その報道では、下記の3件の容疑がかかっていると報じていた。
1) 男性2の殺害を、第3者へ依頼しようとした容疑
2) 9月末、1の男性のひとりに、殺害予告をした容疑(脅迫)
3) 大麻・覚醒剤の所持容疑
Phil は、過去にアルコール依存症や薬物問題などがあったと聞くから、正直、3 であったら別になんとも思わなかった。
しかし、「殺人依頼」では、 As I Lay Dying Tim Lambesis の殺人教唆事件 とダブり、心中穏やかじゃなかった・・・。
よくよく思い返せば、10月5日、6日に撮影された新曲のMVに、Phil が来ていなかった (代役はBob Richards が務めた) という報道もあったし、捜査などの兼ね合いで公開されていなかっただけで、水面下ではいろいろ進んでいたのかも。
しかし、 Rolling Stones 誌によれば、殺人依頼の件については、証拠不足の懸念があり、訴追が取り下げられたみたい。
この一連の報道を受け、バンドは公式コメントを発表したので紹介するね。
A STATEMENT FROM AC/DC
We've only become aware of Phil's arrest as the news was breaking. We have no further comment. Phil’s absence will not affect the release of our new album Rock or Bust and upcoming tour next year.
○引用元URL (AC/DC 公式)
http://www.acdc.com/us/news
コメントを意訳すると、こんな感じかな?、
「みんなと同じように、報道によって Phil の逮捕を知り驚いている。今は何もコメントできない。Phil が逮捕されたことによって、新譜のリリースやツアーへの影響が無いよう努めます。」
Phil は決して技巧派のドラマーではないけれど、バンドや客にとって、彼のドラミングは、導火線の役割だったんじゃないかな。
上手く伝えることはできないけど、AC/DCには、Phil Rudd のドラムが一番合うって感じかな。バンドにとって特別なドラマーだと思うよ。
その Phil がこういう形で抜けてしまうのは、なんとも切ないけれど、裁判の結果が発表されるのを待つしかないよね・・・。
有罪になったら、たとえバンドに復帰したとしても、日本への入国はどうなるんだろうか・・・。
○詳細URL
人気ハードロックバンドのメンバー 殺人依頼か (NHK WEB NEWS)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141106/k10013008431000.html
AC/DC、新曲MV撮影にドラムのフィル・ラッドが不在だったと話題に (Ro69)
http://ro69.jp/news/detail/111884
Murder-for-Hire Charge Dropped Against AC/DC's Phil Rudd ( Rolling Stones )
http://www.rollingstone.com/music/news/murder-for-hire-charge-dropped-against-ac-dcs-phil-rudd-20141106