タイトル:
Ozzfest Japan 2013 (5/12)
開催場所:
幕張メッセ 9-11
公演時間:
開場 / 10:00 , 開演 / 11:00 , 終演 / 20:50
○セットリスト
【勝手にデスメタル】
-カラオケ-
スーパードールズ
冠徹弥 / Black Sabbath / Crazy Train
・昨日と逆のが良かったんじゃなかろうか?
初日:All That Remains の This Calling で幕開け。
今日:コスプレユニットの紹介で幕開け。
昨日はいきなり This Calling から始まり、HR/HMファンの期待に応えたから、2日目も期待して集まった人も多いんじゃないかと思う。それなのに、コスプレユニットのステージから始まったのでは、少々肩すかしを食らったって感じ。同様に思った人も多いんじゃないかな?
来場客層も、昨日は ももクロ がラインナップにいたことから、2日目のステージ構成を初日にやれば、ある意味、顧客ニーズに合ってたんじゃないかと思う。
2日目の客は、HR/HMイベントとしての来場者が多かったから、コスプレユニットが最初に出てきても「興味なし」といった風で、司会の2人がリアクションを煽っても、反応はイマイチだった。
・イベントの締めに、冠徹弥による「Black Sabbath / Crazy Train」のカラオケは、見事だった!
今回は、「Black Sabbath」なので、同曲の出番がないと思っていたから、かなり嬉しかった。
【 Head phones president 】
01. Stand In The World
02. My Name Is
03. Just a Human
04. Where Are You
・演奏は安定していたけど、フェスの1初目には向かないと思う。
これは、Loud Park 08 で見たときも同様の感想だったけど、それを再確認できた。
・黒い衣装に、白いスカート(白レースのひらひら付き)という格好で、長い黒髪を振り乱す乱舞は、一見、見ごたえありそうだけど、動きとしては直線的過ぎて飽きやすい。
多分、ステージ映えがするように、ってことなんだろうけど、もっと、女性らしい表現があっても良かったんじゃないかな。
【 Fade 】
01. Reimei 〜黎明〜
02. From The Heart
03. One Reason
04. Close to You
・ステージパフォーマンスは悪くなかったけど、正直、エモロックはお腹いっぱい。
出すなら、昨日の方が良かった。
【 Coldrain 】
01. The Revelation
02. No Escape
03. Die Tomorrow
04. Six Feet Under
05. The War is On
06. To Be Alive
・こっちもエモ系のバンドではあるけれど、激しめのセットリストだったので、ようやくテンションを上げることが出来た。かなり良かった。
・ラウド・ロックだけど、メロディ・ラインは美しく、ボーカルもグロウルとクリーン・ボイスを、器用に使い分けてた。
・また、MCでは、自分たちのスタイルに強い信念と自信を持っていて、それを発揮する場所に立て、奮い立っている様が感じられたのも良かった。
【 ANTHEM 】
01. Bound to Break
02. Soul Motor
03. Blast
04. Go!
05. Immortal Bind
06. Onslaught
・ANTHEMにとって、今年は、イベント直前に長期離脱していた本間大嗣(Dr)の正式脱退、リーダー柴田直人(Ba)の胃がん手術など、バンドとして激動の年だけど、このステージで、「ANTHEM ここに在り!」をアピール出来た。
・柴田直人は、治療があったので、以前と比べて線がやや細くなっていたけれど、プレイにはなんの影響もなかった。
・MC、ステージパフォーマンス共に坂本英三節が炸裂しており、素晴らしかった!
セットリストも、これぞ ANTHEM と言った感じだし、ステージ前方に押し掛けたファンたちのシンガロングも大きく、かなり盛り上がったいいステージだった。
【 MUCC 】
01. Mr.Liar
02. 塗り潰すなら臙脂
03. G.G.
04. フォーリングダウン
05. Mad Yack
06. リブラ
・GN'R の前座で知ってから、密かに応援してるバンド。
その頃は、妙に畏まってた感じがしたけど、このステージでは、いい具合に脱力していて、変に気負うことなく、MUCCのステージを展開していた。
・あれからレーベル移籍という出来事もあり、次第に音楽性も変わっていったけど、セットリスト上では、持ち時間こそ短かったものの、 MUCC というバンドを紹介するに相応しい構成になっているのではないかな?
・大舞台を何度も経験しているせいか、楽器隊の演奏も安定していたし、ボーカルの魅力、そして、バンドの世界観を伝えることができたと思う。
【 AA= 】
01. 2010 DIGItoTALism
02. I Hate Human
03. sTEP Code
04.
05. GREED…
06. FREEDOM
07. WORKING CLASS
・THE MAD CAPSULE MARKETS の中の人、上田剛士が率いるデジタル・ハード・コア・バンド。
・あまり興味はなかったけど、重低音のリズムが心地よく、ライブならではの迫力に引き付けられ、かなり前で見てたよ。
デジタル・ハード・コアといっても、非常にノりやすく、サビもシンプルなので、初見でも簡単に参加できるのが良かった。
・ただ、ボーカルのファッションは、なんか胡散臭いDJって感じで微妙だったよwww
【 Steel Panther 】
01. Eyes of a Panther
02. Tomorrow Night
03. Asian Hooker
04. Just Like Tiger Woods
05. Party All Day (Fuck All Night)
06. Community Property
07. 17 Girls in a Row
08. Death to All but Metal
・Steel Panther は、丹毒公演や、某Loud Park 出演なんかで、日本に馴染みのあるバンド。
ステージが始まる前から、アリーナにはファンが集まり、今か今かとそわそわしてる。
そんな中、Iron Maiden「The Number of The Beast」がかかると、あちこちで歌う声がwww
その内、歌う人が増え、程よく盛り上がったところで開演!
・オゲレツバンド Steel Panther は、今日も平常運転!
Michael Starr「英語が苦手なお前らのために、ゆっくり話すぜ?いいか・・・」
Michael Starr「オレたちは、日本のオンナと、セクースするためにきた!」
Michael Starr「だから、おまえらに会えて(女性ファンのこと)、オレはいま、最高にボッキしている!」
他にも、カタコトの日本語で、
マイケル・スタァ「オパァーイミセロー」
マイケル・スタァ「ガクヤニオンナヨコセー」
など繰り返し、しまいには、
マイケル・スタァ「オッパイ!オッパイ!オッパイ!オッパイ!」
野郎ども「オッパイ!オッパイ!オッパイ!オッパイ!」
と、やりたい放題。
因みに、オイラのとこからはわからなかったけど、本当にオパーィ見せた人(女性)がいたらしい。ちくしょう!みえなかった!
・勿論、ステージパフォーマンスも熟れたもので、会場を飽きさせることなく、パーティを繰り広げてた。
・彼らのようなベテラン・パーティ・バンドがあると、イベントとしての盛り上がりも全然違うので、何度でも来てほしい。
【 人間椅子 】
01. 相剋の家
02. 死神の饗宴
03. 深淵
04. 人面瘡
05. 針の山
・まだ夕方に差しかかる前の時間なのに、ちょっと集まりすぎじゃね?ってくらい人が押し寄せてたwww
・唯一無二の世界観と、高い演奏技術を持つバンドではあるけれど、その独特の世界観故、世間一般から支持を集めることはできなかった。
でも、人間椅子というバンドが、素晴らしいバンドであることは疑いようもなく、コアなファンの支持を得ている。
・このステージで、ファンのニーズに100%応えられたか?と言えば、答えは No だろう。
しかし、それは、人間椅子というバンドのキャリアを、この持ち時間で表現するのは無理だったというだけの話。
曲レベルでは、熟練のバンドらしく、それぞれの魅せ場をしっかり作り、メリハリをつけた上で、作品の持つ(気持ち悪く、おどろおどろしい)世界観を如何なくみせつけており、非常に素晴らしいパフォーマンスでした。
アリーナも、お祭り騒ぎのようになっていて、素晴らしくバンドと観客が一体となっていた。
・MCでは、「これからも人間椅子、気持ち悪い歌を目いっぱい作っていきます!」という、やはり、人間椅子らしいコメントを残し、最後はメンバー紹介で幕をおろしたよ。
【 Stone Sour 】
01. Gone Sovereign
02. Absolute Zero
03. Mission Statement
04. Made of Scars
05. Do Me a Favor
06. RU486
07. Say You'll Haunt Me
08. Nutshell (Alice in Chains)
09. Bother
10. Through Glas
11. 30/30-150
・昨日の Slipknot に続いて、 Cory Tyler の登場!
個人的には、マスクなしの方が、 Cory の表情がよく見えて、彼の歌唱に合っているような気がする。
・日本語での「トベー!」「サケベー!」などのコミュニケーションで、ファンとの絡みもこなれたもので、会場全体が素晴らしく盛り上がってた。
・セットリスト的には、フェスということで、アルバムから良いとこどりって感じの構成になってるけど、 Cory の弾き語りコーナーもあり、短い時間ながらも、いつものフェスとは違った魅力を見せるセットリストになってたよ。
・正直、Slipknot より良かった。
【 Dir En Grey 】
01. 狂骨の鳴り
02. Different Sense
03. 業
04. The Blossoming Beelzebub
05. Inward Scream
06. 蜜と唾
07. 羅刹国
08. 冷血なりせば
・トリでもないのに、スクリーンに映像を流していて、一見、派手な演出で素晴らしいように見えたけど、演奏自体は、さして特筆するほどの好演でもなかった。
・セットリスト的にも、鉄板って感じにも見えるけど、バンドの気持ち?演出?が先行してしまい、多くの客がついていけない感じに見えた。
【 Tool 】
01. Hooker with a Penis
02. Sober
03. Schism
04. Lateralus
05. Jambi
06. Forty-Six & 2
07. Ænema
08. Stinkfist
【 Black Sabbath 】
01. War Pigs
02. Into The Void
03. Under The Sun / Every Day Comes and Goes
04. Snowblind
05. Black Sabbath
06. Behind The Wall of Sleep
07. N.I.B.
08. Fairies Wear Boots
09. Symptom of The Universe
10. Drum Solo
11. Iron Man
12. God is Dead?
13. Children of The Grave
-enc-
14. Paranoid
※暫定セットリスト※
※後日更新予定※