Cory Wong が、とかじゃなく、みんなで歌って踊って、とにかくたのしくハッピーになれる素敵な公演でした!
タイトル:
Cory Wong Live In Japan
with Special Guest:Antwaun Stanley
MEMBER:
On Guitar:Cory Wong
On Keyboards:Kevin Gastonguay
On Drums:Petar Janjic
On Bass:Yohannes Tona
On Trombone:Michael Nelson
On Trumpet:Jay Webb
On Saxophone:Kenni Holmen
On Saxophone:Jake Botts
On Saxophone:Alex Bone
SPECIAL GUEST:
On Vocal:Antwaun Stanley
VERY SPECIAL GUEST:
On Saxophone:ewik (えうぃく)
開催日程:
公演時間:
開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 21:00
SETLIST
01. The Grid Generation
02. Flyers Direct (The Fearless Flyers song)
03. Bluebird
04. Team Sports
05. Direct Flyte
06. Smokeshow
07. Brooklyn Bop
08. Lee
with ANTWAUN STANLEY
09. Work It Out
10. Untied
11. Can't Hide Love (Earth, Wind & Fire cover)
12. Coming Back Around
13. Meditation
-enc-
with ANTWAUN STANLEY
STEVIE ONDER MEDLAY
14. Love's in Need of Love Today
~ Isn't She Lovely
~ Sir Duke
15. Assassin (The Fearless Flyers song)
FUJI ROCK に先駆け、Vulfpeck のツアー・メンバーでもある Cory Wong が、自分のバンドで単独公演を行っていたので、豊洲 PIT へ観に行ってきました。
今回、チケット争奪戦に出遅れたんで、入場はだいぶ遅かったんだけど、前方の Petar Janjic がバッチリ見える好位置を確保できて、最後まで歌って踊って最高に楽しめました。
ライブって、ステージに近いほど盛り上がりも上がって行くので、見晴らしはよいけど後方 / 多少観にくくても前方、どちらを選ぶか入場までに決めておくと、場所とりに迷わなくて良いですよ。
ぼくは、場所関係なく盛り上がれるタイプですが、やっぱみんなで盛り上がりたいって気持ちがあるので、前方というチョイスです。
また、端っこだと音のバランスも気になると思う、でも、今日はファンクだから、歌って踊って、グルーヴに身を任せて楽しみたかったんだよね。
Cory Wong って、ほぼほぼインスト曲だけど、この公演には盟友 Antwaun Stanley が帯同していて、前半を Cory Wong 、後半に Antwaun Stanley が合流して歌をやるって感じのステージでした。
中盤には、サックス奏者の ewik (えうぃく) くんの登場があり、サックスが 4本に!
ゲストとは思えないほど馴染んだアンサンブルと、欲しいところに音がハマる最高のグルーヴがあって、めっちゃ盛り上がったよ。特に圧巻だったのは、サックス奏者 4人よるソロの取り回しで、プレイヤー各々の魅力が詰まった掛け合いになっていて、これホントにゲスト?って感心してしまった。
Cory Wong がカッティングで刻む音色は小気味よく、バンドを導き、Petar Janjic のドラミングはド迫力で、観客を煽りつつエモーショナル。ソロ・パートではリズムシャッフルしたり、確かな技巧もアピール。
個人的なイメージだと、ファンクのライブって、そのときのノリでアドリブが入ることが多いジャンルだと思っているんだけど、このステージでは、どこがそうなのか全くわからなかった。もしかすると、このバンドは、そういうのも含め、こうなったっらどうなるっていうことが全て流れになっているのかもね。こういう、キチッとしたバンドなら、歌って踊るよりも、音をちゃんと聴きたいっていうのも分かる。
本編の最後は、これまでのファンキーさとは打って変わって、しみいるような "Meditation" 。
ピックではなく、指で弾く優しい音色が会場を満たしていき、昂ったテンションを徐々に鎮めるかのような曲ではあったけど、曲調がチルっているだけで、そこに込められた技は超絶なので、全然気を抜けなかった。曲の終盤の、弦と鍵盤の美しいハーモニーに心を奪われてしまう。
アンコールでは、この来日公演用の企画で、DM で募ったリクエストから、Stevie Wonder カバー・メドレーも飛び出し、会場から嬉しい悲鳴を引き出すと、みんな思い思いにクラップを入れたり、歌ったりで、再びテンションを上げていく (Meditations で盛り下がったわけではないが)。
最後は、”Assassin” たぶん、原曲よりめっちゃ速かったような記憶。完成された美しさのある進行と、ファンキーさが同居する、めっちゃスリリングな展開で最高だった。
ステージ上のプレイヤーは、終始笑顔ではあるけれど、妥協を許さないタイトさがあり、楽しいだけでなく、スリリングでとてものめり込んでしまった。
これまでのファンク・ロックとは、ちょっと違った楽しさがあるバンドだと思うので、気になる方は、是非...と言っても 21日は SOLD OUT なので、まずは FUJI ROCK の Vulfpeck で、Cory Wong をチェックしていただければ。
また、近年は毎年来日しているので、こまめに来日情報をチェックしておくといいかも。
単に FUNK という言葉では括り切れない Cory Wong 、これからも目が離せませんね!
Cory wong
— でゅら~ (@deulah2002) 2025年6月20日
きたわよ pic.twitter.com/7OBCOjIBNV
Cory Wong
— でゅら~ (@deulah2002) 2025年6月20日
21:00 終演
良すぎて次も絶対きてほしいから、完全にオーバーサイズのXXL Tee を買ってしまった pic.twitter.com/HBWr3E2JzD
Cory Wong 21日公演で、整理番号が遅いかたへ。
— でゅら~ (@deulah2002) 2025年6月20日
ワンチャン、ドラム側の前方エリアを狙うとおもろいよ
真ん中後方寄り撮ったので比較してみた
こんな風景 pic.twitter.com/rfnB0ZRzKL