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パイオニアLDCが発売した スーパーファミコン用ソフト(以下、SFC)「BOUNTY SWORD (バウンティ・ソード) 」という、リアル・タイム・ストラテジー(以下、RTS)＋ロールプ・レイング・ゲーム(以下、RPG)だよ。
RTS+RPGというと、SFCでは「伝説のオウガバトル」「半熟英雄」なんかが有名かつ、人気のタイトルだけど、本作だって負けてないよ！
ドラマチックなストーリーに、どこか陰があり、しぶい魅力的なキャラ達。独特の世界観に、壮大なBGM！個人的にかなり強くおすすめできる良作です！
・・・ただ、操作感やゲーム仕様(敵の思考ルーチンなど)のクセが強く、また、難易度もちょっと高めなこと、当時はRTSという馴染みの浅いジャンルだったこと、そして、話が重く、やや淡泊であったことなど、マイナス面が目立つのが難点。
他には、「タクティクスオウガ」の発売日も近かったこともあり、前情報でもあまり話題にならず、超マイナーゲームとなってしまったんですねぇ・・・。
そういえば、主人公のソードは、自身の失策で指揮する部隊を全滅させ、『裏切り者』と誹られるという過去を持ち、その後、やさぐれ、酒に溺れる毎日を過ごすようになります。
これがまぁ、なんとも生々しいダメ人間っぷりで、なかなか感情移入し難いですｗｗｗ
また、当時には珍しく、主人公31歳という設定にも驚愕し、一体、どの辺をターゲットにしたんだ？と、頭を捻りましたｗｗｗ
こんなダメなソードおじさんですが、運命に導かれるかのように真実の仲間と出会い、悪の皇帝をぶったおす！という、王道モノのストーリーとなっております。
とにかく、導入部のダメさ加減を帳消しにするようなかっこいいゲームなので、是非、お試しいただきたいゲームです。
あと、ストーリーを盛り上げるためのBGMは、田中公平が手掛けており、むちゃくちゃかっこいいよ！
本作は、SFC、PSの2つのプラットホームで発売され、全3部作という触れ込みでしたが、2作までしか発表されておりません・・・。ゆえに、「バウンティ・ソード・セカンド」の出来は、お察しください。
なお、PS版については、ゲームアーカイブスにて、600円で配信されているようです。
しかし、こちらは、SFC版と一部仕様が異なりますので、ご注意ください。
