でゅら~の暇つぶし

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【NEWS】JOURNEY、UK、IRELAND TOUR をキャンセル?(2024.08.09公開)

 米ロック・バンド Journey が、UK、Ireland ツアーをキャンセルしたとか?

 

  Journey は、10月30日からイギリス、アイルランドを回る予定でした。

 しかし、それがキャンセルされたらしいとの報道があったので紹介します。

 

hellorayo.co.uk

 

 どうやら、チケット購入者が、キャンセル通知を受け取ったことで発覚したようです。

 該当部分を抜き出すと、この部分になります。

 

"Due to circumstances beyond the band's control, Journey's UK and Ireland tour is unfortunately cancelled,” the short statement read. “Refunds will be made from your point of purchase."

 

 内容は、「バンド運営上問題があり、UK、アイルランド公演は中止となります。なので、購入元に払戻し申請してください」って感じ。

 

 UK 公演の前には日本公演があるので、影響が気になるところですね。

 なお、現在のツアー中の北米公演には影響しないもよう。

 

 すこし、検索してみたところ、下記の記事がヒットしました。

 キャンセルの原因か不明ですが、念のため紹介しておきますね。

 

loudwire.com

 

 どんな問題かは、この部分に記載されています。

 

Journey are back in court. Stalwart Jonathan Cain has once again sued Neal Schon, the group's lone remaining founding member – and, once again, he's charging him with overspending.

Echoing a 2022 case over a band credit card, Cain's new court filing accuses Schon of maxing out an American Express account with a $1 million limit while exceeding a daily hotel fee cap of $1,500. Instead, the suit claims Schon "has spent up to $10,000 per night."

The lawsuit also says debt payments have been blocked. At one point, Journey's finances were allegedly in such disarray that the crew and production company couldn't be paid during their ongoing stadium tour.

 

 内容ですが、どうやら 「Jonathan Cain が、興行存続のため、裁判所に仲介を願い出た」って感じでしょうか。

 「なんで仲裁を?」と、思いましたが、どうやら、「Neal Schonの浪費によって、現行ツアー中、スタッフへの未払が発生した」ような記載もありますかので、お金にまつわるトラブルのようです。

 たしかに、これが本当なら、資金がないという理由で、ツアーがキャンセルとなるのも頷けます。(納得はできない)

 

 記念すべき結成50周年、そして、新譜「Freedom」リリース後のワールド・ツアーですから、本来、このような内輪揉めは表沙汰にしたくないハズ。それが、表に出てしまっているワケですから、もしかすると、この問題、一朝一夕で解決しない可能性がでてきました。

 

 もうひとつ記事を紹介しましょう。

 こちらでは、資金管理についてもう少し詳しいことが記載されています。

 

deadline.com

 

 このワールド・ツアーの資金管理のために「freedom 2020 Inc.」という会社が設立されました。

 代表は  Neal Schon ですが、株式は、Jonathan Cain と 50:50 のようです。

 重複してしまいますが、双方の言い分はこんな感じ。

 

Jonathan Cain Side

 ・資金を私的流用、または浪費している

 ・ツアー資金を圧迫し、未払問題が発生した

 ・当初のツアー計画は破綻している

 

Neal Schon Side

 ・ツアー計画が破綻したなんて事実はない

 ・単なる浪費ではなく、必要な支出だった

 ・ツアー中に悪い噂流し、バンドと関係者に要らぬ対立を煽っているお前らこそ問題だ

 

 記事では、「浪費」の認識について、必要のない楽器の輸送については、代理ドラマーのための楽器運搬費であったことや、公演演出のための楽器空輸費用だったなど、Schon 側の言い分も記載されています。

 

The dispute also includes creative differences, including Schon’s selection of a substitute drummer for a Toronto performance last week, ~

 

 傍からみれば、コミュニケーション不足なんじゃないかとも思えますが、お互い、言い合いになっている感じで、泥仕合感が半端ないです。

 

 Schon 側の主張は、Cain 側からすれば、代表だからと言って事前相談もなしに勝手に進められたら、気分を悪くすることのように見受けられます。確かに代表は Schon ですが、持ち株は 50:50 なので、共同代表のような立ち位置だからです。

 なので、こうした現状を打開し、ツアーを継続するため、裁判所が指定した管財人を freedom 2020 Inc. の取締役として迎えようとする Cain 側の行動は、理に適っているいるように感じます。

 

 話を戻しましょう。

 もし、これが原因でツアーがキャンセルになるのであれば、日本公演にも影響を及ぼす可能性は高いと思います。

 しかし、予定通り開催される可能性も、また、高いと感じます。

 このように大々的に話題になってしまっていますから、UDO音楽事務所からアナウンスがあると思われます。

 楽観視することはできませんが、開催を信じ、公式発表を待ちましょう!