タイトル:
Thrash Domination 2013 Anastasis (3/9)
開催場所:
Club Citta'
公演時間:
開場 / 15:00 , 開演 / 16:00 , 終演 / 20:30
○セットリスト
【 Death Angel 】
01. Lord Of Hate
02. Seemingly Endless Time
03. Relentless Revolution
04. River Of Rapture
05. 3rd Floor
06. Falling Asleep
07. The Devil Incarnate
08. Thrashers
09. Evil Priest
10. Voracious Souls
11. Truce
12. Kill As One
終盤の 1stアルバム曲ラッシュの盛り上がりが凄かった!
勿論、それまでもかなりの盛り上がりだったけど、 08. が始まった辺りからは、「後のことなんか知るか!」って感じで、一種、狂気じみたものがあったような気もする。
確かに、08.からのセットリストは、ファン的に、「The Ultra-Violence」の再現を期待せずにはいられない流れだっただけに、尋常じゃないくらいテンションが上がったんだろうwww
最後の 12. が始まる前は、「もっとやってくれ!」って声があちこちから上がっていたけど、「Kill As One」の大合唱で無事終了!
そうそう、明日はセットリスト変えるって言ってたよ。
【 Destruction 】
01. Thrash Till Death
02. Spiritual Genocide
03. Nailed To The Cross
04. Satan's Vengeance
05. Mad Butcher
06. Armageddonizer
07. Eternal Ban
08. Life Without Sense
09. Cyanide
10. Hate Is My Fuel
11. Carnivore
12. The Butcher Strikes Back
13. Total Disaster
14. Bestial Invasion
15. Curse The Gods
激しいながらも楽しいステージでした。
Marcel Schmier のMCが面白いwww
・「俺は日本が好きで、日本語も大得意なんだぜ!カミカゼ・・・カンパイ!・・・あとなんだー?」
・(会場の盛り上がりに対し)「お前らやばいな!」
などなど、リラックスした様子で、ところどころ笑いも起こってたw
肝心のライブも凄まじい盛り上がりで、結成30周年ということで、ファンの士気も高く、 Schmier に合わせて、ハイトーンでシンガロングする声も多く聞こえました!
セットリストも、新旧織り交ぜた、ある意味、バンドの集大成みたいなセットリストになっており、これも盛り上がる要素になっていたんでしょうね。
Destruction は、いつの間にか3人になってたけど、ジャーマンのバンドって、3人でも他のバンドに負けないくらいの音圧だせるよねwww
ってことで、今度のスラドミは、ジャーマン・スラッシュ勢のラインナップに期待したいところ!
いっそ、ジャーマン・スラッシュだけのラインナップでおk!
【 Testament 】
01. Rise Up
02. More Than Meets The Eye
03. Burnt Offerings
04. Native Blood
05. True American Hate
06. Dark Roots Of Earth
07. Into The Pit
08. Practice What You Preach
09. Riding The Snake
10. Eyes Of Wrath
11. Trial By Fire
12. The Haunting
13. The New Order
14. D.N.R. (Do Not Resuscitate)
15. 3 Days In Darkness
楽しめたけど、ある意味、不完全燃焼な感じ。
新譜「Dark Roots Of Earth」のジャケット絵をバックドロップに組まれたステージが意味する通り、新譜からの曲を多く含んだセットリストでした。
新譜の出来は素晴らしいんですが、実際にライブで聞くと、オイラが曲に慣れていないせいか、ちょっと首を振りにくかったwww
しかし、みんな良く予習してきたのか、 01. が新譜の1曲目だったにも関わらず
Chuck 「When I say rise up!」
Chuck 「You say」
会場 「War!」
Chuck 「Rise Up」
会場 「War!」
と、息もぴったり。
02. は、1作前の「The Formation Of Damnation」からの曲で、新し目の曲が続きますが、こちらはライブではお馴染みの曲になっており、イントロ部分のシンガロングも大きかったよ。
Chuck のマイクは、足のないマイクスタンドで、ギターソロのときなんかは、ギターの代わりにしてエアギターをしているのが常なんですが、なんか今回は、ライトを仕込んであって、ちょっとライトセイバーみたいな感じになってたwww
そのライトの部分で、客を照らして煽ったり、いろいろ楽しい。
TTESTAMENT は、新譜制作のタイミングで、ドラムが Paul Bostaph から、元メンバーの Gene Hoglan に変わっていましたが、 Gene Hoglan のドラミングは素晴らしく、機材トラブルもなく、 TESTAMENT を観た中では、かなら良い演奏(PA的な意味で)で楽しめました!
後半になると、バックドロップ幕が、以前のツアーの時のものに変わり、新譜の時間は終了といった演出に。
馴染みの曲を交え、終演に向かって・・・というところで終了してしまい、なんとも不完全燃焼という感じ。
周囲の客も、アンコールがあるとばかり思ってたらしく、客電がついても「TESTAMENTコール」を止めず、会場アナウンスが、何度も終演を繰り返してましたw
最終的に、
会場アナウンス「明日もお待ちしております!」
となったところで、苦笑いで解散といった具合www
【総括】
Thrash Domination 復活公演という位置づけの公演にしては、ちょっと尻切れトンボな感じで終わってしまいましたが、公演自体は、大きなトラブルもなく、 Death Angel , Destruction , Testament と、どのバンドも盛り上がり、ソールドアウトとはならないまでも、会場は満員となり、ひとまず成功といったところでしょうか。
次回はどのようなラインアップになるのか、楽しみなイベントです!