骨伝導ヘッドホンが有能すぎた...
店頭でみかけたヘッドホン。Bluetooth ヘッドホン/イヤホンの新商品がでたのかと思い、興味をなくし、とおり過ぎそうになった。
ぼくは、イヤホン、ヘッドホンをする習慣がないので、そうなるのも仕方のないことだった。
しかし、ふと思い直した。「あれ?その割にはなんか高くね?」と。
このご時世、Bluetooth ヘッドホンなんて珍しくもないのに ¥20,000-弱 とか、流石にないでしょ。
なので、商品陳列棚にもどり、ボップをみたところ...
やっば!まじやっば!
10年ちょい前、これに似た商品をみたことがある。それは、「携帯式骨伝導補聴器」だ。
骨伝導という技術自体は、目新しいものではない。しかし、それを携帯するとなると話しは別。骨伝導スピーカーであるため、外部電源がバカでかく、その上、持続時間が3時間とか短く、かつ、装着すると重いため、携行が難しいという欠点があった。
技術の有用性はあったが、当時は携帯しようとすると問題点の多い商品、それが、携帯式骨伝導補聴器だった。
それが技術の進歩で、ここまで来ていたとは、感動ものである。
ヘッドホン、イヤホンをしないくせに、バリエーションの中から、無駄に前述の賞品を購入。
Aftershokz OpenComm - Wireless Bone Conduction Headset
装着感
耳を塞がないため快適。
耳にかかる”つる”の部分も、マスクのヒモでなれてしまったし、違和感なし。
こめかみちょい下くらいに、骨伝導スピーカーが装着されるが、特に圧迫感はナシ。
本体重量 33g と、超軽量で、重さが負担になることはなかった。
音 質
オーディオシステムにこだわりのないぼくの場合、YouTube で音を聞き比べたところ、音質や、耳と骨伝導による聴こえ方の差は感じなかった。
ただ、音声チャットなど人の会話については、少し、聴こえ方が異なる感じ。
同 期
YouTube のドラムなどで、同期のズレをみたところ、気になるズレは感じなかった。
音漏れ
骨伝導で感じているほどの音量は漏れていない。
しかし、密閉されているわけではないため、音量によっては、シャカシャカ音漏れはするため、電車で利用する際は、となりの人が気になるくらいの音漏れが発生していると思われる。※ボリュームによって調整可能
その他
このヘッドセットを使い、YouTube などで音楽を聴いているとき、対人会話をしてみました。
感覚としては、骨伝導と耳で聴くのは別の感覚という感じ。
オープン・イヤーであるため、普通のイヤホン/ヘッドホンで聞くよりは、外部の音を拾える。また、会話中に音楽が気になって意識がそぞろになることもない。
雑な使用感で申し訳ないが、これは、ハッキリ言って買いだと断言できる。
ただし、オーディオにこだわる方は、その限りではない。
もし、ご興味があれば、ヨドバシなどの家電量販店で視聴できるので、まずは試してみて欲しい。
繰り返すけど、これは良いものだ...