でゅら~の暇つぶし

音楽情報を中心に、さまざまな情報をとりまとめるブログです。

【ライブレポ】LIMP BIZKIT LIVE IN TOKYO 2023 (2023.11.21)

 Limp Bizkit の来日公演は、両日別のサポート・アクト付き豪華公演!

 

twitter.com/CMP_official/status/1726073447061819531

 

タイトル:

  Limpbizkit Live in Tokyo 2023

出演:

  Limpbizkit

  おとぼけビ~バ~

開催日程:

  11月21日(火) / 東京 / 豊洲ピット

公演時間:

  開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 21:20 

 

 SETLIST

おとぼけビ~バ~

MEMBER

On Vocals, Guitars:あっこりん

On Guitar:よよよしえ

On Bass:ひろちゃん

On Drums:かほキッス

 

  __. ヤキトリ

  __. あきまへんか

  __. ハートに火を付けたならばちゃんと消して帰って

  __. シルブプレ

  __. Love Is Short

  __. いまさらわたしに話ってなんえ

  __. ジジイ is waiting for my reaction

  __. アイドンビリーブマイ母性

  __. もうその話なんべんもきいた

  __. 携帯みてしまいました

  __. サラダ取り分けませんことよ

  __. リーブミーアローンやっぱさっきのなしで

  __. 孤独死こわい

  __. あなたわたし抱いたあとよめのめし

  15. いけず

  ※全15曲なのは間違いない。曲順、楽曲はこんな感じ?

 

Limpbizkit

MEMBER:

On Vocal:Fred Durst

On Drums:John Otto

On Guitar:Wes Borland

On Turntables:DJ Lethal

On Bass:Sam Rivers

 

  Intro. Pure Imagination (Gene Wilder song)

  01. Barnacle

  02. 9 Teen 90 Nine

  03. Show Me What You Got

  SE. Snacky Poo

  04. I'm Broke

  05. Killing in the Name (Rage Against The Machine cover)

  SE. Cotton Eye Joe (Rednex song)

  06. Dirty Rotten Bizkit

  07. Rollin' (Air Raid Vehicle)

  SE. DJ Lethal Play

    Theme From Rawhide (Blues Brothers song)

    ~ Jump Around (House of Pain song)

    ~ HIP HOP Hooray (Naughty By Nature song)

    ~ Walk (Pantera cover (Partial))

  08. Hot Dog

  SE. Turn It Up, Bitch

  09. My Generation

  10. Riff Medley

    Master of Puppets (Metallica cover)

    ~ Seek & Destroy (Metallica cover)

    ~ South of Heaven (Slayer cover)

    ~ Holy Wars (Megadeth cover)

  11. Gold Cobra

  12. My Way

  SE. My Medlay (Eric B. & Rakim song) 

  13. Nookie

  14. Full Nelson

  15. Break Stuff

  16. Behind Blue Eyes (The Who cover)

  17. Take a Look Around

  Outro. Don't You (Forget About Me) (Simple Minds song)

 

 Limpbizkit 5年ぶりの来日公演は、有明豊洲と、割と近い場所で開催されるものの、方やアリーナ+指定席、方やオール・スタンディング。そして、オープニング・アクトも日替わりという、ロケーションが異なる 2公演。

 今年は来日公演が多いこともあり、本公演、チケットのセールスが思わしくないという噂がありました。

 平日開催ということもあり、ぼくは、豊洲公演の方を、前売券ではなく、当日券で参戦。番号は、700番弱。

 豊洲PIT は、スタンディングで 3,000人に入る会場なので、前売券は、おそらく、600枚くらいしか売れていなかったと予想できます。

 しかし、当日の会場には、少なくとも 1,000人は入っていました。

 つまり、当日券がとんでもなく売れたってこと。

 ぼくが並んだ時点で、50人くらいいたし、その後も当日券を求める姿は絶えなかったので、あながち荒唐無稽な話ではないと思う。

 おそらく、初日の盛り上がりの映像や口コミが、YouTubeSNS を通じて拡散したおかげだろう。SNS では、普通のコピー用紙で作成されたかのような、雑な当日券を確認することができます。

 

おとぼけビ~バ~

 謎のチャイナ服の4人組が現れ、

 「わたしたちには時間がないんだー!」

 という、開口一番、謎の絶叫から始まった。

 ノンジャンルな自由な音楽で、主にカオティック、ハードコア。ときにメロウな歌謡曲で、会場を大いに沸かせた。

 最初は、そのカオスなノリについていけず、呆気にとられていた来場者も、ピタッとハマるブレイクなど慣れていくと、バンドの織りなす強烈なパワーに巻き込まれ、一気にヒートアップしていった。

 冒頭の「時間がない」は、30分 15曲 というバンドのノルマがあり、それを達成いなければならないという、謎の使命感があったから。

 最後、たたきつけるように "いけず" を絶唱し、30分を嵐のように駆け抜けていった。

 最高にかっこいい...

 

Limpbizkit

 Limpbizkit のミーハーにわかファンであるぼくは、初日のセットリストを予習しての参戦。

 Intro が終わり、新譜から "Out of Style" が... と思いきや、まさかのデビュー作から "Barnacle" がはじまり、困惑と同時歓喜!ここでデビュー作もってくるとか、初日のセットと対比になっていていいね。

 そして、強めのディレイで緊張感のあるシリアスなギターが鳴ると、「あーこれこれ、Limp のサウンドだよなー」という気が一気に増す。まさかのデビュー作から "9 Teen 90 Nine" がはじまり、うれしい誤算に狂喜乱舞のフロア。

 2日目のセットリストは、デビュー作からはじまり、バンド出世作ともいえる "Take a Look Around" で締められているので、バンドのデビューまでの歴史を追体験している感もあった。

 

 公演自体は、バンドの代表曲や、ライブでの (定番といっていいほど) お馴染みのカバー曲でセットが組まれ、非常に満足度が高い公演で、2~3曲の合間に、DJ Lethal によるプレイも加わり、常に来場者を楽しませようという気持ちが感じられた。

 

 そういえば、Fred のMCで

 

Fred「明日も仕事のヤツいる?」

 ほとんどの来場者が手を上げる

Fred「あーそうだよな。平日でワリィな。でも、みんなブチ上がっていこうぜ!」

 客「うおおお!!!」

 

 みたいなことがあって、いつもクソガキ感あふれてる印象の Fred だけど、ステージ上の振る舞いもファンサービス旺盛で、気持ちの距離がファンと近いし、セリフじゃなくて本心からきてる言葉ってわかるから、改めて、そりゃあ、ファンも惹きつけられるよなって思った。

 

 DJ Lethal のプレイでは、まさかの "Walk" が流れ、音源に合わせ「Respect!Walk!」と、大きなシンガロングがあがった。

 Pantera 再結成ツアーという、旬のネタをブチこんでくるあたり流石やね。

 

 お馴染みのリフ・メドレーも健在で、いつものように、Metallica, Slayer, Megadeth をプレイ。

 こちらは、リフだけなんで、シンガロングは起こらなかったけど、Limp のライブでも定番のコーナーかつ選曲だし、洋楽としてもお馴染みの楽曲ということもあり、とても大きな歓声があがっていた。

 今回の Wes くんのいで立ちは、ちょっとジブリっぽくて、しゃれこうべのヘッドに植物的なデザインの刺繍が入った、白のタキシードをお召しになっていました。 

 

 Loud Park 11 では「HR/HM の音楽フェスに Limpbizkit のヘッドライナーは違うだろ」という意見が多く、実に来場者の 1/3 が Limpbizkit を見ずに帰るという、もったいない事件があった。

 しかし、その時も、Limpbizkit は最高のステージ・パフォーマンスで、会場を大いに盛り上げ、楽しませてくれた。

 この時からぼくは、Limpbizkit は、非常にプロ意識が強く、とてもファンに寛容で、篤い、素晴らしいバンドだと思うようになった。

 そして今回も、客の入りに寄らず素晴らしいパフォーマンスで来場者を楽しませてくれた。

 だから、みんな Limpbizkit が好きなんだろうね。

 

 

【イベント情報・当日券・11/20-21】LIMP BIZKIT LIVE IN TOKYO 2023 (2023.11.20公開)

 Limp Bizkit の来日公演は、両日別のサポート・アクト付き豪華公演!

 

twitter.com/CMP_official/status/1726073447061819531

 

タイトル:

  Limpbizkit Live in Tokyo 2023

MEMBER:

  On Vocal:Fred Durst

  On Drums:John Otto

  On Guitar:Wes Borland

  On Turntables:DJ Lethal

  On Bass:Sam Rivers

開催日程:

  11月20日(月) / 東京 / 東京ガーデン・シアター

    Support Act:花冷え。

    TICKET:

      当日券 前売券+1,000- (A席なし)

      前売券:

      アリーナ・スタンディング ¥14,000-

      S席 ¥11,000-

      A席 ¥9,000-

  11月21日(火) / 東京 / 豊洲ピット

    Support Act:おとぼけび~ば~

    TICKET:

      当日券 ¥13,000-

      前売券:

      スタンディング ¥12,000-

公演公式:

limpbizkit.com

www.creativeman.co.jp

 

 Limpbizkit 来日公演!

 今回、なんで来日なのかはよくわからないんだけど、とにかく来るらしい。

 Limpbizkit といえば、変態ギタリスト Wes くんだよね!

 Limpbizkit、嫌いな方も多いけど、Wesくんのギターは唯一無二なので、ギター・キッズなら必見のステージ。

 今回、どんないでたちで登場するのか?とても楽しみ。

 

 このツアーにはサブ・タイトルはないけれど、2021年リリースのバンド最新作「Still Sucks」の曲が聴けるであろう、良い機会です。

 アルバムを聴いて、「どうせWesくん頼みなんだろ?Wesくん好きだからいいけどさ」みたいな気持ちが払拭されていきました。

 Fred のボーカル・スキルもあがってるし、やっぱ、Limpbizkit ってバンドがあってこその楽曲なんだな。素直にそう感じました。

 ダブステップ×メタルという構成の中、ハッとさせられるようなアコースティック・サウンドが、アルバムにメリハリを生んでいる感じ。

 特に最後の Goodbye で、実は Fred ってバラードめっちゃうまいよねって気づかされた。

 

 このアルバムのリリース・タイミングは、10月末で、世に言うハロウィン。

 1年が終わり、あたらしい年を迎えるためのおまつりの季節だよね。

 日本では、今年、メタル・コア・バンドの来日が非常に多かった。

 ニュー・メタル・バンドの来日も、この Limpbizkit の来日をきっかけに増えるといいね。 

 

 本公演には、日替わりでサポート・アクトが付くという豪華仕様。

 最近、なにかと気が重くなる話題が多いけど、頭からっぽにしてポップなラップ・メタルをキメてみない?

 

 

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【歌詞・意訳】MOTLEY CRUE " KICK START MY HEART " (2023.11.06公開)

 Motley Crue は、何度か活動休止してるけど、観る度思うんよね。

 Motley Crue、全然燃え尽きてねえ!

 それを、この DEF LEPPARD とのジョイント・ライブで、とても強く感じました。

 

 活動休止を発表したとき、自らの銘を刻んだ墓碑を設えていたのを考えると、この公演の構成は、墓からロック・モンスターが復活し、世の中にロック・モンスター増やしていくって感じだった気がしないでもない。

 その公演の最後を飾ったのが、今回、意訳した "Kick Start My Heart" だよ。

 

 復活した Motley Crue は、誰も止めることができないって感じで最高の〆だった!

 

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バンド:Motley Crue

タイトル:Kick Start My Heart

作  詞:Nikki Sixx

作  曲:Nikki Sixx

アルバム:Dr. Feelgood

 

When I get high, I get high on speed

Top fuel funny car's a drug for me

My heart, my heart

Kickstart my heart

Always got the cops coming after me

Custom built bike doing 103

My heart, my heart

Kickstart my heart

 

Ooh, are you ready girls?

Ooh, are you ready now?

 

Whoa, yeah

Kickstart my heart, give it a start

Whoa, yeah

Baby

Whoa, yeah

Kickstart my heart, hope it never stops

Ooh, yeah

Baby, yeah

 

Skydive naked from an aeroplane

Or a lady with a body from outer space

My heart, my heart

Kickstart my heart

Say I got trouble, trouble in my eyes

I'm just looking for another good time

My heart, my heart

Kickstart my heart

 

Yeah, are you ready girls?

Yeah, are you ready now, now, now?

 

Whoa, yeah

Kickstart my heart, give it a start

Whoa, yeah

Baby

Whoa, yeah

Kickstart my heart, hope it never stops

Whoa, yeah

Baby

 

Kickstart my heart

When we started this band, all we needed

Needed was a laugh

Years gone by, I'd say we've kicked some ass

When I'm enraged or hitting the stage

Adrenaline rushing through my veins

And I'd say we're still kicking ass

 

I say, ooh-ah

Kickstart my heart, hope it never stops

And to think, we did all of this to rock

 

Whoa, yeah

Kickstart my heart, give it a start

Whoa, yeah

B-b-b-b-b-b-baby

Whoa, yeah

Kickstart my heart, hope it never stops

Whoa, yeah

Baby

 

Whoa, yeah

Kickstart my heart, hope it never stops

Whoa, yeah

Baby

Whoa, yeah

Kickstart my heart, give it a start

Whoa, yeah

Okay boys, let's rock the house

 

That's all

 

Kickstart my heart

 

www.motley.com/music/dr-feelgood

 

Kick Start My Heart  意訳

 

アクセル開ければ、秒でトップ・スピードだ!

オレ様の愛車は、ドラッグ・レースのトップカテゴリーと比べても引けをとらねえ!

そうそう、これこれ!

愛車のエンジン音がオレの心に火を点けるんだ!

おやおや、ポリ公のおでましかい?

いいぜ?オレ様の排気量 1689cc カスタム・ハーレーについてこれるかな?

いくぜ!オレのカワイコチャン!

ブッちぎってやンぜ!

 

よっしゃ行くぜ!

ついて来いよ?ポリ公!

オレ様はいつだっていいぜ!

お前らはオレ様と命がけのレースできんのか?

 

景気づけにアクセルを吹かせる

今日も愛車はご機嫌だ!

オレは走りだしたら止まらないぜ?

もちろん愛車も止まるつもりねーってよ!

 

例えるなら...マッパでスカイダイビングする感じ?

それこそ、夜空を駆ける彗星みたいな速さか?

とにかくめちゃくちゃはえーってことよ!

そんなスピードじゃねぇと、オレ様は満足できねぇんだ!

 

お前は言う「目つきが変よ?なにかあったの?」

「もっと別の楽しいことを探しましょうよ」

オレが心底欲しているのはなあ

風を切り、愛車でカッ飛ばすことなんだよ!

 

行くぜ相棒!

何人だりとも、オレ様を止めるんじゃねえ!

 

イグニッションON!エンジン始動!

暖気も済んだ、ゴキゲンいかが?

一発フカしたらもう止まらないぜ!

 

オレのハートに火を点けたのは、バンドだった。

はじめた頃は、なにもできなかったが

まあ、めっちゃ楽しかったわ

バンドが何年も続き、オレ達はとてつもない成功を手にした

オレは根っからの荒くれ者だからよ。体の中はいっつもアドレナリンが駆け巡ってんだ

ンなもんだからよ、オレからバンドを取ったら、だれ彼かまわず喧嘩を吹っかけてたろうな

バンドってのは性に合ってるよ!

だからオレは、こうしてステージに上がり続け、最高のバンドをやってるってワケ!

今日は言わせてもらうぜ。お前らの声援でオレのハートを滾らせてくれよ!

オレはもう、ロックに全てを捧げてるんだ!

 

お前らの声援こそが、オレを奮い立たせるんだ!

今夜もカマしてやンぜ!

火の点いたオレを決して止めるじゃねぇぞ!

 

なあ、お前ら、どこまでも行こうぜ!

お前らの声援があれば、オレはどこまでも行けるんだ!

 

OK!よく来た!盛り上がっていくぜー!

 

オレのハートに火を点けろ

 

 いつもどおり、勢い重視で意訳しました。

 腕っぷししか取り柄のなかった主人公が、バンド活動に目覚め、成功を収めるって感じのストーリー。

 

 王道ロックンロールなんで、シンプルな歌詞なんかなーって思ったけど、やっぱよくわかんないよね。

 どこからって?

 そらもう、初っ端からよ。

 

Top fuel funny car's 

 ”Top Fuel"は、ドラッグ・レースの最上位?のカテゴリーで、"Funny Car" は、その車のこと。

 "Car's" なんで、その車たちにも引けを取らない、オレ様のカスタム・バイクって風に意訳しました。

 

 参考までに、ドラッグ・レースの動画を紹介しておこう。

www.youtube.com

 

 

Custom built bike doing 103

 次にわからなかったのがこれ。

 カスタム・バイクのスペックだけど、"103" が何を指すのかわからなかったんよ。

 最初は、単純に速度のことかとも思ったけど、バイクのスペックだから排気量って帰結になった。

 

 

a lady with a body from outer space

 これホントわからん。

 "Lady" が貴婦人みたいな感じ、Outer Space が宇宙なんで、この世のものとも思えない美しい女性のこと (金星人は美人っていうし) を指すんかな?って思ったけど、"a lady with a body" という字面から「流線形」という着想を得て、宇宙からくる流線形のもの、または、流線形を描くものってことで、彗星なんかいいんじゃね?バイクもハーレーで意訳してるし。ってノリでこうなりました。

 

 

Say I got trouble, trouble in my eyes
I'm just looking for another good time

 さらに、この "Say" がどこまでかかるかわかんない。

 もう、この ”I got ~ good time" までを、付き合ってる彼女かなんかが、危ないことばかり繰り返す主人公を、他のことに興味を持つよう説得してる感じにしました。

 

 

 そして、バンド活動に興味をもつようになった経緯のとこ。

 明らかに原詩より説明が多くなってるよね。

 でも、意訳なんで、どういった世界観なのかわかった方がいいかと思い、めっちゃ説明したった。

 あと、”Kick ass” は、悪い意味ではなく、良い方の意味「最高」とかの方で意訳しました。

 何もできなかったオレが、バンドにハマり、真正面から取り組むことで、成功を手にしたって感じ。

 

 いろいろ悩んだけど、全体的にこんな感じかなーって。

 この曲の主人公ってさ、バイクやカーレースにハマっているあたり、Vince Neil がモチーフになっていると思うんだけど、その曲を Nikki Sixx が書いてるのが興味深いよね。 

 

 

 

【ライブレポ】MOTLEY CRUE , DEF LEPPARD " THE WORLD TOUR " (2023.11.04)

 DEF LEPPARD, Motley Crue 同じセットリストだけど、新たな感動が!  

 

udo.jp/concert/MotleyCrue_DefLeppard

 

タイトル:

  Motley Crue , DEF LEPPARD "THE WORLD TOUR"

開催日程:

  11月04日(土) / 神奈川 / ケー・アリーナ横浜

公演時間:

  開場 15:00 / 開演 16:30 / 終演 20:00 

 

 SETLIST

Opening DJ 伊藤政則

  BGM. Ace Of Spades (Motorhead song)

  BGM. Fuel (Metallica song)

  BGM. Crazy Train (Ozzy Osbourne song)

  BGM. Slave To The Grind (Skid Row song)

  BGM. Rats (Ghost song)

  BGM. Immigrant Song (Led Zeppelin song)

  BGM. Clock Strikes Ten (Cheap Trick song)

  

MOTLEY CRUE

MEMBER:

On Bass:Nikki Sixx

On Drums:Tommy Lee

On Vocal:Vince Neil

On Guitar:John 5

Dance Performance 

  Hannah Sutton

  Ariana Rosado 

 

  BGM. Mozart "Requiem in D Minor, K. 626: I. Introitus" (Riccardo Muti Berliner Philharmoniker)

  01. Wild Side

  02. Shout at the Devil

  03. Too Fast for Love

  04. Don't Go Away Mad (Just Go Away)

  05. Live Wire

  06. Looks That Kill

  07. The Dirt (Est. 1981)

  08. John 5 Solo

  09. Medley

    Rock and Roll, Part 2 (Gary Glitter cover)

    ~ Smokin' in the Boys Room (Brownsville Station cover)

    ~ Helter Skelter (The Beatles cover)

    ~ Anarchy in the U.K. (Sex Pistols cover)

    ~ Blitzkrieg Bop (Ramones)

    ~ (You Gotta) Fight for Your Right (Beastie Boys cover)

  10. Home Sweet Home

  11. Dr. Feelgood

  12. John 5 Shamisen (三味線) Solo

  13. Same Ol' Situation (S.O.S.)

  14. Girls, Girls, Girls

  15. Primal Scream

  16. Kickstart My Heart

 

DEF LEPPARD

MEMBER:

On Bass:Rick Savage

On Vocal:Joe Elliott

On Drums:Rick Allen

On Guitar:Phil Collen

On Guitar:Vivian Campbell

 

  COUNT DOWN

    BGM. Won't Get Fooled Again (The Who song)

    BGM. Heroes (David Bowie song)

  01. Take What You Want

  02. Let's Get Rocked

  03. Animal

  04. Foolin'

  05. Armageddon It

  06. Kick

  07. Love Bites

  08. Promises

  09. This Guitar

    ~ Drift Away

  10. When Love and Hate Collide

  11. Rocket

  12. Bringin' On the Heartbreak

  13. Switch 625

    ~ Rick Allen Solo

  14. Hysteria

  15. Pour Some Sugar On Me

  16. Rock of Ages

  17. Photograph

 

 DEF LEPPARD, Motley Crue ジョイント・ライブ。

 本日は、出演順を入れ替えてのプレイ。

 結論から言ってしまうと、とても素晴らしい公演でした。

 なんというか、これまで辿ってきた人生や人間性が垣間見えるような、そんなステージでした。

 バンドが音を鳴らす。観客がそれに応える。その熱気が混ざり合い、ひとつになっていく。

 言葉にすると陳腐になってしまうね。

 とにかく、素晴らしくて、稀有な経験でした。

 

 今日は、ちゃんとオープニングから観られるように来たので、伊藤政則の DJ から堪能できました。

 開演までは 90分空いていたけど、DJ はおよそ 30分ちょいくらい。

 曲のつなぎ目に 2~3言はさみ、全 7曲。

 流石わかってる感じのセットリストだよね。

 〆に、今年、残念なことに公演中止になってしまった Cheap Trick から "Clock Strikes Ten" を選曲するのもニクいね!

 過ぎてしまったけど、ハロウィン近いから「Trick or Treat」な意味や、ライブ前に ”Clock Strikes Ten (邦題: 今夜は帰さない)” というのもナイス!

 

 レクイエムがはじまると、昨日と打って変り、そこかしこから歓声が上がりはじめる。オープニングムービーが流れ、Motley Crue が登場すると、爆発したかのような歓声が沸き上がった。まさに、アメリカン・ロック・パーティって感じ。

 基本、セットリストの進行は変わらず。

 Nikki Sixx は、来場者の中から選んだファンをステージに上げ、記念の写真撮影。

 感動のあまり、うまく操作できないファンに対し、やさしく「焦らなくていいんだぜ?」って紳士的に対応。ハグまであって、会場からは黄色い声があがりまくってた。

 Tommy Lee は、「オレは日本が大好き、このツアーに先駆けて 2週間前から来日して、大好きな日本を満喫しているんだ!マジありがとうな!」と語る。合言葉は「ヤバーイ!」

 今日の見どころは、John 5 にあった。

 昨日は、あくまで Motley Crue として、Mick Mars をリスペクトするような完璧なプレイで楽しませてくれました。

 しかし、今日は、ギター・ソロの他に、なんと、三味線のソロまでありました!

 おそらく、バンドへの貢献が認められ、良好な関係を築けているからに他ならないよね。

 そんなご褒美ともいえる時間で、日本の伝統楽器である三味線をプレイしてもらえて、少し誇らしい気持ちにもなった。

 John 5 の衣装は、袖はないけど、白のコート風いで立ち。それに John 5 のロゴが入っていたから、いま風の裃みたいで三味線に合っていたのも良かった。

 Vince Neil も、昨日より頑張ってた感があった。

 もちろん、歌唱もそうだけど、歌いだしが不自然だったところなどの改善もあったし、やはりプロフェッショナルな面もみられてよかった。

 なら、もう少し体形を...という声も聞こえてきそうだけど、これでも痩せてきたんだよね。多分。いつだったか、ステージから落ちて骨折したときよりは、だいぶ痩せている。

 Vince についての懸念を、もうひとつ上げるとすれば、それは、耳について。

 イヤー・モニターを気にする仕草を頻繁に目にした。

 ただ単に、イヤー・モニターが耳に合っていなかったのなら、それでいいんだけど、もしかすると、聴力が落ちてるのかも?って思ったんだよね。

 それなら、歌いだしをミスることも増えるし、昨日のステージで不自然に見えた説明にもなる。

 まだまだ歌えることを示してくれたのだから、いつまでも元気な姿を見せてほしい。

 まあ、Vince Neil に「節制」という言葉は似合わないだろうけど。

 

 DEF LEPPARD のステージは、昨日と同じセットリストだったけど、メンバー (Phil, Vivian) の衣装を変えることで、Motley Crue とは違うエンターテインメントを魅せてくれた。

 30年以上、同じメンバーでやっていることの意味は、DEF LEPPARD のステージを観ればよくわかる。

 各々の演奏力はもちろん、完璧なまでに洗練されたステージング。一番映える所作、完璧なショウを作るための盛り上げ方。一公演ずつ積み上げてきて、その最新公演こそが、バンドの最高であるということ。それを、ラストの "Photogragh" で感じることができた。

 だから、同じセットリストでも、昨日とはまた違った感動が得られたし、単に過去売れた楽曲を並べて「Best Hits Show」と称すのとは一線を画した、これこそが「Greatest Hits Show」というべきステージなのだと、そう感じた。

 

 

 

 

 

【ライブレポ】KAMELOT " AWAKEN THE WORLD " JAPAN 2023 (2023.11.03)

 急遽 Kamelot 観に行ったぞ!

 

www.cittaworks.com/event/kamelot/

 

タイトル:

  Kamelot "Awaken The World" 2023

MEMBER:

  On Vocal:Tommy Karevik

  On Guitar:Thomas Youngblood

  On Bass:Sean Tibbetts

  On Keyboards:Oliver Palotai

  On Drums:Alex Landenburg

  Guest:

    On Vocal:Melissa Løwe

開催日程:

  11月3日(金・祝) / 神奈川 / クラブ・チッタ

    開場 13:00 / 開演 14:00

公演時間:

  開場 13:00 / 開演 14:00 / 終演 15:30 

 

 SETLIST

  BGM. Hail To The King (Avenged Sevenfold song)

  BGM. Wrong Side Of Heaven (Five Finger Death Punch song)

  BGM. Archangel (Tow Step From Hell song)

  BGM. Nightmare (Avenged Sevenfold song)

  BGM. Engel (Rammstein song)

  SE. Overture (Intro)

  01. Veil of Elysium

  02. Rule the World

  03. Opus of the Night (Ghost Requiem)

  04. Insomnia

  05. When the Lights Are Down

  06. Vespertine (My Crimson Bride)

  07. New Babylon

  08. Karma

  09. Sacrimony (Angel of Afterlife)

  10. Song for Jolee

  11. NightSky

  12. Alex Landenburg Solo

  13. March of Mephisto

  14. Forever

-enc-

  15. Phantom Divine (Shadow Empire)

  16. One More Flag in the Ground

  17. Liar Liar (Wasteland Monarchy)

 

 本日は、実に 4つの HR/HM 系ライブが重複しているという、悪夢のような日程で、そんな中、Kamelot は、公演時間をズラすという配慮を見せてくれました。

 なら、観に行かねば!ということで、川崎はクラブ・チッタに行ってきました。

 会場には、おおよそ 600人くらいのファンが来場し、バンドに会えるのを、今か今かと待ち構えていたんですね。

 するとどうでしょう。開場ほどなくしたタイミングで、おもむろに Sean Tibbetts が外に出てきて、入場待機列のファンにピックをばらまくというイベントが発生しました!

 本当に数秒の出来事だったので、気が付かなかった方もいらっしゃると思います。

 

 本公演のステージ構成は、少し張り出しがあり、花道みたいになったいたので、通常のライブよりも動ける範囲が広かった。

 そのスペースを、メンバーが入れ替わり立ち代わりの大太刀回りで、とても躍動感があり、Kamelot の楽曲に合っていて素晴らしかった。

 Tommy Karevik のボーカルも、いよいよ円熟した感じがあり、耳にした者を物語の中に誘う語り手としての深みを増した感じがした。

 今回のゲスト・ボーカルの Melissa Lowe も、セットリストの半数くらいに参加し、クリーン・デスと歌い分け、大活躍だったよ。

 この来日公演の直前に誕生日を迎えた Alex Landenburg (Drs.) の紹介と、みんなで Hapy Birthday Song を贈るなど、サプライズがあったのも良い。

 ドラム関係だと、確か、 Forever の途中で、We Will Rock You (Queen song) が入ったり、遊び心やファンサービスも満点だった。

 

 

 

【ライブレポ】MOTLEY CRUE , DEF LEPPARD " THE WORLD TOUR " (2023.11.03)

 Motley Crue と DEF LEPPARDカップリング公演、いよいよスタート!

 

udo.jp/concert/MotleyCrue_DefLeppard

 

タイトル:

  Motley Crue , DEF LEPPARD "THE WORLD TOUR"

開催日程:

  11月03日(祝・金) / 神奈川 / ケー・アリーナ横浜

公演時間:

  開場 15:30 / 開演 17:00 / 終演 20:45 

 

 SETLIST

Opening DJ 伊藤政則

  ...

  BGM. Boys Back in Town (Thin Lizzy song)

 

DEF LEPPARD

MEMBER:

On Bass:Rick Savage

On Vocal:Joe Elliott

On Drums:Rick Allen

On Guitar:Phil Collen

On Guitar:Vivian Campbell

 

  COUNT DOWN

    BGM. Won't Get Fooled Again (The Who song)

    BGM. Heroes (David Bowie song)

  01. Take What You Want

  02. Let's Get Rocked

  03. Animal

  04. Foolin'

  05. Armageddon It

  06. Kick

  07. Love Bites

  08. Promises

  09. This Guitar

    ~ Drift Away

  10. When Love and Hate Collide

  11. Rocket

  12. Bringin' On the Heartbreak

  13. Switch 625

    ~ Rick Allen Solo

  14. Hysteria

  15. Pour Some Sugar On Me

  16. Rock of Ages

  17. Photograph

  

MOTLEY CRUE

MEMBER:

On Bass:Nikki Sixx

On Drums:Tommy Lee

On Vocal:Vince Neil

On Guitar:John 5

Dance Performance 

  Hannah Sutton

  Ariana Rosado 

 

  BGM. Mozart "Requiem in D Minor, K. 626: I. Introitus" (Riccardo Muti Berliner Philharmoniker)

  01. Wild Side

  02. Shout at the Devil

  03. Too Fast for Love

  04. Don't Go Away Mad (Just Go Away)

  05. Live Wire

  06. Looks That Kill

  07. The Dirt (Est. 1981)

  08. John 5 Solo

  09. Medley

    Rock and Roll, Part 2 (Gary Glitter cover)

    ~ Smokin' in the Boys Room (Brownsville Station cover)

    ~ Helter Skelter (The Beatles cover)

    ~ Anarchy in the U.K. (Sex Pistols cover)

    ~ Blitzkrieg Bop (Ramones)

    ~ (You Gotta) Fight for Your Right (Beastie Boys cover)

  10. Home Sweet Home

  11. Dr. Feelgood

  12. Same Ol' Situation (S.O.S.)

  13. Girls, Girls, Girls

  14. Primal Scream

  15. Kickstart My Heart

 

 Motley Crue, DEF LEPPARD という世界的人気を誇るバンドのジョイント・ライブ。

 これが発表されたとき、思わず「うおおお」と、声が漏れてしまった。

 そして、ついに開催される日を迎えました。

 

 本日の日程は、他来日公演の被りが多く、ぼくは、川崎で Kamelot を観てからの参戦。

 会場は、新設の「Kアリーナ横浜」で、土地勘がない場所だから、正直、開演時間に着くか不安でした。

 なので、最最寄り駅の新高島駅まで行くか、横浜駅から歩いて行くか迷いましたが、電車待ちするくらいなら、横浜駅から歩いても、時間的にはあんま変わんないという雑な体感。

 横浜駅からだと、階段の上り降りもあるので、体力を温存したい方は、新高島駅から向かった方がいいかも。

 

 本公演は、急遽、開演までの繋ぎに、オープニング DJ として、HR/HM 専門の音楽評論家の伊藤政則が発表されていたけど、ぼくが着いたときは、もう最後の曲でした。

 

 開演時間15分前になるとカウント・ダウンがはじまり、会場はざわつきはじめる。

 特に、直前に流れた Heroes は、これから夢にまでみたステージが始まる感が強くてよかった。

 DEF LEPPARD のステージは、これ以上ないくらい、いつも通り完璧なライブ。

 今回のセットリストは、まさにベスト・ヒットの内容で、みんな知ってるだけに来場者との掛け合いも最初からバッチリだったよ。

 

 Motley Crue の開演直前は、レクイエムから。

 Farewell Tour で墓標に埋まったから、そっから死者が復活し、世界を席巻していく感じのオープニング。

 さて、今回の Vince Neil。ステージから落ちて骨折したときの体形からは痩せて、思ったよりは全然声出てた。

 じゃあ、DEF LEPPARD みたいに完璧なのか?って言われると、そこからはほど遠い。特に歌いだしが怪しかったイメージ。

 でも、Motley Crue には完璧とかではなく、会場とのグルーヴみたいなところを求めるじゃん?それなら納得できるパフォーマンスだった。

 また、本ツアーのギタリストは、Mick Mars ではなく、John 5 でした。

 発表当初は不安だったけど、実際にステージをみて、ビジュアル面が強化された感あったね。Motley Crue というバンドにいても、全然違和感はなかった。むしろ、溶け込んでたまである。

 Motley Crue のステージは、(成人向け的な意味で) センシティブな恰好のブロンド/ブルネットの美女をバックダンサーに従えた、とてもグラム・メタルっぽいステージで、良い意味でお下品で最高だった。

 

 DEF LEPPARD, Motley Crue という、ひとつの時代を築いたふたつのバンドの物語が交差する。

 欲を言えば、1曲くらいコラボして欲しかったという想いが無いでは無いけど、観に来てた良かったと心底思えた。

 

 とりあえずこの辺で。

 

 

 

【イベント情報・当日券・11/3-4】MOTLEY CRUE , DEF LEPPARD " THE WORLD TOUR " (2023.11.03公開)

  Motley Crue , DEF LEPARD 来日公演の VIP パッケージが。

 

udo.jp/concert/MotleyCrue_DefLeppard

 

タイトル:

  Motley Crue , DEF LEPPARD "THE WORLD TOUR"

開催日程:

  11月03日(祝・金) / 神奈川 / ケー・アリーナ横浜

    Motley Crue

    DEF LEPPARD

    Opening DJ:伊藤政則

  11月04日(土) / 神奈川 / ケー・アリーナ横浜

    DEF LEPPARD

    Motley Crue

    Opening DJ:伊藤政則

TICKET:

  当日券 前売価格+¥1,000-

  前売券

  Motley Crue

    VIP1 ¥459,800-

    VIP2 ¥167,100-

    VIP3 ¥57,600-

    VIP4 ¥44,300-

  DEF LEPPARD

    VIP1 ¥204,000-

    VIP2 ¥158,000-

    VIP3 ¥44,000-

  GOLD ¥35,000-

  SS席 ¥24,000-

  S席 ¥18,000-

  A席 ¥15,000-

udo.jp/concert/MotleyCrue_DefLeppard

公演公式:

www.motley.com

www.defleppard.com

udo.jp

www.creativeman.co.jp

 

 いよいよ開催間近となった Motley Crue / DEF LEPPARD ジョイント・ライブ。

 開場から開演までの時間は、オープニング DJ として、伊藤政則が登場することになりました。

 大規公演だと、プロモーターが手掛ける公演情報の PR が延々と流されることが多いけど、今回は UDO 音楽事務所、creativeman 共同開催だからなのか、このような特別演出となりました。

 一体、どんな曲がプレイされるのでしょうね。今後の来日バンドをフィーチャーした内容?はたまた、DEF LEPARD、Motley Crue と同年代にデビュー・活躍したバンドの楽曲?

 そういえば、10月15日には、有働誠次郎会長が亡くなったばかりですし、縁のあるバンドの楽曲がプレイされるかもしれませんね。

 

 また、当日券の販売もアナウンスされたので、行こうか迷ってる方は、思い切って来場してみてはいかが?

 

【イベント情報・当日券・11/1-4】KAMELOT " AWAKEN THE WORLD " JAPAN 2023 (2023.11.01公開)

 Kamelot 新譜公演だ!

 

www.cittaworks.com/event/kamelot/

 

タイトル:

  Kamelot "Awaken The World" 2023

MEMBER:

  On Vocal:Tommy Karevik

  On Guitar:Thomas Youngblood

  On Bass:Sean Tibbetts

  On Keyboards:Oliver Palotai

  On Drums:Alex Landenburg

  Guest:

    On Vocal:Melissa Løwe

開催日程:

  11月1日(水) / 大阪 / 梅田クアトロ

    開場 18:00 / 開演 19:00

  11月3日(金・祝) / 神奈川 / クラブ・チッタ

    開場 13:00 / 開演 14:00

  11月4日(土) / 神奈川 / クラブ・チッタ

    開場 17:30 / 開演 18:30

TICKET:

  当日券 ¥10,800-

  前売券 ¥9,800-

  ※1ドリンク別

公演公式:

kamelot.com

www.cittaworks.com

 

 

 Kamelot の来日公演は、新譜「The Awakeing」のリリース・ツアーだよ。

 本公演の神奈川 2日間は、おなじく神奈川で Motley Crue / DEF LEPPARD のジョイント・ライブが開催されます。

 日程被りにお嘆きのあなた!しかし、心配することなかれ!

 11月3日公演については、14時開演という特殊スケジュールで開催!

 ジョイント・ライブの開演が 17時ということを考えると、電車遅延でもしない限り間に合う時間となっております!

 

 新譜「The Awakeing」は、Kamelot らしい幻想的で壮大な世界観を、美しく勇壮なメロディーで彩られた楽曲が収録されており、刮目せよ!Kamelot ここに在り!って感じで、パワー・メタル・シーンにおいての存在感を強調するかのような作品になっています。

 

 本公演には、ゲストとして Melissa Løwe (Vo.) が帯同しています。

 彼女は、「The Awakeing」の収録に参加している人物なので、Tommy Karevik が朗々と歌い上げる新譜の世界観を、さらに広げ、没入させてくれることでしょう。

 なので、彼女がゲスト・ボーカルとして参加した "New Babylon" は、本ツアーのセットリスト入りするであろうし、重要な曲になるでしょうから、特に注目ですね。

 このような特別編成なので、Kamelot ファンで、新譜も大好き!という方は、必見といえる公演になっています。

 

 当日券のアナウンスもあるので、お時間、お財布に余裕のある方は、この機会に、是非、Kamelot を堪能してください! 

 

 

www.youtube.com

 

 

【イベント情報・当日券・11/2-5】VEKTOR JAPAN TOUR 2023 (2023.11.01公開)

 VEKTOR 来日!

 

twitter.com/chrosh_bookings/status/1717010049552503037

 

タイトル:

  VEKTOR Japan Tour 2023

MEMBER:

  On Vocals, Guitars:David DiSanto

  On Guitar:Erik Nelson

  On Bass:Stephen Coon

  On Drums:Mike Ohlson

開催日程:

  11月2日(木) / 東京 / スペース・オッド

  11月3日(金・祝) / 東京 / スペース・オッド

  11月5日(日) / 大阪 / ソーコア・ファクトリー

TICKET:

  当日券 ¥8,000-

  前売券

    東京2日通し券 ¥14,000-

    一般 ¥7,300-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.facebook.com

 

 SF・プログレッシブ・スラッシュ・メタル・バンドを称する VEKTOR 来日!

 SFを冠するだけあって、その音楽性は特異なものとなっており、時にロマンチックに、時に激しくリズムを刻み、まるでひとつの物語のようにめまぐるしく表情を変えていくのが楽しい楽曲を発表しています。

 前述のように、楽曲の進行は突発的にというより、ストーリーの進行に合わせて変調する感じなので、プログレッシブに転調しても、おもったより腑に落ちる感じなのが面白かったっす。

 David DiSanto のボーカルは、硬質な感じだけど、機械的というよりは、エイリアンのような、いわば異星の怪物の叫びにも聞こえ、楽曲の世界観を深めるのに捗る感じ。

 スラッシュ・メタルのリフといえば、 Violent な様を表すことが多いけど、Vektor では、未知との遭遇の際の不穏で妖しい感じや、急転換の緩急、緊張感といったものを表現しているように感じました。

 今年は、Bay Strikes Back のようなスラッシュ・メタルに特化したイベントもありましたし、一風変わったスラッシュ・メタルを堪能してみてはいかが?

 本公演は、11月3日公演のチケットの残数が少なくなっているようなので、参戦を考えている方は、早めに確保しましょう。

 

 

www.youtube.com

 

【NEWS】WOWOW で HELLOWEEN UNITED FORCES 2023 LIVE AT BUDOKAN が放送 (2023.10.31公開)

 Happy Happy Halloween Helloween Halloween

 今夜、なにかが起こる!

 具体的には武道館公演の放送が!

 

www.wowow.co.jp/detail/192710/-/02

 

 

タイトル:

  HELLOWEEN UNITED FORCES 2023 Live at Budokan

MEMBER:

  On Guitar:Michael Weikath

  On Bass:Markus Grosskopf

  On Vocal:Andi Deris

  On Guitar:Sascha Gerstner

  On Drums:Dani Löble

  On Vocals:Michael Kiske

  On Guitars, Vocals:Kai Hansen

放送日程:

  10月31日(火) 21時15分~ / WOWOWライブ

  12月22日(金) 17時45分~ / WOWOWライブ

公式サイト:

www.wowow.co.jp

 

 HALLOWEENHELLOWEEN の放送があるってだけで贅沢なのに、まさかそれが、今年やったばかりの武道館公演の放送ともなれば、それはもうテンションが上がらないハズないよね。

 時間も、放送が終わる頃には Halloween の歌詞のように、お祭り騒ぎがひと段落し、夜は妖しいことがおこる不思議な刻ってのもポイントが高い。

 

 11月になると、来日ラッシュとなるので、その予習で眠れぬ夜を過ごす住人も多くなりそう、

 

 当日、来場した方もできなかった方も、テレビのまでみんな HELLOWEEN をたのしもう!

 

www.youtube.com

【イベント情報・当日券・10/31-11/4】NEX_FEST (2023.10.31公開)

 いよいよ開催 NEX_FEST !

 タイム・テーブルや当日券情報が更新されているぞ!

 

 

nexfestjapan.com/

 

タイトル:

  NEX_FEST

開催日程:

  10月31日(火) / 兵庫 / 神戸ワールド・ホール

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / YUNGBLUD /  I Prevail 

 

  11月01日(水) / 愛知 / 日本ガイシ・ホール

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / YUNGBLUD /  I Prevail 

 

  11月03日(金・祝) / 千葉 / 幕張メッセ 9-11ホール

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / YUNGBLUD / マキシマム・ザ・ホルモン

    YOASOBI / I Prevail / Paledusk / CVLTE / 花冷え。

    Violent Magic Orchestra / KRUELTY / Alice Longyu Gao

 

  11月04日(土) / 千葉 / 幕張メッセ

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / HYDE / Crossfaith / coldrain

 

公演公式:

nexfestjapan.com

 

 突如発表された大型フェス「NEX_FEST」は、英メタル・コア・バンド Bring Me The Horizon が主宰する音楽フェス。

 ジャンルにとらわれることなく話題のバンドが登場するので、話題性が高いよね。

 公式サイトでは、各公演のタイム・テーブルが公開されているので、参戦前に必ずチェックしておこう!

 

 

 

Extra AICHI TIMETABLE

 

 

 

 

 

 

 11月3日の日程に注意が必要だ。

 特に、YOASOBI が目当てな場合、近年の人気から予想するより、だいぶ早い登場なので、ワンチャン見逃してしまう可能性がある位置。

 これは、フェスを最初から楽しんでほしいという運営側の意図と、客層が異なるため、不慣れな来場者がモッシュに巻き込まれないようにという、ふたつの配慮からの出演順なんじゃないかと思う。

 それに、出番が早いからといって持ち時間が少ないワケではなく、フェスのヘッドライナーである Bring Me The Horizon への流れを意識した構成ってだけで、出演者に優劣はないってイメージ。

 サブ・ステージはサブ・ステージで、強力なライン・ナップで楽しそうなのも良いね!

 

 参加する方は、計画を練って観戦するといいぞ!

 

 また、大規模会場なだけに、SOLD OUT となっていても、ワンチャン、当日券が販売される可能性を否定できない。

 もし、まだあきらめきれない方がいる場合は、こまめに公式サイトや公式 SNS をチェックしておくといいかも!?

 

【イベント情報・重要・10/27-29】FLESHGOD APOCALYPSE JAPAN TOUR 2023 (2023.10.27公開)

 Fleshgod Apocalypse は、東京のみフリー・ライブに変更!

 

twitter.com/evpro666/status/1717109525143286238

 

タイトル:

  Felshgod Apocalypse Japan Tour 2023

LINE UP:

  Fleshgod Apocalypse

  Dark Mirror ov Tragedy

  Ethereal Sin

開催日程:

  10月27日(金) / 東京 / 初台ドアーズ

  10月28日(土) / 愛知 / 今池3スターズ ※公演中止※

  10月29日(日) / 大阪 / ルイード ※公演中止※

TICKET:

  無 料

入場順:

  ※先着順※

  東京 VIP チケット購入者

  → 東京チケット購入者

  → 愛知 / 大阪チケット購入者

  → 一般 (キャパ上限になり次第入場打ち切り)

公演公式:

shop.fleshgodapocalypse.com

 

 Flashgod Apocalypse 来日公演は、興行ビザの発行が間に合わず、ライブ開催ができなくなりました。

 しかし、完全ボランティアであればライブ可能とのことで、急遽、Flashgod Apocalypse フリー・ライブとして復活!

 しかし、予定していた東名阪ではなく、東京のみの開催とのこと。

 

 折角来日しても、公演ができないとか、バンド、プロモーター、ファンにとって地獄にしかなりえなかった状況で、まさかのフリー・ライブ開催。ライブをやっていただけるだけでありがてぇ。

 しかし、基本、先着順なので、最悪、チケットを持っていても入場できない場合もありえる。

 なので、いろいろ言いたいことはあると思うけど、ぐっとこらえ、10月27日、初台が最高に盛り上がるようやっていきましょう。

 

 本公演は、Fleshgod Apocalypse の他、サポートとして Dark Mirror ov Tradegy, Ethereal Sin が出演するという、無料ライブとしてはとんでもなく豪華なラインナップになっております。

 シンフォニック、テクニカル・デスというジャンルに特化したイベントなので、そういったジャンルが好きな方は、初台へ定時ダッシュをキメろ!

 チケット購入者は、くれぐれも出遅れるな!

 

 

www.youtube.com

 

【イベント情報・10/31-11/4】NEX_FEST (2023.10.21公開)

 次世代音楽フェス 「NEX_FEST」 開催!(適当)

 

nexfestjapan.com/

 

タイトル:

  NEX_FEST

開催日程:

  10月31日(火) / 兵庫 / 神戸ワールド・ホール

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / YUNGBLUD /  I Prevail 

 

  11月01日(水) / 愛知 / 日本ガイシ・ホール

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / YUNGBLUD /  I Prevail 

 

  11月03日(金・祝) / 千葉 / 幕張メッセ 9-11ホール

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / YUNGBLUD / マキシマム・ザ・ホルモン

    YOASOBI / I Prevail / Paledusk / CVLTE / 花冷え。

    Violent Magic Orchestra / KRUELTY / Alice Longyu Gao

 

  11月04日(土) / 千葉 / 幕張メッセ

    Bring Me The Horizon

    BABYMETAL / HYDE / Crossfaith / coldrain

 

公演公式:

nexfestjapan.com

 

 

 英メタル・コア・バンド Bring Me The Horizon (以下、BMTH) が主催する音楽フェスが開催!

 ナンバリングが入ってないので、継続するかはわからないけど、11月3日の本公演は、チケット・ソールド・アウトしており、かつ、本公演に合わせて Extra show も開催されるなど、1回こっきりにしては、めっちゃ力が入っているので、次回開催があるんじゃないかと期待してしまうね。

 

 本イベントは、Metal Core, Had Core に特化したラインナップで、イベント発表時から大好評でしたね。

 おかげで、幕張メッセという大規模会場なのに、早い段階でチケット・ソールド・アウトになっていました。

 

 11月3日という日程は、creativeman, UDO 音楽事務所による 「Motley Crue / Def Leppard」という、ビッグネームのジョイント・コンサートが開催されますが、その影響は全く受けなかったみたいですね。

 まあ、客層があまり被っていませんし、当然といえば当然かも。

 ちな、ぼくは、先に 「Motley Crue / Def Leppard」を買ってしまったので、悔し涙を流した勢です。

 

 個人的にこのフェスで推したいのは、Paledusk。

 今年、Knotfest Japan で観て、すっかりハマってしまった。

 直近では、Extra show に出演する coldrain の Masato (VO) とのコラボ曲が公開され、イベント開催に向けての盛り上げにひと役買ってる。

 

www.youtube.com

 

 音楽フェスは、お目当てのバンド以外に新しい発見があり、自分の世界が広がって行く感じがあるので、多くの人にフェスに参加してほしい。

 しかし一方で、モッシュ、ダイブなど、知らないで巻き込まれると怪我をしてしまうこともあるので、万人には進めにくい性質もあります。

 

 Extra show はチケット販売中。

 本公演については、チケット・ソールド・アウト。

 でも、幕張メッセほどの会場であれば、ワンチャン、若干の当日券発売が無いともいえないので、参戦を諦めきれない方は、公式サイトを小まめにチェックしておくことをおすすめします。

 

【イベント情報・2024/9/22-28】IRON MAIDEN " THE FUTURE PAST " WORLD TOUR 2024 (2024.10.18)

 IRON MAIDEN の来日公演が発表!

 えっ...1年後?

 

www.creativeman.co.jp/artist/2024/09ironmaiden/

 

タイトル:

  IRON MAIDEN "The Future Past" World Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal:Bruce Dickinson

  On Bass, Keyboards:Steve Harris

  On Guitar:Dave Murray

  On Guitar:Adrian Smith

  On Guitar:Janick Gers

  On Drums:Nicko McBrain

開催日程:

  2024年9月22日(日) / 愛知 / スカイ・ホール豊田

  2024年9月24日(火) / 大阪 / 大阪城ホール

  2024年9月26日(木) / 東京 / 東京ガーデン・シアター

  2024年9月22日(土) / 神奈川 / ぴあアリーナMM

TICKET:

  アリーナ前方スタンディング ¥30,000-

  指定席 ¥18,000-

例)東京ガーデン・シアター

公演公式:

www.ironmaiden.com

www.creativeman.co.jp

 

 IRON MAIDEN 来日公演の発表!

 しかし、その日程は約 1年後という...

 他に先駆け、チケットを購入すれば、ワンチャン、良席の割当が期待できるけど、あまりに遠い日程だと、他公演の重複があるのかも?と、購入をためらってしまいそうだ!

 まあ、そんときはそんとき考えればいいや。

 

 問題は席種。

 前方スタンディング+指定席という珍しい構成。

 スタンディングであれば、最前を狙えるけど、IRON MAIDEN のスタンディングは、大体、外国人客が大暴れで、場所によっては非常にキツかった思い出もあるので注意。

 ただ、チケットが高額なので、暴れる客層がスタンディングを買うかどうかは未知数。

 

 IRON MAIDEN といえば、派手なステージ・セットを設営するバンドだし、演出を楽しむために、指定席を選択するというのもアリ。

 東京会場である、東京ガーデン・シアターの座席は、ステージの方を向いているので、どの席からでもステージを観やすくなっている。

 

 自分の観戦スタイルに合わせ、チケットを選べばいいと思うよ。

 

東京ガーデンシアター|劇場型イベントホール8,000人収容 | 東京ガーデンシアター

 

 

 開催は 1年先とはいえ、10月22日には、最速先行が始まってしまう。

 最速で良席確保に動くか、それとも、1年の間でゆっくり確保するのか、どちらを選ぶ?

 こんな先だと追加日程もありそうだし...?考えれば考えるほど悩んでしまうぜ。

 

www.youtube.com

【歌詞・意訳】ANGRA " SPREAD YOUR FIRE " (2023.10.02公開)

 いつかやりたいと思っていた "Spread Your Fire" を意訳してみた。

 本当は、Edu Falaschi の来日公演前に仕上げたかったんだけど、間に合わんかった。

 本作品は、なるべく、DEUS LA VOLT!~SPREAD YOUR FIRE という流れでみていただきたい。

 怪しくミステリアスな導入部から、夢みるかのような美しいメロディを経て、使命に目覚める主人公の決意、そして、その辿る道の過酷さ、それら試練を乗り越えるヒロイックな凱歌という流れは、胸を奮わさずにはいられません。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

バンド:ANGRA

タイトル:"Deus Le Volt!" ~ "Spread Your Fire"

作  詞:Edu Falaschi, Kiko Loureiro

作  曲:Edu Falaschi, Kiko Loureiro

アルバム:Temple of Shadows


"Deus Le Volt!" 

 -instrumental-

"Spread Your Fire"

Woke up to life not long ago

You think your mind is in control?

God will take it back someday

 

It's not so hard to understand

They say the world has good and bad

Father Universe brings love and hate

 

Glorious

You'll lead the way

To free the world from these chains

Glorious

Your story now begins

Fire

 

Unleash the angel of the light

Thank him for bringing us to life

Lucifer is just a name

 

We are the only ones to blame

Just look around, I'm not insane!

Satan is a child of our God

 

Glorious

Don't be afraid

To lead the way with thy sword

Glorious

You are the chosen one

Go

 

Spread your fire

(Salve ara, salve victima)

Spread your fire

(De passionis gloria)

Spread your fire

(Qua vita mortem pertulit)

Spread your fire

(Et morte vitam reddidit)

 

Glorious

Don't be afraid

To lead the way with thy sword

Glorious

You are the chosen one

Go

 

Spread your fire

(Salve ara, salve victima)

Spread your fire

(De passionis gloria)

Like a dragon spread your fire

(Qua vita mortem pertulit)

Spread your fire

(Et morte vitam reddidit)

 

www.rafaelbittencourt.com/en/home/legado/historia/

 

Deus Le Volt! - 意訳

 

 聖地エルサレム奪還のため密命を帯びたクリストファー・ハンターは、所属騎士修道会を離れ、シャドウ・ハンターとして旅路に就いた。

 本国より遠く離れた異国の地、イスラエル入りしたハンターは、ある夜、不思議な夢を見るのだった。

 

 その者はラビンと名乗ったものの、ローブのフードを深くかぶり、表情を窺うことはできなかった。

 ラビンはハンターに「お前は真理に目覚めし者」と言い、続けて「真理に目覚めし者よ、盲いた子羊たちを導くのだ」と厳かに告げた。

 戸惑うハンターが、「真理とはなんだ?」と尋ねると、ラビンは懐から一冊の古めかしい書を取り出し、「これを託そう」と手渡した。

 ハンターは、得体のしれないラビンのことを訝しみつつ、受け取った書を開いた。

 するとその瞬間、書面からまばゆいばかり光があふれだした!

 ハンターは、その光の強さに、叫びながら目覚めるのであった。

 

 覚醒したハンターはあたりを窺う。

 しかし辺りは暗く、遠い東の空がようやく明るくなっていくところであった。

 もちろん、辺りに預言者風の男などおらず、その手には古めかしい書などはなかった。

 しかし、その胸の内には、いままでにはない、熱くたぎる激情のようなものが確かに熾っていた。

 

 

Spread Your Fire - 意訳

 

物心ついたときからそう教え続けられた「神の教え」は、

そうそう覆されるものではない

たとえそれが矛盾をはらんだものだったとしても。

 

気づくのは簡単なハズだ。

なぜなら、善悪は立場によって簡単に覆るし、

こんなにも父なる神の愛は世界に満ちているのに、世に諍いの種は尽きないからだ

 

栄えあれ!

お前が真理に導くのだ

この矛盾に満ちた価値観から解き放て

起つ者を称えよ!

お前が人生において成し遂げるべき旅路のはじまりだ!

ゆけ!

 

他人の言うことでなく、内なる良心にこそ耳を傾けろ。

私たちが感謝すべきは、偶像ではなく、生まれ育みし全てに対してだ。

ルシファーとは、人が考えた名前にすぎない。


人の成した悪事の責は、人が全て負うべきであり、神という大義名分を掲げ、罪の本質から目を逸らすことは、本来あってはならない。

この凄惨な風景を見よ!

信ずる神の名が違うというだけで、人が人を殺す理由足るや?

 

真理に目覚めし者を称えよ!

盲いた子羊を導くのだ

その魂の気高さよ!

真理に目覚めし者として使命を果たせ!

 

真理に目覚めよ

(祭壇に捧げられし哀れな子羊に救いを)

真理を広めよ

(神の与えたもう試練)

矛盾から解き放て

(古き我は死んだ)

覚醒せよ

(そして新生する)

 

真理に目覚めし者を称えよ!

盲いた子羊を導くのだ

その魂の気高さよ!

真理に目覚めし者として使命を果たせ!

 

真理に目覚めよ

(祭壇に捧げられし哀れな子羊に救いを)

真理を広めよ

(神の与えたもう試練)

疾く解き放て

(古き我は死んだ)

覚醒せよ

(そして新生する)

 

 "Deus Le Volt!" ~ "Spread Your Fire" の流れを、物語への導入部、そして、この作品で扱う主題という観点で意訳しました。

 なので、直訳すると意味の合わない感じになっています。

 

 本作は、 Rafael Bittencourt による十字軍をモチーフにしたフィクション小説が元になっています。

 ぼくは、原書 (発表しているかわからない) を読んだことないけど、アルバムを通して、”密命を帯びた主人公が、人々と触れ合う中、葛藤し、成長していく”作品という風に受取ました。

 だから、ひとつの宗教観に縛られた軛から解き放たれるイメージで意訳しています。

 どちらの神も「汝、殺すなかれ」というが、お互いに殺しあう理由にしている。

 この曲からそんなアンチテーゼを感じたので、それをメインに意訳にした結果、こうなりました。

 

 

 

 

 繰り返しになってしまいますが、本作は、小説を元にしたコンセプト・アルバムなので、必ず 1度はアルバムを通して聴いてほしい作品。

 Deul Le Volt! から Gate XIII までの流れを感じ、おおまかなストーリーをイメージしつつ、話の進行や、本作に出演する豪華なゲストの役割などを妄想しながら堪能してほしいです。

 また、本作では、Edu Falaschi のボーカリストとしてだけでなく、音楽家としての才能が花開いた作品でもあります。

 Angra ではできなかったけど、Edu がソロになってから本作の再現コンサートを行っており、それが YouTube にて公開されています。

 ぜひ、あわせてご覧ください!

 

www.youtube.com