Judas Priest の元メンバー K.K. Downing による新バンド 「KK's Priest」。
すでに、"Hellfire Thunderbolt" が発表され、ミュージック・ビデオ (MV) も公開されています。
それがあまりにも素晴らしかったので、つい、意訳をしてしまったのが先月のこと。
...ひと月が経ち、新たに MV が公開されました。
この度公開されたのは、8月にリリース予定の新譜のタイトル・トラックとなっている "Sermons of the sinner" !
これもまた見事な作品なので、この意訳を見る前に、MV を見てほしい。
タイトル:Sermons of the sinner
作 詞:K.K. Downing (未確認)
作 曲:K.K. Downing (未確認)
収録アルバム:Sermons Of The Sinner
Sermons of the sinner
They will preach metal and steel
Sermons of the sinner
They will help our souls to heal
He came from molten metalHis furnaces ran red hot
Forged his way to glory
Should never be forgot
He raced across the planetTo every corner of the earth
He gave His life to metal
Sacrificed all his worth
Sermons of the sinnerThey will preach metal and steel
Sеrmons of the sinner
They will hеlp our souls to heal
For many, they were our saviourWith sounds that cut the air
Mist of time is falling
Nothing left but despair
Sermons of the sinner
They will preach metal and steel
Sermons of the sinner
They will help our souls to heal
Sermons of the sinnerThey will preach metal and steel
Sermons of the sinner
They will help our souls to heal
Time is running out for usThings may never be the same
But the sermons of the sinner
They can help us rise again
We thank you all for all you mean to us
We will never forget your name
You were always loyal and true to us
We hope one day we’ll meet again
Sermons of the sinnerThey will preach metal and steel
Sermons of the sinner
They will help our souls to heal...
Sermons of the sinner 意訳
背徳の掟に帰依する者どもよ
我らは太陽の沈まない国より出し鋼鉄の神を信ずる
背信の門を潜りし者どもよ
神は汝らの魂に救いをもたらすであろう
主は溶けた鋼鉄より生まれ出し神主は赤熱の炉のように熱く輝き
我らのために栄光の道を切り拓き給うた
決して忘れてはならない
主の御声は遍く全地を駆け巡りその威光に我らは命を捧げた
故に我らは命を賭さねばならぬ
背徳の掟に帰依する者どもよ我らは鋼鉄の神の掟を説くだろう
背信の門を潜りし者どもよ
さすれば救いはもたらされるであろう
我らにとって、主はまさにに救世主なのである主の御声は空を切り裂き
たとえ、時が流れ、世界に絶望だけが残されたとしても
主の威光は全地を駆け巡るであろう
背徳の掟に帰依する者どもよ
我らは太陽の沈まない国より出し鋼鉄の神を信ずる
背信の門を潜りし者どもよ
神は汝らの魂に救いをもたらすであろう
背徳の掟に帰依する者どもよ我らは鋼鉄の神の掟を説くだろう
背信の門を潜りし者どもよ
さすれば救いはもたらされるであろう
背徳の掟を信ずる兄弟よ、我らに残された時間は多くはない鋼鉄の神のような御声には、ほど遠いかもしれぬ
しかし、背徳の掟を信ずるがゆえに
我らは再び立ち上がった
主よ、我らにとってあなたは全てだ。その事実に感謝を
我ら、主の御名を違えることなく、永遠に寄り添いましょう
我らには、あなたこそが真実です。あなたの教えに忠実でありましょう
あなたに拝謁する栄誉にあずかれる日が来ることを待ち望んでいます
背徳の掟に帰依する者どもよ
鋼鉄の神を崇めよ!
背信の門を潜りし者どもよ
約束の地は近い...
意訳に際しては、Judas Priest のアルバム邦題からちょくちょく単語を拾ってきた。
というのも、歌詞の内容が、Judas Priest=神、KK’s Priest=神の教えを広める神官 って感じの役割に見えたから。
後段になって、それまで「主」としていた個所を「あなた」にしているんだけど、そこは、KK の想いが素直に綴られているんじゃないかと思って、神官という立場を忘れ、敬愛する神に一生懸命祈る姿をイメージし、そのように意訳しました。
また、そうすることによって、単なる歌詞というより、ぼくたちファンの代弁みたいな風にもとれるんじゃないかな。
みんなそれぞれ感想があると思うけど、ぼくはこんな風に感じたよ。
KK's Priest - Sermons of the Sinner (Official Music Video)