み深い "Induction",、"Heading for Tomorrow" もしっかり組み込まれていたし、"Induction" からの ”Dethrone Tyranny” は血管がブチ切れそうなほどテンションが上がった。
また、”Man On A Mission” など、Kai 特有のネタ (バンドはネタにしていないだろうが) "アーライッ" ポイントもあり、それをみんなで叫んで大満足。むしろ、そこだけ特にデカかったまである。
とにかく、全編通して会場を含めたシンガロング、コーラス・ワークが大きく、ジャーマン・メタルとして最高に盛り上がった公演だった。”Send Me a Sign” が終わって、ライブももう終わりかーと残念がったいたファンたちに 「また直ぐ来るさ!そのときまであせんなよ」 とばかりに "Heaven Can Wait" が始まると、会場は歓喜の渦が巻き起こり、再開の約束のように歌い上げるのでした。
もう、最高の This is GAMMA RAY. This is Kai Hansen. って感じのステージでした。