でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】ERIC CLAPTON LIVE AT BUDOKAN 2023 (2023.04.21)

 Eric Clapton 武道館 100 ステージとなる記念公演だ!

 

ericclapton2023.udo.jp/

 

タイトル:

  Eric Clapton Live at Budokan 2023

MEMBER:

  On Guitars, Vocal:Eric Clapton

  On Bass:Nathan East

  On Drums:Sonny Emory

  On Guitars:Doyle Bramhall II  

  On Organ:Chris Stainton

  On Keyboards:Paul Carrack

  On Chorus:Katie Kissoon

  On Chorus:Shar White

開催日程:

  4月21日(金) / 東京 / 日本武道館

公演時間:

  開場 / 18:00 , 開演 / 19:00 , 終演 / 20:45

 

SETLIST 

  BGM. Blues Club「Rollin' & Tumblin' (Volume 1)」Album Loop

Electric Set I:

  01. Blue Rainbow

  02. Pretending

  03. Key to the Highway (Charles Segar cover)

  04. I'm Your Hoochie Coochie Man (Willie Dixon cover)

  05. I Shot the Sheriff (The Wailers cover)

Acoustic Set:

  06. Kind Hearted Woman Blues (Robert Johnson cover)

  07. Nobody Knows You When You're Down and Out (Jimmy Cox cover)

  08. Call Me the Breeze (J.J. Cale cover)

  09. Sam Hall ([traditional] cover)

  10. Tears in Heaven

  11. Kerry

Electric Set II:

  12. Badge (Cream song)

  13. Wonderful Tonight

  14. Cross Road Blues (Robert Johnson cover)

  15. Little Queen of Spades (Robert Johnson cover)

  16. Cocaine (J.J. Cale cover)

-Ceremony-

  Budokan 100 Stage Memorial

ーencー
  17. High Time We Went (Joe Cocker cover)

 

  Eric Clapton 2023 の来日は、武道館 100ステージを含む記念公演。

 本日、4月21日公演は、全日程の中日となります。過去のセットリストには、久しぶりにエレキギターでプレイする "Layla" が入っており、100回記念と合わせてどのような公演になるのかと、大勢の音楽ファンが武道館を訪れました。

 

 当日券の割当席も、武道館でチケット販売できるギリギリまで開放していました。

 この客入りをご覧いただきたい。

 

 このサブスクリーンがある場所は、本来、当日券でもあり当てられない場所。

 ここまでギッチギチだったのは、そう無いので、Eric Clapton の人気の高さを再確認した次第。

 

 開演は、ほぼ定刻どおり。

 現れた Eric Clapton が手にするのは、ホワイト・ストラト

 特に MC などで説明はなかったけど、これは、今年1月に急死した Jeff Beck 追悼の意が込められている感じで、グッときた。

 

 結果からいうと、みんなが期待していたエレキギターの "Layla" はやらなかった。

 明言していないけど、今回は追悼の意があったし、武道館で記念すべき 100回目となるメモリアル公演となれば、Eric Clapton の中では、”Layla” ではなく、敬愛する J.J.Cale の "Cocaine" ってことなのかもしれない。

 会場のみんなも、今回は”Layla”ナシかって雰囲気はあったけど、それにがっかりするというよりは、より熱心に ”Cocaine” を歌うぞ!って感じで、シンガロングの声も大きく、熱狂のうちに本編を終えました。

 

 アンコール前に、Eric Clapton 武道館100ステージ記念のセレモニーが開かれ、Eric Clapton に、100本のバラの花束が贈呈されました。

 100本のバラって、絶対の愛を伝えるときに用いられるから、日本のファンの愛を伝えるのにもってこいの演出だと感じました。

 プレゼンターは、多分、UDO音楽事務所の高橋辰雄副会長だったと思う。

 

 アンコールでは、”High Time We Went” の大合唱!

 この選曲は、「コロナでいろいろ自粛させられたけど、もういいっしょ。みんなライブを楽しみにいこうぜ!」っていうメッセージが込められているようで、公演の最後を飾るにふさわしく、そして、バンドを含めた会場の盛り上がりも最高潮を迎え、100回目となる武道館ライブを、最高のかたちで終えることができた。

 

 公演中の MC は少なく、公演について、コロナについて語ることはなかったけど、音楽に集中していた。それはバンドだけでなく、来場者も Clapton から目を離すまいと、所作に集中していて、比喩でなく、武道館がサウナみたいに異様な熱気をはらんでいた。

 

 本公演では、ほかの日程でやっていた "Layla” をやらなかったので、気になるかたは、ほかの日程にも足を運ぶことも考えたほうがよいかも。

 ただ、これ以降の日程は、すべて”Cocaine”という可能性もあるので、強くすすめることはしない。

 でも、ワンチャン...ワンチャンあんで!