【ライブレポ】LEGEND OF ROCK at 日比谷野音 Vol.5
タイトル:
Legend of Rock at 日比谷野音 Vol.5
開催場所:
日比谷野外音楽堂
公演時間:
開場 / 12:30 , 開演 / 13:00 , 終演 / 20:15
○セットリスト
【 Gunmen Showers 】 as Guns N' Roses
It's So Easy
Night Train
Sweet Child O' Mine
Welcome To The Jungle
Paradise City
開場前、外で待っていたとき、リハーサルの音が聞こえてたんだけど、それ聞いて「大丈夫か?」と思ったんだけど、ステージが始まると、ちゃんとガンズしてた。
Paradise City では、ホイッスルと同時にブラやショーツが宙を舞い、人気の高さをうかがわせたよ。
【 HATTALLICA 】 as METALLICA
Blackened
Motorbreath
Helpless (Diamond Head)
with Big4 (Kerry King , Dave Mustaine)コピバン
Battery
Enter Sandman
一時期、 James HIROfield が抜けていたけど、今年、バンドに復帰し、既に数公演こなしており、去年観たときとなんら遜色ないプレイで、客もテンション上がりまくり!
Legend of Rock 5周年ということで、(日本の) Kerry King と Dave Mustaine を呼んで、 BIG 4 公演さながら Diamond Head「Helpless」をプレイしてくれたのは、ちょっとしたサプライズだった。
【 a-DIO-s 】 as DIO
Stand Up & Shout
Last in Line
〜Heaven & Hell
〜Neon Knights
〜Long Live Rock & Roll
〜Holy Diver
〜Last in Line
We Rock
やはり DIOKEN の DIO は良い。
Ronnie は亡くなってしまったけど、オリジナル DIO メンバー が、 Last in Line という DIO トリビュート・バンドで活動しており、 Last in Line を軸にしたメドレーは、それを意識したセットリストなのかな?とも思った。
短いながらも、 Ronnie の代表曲をうまくまとめてる感じだよね。
今年は、ギターが転倒するようなアクシデントもなく、安定した演奏で、最高に楽しめた。
DIOKEN も、数々のナンバーを見事に歌いあげてたよ。
【 QUEER 】 as QUEEN
One Vision
Seven Seas of Rhye
Tear It Up
A Kind of Magic
Hammer To Hall
Big Spender
Radio Gaga
We Will Rock You
We are The Champions
God Save The Queen
去年は、 Live Aid を意識したセットリストだった Queer 。今年は、 Magic Tour + 定番曲って感じのイイとこ取りセットリストだね。
再現は、セットリストだけではなく、ステージの演出 (主に Freddie の衣装替え) も再現しており、視覚的にもとても楽しめた。
【 TOWNZEN 】 as THE WHO
Substitute
My Generation
Summertime Blues
Baba O'Riley
...etc
残念なことに、ギターノイズが入ってて、イマイチ楽しむことが出来なかった。
小まめに音量調整して、影響が最小限になるよう配慮してくれてたけどね。
【 THE BEGGARS 】 as THE ROLLING STONES
...etc
Rolling Stones の50周年ツアーは終わってしまった。結局、日本公演はなかったけれど、ある意味、本物以上に本物っぽい Beggars のステージを観て、来日公演があったという脳内妄想をしてたw
【 JIMISEN 】 as JIMI HENDRIX
Amazing Grace / 座椅子JOPLIN
Mercedes Benz / 座椅子JOPLIN
Spanish Castle Magic
Foxey Lady
Fire
Voodoo Child
Star Spangled Banner (星条旗)
Purple Haze
BIG 4 に続くサプライズとして、座椅子 Joplin の登場!
座椅子Joplin は、正直、 Janis Joplin というより、(ヴィジュアル的に) オノ・ヨーコにしか見えなかったwww
ステージでは、特に Jimisen と絡むこともなく、アカペラで Amazing Grace と、観客の手拍子に合わせて Mercedes Benz を歌い去っていった・・・。
・・・これ別にコラボ出演みたいな感じにしなくても良かったんじゃね?
1曲くらい、なんかセッションして欲しかったというのが正直なところ。
Jimisen のステージは、いつものようにテンションが高く、クォリティも高いため、とても楽しめた。
【 MR.JIMMY 】 as LED ZEPPELIN
Rock and Roll
Black Dog
The Song Remains The Same
The Rain Song
Dazed and Confused
Stairway to Heaven
Whole Lotta Love
Dazed and Confused では、 Jimmy Page のボウイング奏法 (バイオリンの弓でギターを弾く) も再現しており、動き、プレイ、および演出と、まるで Jimmy Page 本人のようなステージング。
まぁ、オイラは、 Led Zeppelin のステージを生で観たことがないから、あくまでもイメージとのギャップがないってレベルだけどね。
ただ、全体的にギターの音量が大きく、逆にボーカルは小さい感じ。
Zep の曲では、確かに、ボーカルが小さめの曲もあるけど、埋没してしまうほどではなかった。
MCは、淡々としたテンションで話すものだから、ボーカルの音量が小さいこともあり、前の方にいても、ぼそぼそって感じになってしまい、非常に聞き取りにくかったな。
ただ、ステージ・パフォーマンスは素晴らしかったよ。
【総括】
明らかに去年よりも多い客が集まり、後方や日陰でまったりしたり、前の方でノリノリで盛り上がったり、人それぞれの楽しみ方ができる自由な空間だった。
また、ステージを終えた出演者が、気がつけば隣で盛り上がってたり、ステージ転換の間には、客と会話、写真撮影したりと、演者と客の距離が非常に近い良いイベント。
客が増えていくと、なかなかこのような雰囲気を保つのは難しいかもしれないけれど、出来る限りこんな感じで運営して欲しい。
天候面では、開園直後のお昼あたりこそ陽射しが強かったものの、少し雲が出て、風が吹いたこともあり、「真夏の野音」という字面からは想像できないくらい、(去年と比べ)快適だった。
今年も非常に楽しいイベントだったので、是非、来年も観にきたいな。
ただ、13時〜21時 と言う長丁場なので、食べ物をもう少しどうにかしてほしい・・・。