でゅら~の暇つぶし

音楽情報を中心に、さまざまな情報をとりまとめるブログです。

【ライブレポ】スーパーロボット魂 2024 stage terra (2024.04.28)

 スーバーロボットスピリッツ!

 テラ!!

 

www.mmjp.or.jp/birthday/2024_srs.html

 

タイトル:

  スーパーロボット魂 2024 (2024.04.28)

  Super Robot Spirits 2024

  stage terra

出演:

  司会:ショッカーO野

  stage terra

    ささきいさお / 堀江美都子 / 影山ヒロノブ / MIQ

    遠藤正明 / たいらいさお / 山形ユキオ / 渡辺学 / 川畑アキラ

BAND:

スーパー・ロボット・スペシャル・バンド

  On Guitar:松尾洋一

  On Guitar:鍋島 "ラオウ" 圭一

  On Bass:村上聖

  On Drums:岩田 "ガンタ" 康彦

  On Keyboards:松原ひろし

ZETKI

  On Trumpet:Akuzawa

  On Trumpet:Kenito

  On Trombone:島田直道

  On Saxophone:Chouemon

アップルパイ

  On Chorus:平山佳代子

  On Chorus:杉山小絵子

スペース☆カインズ

  On Chorus:貴日ワタリ

  On Chorus:常見弘士

  On Chorus:戸巻大蔵

公演日程:

  4月28日(日) / 東京 / ゼップ羽田

公演時間:

  開場 / 16:00 , 開演 / 17:00 , 終演 / 20:00

 

SETLIST

  BGM. Creedence Clearwater Revival「Green River」

第一部

OPENING SE

堀江美都子, 影山ヒロノブ, MIQ, 遠藤正明

  01. 鋼の魂 / スーパーロボットスピリッツ

影山ヒロノブ

  02. Fighters / 電脳冒険記ウェブダイバー

堀江美都子

  03. 宇宙魔神ダイケンゴーの歌 / 宇宙魔神ダイケンゴー

MIQ

  04. 怒りの獣神ライガー / 獣神ライガー (弘妃由美 cover)

たいらいさお

  05. トライダーG7のテーマ / 無敵ロボ トライダーG7

ささきいさお

  06. とべ!グレンダイザー / UFOロボ グレンダイザー

  07. もえる愛の星 / 宇宙円盤大戦争

堀江美都子

  08. ちいさな愛の歌 / UFOロボ グレンダイザー

山形ユキオ

  09. 紅のロンリネス / 冥王計画ゼオライマー

  10. 夢の狩人 / 魔境伝説アクロバンチ

たいらいさお

  11. 渚にひとり / 魔境伝説アクロバンチ

遠藤正明

  12. 戦士よ、起ち上がれ! / 魔装機神サイバスター

  13. 流離の刃 ~Sleeping Beast~ / スーパーロボット大戦30

MIQ

  14. TIME TO COME / 第4次スーパーロボット大戦

渡辺学

  15. In My Justice ~翼の伝説~ / 超者ライディーン

ACOUSTIC GUITAR PAR (スーパーロボット・メモリアル・バンドZ)

堀江美都子, MIQ, たいらいさお, 影山ヒロノブ, 遠藤正明 

  16. 空飛ぶマジンガーZ / マジンガーZ (水木一郎 cover)

  17. 鋼鉄ジーグのうた / 鋼鉄ジーグ (水木一郎 cover)

第二部

川畑アキラ

  18. 路地裏の宇宙少年 / 地球防衛企業ダイ・ガード

たいらいさお

  19. 銀河旋風ブライガー / 銀河旋風ブライガー

  20. さすらいキッド / 銀河旋風ブライガー

山形ユキオ

  21. ABAYO FLY BYE / 銀河旋風ブライガー

  22. 銀河烈風バクシンガー / 銀河烈風バクシンガー

堀江美都子

  23. ボルテスVの歌 / 超電磁マシーン ボルテスV

堀江美都子, 影山ヒロノブ

  24. HALLELUYAH / ビーストウォーズ メタルス ~超生命体トランスフォーマー

影山ヒロノブ

  25. メロスのように-LONELY WAY- / 蒼き流星SPTレイズナー (千葉真也 cover)

影山ヒロノブ, 遠藤正明

  26. 嘆きのロザリオ / 超重神グラヴィオン (JAM PROJECT cover)

ささきいさお 

  27. 立て!闘将ダイモス / 闘将ダイモス

  28. 超常スマッシュ!ギンガイザー / 超合体魔術ロボ ギンガイザー

  29. がんばれ!宇宙の戦士 / 宇宙大帝ゴッドシグマ

遠藤正明

  30. 勇者王誕生! / 勇者王ガオガイガー

たいらいさお 

  31. 復活のイデオン / 伝説巨神イデオン

MIQ

  32. 不思議 CALL ME / 星銃士ビスマルク

堀江美都子

  33. マジンガーエンジェルのうた / マジンガーエンジェル

影山ヒロノブ

  34. HEATS / チェンジ!!真ゲッターロボ 地球最後の日

堀江美都子, 影山ヒロノブ, MIQ, 遠藤正明

  35. 時を超えて / スーパーロボット大戦

-enc-

ALL SINGERS

  36. ゲッターロボ! / ゲッターロボ

-extra-

能登半島地震、台湾東部沖地震募金活動

 

 会場BGM から前日とはうってかわったルーツ・ロック的なニュアンスのある「Creedence Clearwater Revival」という選曲で、大地にしっかり根付いた地球の営みといった雰囲気の stage terra 。

 最初に結論を言ってしまうと、パート分けされたステージ進行だった stage universe の進行に対し、stage terra は、前後の繋がりを意識した進行、演出で、人と人との絆を感じさせ、ステージの盛り上がりをラストへ向けて繋ぐ印象が強く、スーパーロボット的王道展開を感じさせるようで、また違った楽しみがありました。

 個人的に、stege terra の方がテンションのあがる選曲、展開が多かったので、最高の気分のままイベントを終えることができました。

 

 stage terra のオープニングを告げるのは、定番曲 "鋼の魂"

 冒頭の「スーパーロボットスピリィッツ!」と叫んだとき、なんか確信したよね。「アニキ、来てんな」って。正確にはそんなことはありえないんだけど、ぼくと同様の感じた方は多かったと思う。

 いつもと変わらず、いつも以上に爆発的な盛り上がりを見せ、stage terra は開幕しました。

 

 堀江美都子は、アニキのことを語るときこそ、涙混じりに語りますが、パフォーマンスは素晴らしく高く、流石の歌唱力を見せつけます。

 続くの "怒りの獣神ライガー" は、オリジナル・シンガーではなく MIQ によるカバーでしたが、それゆえに「まさか!?」の選曲で、来場者は大喜びで「ライガーソード!」と叫び、MIQ のド迫力の歌唱も相まって、熱気うずまく渾身のステージとなりました。

 レアな曲といえば、"トライダーG7のテーマ" も披露の機会が少ない楽曲なので、聴きたかった方も多かったのdしょう。会場を巻き込んだ厚いコーラスが良かった。

 そして、ゲーム発売や新作アニメの発表など、近年、話題にこと欠くことのなかったグレンダイザーを、オリジナル・シンガーである ささきいさお が朗々と歌う。

 去年は体調を崩していましたが、81歳という年齢を感じさせない力強い歌唱で、本領発揮といった具合。

 MC では、年齢を引き合いに「引退」をネタにしていましたが、これだけ歌える歌手が、ステージを降りるなんて感がるハズがないので、彼は、命尽きるそのときまで歌っているんだろうなあと感じ入りました。

 この日は本当に以外な選曲が多かったので、山形ユキオが登場し "紅のロンリネス" を歌うのも驚きだったし、そこから「魔境伝説アクロバンチ」を経由し、たいらいさおへ繋がる流れも素晴らしいと感じた。

 

 個人的には、スーパーロボット大戦30から "流離の刃~Sleeping Beast~" のセットリスト入りが嬉しかった。

 古いスパロボはやっていたけど、PS2 以降は未プレイで、スパロボ30 は、ほんと久しぶりにプレイした作品で、とても面白かったので思い入れがあっただけにね。

 

 第二部の最初は、初参加の方が登場。

 みんな待ち望んでいた "路地裏の宇宙少年" は、期待以上の盛り上がりと、大きなシンガロングを生み、ブライガーバクシンガーへ至ると、それはおおきなうねりとなっていたように思います。

 それはまるで、「俺たちは立ち止まるのはご免だ。滾る情熱に体を揺すって走り続ける」という "ABAYO FLY BYE" の前口上のようで、振り替えると本公演を象徴するかのようだった。それで第二部が開幕ってのも熱かった。

 

 stage terra は、全編通してクライマックスって感じで、このイベントが大好きなひとたちにはたまらないセットリストでした。

 なかでも、ささきいさおの元気な姿を確認できたのは良かった。

 ギンガイザーでは、アップルパイの子供のような声の見事はコーラス・ワークも堪能できたし、あらゆる箇所で、SRS に携わる人たちのスキルの高さを再確認できた。

 

 世界で日本アニメの需要が増えているといいます。

 日本のアニメ音楽は、黎明期の頃より、ちゃんと音楽を学んだ音楽家たちがしっかり土台を作ってきました。

 だから、いまも国の内外を問わず、多くの人のこころを掴んで離さないのだと思います。

 日本に生まれたことで、こんな近くにオリジナル・シンガーによるステージを楽しめる機会がめぐまれていることが、本当にありがたい。

 近年では、ネット配信などで現地へ訪れなくともステージの様子を見ることはできるようになりました。

 しかし、画面を通すのと、会場の風を感じるのとで、だいぶ違いがあることは間違いありません。

 可能であれば、来場の上、会場でこころをひとつに声をあげましょう。

 みんなが大好きだったロボットの搭乗者たちだってそうだったでしょう?

 

【NEWS・5/3-12】QUEEN " THE RHAPSODY " TOUR 2024 公式グッズが期間限定通販中 (2024.05.04公開)

 Queen 2024 日本公演のグッズが、期間限定通販中!

 

store.universal-music.co.jp/artist/queen/?stock=0#newsArea

 

 2024年2月に開催された Quenn + Adam Lambert " The Rhapdody " Tour 2024 は、この編成での集大成となる豪華絢爛な一大エンターテインメントとして、ひとびとの記憶に焼き付けられた、

 それから 3ヵ月が経ち、その間に「The Show Must Go On」、「Rock Montreal」の上映、そして、GW 明けには God Save The Queen の来日公演など、Queen の話題が尽きない現状に、驚きを禁じえません。

 この GW は、ファッションセンターしまむらが某メタル・バンドのグッズを販売したことが一躍話題となりました。

 しかし、その裏?で、Queen の公式グッズにも、通販の動きがあったので、情報を共有いたします。

 

 まず、通販サイトですが、Universal Music のオンライン・ストアでの取り扱いとなっています。

 

store.universal-music.co.jp

 

 商品のラインナップを見るに、Universal Music で推したいのは、5月10日に再リリースする「Queen Rock Montreal」の音源、映像作品みたい。

 そのほか、日本公演のグッズ以外にも、公式グッズの新商品、公式  POP-UP STORE で販売していた商品も取り扱っているようなので、買い忘れがあったら、この機会に補充するといいと思う。

 通販なんで、受注販売なのかと思ったけど、よくみれば数量限定となっているので、品切れになる前にちゃんと購入しておこう。

 また、物によって販売期間の異なるので、購入するアイテムの優先順位を間違えないようにしましょう。

 

【イベント情報・当日券?・5/3-12】GOD SAVE THE QUEEN JAPAN TOUR 2024 (2024.05.03公開)

 今年の Queen + Adam Lambert が忘れられない方は、是非、参戦しよう。

 

aegx.jp/news/1216/

 

タイトル:

  God Saver The Queen Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal:Pablo Padin as Freddie Mercury 

  On Guitar:Daniel Marcos as Brian May

  On Drums:Matias Albornoz as Roger Tylor

  On Bass:Ezequiel Tibaldo as John Deacon

開催日程:

  5月3日(祝・金) / 宮城 / 仙台ギグス

  5月4日(土) / 岩手 / トーサイ・クラシック・ホール岩手 (旧岩手県民会館 大ホール)

  5月6日(祝・月) / 大阪 / 南海波切ホール

  5月8日(水) / 東京 / 豊洲ピット

  5月12日(日) / 広島 / ブルー・ライブ広島

TICKET:

  当日券 ???

  前売券 ¥9,000-

    広島 ¥8,900-

    東京 ¥9,900-

  ※1ドリンク別

公演公式:

gsq-japan.com

 

 アルゼンチンの Queen トリビュート・バンド God Save The Queen (Dios Salve a la Reina) の来日公演が、本日、5月3日よりスタートします。

 このバンドは、去年も来日していましたが、非常に盛り上がった楽しい公演だったので、2年続けての来日は嬉しいですね。

 特に今年は、Queen + Adam Lambert 来日公演もありましたし、Queen で二度美味しい思いができるワケです。

 また、"Freddie Mercury THR SHOW MUST GO ON" や、"Queen Rock Montreal" といった映像作品の公開もありました。

 もう、2024年は、全部 Queen で楽しめばいいじゃないの。

 そういう流れになっているといっても過言ではないように思います。

 

 本公演については、当日券販売のアナウンスは確認できませんでした。

 しかし、チケット販売サイトなどでは、本公演のチケットがソールドアウトしたような情報はなかったため、当日券は販売されるのではないかと思います。

 本公演について、ご興味がある方は、公演会場に当日券の有無を問い合わせるといいかもしれませんよ。

 

 

www.youtube.com

 

【ライブレポ】スーパーロボット魂 2024 stage universe (2024.04.27)

 スーバーロボットスピリッツ!

 ユニバァァァス!!

 

www.mmjp.or.jp/birthday/2024_srs.html

 

 

タイトル:

  スーパーロボット魂 2024 (2024.04.27)

  Super Robot Spirits 2024

  stage universe

出演:

  司会:ショッカーO野

  stage universe

    MIQ / 鮎川麻弥 / 森口博子 / 米倉千尋 / 福山芳樹

    笠原弘子 / 玉置成実 / ひろえ純 / 浜口祐夢

BAND:

スーパー・ロボット・スペシャル・バンド

  On Guitar:松尾洋一

  On Guitar:鍋島 "ラオウ" 圭一

  On Bass:村上聖

  On Drums:岩田 "ガンタ" 康彦

  On Keyboards:松原ひろし

アップルパイ

  On Chorus:平山佳代子

  On Chorus:杉山小絵子

スペース☆カインズ

  On Chorus:貴日ワタリ

  On Chorus:常見弘士

  On Chorus:戸巻大蔵

公演日程:

  4月27日(土) / 東京 / ゼップ羽田

公演時間:

  開場 / 16:30 , 開演 / 17:30 , 終演 / 21:00

 

SETLIST

  BGM. Marc Ribot's Ceramic Dog「YRU Still Here?」

第一部

OPENING SE

MIQ

  01. 熱風!疾風!サイバスター / スーパーロボット大戦

L-GAIM PART

  MIQ

    02. エルガイム-Time for L-GAIM- / 重戦機エルガイム

  鮎川麻弥

    03. 風のノー・リプライ / 重戦機エルガイム

  ひろえ純

    04. COOL / 重戦機エルガイムIII フルメタルソルジャー

    05. せいいっぱいの微笑みを / 重戦機エルガイムIII フルメタルソルジャー

パトレイバー PART

  笠原弘子

    06. コンディション・グリーン~緊急発進~ / 機動警察パトレイバー 

    07. 約束の土地へ / 機動警察パトレイバー (映画) 

ガンダム PART

  玉置成実

    08. Believe / 機動戦士ガンダムSEED

    09. Rebprn / 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

  米倉千尋

    10. 嵐の中で輝いて / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊

    11. 未来の二人に / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊

  森口博子

    12.  ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~ / 機動戦士ガンダムF91

    13. 君を見つめて - The time I'm seeing you- / 機動戦士ガンダムF91

  MIQ

    14. MEN OF DESTINY / 機動戦士ガンダム0083-STARDUST MEMORY

    15. Evergreen / 機動戦士ガンダム0083-STARDUST MEMORY

ACOUSTIC GUITAR PART (スーパーロボット・メモリアル・バンド)

  MIQ, 鮎川麻弥, 森口博子, 米倉千尋, 笠原弘子

  福山芳樹

    16. めぐりあい / 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 (井上大輔 cover)

    17. Trust You Forever / 機動武闘伝 Gガンダム (鵜島仁文 cover)

第二部

  浜口祐夢

    18. CENTURY COLOR / ∀ガンダム

マクロス PART

  福山芳樹

    19. DYNAMITE EXPLOSION / マクロス ダイナマイト7

    20. SEVENTH MOON / マクロス7

  福山芳樹, 笠原弘子

    21. PLANET DANCE / マクロス7

  笠原弘子

    22. もういちど Love You / 超時空要塞マクロスII-LOVERS AGAIN-

ガンダム PART

  ひろえ純

    23. サイレント・ヴォイス / 機動戦士ガンダムZZ

    24. 一千万年銀河 / 機動戦士ガンダムZZ

  鮎川麻弥

    25. Z・刻をこえて / 機動戦士Zガンダム

    26. 星空のBelieve / 機動戦士Zガンダム

  森口博子

    27. 水の星へ愛をこめて / 機動戦士Zガンダム

  森口博子, 鮎川麻弥 

     28. 追憶シンフォニア / フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

  玉置成実

    29. Reason / 機動戦士ガンダムSEED DESTINY

福山芳樹

  30. キングゲイナー・オーバー! / OVERMANキングゲイナー

米倉千尋

  31. 10 YEARS AFTER / 機動戦士ガンダム 第08MS小隊

森口博子 

  32. 鳥籠の少年 / CRフィーバー機動戦士Zガンダム 

鮎川麻弥

  33. 夢色チェイサー / 機甲戦記ドラグナー

MIQ

  34. ダンバインとぶ / 聖戦士ダンバイン

-enc-

ALL SINGERS

  35. マクロス / 超時空要塞マクロス (藤原誠 cover)

-extra-

能登半島地震、台湾東部沖地震募金活動

 

 GW の訪れを告げるスーパーロボット魂 (SRS)。

 初日は ”stage univerce”。いわゆる、ガンダムマクロスといったリアル・ロボットと分類される作品をフィーチャーし内容で、ステージが繰り広げられました。

 

 開幕を告げたのは、”熱風!疾風!サイバスター” 。去年とおなじ曲だったが、今回は MIQ のみによる歌唱。

 今年の MIQ の歌唱は、特に素晴らしいもので、まるで全盛期を迎えたかのような印象があった。力強く艶のある歌声は、はじめて彼女の歌を聞いたときのような、新鮮な衝撃があったし、キャリアを重ねたことにより、その一音々々に乗せる説得力、表現力には思わずためいきをついてしまうほど。

 しかし、本人は声の調子が良くないと語っていたんだよね。確かに、MC の声は掠れていたような気がしないでもないけど、それで歌のパフォーマンスが落ちていないってのは、声という楽器の不思議なところだと感じた。

 この 2024年には、コロナのせいで延期となっていたデビュー 40周年を開催し、精神が充実していたからこそのパフォーマンスなのかもしれませんね。

 

 続くは、40周年を迎えたと言うことで「重戦機エルガイム」コーナーに突入。

 ド定番の ”エルガイム-Time for L-GAIM-” からはじまり、まさかの「重戦機エルガイムIII フルメタルソルジャー」からの選曲!そして、ひろえ純の登場に、会場は大いに沸いた。

 

 パトレイバーを挟んだ後は、ながいながい「ガンダム」コーナー。

 トップバッターは、玉置成実

 去年はめっちゃ緊張して、声援に支えられた感じもあったけど、今年は落ち着きもあり、今年公開の最新映画から "Rebprn" まで熱唱し、会場を盛り上げた。

 

 アコギコーナーで "めぐりあい" に入るとき、マイナー・コードから入るのと、ギターを福山芳樹がやっていたということもあって、一瞬、”Killer Queen” キター! ...あれ?と、ひとりであわあわしていた。ちゃんと曲紹介もあったんだけどね。

 という具合で、今年のアコギ・コーナーは、ガンダム連歌手の追悼って感じ。

 1曲目の "めぐりあい" も涙なしではいられなかったし、めっちゃ感動したんだけど、2曲目の "Trust You Forever" は、不意打ち過ぎてテンションがおかしいことに。

 

 第二部の最初は、初参加の方が登場。ということで、念願の "CENTURY COLOR" !本公演で一番楽しみにしていた楽曲でした。

 ∀までのガンダム曲って、あんま V系バンドが歌うイメージなかったんだよね。

 だって、ガンダムの世界観って、アニメにしては思いし、華やかなイメージのV系バンドと紐づけることは難しかったから。だから最初は抵抗あったのが正直なところ。

 でも、前期 OP の "ターンAターン" が重厚なロック曲で、「人は同じ過ちを繰り返してしまうのか?」という、ややネガティブな内容を歌だったことに対し、「彩鮮やかな未来に向かう」という、ポジティブなイメージを歌ったこの曲は、「∀ガンダム」という作品を飾る OP 曲として、これ以上ない優れた楽曲だということに気が付き、めっちゃハマったんだよね。

 この歌詞は井荻麟 (富野由悠季の作詞活動における芸名) と浜口祐夢の連名になっているのも珍しい気がするし、だから、ガンダムの世界観にも、Ray Guns のイメージにも合ってるんだろうな。

 ハイテンションで登場した浜口祐夢は、一曲入魂とばかりに会場をあおり、会場も待望の楽曲だったから、第二部の開始を盛大にブチあげました。

 

 マクロス・パートは、ここ数年でおなじみとなった、マクロス7マクロス2 、そして、熱気バサラとイシュタルのコラボという流れ、

 "Dynamite Explosion" は、数ある楽曲の中でも、特に盛り上がるナンバーで、”CENTURY COLOR” からの流れもあり、会場に轟くシンガロングの声は、ここまでの流れで一番大きかったようにも感じました。

 今回は、”PLANET DANCE” がセットリストしており、「さあはじまるぜSaturday Night!調子はどうだい?」という歌詞は、本公演の進行にも合っていて、会場を「これからが本番だよなあ?」とう想いで統一させるような働きがあった。

 

 マクロスの後は、ふたたびガンダムへターン。

 ひろえ純 (ガンダムZZ) から鮎川麻弥 (Zガンダム) へ戻り、おふたりのコラボ曲 "追憶シンフォニア" を経て、玉置成実 (SEED DESTINY) へ至る流れは、第二部のはじまりであった、∀ガンダムっぽくて良かった。

 

 その後、終演へ向けての盛り上がりもすごかったけど、アンコールで "マクロス" は、誰も予想だにしなかった選曲だったし、会場を含めたオール・キャストでの歌唱は、魂が奮えるほどの感動があった。

 

 会場BGM に Marc Ribot's Ceramic Dog の「YRU Still Here?」(Why are you still here? と読む) というアルバムが流れていた。

 乱暴にタイトルだけを訳すと「なんでまたここに来てんの?」って感じだろうか。

 四半世紀も続くイベントだから、悪く言うと"マンネリ化"している部分もあるイベントで「またこの曲か...」と思う方も多少いるだろう。

 そんなイベントなのに、毎年 GW を待ち遠しく想い、足しげく通ってしまうのはなんで?飽きないの?そう問いかけられているようにも感じられるセレクトだった (完全にこじつけだが)。

 ちょっと考えてみた...結果、飽きない。

 マンネリ化は確かにあるだろう。しかしそれは、セットリストという情報の中だけの話しだ。

 会場を訪れてみれば、退屈を感じることは無かった。それは、同じ曲であってもセットリストの構成、MCなど演出を変えることで、印象を変えるなど工夫があったので、同じ繰り返す意味であっても、”マンネリ”というより”王道の展開”という感じになっていたからだ。

 つまり、マンネリを超えた先にある王道。それこそが「スーパーロボット魂」であり、常に作品へのリスペクト、コミュニティのこと、ファンを大事にするイベントだから、愛されるイベントとして四半世紀を超え、開催されているのだな。と再確認した次第。

【イベント情報・当日券・5/1】INCUBUS ASIA TOUR 2024 (2024.05.01公開)

 incubus の来日公演を、BAND-MAID がサポート!

 

kyodotokyo.com/pr/incubus2024.html

 

タイトル:

  incubus ASIA TOUR 2024

    Special Guest:BAND-MAID

MEMBER:

  On Vocal:Brandon Boyd

  On Guitar:Mike Einziger

  On Drums:Jose Pasillas

  On Turntable, Keyboards:DJ Kilmore

  On Bass:Nicole Row

開催日程:

  5月1日(水) / 東京 / 東京ガーデン・シアター

TICKET:

  当日券 ¥12,500-

  前売券

    SS席 ¥14,000- ※SOLD OUT※

    S席 ¥12,000-

    A席 ¥10,000- ※SOLD OUT※

www.incubushq.com

kyodotokyo.com

tickets.kyodotokyo.com

 

 いわゆる US ミクスチャー・ロックの先駆けとして、1990年代のムーブメントを牽引してきたバンドのひとつである incubus が、東京ガーデン・シアターにて、1日限りのライブを行うよ。

 5月10日には、「Morning View」の再録アルバム「Morning View XXIII」リリースを控えており、ファンにとってはめちゃくちゃ熱いタイミングでの来日なので、本公演は、バンド、ファン双方にとって、とても重要な公演なんじゃないかと思います。

 また、前回の来日からは、Ben Kenney (Bass) が一時離脱し、代役として Nicole Row (ex-Panic! at the disco)  がメンバーとして参加しています。

 この変化が、バンド・サウンドにどのような影響を与えるのかも興味深いところですね。

 Ben Kenney の離脱理由は、脳腫瘍摘出のための療養とのこと。

 手術自体は 2022年に終えており、脱退発表が 2024年ですから、バンド復帰には相当な時間がかかることが予想されます。

 一日も早い回復をお祈りします。

 

 さて、本公演のオープニングは、邦ガールズ・ロック・バンド BAND-MAID が飾ります。

 国内外を問わず活躍しているバンドで、Summer SonicLoud Park など、音楽フェスへの出演も多く、知名度が高いバンドですので、ご存じない方は、この機会にチェックしてみると面白いかもしれませんよ。

 

 チケットは、SS席と A席がソールド・アウトですが、当日券のアナウンスがでています。

 ご興味のある方は、是非、会場まで足を延ばしてみてください!

  

【イベント情報・当日券・4/27/28,5/5,19】スーパーロボット魂 2024 (2024.04.27公開)

 ゴールデン・ウィークは、羽田でアニソン!

 スーバーロボットスピリッツ!

 

www.mmjp.or.jp/birthday/2024_srs.html

 

タイトル:

  スーパーロボット魂 2024

  Super Robot Spirits 2024

司会:

  ショッカーO野

開催日程:

  4月27日(土) / 東京 / ゼップ羽田

  stage univerce

    Line up:MIQ / 鮎川麻弥 / 森口博子 / 米倉千尋 / 福山芳樹

        笠原弘子 / 玉置成実ひろえ純 / 浜口祐夢

  4月28日(日) / 東京 / ゼップ羽田

  stege tera

    Line up:ささきいさお / 堀江美都子 / 影山ヒロノブ / MIQ

        遠藤正明 / たいらいさお / 山形ユキオ / 渡辺学 / 川畑アキラ

  5月05日(祝・日) / 大阪 / なんばハッチ

    Line up:ささきいさお / 堀江美都子 / 影山ヒロノブ / MIQ

        遠藤正明 / 福山芳樹 / 玉置成実

  5月19日(日) / 台湾 / 台北花博爭豔館

    Line up:堀江美都子 / 影山ヒロノブ / MIQ / 遠藤正明

        鮎川麻弥 / 福山芳樹

TICKET:

  当日券 ¥9,000-+?

  前売券

    指定席1F, 2F ¥9,000-

    後方スタンディング ¥8,000-

    ※1ドリンク別

    配信視聴チケット ¥4,000-

※配信視聴チケット注記

 ・公演当日の開演時刻より生配信

 ・アーカイブ視聴期間

  東京公演:5月2日(木) 15:00 ~ 5月8日(水) 23:59

    (配信視聴チケット購入は、5月8日(水) 18:00まで)

公演公式:

www.mmjp.or.jp

www.mmjp.or.jp

 

 

 毎年、4月末に開催される、ロボット・アニメに特化したライブ・イベント「スーパーロボット魂 (SRS)」が、2024も開催されます。

 2024年。その幕開けは、天災とともにあったように思います。

 年明けに能登半島地震があり、続いて中国のウシュトゥルファン地震、台湾では花蓮地震など、マグニチュード 7.0 を超える地震が発生しています。

 その慰問の意味もあるのか、この SRS 2024 では、東京、大阪のほか、台湾公演が組み込まれました、

 また、公式サイトによれば、会場で募金活動も行われるようですので、会場で募金をするのも良いかもしれません。

 

 さて、今年のラインナップですが、個人的にめっちゃ楽しみにしてることが 2点あります。

 

www.youtube.com

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 Rayguns”Century Color”(ターンエーガンダム)、コブラツイスターズ”路地裏の宇宙少年"(地球防衛企業ダイ・ガード) ともにいまは活動していないバンドですが、そのボーカリストが出演するということで、この発表を見たとき、思わず声がでてしまいました。ぼくは、それくらいこの曲大好きなんですよね。

 特に、Century Color については、某三昧の中で取り上げられることもほとんどなく、ある意味冷遇されていきた曲だけに、ついに!って感じなんです。

 まあ、先にセットリストが公開されているわけではないので、もしかしたらやらない可能性もありますが、そこは心配ないだろうと信じています。

 

 そして、去年に引き続き、玉置成美が今年も出演。去年は少し緊張が見えるステージでした。

 今年はひろえ純が出演。ZZガンダムエルガイムの主題歌を担当していましたが、今回はどちらを歌うのでしょうか?まさか、レガシアムとか?

 

 最後に言いたいのは、ささきいさおが歌えるうちに、生歌、そしてステージを見ておいて欲しいということ、

 恵まれた長身。長い手足。ダイナミックなステージ・パフォーマンスに、ブレない声量、説得力のある高い歌唱力は、圧巻のひと言。

 ご自身、81歳になるので、全盛期のようなパフォーマンスではありませんが、それでも素晴らしい歌手であることは間違いありません。

 去年、体調を崩してしまい、ご本人、不本意なステージとなってしまいました。

 今年は、そのリベンジを果たすべく、元気な姿を見せてくれるでしょう。

 4月29日の BS日テレ歌謡プレミアムは、ささきいさお回なので、気になる方は、まずはこちらからチェックしていただければ。

www.bs4.jp

 

 レギュラーメンバーを中心に、毎年、手を変え品を変えファンを楽しませてくれる素敵なイベントなので、ロボット・アニメとか好きな方は、是非、会場までお越しください。

 

 また、YouTube ではダイジェストが見られるので、どんなイベントなのか雰囲気を確認できます。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 「まだイベントにいくまでは...」、「時間が合わない...」 といった方々は、アーカイブ配信もあるので、それぞれのスタイルに合わせて楽しめますよ!

 

【イベント情報・当日券・4/26-27】HAKEN JAPAN TOUR 2024 (2024.04.26公開)

 HAKEN 初来日!

 

smash-jpn.com/live/?id=4076

 

タイトル:

  HAKEN JAPAN TOUR 2024

MEMBER:

  On Vocal:Ross Jennings

  On Guitar:Richard Henshall

  On Keyboards:Peter Jones

  On Drums:Raymond Hearne

  On Guitar:Charles Griffiths

  On Bass:Conner Green

開催日程:

  4月26日(金) / 東京 / ダブリュー・ダブリュー・ダブリュー・エックス

  4月27日(土) / 大阪 / ライブ・ハウス・アニマ

TICKET:

  当日券 ¥9,000-

  前売券 ¥8,500-

公演公式:

hakenmusic.com

smash-jpn.com

 

 

 プログレッシブ・メタル・バンド HAKEN (HAAKEN いずれも読みは"ヘイケン") が、遂に初来日を果たします。

 黎明期のプログレ・ミュージックの雰囲気を色濃く残しつつ、Djent のような歪み、ヘヴィさを持ち合わせたサウンドは、美しいボーカル、コーラスもあいまって、プログレさんにもメタラーにも共通しておすすめできる、謎のとっつきやすさがあり、このジャンルとしては、かなり聞きやすいと思います。

 2023年には、アルバム「FAUNA」をリリース。FAUNA (動物相) の示すとおり、地球に生きる動物の多様性を封じ込めたような作品で、楽しさ、奥深さがあり、さらにストーリー性も豊なので興味が尽きない。

 初公演の場所が、WWW X という、丘の地下にあるような箱であることも、FAUNA という作品から化石を発掘するようなイメージを受け、なんかちょっとわくわくしてしまう。

 

 公演公式サイトによれば、当日券の販売があるようなので、連休前の週末、なかなか忙しいとは思いますが、お時間に余裕のある方は、会場まで足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

www.youtube.com

【イベント情報・当日券・4/19-20】TEMPERANCE X PHANTOM EXCALIVER " 聖なる達磨 " ツアー 2024 (2024.04.19公開)

 TEMPERANCE と Phantom Excaliver の対バン!

 

www.spingarden.net/general-5

 

タイトル:

  TEMPERANCE x Phantom Excaliver "聖なる達磨" ツアー 2024

MEMBER:

TEMPERANCE

  On Guitar, Vocal:Marco Pastorino

  On Bass:Luca Negro

  On Vocal:Michele Guaitoli Cancelled

  On Vocal:Kristin Starkey

  On Drums:Marco Sacchetto

  Gueast
    On Vocal:Gabriele Gozzi

Phantom Excaliver

  On Bass:Tomo-P

  On Guitar, Vocal:Matsu

  On Vocal:Kacchang

  On Drums:Yusaku

開催日程:

  4月19日(金) / 東京 / クラブ・アジア

    TEMPERANCE / Phantom Excaliver / Mana Diagram

  4月20日(金) / 大阪 / 心斎橋ソーマ

    TEMPERANCE / Phantom Excaliver

TICKET:

  当日券 ¥8,500-

  前売券

    VIP ¥12,000-

    一般 ¥7,700-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.spingarden.net

 

 イタリアのパワー・メタル・バンド TEMPERANCE と、邦バンド Phantom Excaliver が、東京・大阪で対バン・ライブを開催!

 対バンのタイトル「聖なる達磨」が、独特な感じで面白いね。

 これ、日本語のタイトルだから、Phantom Excaliver がメインなのかと思いきや、達磨の部分は、TEMPERANCE の新譜「Hermitage – Daruma's Eyes Pt 2」から来てるんだよね。だから、まごうことなき対バン。ゆえに、ヘッドライナーは TEMPERANCE 。

 

 ひとつ残念なのは、TEMPERANCE のトリプル・ボーカルの一角、Michele Guaitoli が来日できなくなり、アルバムにゲスト・ボーカルとして参加していた Gabriele Gozzi が代役を務めてくれるみたい。

 でも、パーティーの危機に仲間が駆けつける的展開のようで、パワー・メタル的にはアリだと思う。なので、公演の盛り上がりを損なうようなことはないだろう。

 

 Phantom Excaliver は、2年連続で 独 WACKEN OA に出演するらしく、ここのところ波に乗りまくってるバンド。

 2023年は、LOUD PARK に出演など、単独公演以外にも露出が多く、いろんなところでメンバーを見かけました。

 特に「メタルは裏切らない」は、もはや日本だけでなく海外まで広まり、世界のメタル・シーンにおいて共通言語として認知されつつあるようにも感じています。

 

 東京公演には、Mana Diagram がオープニンク・アクトとして出演するらしいよ。

 平日の 3バンド公演だから、Mana Diagram の出番は 18:30 からと、少し早い時間なので、イベントを最初から最後まで楽しみたい方は、くれぐれも来場時間をお間違いなきよう!

 

 本公演は、当日券のアナウンスもありますので、 お時間が許される方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

 

www.youtube.com

 

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【ライブレポ】CARCASS JAPAN TOUR 2024 (2024.04.18)

 みんな!carcass を観に行こう!

 

twitter.com/trooper_ent/status/1779798847688204794

 

タイトル:

  carcass Japan Tour 2024

開催日程:

  4月18日(木) / 東京 / スポティファイ・オー・イース

公演時間:

  開場 / 18:00 , 開演 / 19:00 , 終演 / 20:20

 

MEMBER

  On Guitar :Bill Steer

  On Vocals, Bass:Jeff Walker

  On Drums:Daniel Wilding

  Live Member

    On Guitar:James 'Nip' Blackford

 

SETLIST

  BGM. AC/DC「Back In Black」

  01. Buried Dreams

  02. Kelly's Meat Emporium

  03. Incarnated Solvent Abuse

  04. Under the Scalpel Blade

  05. This Mortal Coil

  06. Tomorrow Belongs to Nobody

  07. Death Certificate

  08. Dance of Ixtab (Psychopomp & Circumstance March No. 1 in B)

  09. Black Star

  10. Keep On Rotting in the Free World

  11. The Scythe's Remorseless Swing

  12. 316L Grade Surgical Steel

  13. Corporal Jigsore Quandary

  14. Ruptured in Purulence

  15. Heartwork

  16. Tools of the Trade

-enc-

  17. Exhume to Consume

  18. Reek of Putrefaction

 

 去年、LOUD PARK 23 に出演し、会場を大いに沸き上がらせた carcass が、2年続けての来日!

 単独公演としては、実に、10年振りということもあり、平日にも関わらず大勢のファンが来場しました。

 特に、東京初日はチケット・ソールド・アウトするほどで、日本においても carcass 人気の高さを知らしめましたね!

 ソールド・アウトしたにも関わらず、一部エリア開放し、当日券販売という頭のおかしい判断をした運営サイドは、とても carccass してて良いと思いました。

 

 会場に入ると、AC/DC 「Back in Black」より "Hells Bells" が流れており、本日の公演の過酷さを予感させるような選曲で、正直、身震いしたよね...。

 

 開演前に、2つ気が付いたことがありました。

 まず、最前に撮影のカメラが入っている。

 そして、そのせいか、クラウド・サーフした人をキャッチするようなセキュリティがいない。

 特に後者がやばかったね。

 carcass でサーフが良いかどうかはさておき、絶対、サーフする人はいるだろうから。

 

 そして開演。

 メンバーを熱狂的な声援で呼びこむと、"Buried Dreams" のおどろおどろしい導入部を経て、"Kelly's Meat Emporium" で疾走!

 "Buried Dreams" からモッシュは起こっていたけど、"Kelly's Meat Emporium" 以降は、さらに混沌とした状態になってた。

 本日は、ホント、キャパの限界に挑戦するようなマジでガチの満員だったので、前方のモッシュには人が殺到し、めっちゃ狭い空間で、みんなぐっちゃぐちゃのドッロドロに。

 その様は、"Incarnated Solvent Abuse" の邦題 ”硫酸どろどろなんでも溶かす” の示すように、まるで、硫酸で溶かされて、攪拌されてるような泥くさいモッシュで、最高に carcass だった!

 

 Jeff Walker は、セットリストの区切りで水のペットボトルをフロアに投げ入れたり、一瞬の隙を狙いすましたかのようにピックを飛ばしたり、プレイ以外でも精力的だったし、大いに客を煽り、会場をさらなる混沌を招いてたりした。

 フロアがマジで狂ったかのように盛り上がっていたので、メンバーご機嫌でニッコニコだったし、環境は過酷なのに、みんな carcass を楽しんでいて、あぁ、これが狂喜乱舞ってことなんだなあって思ったよ。

 

 セットリストは、基本的に、LOUD PARK 23 にアンコールを付け足した感じの内容で、字面だけだと、そこからの変化はあまり無いように感じるだろうけど、"Exhume to Consume", "Reek of Putrefaction" は、代表曲かつ、特に人気の高い曲で、これが聴きたかった!と待ち望んでいた方も多かったことでしょう。

 全体とおして 80分というやや短めに感じる公演時間でしたが、得られた満足感は、それを凌駕しました。

 

 つまり、carcass は最高だから、みんな観に行こう!ってこと。

 LOUD PARK で観たからいいや、じゃなくて、フル・セットでしか得られない carcass があるんです。

 そして、本日、4月19日は、東京公演の追加日程が開催されます。

 こちらは、ソールド・アウトしていないので、普通に当日券が販売されますので、お時間、許されるのであれば、参加してみてはいかがでしょう?

 そして、参加する場合、最前にセキュリティがいるか、確認してからサーフしましょうw

 

 最後に、LOUD PARK 23 でのセットリストを紹介しておきますね。

 

LOUD PARK 23 SETLIST

  01.Kellys Meat Emporium

  02.Buried Dreams

  03.Incarnated Solvent Abuse

  04. Under The Scalpel Blade

  05.This Mortal Coil

  06.Tomorrow Belongs to Nobody

  07.Death Certificate

  08.Dance of Ixtab - Psychopomp & Circumstance...

  09.Black Star

  10 Keep on Rotting in the Free World

  11.The Scythe's Remorseless Swing

  12.Corporal Jigsore Quandary

  13.Heartwork

  14.Tools of the Trade

  15. Carneous Cacoffiny 

 

 

【イベント情報・当日券・4/16-19】CARCASS JAPAN TOUR 2024 (2024.04.16公開)

 carcass 来日!

 

twitter.com/trooper_ent/status/1779798847688204794

 

タイトル:

  carcass Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Guitar :Bill Steer

  On Vocals, Bass:Jeff Walker

  On Drums:Daniel Wilding

  Live Member

    On Guitar:James 'Nip' Blackford

開催日程:

  4月16日(火) / 愛知 / 名古屋クアトロ

  4月17日(水) / 大阪 / 梅田クアトロ

  4月18日(木) / 東京 / スポティファイ・オー・イース※SOLD OUT※

  4月19日(金) / 東京 / スポティファイ・オー・イース※追加日程※ 

TICKET:

  当日券 ¥10,000-

  前売券 ¥9,000-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.facebook.com

www.creativeman.co.jp

 

 日本では、初夏の薫風かおる季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 本日より、北方の風に乗ってやってきたリバプールの残虐王が、来日公演を行うよ。

 

 carcass の再来日は、LOUD PARK 23 での、フルセットに近い渾身のステージ・パフォーマンを繰り広げてくれた記憶が新しい内での発表だったので、当初発表された日程で、東京公演が売り切れるのは、割と早かった。

 その流れを受けての、追加日程発表は、実に賑々しいことこの上なし。

 特に、本公演に大阪公演が入っているのは、LOUD PARK 23 OSAKA に carcass の出演がなかったことを考えると、狂喜乱舞してもおかしくはない発表だったので、大阪の carcass ファンは、明日、狂ったようになるのだろうなと、今から想像できてしまう。

 

 また、受験や感染リスクの観点で、LOUD PARK 23 への参戦を見送ったメタラー諸氏に於かれましても、その鬱憤を晴らす絶好の機会となりますので、是非、この機会をお見逃しなきよう。

 

 前回来日時、カー傘など、独特のダジャレの聴いたユニークなグッズがったことを覚えている方は多いだろう。

 本公演に際しても、他バンドではなかなか見ることのない、ユニークなグッズの販売がアナウンスされているので、来るそのときに備え、購入意欲を燃やしておくと良さそうだ。

 

www.creativeman.co.jp/event/carcass-japan-tour-2024/

 

【イベント情報・当日券・4/12-13】SUFFOCATION " HYMNS FROM THE APOCRYPHA " JAPAN TOUR 2024 (2024.04.14公開)

 Suffocation 来日!

 

linktr.ee/everlastingfire

 

タイトル:

  Suffocaton ”Hymns From The Apocrypha” Japan Tour 2024 

  FURIOUS WORLD FEST

MEMBER:

  On Guitar:Terrance Hobbs

  On Bass:Derek Boyer

  On Guitar:Charlie Errigo

  On Drums:Eric Morotti

  On vocal:Ricky Myers

開催日程:

SUFFOCATION JAPAN TOUR

  4月12(金) / 東京 / クラブ・アジア

    Suffocation / Crystal Lake

  4月13(土) / 東京 / サイクロン

    Suffocation / Go-Zen / Kandarivas / Hostile Eyes 

FURIOUS WORLD FEST

  4月14(日) / 大阪 / ヨギボー・メタ・バレイ、ホーリー・マウンテン

  Crystal Lake / Edge Of Spirit / Deviloof / Gates Of Hopeless
  Hikage / Last day dream / Sable Hills / Sand
  Saigan Terror / Shadows / Subliminals / Super Structure
  Suffocation / Sworn Enemy / Temple / Tive
  Universe last a ward / Zulu

  以上、ABC順 

TICKET:

  当日券 ¥???-

  前売券

  SUFFOCATION

    2日通し券 ¥15,000-

    ミート&グリート付券 ¥13,000-

    ポスター付券 ¥9,500-

    一般チケット ¥8,000-

  FURIOUS WORLD FEST

    VIP ¥12,000-

    一般 ¥7,500-

    学生 ¥4,500-

    高校生以下 ¥3,000-

公演公式:

www.suffocationofficial.com

linktr.ee

 

 ブルータル・デス・メタルの始祖たる Suffocation が来日!

 新ボーカルを迎えた新譜「Hymns From The Apocrypha」のリリース記念公演を、初日は Crystal Lake との対マン、2日目は計 4バンド出演の対バン形式、3日目はサーキット形式のフェスで大暴れ!

 

 新譜は 2023年にリリースされた作品。緩急ある疾走曲で、このジャンルの特徴であるガテラル・ボイスと、鳴弦のように鳴るベースが、耳の奥底まで響いてくる感じが、正に Suffocation って感じで良いです。

 

 出演するバンドもめっちゃ豪華で、しかも、3日間それぞれ楽しみ方が違うなんて、かなり粋な構成で泣けてくる。それに、若いファン層を意識したラインナップとチケット価格にも、イベント開催への熱意と、シーン活性化への配慮を感じるよね。

 それもそのハズで、このイベントの主催は、Everlasting Fire という新興のプロダクションで、Sable Hills の三島兄弟による会社。道理でと納得してしまった。

 勿論、フェスにも出演するので、声援で応えよう!

 

 一度の来日で 3度の楽しみ方がある、めちゃ豪華なイベントなので、シーンのファンは参加必須だ!

 また、邦ラウド・ミュージック・ファン、それも若い年齢層にも来場しやすいイベントになっているので、こぞって参加しよう!

 ただ、イベントの特性的に、フロアは荒れるだろうから、その辺、ちゃんと予習しておいた方がいいかもとは思う。

 

【イベント情報・当日券・4/9-11】40 YEARS IN RAGE WORLD TOUR 2024 (2024.04.09公開)

 祝! RAGE 40周年!

 

ameblo.jp/tokyoonkyorock/entry-12846927198.html

 

タイトル:

  40 Years In Rage World Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal, Bass:Peavy Wagner

  On Guitar:Jean Bormann

  On Drums:Vassilios Maniatopoulos

開催日程:

  4月09日(火) / 大阪 / 梅田クアトロ

  4月10日(水) / 愛知 / 名古屋クアトロ

  4月11日(木) / 東京 / スポティファイ・オー・イース

TICKET:

  当日券 ¥10,000-

  前売券 ¥9,500-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.rage-official.com

ameblo.jp

 

 RAGE 40周年記念ツアーは、本日、4月9日から始まるぞ!

 公演公式サイトでは、全日程の当日券販売情報が記載されています。

 新年度もようやく落ち着く頃だろうし、チケットを買い控えていた方々には良いニュースだね!

 

 RAGE は、単独公演の他にも LOUD PARK 出演などあり、日本での知名度は高いバンド。

 特に、Peavy Wagner の独創的な世界観、無二のソングライティング・センスは、時代を変え、メンバーを変え、常に最高のものをぼくらに提供してくれてるんだよね。

 勿論、音源だけでなく、ライブも最高のバンドで、初見で「3ピースなのになんて音圧なんだ!」と、ド肝を抜かれたのを覚えています。

 また、3月29日には、新譜「Afterlifelines」がリリースされたばかり。

 本作は、40周年アニバーサリー・イヤーを飾るにふさわしい、壮大な世界観、ボリュームをもった作品で、なんと CD 2枚組の超大作だ。

 1枚目はバンド編成の ”Afterlife”、2枚目はバンド+オーケストラ編成の "Lifeline" の2部構成!この作品こそが、RAGE、そして、 Peavy Wagner という音楽家の集大成となる入魂の作品となっております。

 本公演ではオーケストラは無理なので、いつの日か、日本でもオーケストラ編成の RAGE が聴けたらなあと、その日がくることを夢想せずにはいられませんでした...。

 

 ジャーマン・メタルを代表する RAGE の貴重な来日公演 。

 それも 結成 40周年+新譜リリースのアニバーサリー公演!

 これは是非観ないと!!!

 

【イベント情報・当日券・4/6】BECK SOLO ACOUSTIC GIG IN TOKYO (2024.04.06公開)

 BECK のソロ公演は、 1 day 2 stage 構成!

 

www.creativeman.co.jp/event/beck-acoustic/

 

タイトル:

  BECK SOLO ACOUSTIC GIG IN TOKYO

開催日程:

  4月6日(土) / 東京 / イー・エックス・シアター六本木

    1st show | OPEN 16:00 / START 17:00

    2nd show | OPEN 19:00 / START 20:00

TICKET:

  当日券 ¥17,000-

  前売券

    スタンディング ¥16,000-

    指定席 ¥18,000-

公演公式:

www.beck.com

www.creativeman.co.jp

 

 BECK 久しぶりの単独公演は、ソロ・ステージ!アコースティック・セット!1日2ステージ!と、特別感半端ない。

 また、バンド編成での派手な映像演出などもなく、ギターとブルース・ハープをお供に弾き語りなので、楽曲のアレンジやセットリストが、通常ツアーとどう変わってくるのか?興味は尽きないことだろう。

 また、2,000人規模の箱なので、物理的に距離が近く、大規模公演とはまたことなる雰囲気が楽しめるだろう。

 

 チケットは大分高めだけど、本公演では、大規模ツアーでは決して感じることのできない、BECK のミュージシャンとしての神髄を感じることができる公演なので、ファンは勿論、英ロックが好きな方は、是非、足を運んでみて?

 

 

【イベント情報・当日券?・4/6-7】ORANGE GOBLIN JAPAN TOUR 2024 (2024.04.06公開)

 Orange Goblin 来日!

 

twitter.com/SoundworksJ/status/1774683064750272815

 

タイトル:

  Orange Goblin Japan Tour 2024

MEMBER:

  On Vocal:Ben Ward

  On Guitar:Joe Hoare

  On Drums:Chris Turner

  On Bass:Harry Armstrong

開催日程:

  4月6日(土) / 東京 / 渋谷サイクロン

    Special Gueast:Church Of Misery

  4月7日(日) / 大阪 / ソーコア・ファクトリー

TICKET:

  Meet & Greet付きチケット ¥12,000-

  ポスター付きチケット ¥9,500-

  通常チケット ¥7,000-

  ※1ドリンク別

公演公式:

www.orangegoblinofficial.com

www.swdjapan.com

 

 英ドゥーム/ストナーの雄 Orange Goblin の来日公演がはじまります。

 この 7月には、新譜「SCIENCE, NOT FICTION」リリースを控えており、直前ともいえるタイミングでの来日だけに、新譜から披露もあるかもしれないし、気になりすぎる。

 公演前日だから...というわけではないでしょうけど、昨日、YouTube において、新譜より ”(Not) Rocket Science” の公式リリック・ビデオが公開されているので、本公演に参加される方もそうでない方も、是非、チェックしておきましょう。

 3月11日の時点で、前売りチケットは 9割方販売されているようなので、東京公演の当日券があるかは不明。

 大阪公演は、チケット販売中なので、当日券の販売もあると思われます。

 

 なお、東京公演には、Church Of Misery が出演します。

 こちらのバンドは、同じくストナー系で、シリアル・キラーを題材にした楽曲を発表しています。

 

 

 

www.youtube.com

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【NEWS・3/29-4/15】THE BRITISH ROCK IN TOKYO (2024.03.31公開)

 英ロック・バンド公式グッズ販売会だよ。

 

britishrock.pgs.ne.jp/

 

タイトル:

  英国ロック・グッズの祭典

  The British Rock In Tokyo

開催日程:

  3月29日(金) ~ 4月15日(月) / 東京 / 池袋 PARCO 本館 7F

イベント詳細:

britishrock.pgs.ne.jp

 

 東京都内でも桜が咲き、Spring has come ということで、英ロック・グッズの販売会が開催されています。

 場所は池袋パルコですが、今回は規模が違うので、Pパルコではなく本館の方で開催されるようです。ご来場の際はお間違いなく。

 

 さて、取扱い商品ですが、以下の公式グッズが販売されるようです。

 

公認グッズ・ストア連動

  THE BEATLES

  ROLLING STONES

  QUEEN

  DAVID BOWIE

  LED ZEPPELIN

  PINK FLOYD

  THE WHO

  SEX PISTOLS

  OASIS

  THE 1975

公式グッズ販売
  ERIC CLAPTON

  THE CLASH

  BLUR

  GORILLAZ

  JEFF BECK

  MUSE

  PAUL WELLER / THE JAM

  POLICE

  RADIOHEAD

  U2

  YES

  DEEP PURPLE

  URIAH HEEP

  BRING ME THE HORIZON

  YUNGBLUD

  ED SHEERAN

 

 ちょw取扱い多すぎない?

 これだけあったら、1回の来場では買いきれない可能性があるよね。

 また、バンドのファンでなくとも購入する方が多そうだし、ご贔屓のバンドがあれば、早めに来場した方が良さそう。