ゴールデン・ウィークを先駆ける!
スーパー・ロボット魂!
タイトル:
スーパーロボット魂 2025
Super Robot Spirits 2025
stage universe
出演:
司会:ショッカーO野
stage universe
Line up:MIQ / 鮎川麻弥 / 森口博子 / 川添智久
BAND:
スーパー・ロボット・スペシャル・バンド
On Bass:村上聖
On Drums:岩田 "ガンタ" 康彦
On Keyboards:松原ひろし
On Guitar:小川晃生
アップルパイ
On Chorus:平山佳代子
On Chorus:杉山小絵子
スペース☆カインズ
On Chorus:貴日ワタリ
On Chorus:常見弘士
On Chorus:戸巻大蔵
公演日程:
4月26日(土) / 東京 / ゼップ羽田
公演時間:
開場 / 16:30 , 開演 / 17:30 , 終演 / 20:48
会場BGM
BGM. Van Halen「Best of Volume I」
SETLIST
第一部
OPENING SE
01. 熱風!疾風!サイバスター / スーパーロボット大戦
02. 夢色チェイサー / 機甲戦記ドラグナー
03. 嵐の中で輝いて / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
05. キングゲイナー・オーバー! / OVERMANキングゲイナー
06. 未来派 LOVERS / OVA 機動警察パトレイバー
07. 勇気を翼にして / 新OVA 機動警察パトレイバー
諸岡ケンジ
08. JUST DREAM ON / 機甲警察メタルジャック
諸岡ケンジ(from RD)
09. Don't Stop! Carry On! / 機動戦士Vガンダム
10. STAND UP TO THE VICTORY 〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜 / 機動戦士Vガンダム
11. Naked Soul / SDガンダム GGENERATION WORLD
12. 10 YEARS AFTER / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
14. Ubugoe / 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
15. MEN OF DESTINY / 機動戦士ガンダム0083-STARDUST MEMORY
16. 哀 戦士 / 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 (井上大輔 cover)
ACOUSTIC GUITAR PART (スーパーロボット・メモリアル・バンド)
MIQ, 鮎川麻弥, 森口博子, 米倉千尋, 笠原弘子, 福山芳樹, 川添智久
17. BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて) / 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (TM NETWORK cover)
18. Love サバイバー / 忍者戦士飛影 (HIT BOY cover)
第二部
19. 愛・おぼえていますか / 超時空要塞マクロス
20. Friends ー時空を越えてー / マクロス15周年記念企画
21. DYNAMITE EXPLOSION / マクロス ダイナマイト7
福山芳樹 (from HUMMING BIRD)
22. DREAM JACK / ネクスト戦記EHRGEIZ
23. ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ / 機動戦士ガンダムF91
24. 君を見つめて - The time I'm seeing you- / 機動戦士ガンダムF91
25. Z・刻をこえて / 機動戦士Zガンダム
26. 風のノー・リプライ / 重戦機エルガイム
27. コンディション・グリーン~緊急発進~ / 機動警察パトレイバー
28. 未来の二人に / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
29. Can you feel my soul / OVERMANキングゲイナー
30. エルガイム-Time for L-GAIM- / 重戦機エルガイム
-enc-
ALL SINGERS
31. 時を超えて / スーパーロボット大戦
昭和100年を記念するスーパーロボット魂、いざ、開幕!
初日は ”stage univerce”。いわゆる、ガンダム、マクロスといったリアル・ロボットと分類される作品をフィーチャーし内容で、ステージが繰り広げられました。
ラインナップ、セットリスト的には、"JUST DREAM ON"、"Don't Stop! Carry On!"からの Vガンダムの流れがあったり、なんとなく2021年の内容に近い印象を持ちますが、そこは、セットリストの組み換えの妙などもあり、マンネリした感じはありませんでした。
univerce について気になっていたのは、やっぱ、飯島真理の参戦によって、マクロス関連でどのようなコラボが繰り広げられるか?ということ。
”愛・おぼえていますか” はセットリスト入りは確定でしたよね。
でも、正直、今回のパフォーマンスは、想いで補正無しではちょっと苦しかった。
そもそも、当時とはキーが異なるため、ちゃんと歌えるようにアレンジした方がよかった。
特に、サビの部分は、音域の上下が極端なので、めっちゃ苦しそうな歌唱でした。
しかし、歌姫のピンチを黙ってみている観客ではなく、察するやシンガロングで支えるという展開は、ほんとスパロボっぽくて良かった。
続くは、ミンメイとバサラによる "Friends ー時空を越えてー"の歌唱。
本来は、ミンメイとミレーヌによる歌唱ですが、マクロス7 繋がりで、バサラが代役を務めるという流れ。
この曲は、しっとり聞かせる感じの楽曲で、キーも極端に振れることもないので、飯島真理の歌唱も、先ほどよりは安定し、良いステージになりました。
今回、一番のサプライズは、アコースティック・ギターでのカバー・コーナーでした。
”BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)” 、"LOVEサバイバー" という、まさかの選曲に、会場からはどよめきと嬉しい悲鳴が沸き上がったのは言うまでもありません。
どちらの楽曲も、原曲の雰囲気を残したまま、アコギとコーラスの厚さを活かしたアレンジが素晴らしかった。もちろん、パフォーマンスも。
また、別の驚きもあった。
福山芳樹といえば、熱気バサラ。ゆえに、SRS では Fire Bomber の曲をやることが多かったが、今回は、ネクスト戦記EHRGEIZ というマニアックな作品から、主題歌 ”DREAM JACK” が歌唱され、マニアックなファンを大いに喜ばせていた。
2025公演は、明確なパート分けがあまりなく、セットリストの流れを重視した構成なのかな?
序盤と終盤は、SRS でも特に盛り上がる楽曲を詰め込み、第二部開始は、本公演の目玉をもってくる。1曲目とアンコールは、故 水木一郎リスペクトって感じ。
機動警察からの機甲警察の流れも面白かったし、そこから流れるように Vガンダムに入る流れは、2021公演の雰囲気も感じられたし、いろんな仕掛けがあって楽しかった。
中心メンバーが決まっているので、そこからの選曲は固まりがちであることから、セットリストを観てマンネリに感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、その時出演するゲストおよびそのコラボ、そして、鬼籍に入ってしまい、オリジナル・シンガーで出演が不可能となってしまったが故のカバー、さらに、名曲のアコギ・カバーなど、新たな広がりを見せ、あらゆる手段で楽しませに来るイベントなので、先ずは配信で視聴し、気に入っていただけたら、是非、会場に足を運んでいただきたい。
そうそう、カバーといえば、MIQ による "哀 戦士" は、めっちゃ迫力がありつつ、歌詞の悲哀がよく伝わるような、とてもソウルフルな歌唱で、すごく感動したよ。