でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】RONNIE JAMES DIO BIRTHDAY ANNIVERSARY LEGEND OF ROCK (2025.07.10)

 Ronnie の誕生日なら DIO 聴くしかないでしょ!

 DIO、やらなかったけど。

 

www.musiclifeclub.com/news/20250701_05.html

 

タイトル:

  Ronnie James Dio Birthday Anniversary

  Legend of Rock ~for Rainbow Lovers~

開催日程:

  7月10日(木) / 東京 / デュオ・ミュージックエクスチェンジ

公演時間:

  開場 / 18:00 , 開演 / 19:00 , 終演 / 21:30

 

TALK SHOW

MEMBER

司会:吉田聡志 (㈱シンコーミュージック・エンタテイメント)

   浅沼ワタル (写真家)

RAINBOW TRIBUTE BAND

MEMBER

  On Vocal:DioKen (from Re-Arise)

  On Guitar:島紀史 (from Concerto Moon)

  On Bass:中易繁治 (from Concerto Moon)

  On Drums:工藤義弘 (from Earthshaker)

  On Keyboards:永川敏郎 (from Earthshaker)

SETLIST

  Intro. Over The Rainbow (from "The Wonderful Wizard Of Oz")

  __. Do You Close Your Eyes

  __. Self Portrait

  __. Sixteenth Century Greensleeves

  __. Catch The Raibow

  __. Men On The Silver Mountain

    ~ Blues

    ~ Starstruck

    ~ Men On The Silver Mountain

  __. Keyboard Solo

  __. Stargazer

  __. A Light In The Black

  __. Still I'm Sad

    ~ Keyboards Solo

    ~ Drums Solo

    ~ Tchaikovsky:"1812" Overture, Op. 49, TH 49

    ~ Still I'm Sad

-enc-

  __. Kill The King

  Outro. Over The Rainbow (from "The Wonderful Wizard Of Oz")

※多分こんな感じ

 

 昨年に引き続き、Rainbow Tribute バンドを見てきました。

 先にいってしまうと、2年連続で観にきたのは失敗だったかも。

 その理由は 2点。

 まず、トークの内容について。まあ、去年との重複が多かったんだよね。その差分と、この公演限りのプレミアム・アイテムの展示もあったけど、主軸は Rainbow 。ぼくは、Rainbow よりも Ronnie James Dio のファンなので、そこに不満があった。

 次の不満は、Rainbow の曲しかやらなかったこと。まあ、イベント名に 「for Rainbow Lovers」って入ってるんだから、それは当然のことなんだけどね。

 今回は、Rainbow デビュー 50周年記念だからさもありなん。でも、MC で「来年は初来日公演から50年記念なので~」みたいなことを言っていたので、仮に来年開催されたとしたら、また Rainbow をやるということ。

 このシリーズの最初の方って、本当に Ronnie James Dio Tribute で、ELF を含む Ronnie 関連の楽曲をプレイするイベントだったので、その幻影を追って参戦したから、がっかり感があった。

 

 さて、本公演は、Rainbow デビュー50年を記念し、1975年のセットリストをリスペクトした内容になっていました。

 プレイについても間違いの無いラインナップで、当時の音を意識したような再現パフォーマンスが繰り広げられ、満足度が非常に高い内容でした。

 バックドロップには、虹が投影され、そのふもとには島紀史がいたんですが、彼のブロンド (白?) ストラトのボディに映像が映り、そのプレイとともに表情を変えていく様が、とても幻想的でめっちゃ Rainbow でした。

 工藤義弘のドラミングは、Cozy を彷彿させるパワフルなドラミングの中に軽妙なシャッフルを織り交ぜるなど、Cozy っぽい要素が強く、強さ以外の技術面でも Cozy リスペクトな感じがしました。あと、26 インチのツーバスだったのも Cozy っぽい。

 アンコールの "Kill The King" は、17975年のセットリストには入らない曲だけど、Rainbow には欠かせない楽曲ってことで付け足されたっぽい。

 

 という具合で、パフォーマンスにはなんの不満もなかったけど、Ronnie Birthday を祝うにしては偏りがある内容だったので不満がのこる。そんな公演でした。

 

 公演中は、記録的な集中豪雨に見舞われましたが、終了後には雨もあがり、昼間だったら虹がかかっていたのではないでしょうか?

 など、とってつけたようなことを言って終わりたいと思います。

 もし、本公演を観たことが無い方、もしくは、Rainbow ファンであれば、来年行われるであろう、初来日公演再現公演に参加してみてはいかがでしょうか?