でゅら~の暇つぶし

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【NEWS】BEYONCE、日本にいてタワレコ渋谷でサイン会を緊急開催したらしい (2024.03.30公開)

 えっ?Beyonce、日本にいるの?

 ってなるよね...

 

twitter.com/INTSonyMusicJP/status/1773530631634370597

 

 3月29日、「COWBOY CARTER」をリリースした Beyonce, Jay-Z 夫妻がどこにいたか?

 

www.sonymusic.co.jp

 

 日本にいました!!!

 は?ウソでしょ?ってなるじゃん?

 

www.youtube.com

 

 サイン会の映像は、SNSYouTube を通じて確認できます。

 SNS の投稿では、夫である Jay-Z も来場しているとのことでした。

 

 サイン会の様子ですが、用意しておいた色紙を渡すのではなく、その場の直筆サインな上に、手渡し、会話、そして女性のみ?ハグまで許されてるみたい!

 セキュリティはいるものの、とりたてて急かすわけでもなく、見守りに徹してる感じで、すごく丁寧なサイン会ですね。Beyonce 流のおもてなしの心を感じた気がします。

 それにしても、突発的に行われたイベントなのに、贅沢な時間の使い方してますね。

 

 新譜をリリースしたばかりだから、世界中の誰しもが、まさか日本にいるなんて思わなかったよね。

 これが Beyonce もしくは The Carters の来日公演の前フリであるなら、2009年以来?のステージになるよね。否が応にも期待は増してしまう。

 

 このイベントは、新譜「COWBOY CARTER」のリリース記念サイン会。

 Beyonce 曰く「Renaissace の後継作 (actⅡという表現) 」のよう。

 2022年リリースの 「Renaissance」 は、 The Carters ではなく Beyonce のアルバム。

 リリース当初、「Lady Godiva のよう」と評されたアルバム・ジャケットが印象的でした。

 

 

 フランス語の "Renaissance" に、(Beyonce から名言はないものの) イングランド人の "Lady Godiva" という組み合わせが面白いですね。

 GODIVA 夫人は人の目を恥じらい、住民に戸締りをして外を見ないようにお願いしたけど、Beyonce の方は、ピーピング・トムを恐れず、あるがまま堂々した佇まいなのも良い比較になっていると供に、強烈な意思を感じます。

 また、2023年に開催された "Renaissance World Tour" では、COWBOY のようないで立ちで馬のオブジェに跨っていたアート・ワークもありました。

 つまり、「COWBOY CARTER」の布石は、そのときにはもう、打たれていたんですね。

 

 そして、今作のジャケットはどうでしょう?

 白馬に乗った COWBOY のような Beyonce が、(おそらく) 星条旗を手にし、馬を走らせていますね。

 

 

 星条旗は、上部が見えないので、どの時代のものかはわかりません。もしかしたら、歴史的、時間的な意味ではなく、フロンティア・スピリッツにあふれた、もっとも活力のあったアメリカそのものを指すのかもしれません。

 デザインは、

 白馬に跨る様は「サン・ベルナール峠のナポレオン」のようであり

 旗を振り導くかのような姿は、「民衆を導く自由の女神」のようであり

 はたまた、困難な道を険しく見つめる様は、「デラウェア河を渡るジョージ・ワシントン」のようでもあり、

 見るものによってそれぞれの解釈に合う、不思議なデザインになっていると思います。

 いずれも、目的地に向かって民衆を導く感じなので、本作にも同様の想いが込められているのかもしれません。

 

 今作は、アメリカン・フォーク、カントリーの要素が強く、Beyonce のこれまでの作品とは異なる音楽性で構成されています。

 カントリー・ミュージックって、白人の音楽ってイメージ、ありません?

 ぼくはそういうイメージがあります。

 なので、白人でない Beyonce が、このジャンルに挑戦するためには、大きな壁があったのではないかと思います。

 それがどれほど困難なことか、日本人であるぼくにはわかりませんが、アメリカの歴史から想像するに、生半可なことでは成し遂げられなかったことでしょう。

 今作を Beyonce がリリースする意味は、アメリカのポピュラー音楽の粋を極める (統合する?) という意味があったように思えます。

 また、これこそが、複数のルーツを持つ Beyonce の長年の夢だったのかもしれませんね、

 その作品を、Beyonce 名義ではなく、夫とのコラボ名義でリリースするというのも、古き良きアメリカの家庭みたいで良いですね。

 

 さて、この出来事が意味するところは、わかりません、

 しかし、Beyonce、15年ぶりの日本のステージに向けての期待は、すでにピークを迎えているのではないでしょうか?

 近い将来、その発表があることを願わずにはいられませんね。

 まずは、Beyonce の公式 YouTube チャンネルをチェックし、来るときに備えましょう!

 

 

www.youtube.com