でゅら~の暇つぶし

音楽情報を中心に、さまざまな情報をとりまとめるブログです。

【ライブレポ】GRAHAM BONNET BAND JAPAN TOUR 2023 (2023.06.30)

 Graham Bonnet の集大成となる公演!

 

ameblo.jp/tokyoonkyorock/entry-12808815407.html

 

タイトル:

  Graham Bonnet Band Japan Tour 2023

MEMBER:

  On Vocal:Graham Bonnet

  On Bass:Beth-Ami Heavenstone

  On Guitar:Conrado Pesinato

  On Drums:Tomas Slemenson

  On Keyboards:Alessandro Bertoni

Special Guest:

  On Bass:柴田直人 (from ANTHEM)

開催日程:

  6月30日(金) / 東京 / デュオ・ミュージック・エクスチェンジ

公演時間:

  開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 20:20 

 

SETLIST

  Intro. Wsiting For An Alibi (Thin Lizzy song)

  01. Eyes of the World (Rainbow cover)

  02. All Night Long (Rainbow cover)

  03. Too Young to Die, Too Drunk to Live (Alcatrazz cover)

  04. S.O.S.

  with 柴田直人 (from ANTHEM)
    05. Love's No Friend (Rainbow cover)

  06. Lazy (Deep Purple cover)

    ~ Instrumentar Jam

  07. Imposter

  08. Desert Song (Michael Schenker Group cover)

  09. Uncle John

  10. Jet to Jet (No Vocal Part)

    ~ Drum Solo

  11. Into the Night

  with 柴田直人 (from ANTHEM)

    12. Night Games (Graham Bonnet song)

  13. Assault Attack (Michael Schenker Group cover)
-enc-
  with 柴田直人 (from ANTHEM)

    14. Since You Been Gone (Russ Ballard cover) 

  15. Lost in Hollywood

  Outro. Will You Love Me Tomorrow? (The Shirelles cover)

 

 Graham Bonnet 、御年75歳とは思えない力強いボーカルに、魂を奮わせる公演でした。

 ひとつ思っていたのと違ったのは、Graham Bonnet のための公演ではなく、Graham Bonnet Band の公演だったということ。

 本公演の触れ込みでは、「Graham Bonnet のキャリアを辿る~」って感じだったので、そういう公演かと思っていたんだけれど、実際には、バンド・メンバーそれぞれの見せ場があり、フォーカスはバンドにあたっていたと感じました。

 それは、” 06. Lazy ” だったり、” 10. Jet to Jet ” あたりが顕著だったかな?

 特に、後者は、イントロで 「"Jet to jet" だ!」ってテンションがあがったものの、Graham はすぐ引っ込んでしまい、ソロに移るという流れだったので、これにはがっかりした方も多かったと思う。 

 すこし残念ではあったけど、公演自体の満足度が低かったわけではなく、お祭り騒ぎのような歌って踊って、時間が過ぎるのを忘れてしまうレベルの楽しさがあったよ。

 シンガロング・パートは、みんな声を上げ、拳をつきあげていたし、”Outro. Will You Love Me Tomorrow?” も、Graham Bonnet によるカバーだったので、本当に最後の最後まで楽しい公演でした。

 また、本公演には、ANTHEM より柴田直人が参戦していたのも、お祭り騒ぎに花を添えていた。それも、Bass を Guitar に持ち替えて、某 Blackmore 張りにプレイするもんだから、来場者はファン・サービスに大歓声で応えていました。

 そうそう、来日中に誕生日を迎えた Beth-ami への Happy Birthday song も飛び出し、とてもハートフルな公演でもありました。

 Graham Bonnet 自身は、足を引きずって調子が悪そうではありました。しかし、ステージ上では、とてもパワフルで元気そのものでした。

 いつまでも元気でいてほしいですね。