でゅら~の暇つぶし

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【ライブレポ】FUJI ROCK FESTIVAL 2021 YOUTUBE配信 (2021.08.22)

 Fuji Rock Festival (以下、FRF) の YouTube 配信みてたー?

 このレポートは、ぼくが観た/気になった 5バンドを紹介記事していく記事の 8/22 版だよ。 

 

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fujirockfestival.com

 

タイトル:

  Fuji Rock Festival 21

    8月22日(日)

放送媒体:

  YouTube

放送日程:

FUJI ROCK FESTIVAL '21 LIVE Channel 1

www.youtube.com

 

FUJI ROCK FESTIVAL '21 LIVE Channel 2

www.youtube.com

 

FUJI ROCK FESTIVAL '21 LIVE Channel 3 

www.youtube.com

 

SETLIST

GLIM SPANKY (Acoustic set)

  01. ダミーロックとブルース

  02. Flower Song

  03. 怒りをくれよ

  04. こんな夜更けは

  05. 風は呼んでいる

  06. By Myself Again

  07. Hello Sunshine

  08. Singin' Now

  09. 大人になったら

BEGIN

  01. 月ぬ美しゃ(八重山民謡)

  02. 昔美しゃ 今美しゃ

  03. 三線の花

  04. 海之聲 (on Vocals 島袋優)

  05. パーマ屋ゆんた

  06. 恋しくて

  07. 笑顔のまんま

  08. オジー自慢のオリオンビール

  09. 島人ぬ宝

  10. 涙そうそう

MISIA

  OP. ZASU (on Stage aTak Band)

  01. 君が代 (日本国 国家)

  02. Welcome One

  03. 陽のあたる場所

  04. Smile
    ~Catch the Rainbow (Judy Garland cover)

    ~Everything

  05. アイノカタチ

  06. 好いとっと

  07. Can't Take My Eyes Off You (Frankie Valli cover)

  08. SUPER RAINBOW

  09. 歌を歌おう

 FINAL BY()

  __. --

電気グルーヴ

  01. Set you Free

  02. 人間大統領

  03. Shangri-La

  04. Missing Beatz

  05. モノノケダンス

  06. The Big Shirts

  07. SHAME

  08. B.B.E.

  09. SHAMEFUL

  10. Fallin' Down

  11. Upside Down

  12. MAN HUMAN

  13. Baby's on Fire

  14. FLASHBACK DISCO

  15. N.O.

  16. レアクティオーン

  17. 富士山

平沢進+会人(EJIN)

  01. ZCONITE~COLD SONG

  02. ENOLA

  03. BEACON

  04. Solid Air (還弦)

  05. Travelator

  06. 幽霊列車

  07. アヴァター・アローン

  08. 消えるTOPIA

  09. アンチモネシア

  10. HOLLAND ELEMENT

  11. パレード

  12. 夢みる機械

  13. 論理的同人の認知的別世界

  14. Big brother

  15. 救済の技法

  16. TIMELINEの終わり

-enc-

  17. 庭師KING

 

  • 前 段

 FRF 運営や出演者 SNS に、定期的なアンチコメントが付く中、YouTube のチャット/コメント欄を閉じたのは、正しい選択だったんだなあと思いつつ、最終日の配信を聴いていました。

 

 最終日は終盤に向かうにつれ、天気は大荒れになりましたが、それを置いておけば良いフェスだったんじゃないでしょうか?

 一部、気持ちを抑えきれず、ステージに向かって叫ぶ来場者もいましたが、大多数の方はちゃんとルールの中で最大限楽しんでいたように見受けられました。

 

 

  • GLIM SPANKY

 PCR検査で陽性がでてしまった 民謡クルセイダーズ のピンチヒッターとして、Glim Spanky が登場。

 今回はバンドセットではなく、松尾レミと亀本寛貴の 2人編成によるアコースティック・セット。

 活動できない中、自由時間を利用して作曲活動をしていたとのことで、新曲 04. の披露がありました。

 MC で「昼間に夜更けの曲なんですけど、雰囲気を味わってほしい」みたいなことを言ってました。ゆったりとした曲調で、のどかな高原の風景にマッチしてた。

 

  • BEGIN

 当日は、沖縄では送り盆だったみたい。長男の比嘉栄昇は、本来なら家にいなければならないんだけどーという話しをしていた。

 長めのオープニング MC は、盛り上がる曲はないけどーみたいな感じで締めくくられ、01. へ。聞き間違いでなければ、「てらしょーり」あたりの歌詞で、「苗場ん(苗場に集まった人々の意)」とアレンジしていたような気がする。

 また 08. では、途中で「ここから先は歌いたくない」といって切り上げてしまうというシーンもあり、BEGIN 目当てに、オリオンビール片手に観ていた人は、ちょっと残念だったんじゃないかな。「戦後復帰」という言葉は、沖縄の方にとって、時期的にセンシティブだったのかも。

 BEGIN の育ってきた沖縄の原風景を乗せた楽曲が、苗場の風に乗り、苗場んを優しく包み込む。MC で言ってたことを体現するようなステージ。迫力満点というわけではないけど、たまの休みに帰ってきた兄ちゃん。そして揃った家族の無事を確かめ笑顔で過ごす久しぶりの家族団らん。このステージは、そんな風に癒されるステージでした。

 

 

 MISIA の前に、今回バンクバンドをつとめる aTak Band から OP. 。

 会場が温まったあと現れた MISIA が歌うのは、まさかの 01.。あのときのように、朗々と厳かに歌唱する MISIA

 02. からが本編で、今回のセットリストは、「やっとこの場所に帰ってきた」という想いが込められていて、よりいっそうパワフルになった MISIA が観られたと思う。

 歌唱の方では、曇天を吹き飛ばす勢いで声を張っても枯れる気配を見せないのに、ひと言だけ、と前置きしたあとの

 「コロナのバカヤロー!」

 で、普段使わない喉の使い方をしたせいか、若干喉が枯れていたのがかわいらしかった。

 

  • FINAL BY()

 ダンス、そしてビジュアル・パフォーマンスに特化したステージ。

 三角コーンを使い、何かを表現していた。

 配信側は、撮影カメラを通したエフェクトを体験できたけど、会場にいた方々は、バックドロップの映像でしか分からないから、演出の斬新さは、イマイチ体感できなかったと思う。

 シーン的には、雷や嵐みたいな演出があったのは分かった。しかし、そのせいか、リアルで雷が鳴り始めた。

 

 前半は、放送スケジュールの被りも少なく、うまく導線が確保できていたと思うのですが、荒天の影響もあり、時間が押しまくっていたのでしょう。ヘッドライナー周りがだだ被りという阿鼻叫喚。

 しかしぼくは配信視聴組なので、ノートとデスクトップの両方で聴いてたんですよ。

 しつこいようですが、骨伝導ヘッドセットを用いることで、一方は骨伝導で、一方は耳から、という具合に、別系統から情報を得ることで、音の粒が混ざらないように工夫したんですね。

 これによって、同時視聴を可能にしたわけです。

 結果、脳がわけがわからないことになりましたが。

 

 5バンド紹介するという割りには、SETLIST 欄に 6バンドの記載があります。

 これは、平沢進電気グルーヴが被ったため、1バンド扱いにした影響です。

 実際、Twitter のトレンドでは、平沢進電気グルーヴにカテゴライズされるという珍事が発生していました。

 

 どちらも「生で聴きたかった」セットリストではないでしょうか?

 電気グルーヴは代表曲めじろおしでお祭り状態。

 平沢進はオールタイムでファン垂涎。

 つまり、どっちも「全部のせ」セットリストという感じ。

 特に平沢進の 11. 以降は、「パプリカ」 から入ったファンにとって、当時の自分が平沢進を追いかけるような流れで、より特別に感じたと思う。

 

  • 所 感

 「声をだせなければ」「暴れられなければ」楽しめない。という方を散見しますが、そうした方々はフェスにくる目的がそもそも違うのではないかと思います。この公演を観て、来場者が楽しんでなかったとは思えません。

 コロナが落ち着くまでは、どうしてもこのような観戦スタイルになります。音楽ファンができることは、コロナ禍のルールの内で最大限楽しむこと。ライブに足を運ぶこと。音源やグッズを買うことくらいです。

 なにかしらのかたちでミュージシャンやライブエンタメ業界を支援していかないと、ライブはなくなってしまうでしょう。

 みんなで出来ることをやっていきましょう。

 

 

 

BEACON

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白虎野

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  • アーティスト:平沢進
  • テスラカイト
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