でゅら~の暇つぶし

音楽情報を中心に、さまざまな情報をとりまとめるブログです。

【イベント情報・3/2】SKYCLAD / SKILTRON EXTRA SHOW

 Korpiklaani とともに公演を行った Skyclad と Skiltron が、Extra show を行うよ。

タイトル:
  Skyclad / Skiltron Extra Show
開催日程:
  3月2日(月) / 東京 / ルイード・ケー・ツー
TICKET:
  一般 ¥5,000-
  当日券 ¥6,000-
公演公式:
  https://www.ev-pro.asia/single-post/2019/12/20/Skyclad-Skiltron%EF%BC%9AExtra%E5%85%AC%E6%BC%94%E6%B1%BA%E5%AE%9A%EF%BC%81

 



 3バンド公演の翌日は、Skyclad が Skiltron と Extra Show を行うよ!

 ちょっと残念なのは、Skiltron の Emilio (GU) が、家庭の事情により急遽帰国してしまったこと。
 でも、バンドとしては代理を立てて公演を行うようだ!
 Emilio がいないのは残念だけど、ステージに立つと言ってくれたバンドに感謝したい。

 場所的には、前日の会場であるストリーム・ホールから近いので、場所を確認しておくといいかもね!

【イベント情報・2/29~・当日券】KORPIKLAANI JAPAN TOUR 2020

 Korpiklaani は予定通り開催!

タイトル:
  Korpiklaani Japan Tour 2020
開催日程:
  2月29日(土) / 大阪 / アム・ホール
    Korpiklaani , Skyclad , Skiltron , Illusion Force
  3月01日(日) / 東京 / ストリーム・ホール
    Korpiklaani , Skyclad , Skiltron , Allegiance Reign
TICKET:1D別
  一般 ¥8,000-
  学生 ¥4,000- (学生証提示)
  当日券 ¥9,000-
公演公式:
  https://twitter.com/evpro666/status/1232241478396628998

 



 日本で森メタル (フォーク・メタル) といえば Korpiklaani だよね。彼らが、フォーク・メタルの開祖ともいえる Skyclad とともに来日しているぞ!これが盛り上がらないわけない!
 森メタルが好きなら、絶対に見逃せない貴重な公演だ!

 なお、来場については、招聘元より注意事項が出ているので、あわせてチェックしておこう!

【重要・3/25~・中止】GREEN DAY JAPAN TOUR 2020

 Green Day が、アジア・ツアーの延期を発表したよ。

タイトル:
  Green Day Japan Tour 2020
開催日程:
  3月25日(水) / 大阪 / インテックス大阪 (中止)
  3月27日(金) 〜 28日(土) / 千葉 / 幕張メッセ (中止)
TICKET:
  25日、27日
    ゴールド・スタンディング ¥15,000-
    スタンディング ¥10,000-
  28日
    ゴールド・スタンディング ¥18,000-
    スタンディング ¥12,000-
公演公式:
  https://www.creativeman.co.jp/artist/2020/03greenday/



 日本公演公式サイトには、まだ情報が公開されていないけど、Green Day の公式 facebook にて、こんな投稿があったよ。

Green Day

We have unfortunately made the difficult decision to postpone our upcoming shows in Asia due to the health + travel concerns with coronavirus. We know it sucks, as we were looking forward to seeing you all, but hold on to your tickets we’ll be announcing the new dates very soon.

引用元URL
https://www.facebook.com/GreenDay/posts/10158105358829521



 しっかり "coronavirus" って記載があるね。
 簡単にまとめると、「コロナ・ウィルスの懸念があるので、アジア・ツアーは延期すると決断した。」って感じかな?
 まぁ、中止じゃなくて延期で良かった。
 アナウンスは延期だけど、公式サイトではなにもいってないので、本ブログでは中止と記載しているよ。

 でも、この感じだと、同時期に開催されるイベントも、中止/延期になる可能性が高くなってきたね。

 今後、続々と開催/中止の発表が相次ぐと思うので、イベント参戦予定のあるかたは、こまめに情報をチェックしよう。

【ライブレポ】TWILIGHT FORCE & GRAILKNIGHTS JAPAN TOUR 2020 (2020.01.26)

 



タイトル:
  Twilight Force & Grailknights Japan Tour 2020 (2020.01.26)
開催場所:
  新宿ブレイズ
公演時間:
  開場 / 17:00 , 開演 / 18:00 , 終演 / 21:45

SETLIST
Chaos O Sanctuary
  SE. Heaven's Gate
  01. Kingdom of the Glorified
  02. Evil's March
  03. Betrayal of Flames
  04. Song for Salvation

Grailknights
  01. Knightfall
  02. Cthulhu
  03. Morning Dew
  04. Laser Raptor 3D
  05. Grailrobic
  06. Superhero Medley
  07. Pumping Iron Power
  08. Grailquest Gladiators
  SE. Flashdance, What a Feeling (Irene Cara Song)

Twilight Force
  01. Dawn of the Dragonstar
  02. Queen of Eternity
  03. Long Live the King
  04. To the Stars
  05. There and Back Again
  06. Enchanted Dragon of Wisdom
  07. Winds of Wisdom
  08. Battle of Arcane Might
  09. Flight of the Sapphire Dragon
  10. Gates of Glory
-enc-
  11. Blade of Immortal Steel
  12. The Power of the Ancient Force



 女王陛下への謁見は済ませたので、黄昏の王国 (Twilight Kingdom) とグレイルハム・シティ (Grailham City) からのお客人を迎えに行ってきたよ!

 本公演の特徴は、ユニークな世界観を持ったバンドが集ったってことだね。
 それは、亡国の復興であったり、悪と戦う脳筋肉戦隊であったり、竜が空を舞うファンタジー世界の冒険であったりする。
 それぞれユニークな世界観だけど、被ってないのが凄いね!

 ここぞとばかりに熱狂的なファンが集まり、素晴しく盛り上がった公演だったよ。観に行って本当に幸せだった...


Chaos O Sanctuary

 この日が初ステージというバンド。
 バッチリ、ゴシックな感じのメイクをキメて、初ステージとは思えない好演を見せてくれたよ。
 ただ、Vo. の MC などは、明らかにステージ慣れしていないものだったし、終始イヤーモニターを気にしている感じでもあったので、本領発揮とまではいかなかったんじゃないかな。
 次回は、2/29 鹿鳴館でワンマンって言ってた。

 このバンドは、亡国から逃れた騎士が、国の再興を近い敵と戦うって感じ。なお、取り戻しているのかまではわからなかった。
 バンドの真価が試されるのは今後だろうけど、初見でバンド・コンセプトが伝わるのだから、実力はあるバンドだと思う。
 良いバンドに育ってほしいよね。


Grailknights

 こちらも、メイクをバッチリキメてきたよ。
 5人のメンバーは、それぞれ 緑・赤・紫・青・黄 のパーソナル・カラーが設定されていて、それぞれの色をあしらったコスチュームに身を包んでいるよ。
 このバンドは、日本でいう戦隊物をモチーフにしたバンドで、曲の進行に合わせ、小芝居を織り交ぜてステージを進行してた。だから、めっちゃわかりやすいし、めっちゃ楽しいよ!

 おおまかな流れはこんな感じ。

 緑「やぁ!日本のみんな!ぼくたちは "グレイル・ナイツ" だ!レッツ・バトル・クワイヤー?(準備はいいかな?の意)」
 客「イエスクワイヤー!」

 緑「ぼくたちは、この聖杯を守るために、悪と戦い続けているんだよ!」
 客「あっ!ドクター・スカルだ!」
 スカル「フハハハ!ぐれいるないつヨ!聖杯ハイタダイテ行くゾ!」

 緑「なんてこった!みんな、力を貸してくれるかい?」
 客「イエスクワイヤー!」
 緑「なら、05. をやってパンプ・アップだ!」

 緑「みんな!ドクター・スカルとの最終決戦だ!」
 スカル「ぐれいるないつヨ、にほんガお前タチノ墓場ダ!」
 客「うわー!ぐれいるないつがんばれー!」

 緑「みんなのおかげで今日も聖杯を取り戻せたよ!ありがとう!」
 客「グレイル・ナイツ!グレイル・ナイツ!」
 スカル「グレイル・ナイツ!グレイル・ナイツ!」

 まるで後楽園遊園地のヒーロー・ショウみたいだね!
 まさにそういうコンセプトのバンドなのさ。

 まぁ、分類的にはイロモノ枠なんだろうけど、それぞれが役割を完璧に演じているし、戦隊モノでお馴染みのキメのぽーじんぐも、ちゃんと魅せ方がわかっている所作で素晴らしい。

 演奏は堅実で、ヒーロー・ショウも観られてしまう。
 お得なバンドなので、興味があったら、是非、チェックして欲しいバンドだよ!

 そうそう、最後、ドクター・スカルもフロアにいて、一緒に Grailknights のステージを楽しんでたのは草生えた

 因みに、Grailknights は、科学の力とか超常の力ではなく、鍛え上げた筋肉で悪と戦う脳筋系スーパー・ヒーローです。

Grailknights Member

  緑:Sir Optimus Prime (Vo.)
  赤:Count Cranium (Gu.)
  紫:Sovereign Storm (Gu.)
  青:Duncan McLoud (Ba.)
  黄:Lord Drumcules (Dr.) 




Twilight Force

 Chrileon の交代劇があって、Twilight Force には複雑な想いがあった。
 でも、パフォーマンスが始まったら、秒で虜にされてしまったよ...
 やっぱ、いいものに関しては、いくらネガティブなイメージがあっても、感じたままに受け止めるのがいいと思った次第。

 Blackwald (魔術師 / Key) によるおどろおどろしい MC が始まると、ただのイントロがトワイライト・キングダムへの冒険の始まりに聞こえてしまうから不思議だ。そういう意味では、Twilight Force で最も重要な役割を担っていると言えるよね。

 ハイ・エルフとハーフ・エルフの金銀ギター・コンビが出てくると、一気に華やかになるよね。
 ふたりとも口元は隠したままのプレイだけど、身振りが大きく、ステージ上を軽やかに走り回るから、下手にしゃべるより雄弁と言える。

 こちらのバンドもストーリー仕立てが強く、Blackwald の語りに合わせて物語が進行する感じ。まさに冒険の途中って感じで、とてもわくわくできる。

 さて、Chrileon の後任ボーカル Allyon だけど、言うまでもなく、素晴らしい。
 豊かな声量、ロングトーンも安定しているし、高音域の冴えも何もかもがいいね。
 でも、演出でこんなシーンがあった

 Allyon「...むぅ。思うように声が出せん」
 Aerendir「せっかくの見せ場なのにそれはないゼ!」
 Born「こんなこともあろうから、秘薬 "Dragon Piss" 持ってきてるよ?」
 Allyon「アレを飲むのか...背に腹は変えられんか。(ゴクリ」
 Allyon「...おい、ひどくなってるぞ!」
 Born「ゴメンゴメン、間違って違うの渡しちゃった!」

※Aerendir は実際にセリフがあったわけではなくて、No Good のハンドサインを出していたのを、セリフに置き換えました。

 それでようやくハイトーンが出せるようになるって展開ね。

 他にも、Sapphire Dragon を模した浮袋が投げ込まれたり、10. の "シャキーン!" に合わせて、Allyon が日本刀を抜刀したりなど、趣向を凝らした演出がたくさんあったよ。

 華やかで煌びやかな楽曲だけど、作品の登場人物が目の前でパフォーマンスするので、まるでディズニー映画でも見ているかのような雰囲気で楽しめる。
 しかも、見ているだけではなく、一緒に歌うことで物語に参加できるので、楽しさの密度が濃く、多幸感が凄まじいかったよ。

Twilight Force Member

  Allyon (Vo.)
  Lynd (Gu.)
  Aerendir (Gu.)
  Born (Ba.)
  Blackwald (Key.)
  Isak Olsson (Dr.) 




 このライブを観にきて本当に良かった。
 それぞれのバンドがそれぞれの魅力を持っていて、それが良く出ていた公演だった。
 ファンの熱気も凄く、コール&レスポンスの相乗効果もあって、いっそ伝説に残る冒険をしたような気分になれたよ。
 その原因が、Grailknights & Twilight Force の組み合わせだったからかは分からないけど、どちらも超おすすめできるバンドなので、是非、観に行ってほしい。

【歌詞・意訳】QUEEN "39" その2

 では、Queen "39" 意訳 その2だよ。
 こちらは、会場ではこう聞こえたという、心象を曲にあてはめた内容になっているので、そもそも意訳ではないという話しもあります。 
 

タイトル:39
作詞:Brian May
作曲:Brian May
収録アルバム:A Night at the Opera

In the year of thirty-nine
Assembled here the volunteers
In the days when lands were few
Here the ship sailed out
into the blue and sunny morn
The sweetest sight ever seen

And the night followed day
And the story tellers say
That the score brave souls inside
For many a lonely day
Sailed across the milky seas
Ne'er looked back, never feared, never cried

Don't you hear my call
Though you're many years away
Don't you hear me calling you
Write your letters in the sand
For the day I take your hand
In the land that our grandchildren knew

In the year of thirty-nine
Came a ship in from the blue
The volunteers came home that day
And they bring good news
Of a world so newly born
Though their hearts so heavily weigh

For the earth is old and grey
To a new home we'll away
But my love this cannot be
Oh so many years have gone
Though I'm older but a year
Your mother's eyes from your eyes cry to me

Don't you hear my call
Though you're many years away
Don't you hear me calling you
Write your letters in the sand
For the day I'll take your hand
In the land that our grandchildren knew

Don't you hear my call
Though you're many years away
Don't you hear me calling you
All your letters in the sand
Cannot heal me like your hand

For my life, still ahead, pity me

f:id:deulah2002:20210410144713p:plain

QUEEN / A NIGHT AT THE OPERA / UNIVERSAL MUSIC JAPAN


39 意訳


ぼくたちには大きな問題が発生した。
一緒にバンドをやっていたティムが、突然抜けるってさ。
ボーカルが抜けて途方にくれていたぼくらに、あるい男が加わった。
それがフレディ。
そうしてぼくらは、バンド名を改め、さまざまな挑戦をはじめたんだ。

-彼は内気な性格をしていた
-けど、内には凄まじい情熱を宿していた。
-ステージライトの照らす乳白色の光を浴び
-海を越えて活動の幅を広げていった
-"Queen" の名にはじぬよう、恐れなどみせず。

"やぁ、フレディ元気かい?こちらは元気だよ!
"そちらに逝った仲間も多いから楽しくやっているかい?
"はやくキミの声をききたくてしょうがないよ!
"今はまだそのときじゃないから、まずはぼくがキミにメッセージを届けるよ!
"まぁ、ぼくはすっかりおじいちゃんになってしまったけど
"変わらぬ愛をキミに捧げよう!

各々がソロ活動を強めた時期もあった。
でも、結局ぼくらはバンドだったんだ。
それは嬉しかったけど、嬉しいだけではいられなかったね。

フレディがこの世を去り、ディーキーが音楽活動を止めた。
バンドはぼくとロジャーだけになってしまった。
でも今日は、かつてぼくらが浴びた乳白色の光が、ステージからではなく、観客席から照らされている。
フレディが亡くなって30年くらいになるけど、キミはまだ若い姿のままなのかい?それともぼくら同様おじいちゃんなのかい?
おじいちゃんになったキミはイメージできないけどね。

"フレディ!よろしくやってるかい?
"あの時、4人でやった曲を、今日はぼくひとりでやっているよ
"はやくキミの声を聞きたいという気持ちはあるけど
"かわりに、ぼくの声をキミに届けるよ!

「フレディ!ぼくたちの声は届いているかい?」
「ぼくはひとりだけど、みんなと一緒だ!」
「ぼくたちは、精一杯愛をこめて、キミに届くよう歌っているよ!」
「キミの声は聴くことができないから」
「せめてキミが愛されているということだけは届いておくれ」

(それでもぼくの人生は、まだ、続いて行く。)
(キミが遺してくれたものは、キミが愛したこの地で、世代を超えてもこうして愛されているよ!)
 



 意訳したいという思いだけが空回りして、だいぶ伝わりにくい内容になってしまった。
 基本、バンド史の復讐みたいな内容になっている点も、反省せざるを得ない。
 原詩はほとんど訳になってないし。
 まあ、本当にぼくがみたステージのイメージを曲にあてはめただけになってしまったね。

 この意訳は、アコースティックセットのときに、張り出しステージでひとりプレイするブライアンと、それを優しく照らすLEDライトの光を見て、この景色はフレディに見せたかっただろうなーとか、歌詞とLEDの光が相まって、ブライアンが若き宇宙飛行士のようにみえたからやりたくなったんだよ。

 方向性としては、曲に合わせてバンドの出会いなどに思いを馳せつつ、フレディに呼びかけるって風にしたかったんだよね。
 実際、いつもより感傷にふける感じあったし。

 最後に原曲を紹介しておくね。

[ライヴ] '39 サーティナイン 和訳字幕付き クイーン Queen Live at Earls Court 6.6.1977 lyrics Remastered


www.youtube.com

 

 

 

【歌詞・意訳】QUEEN "39" その1

 やぁ、Queen + Adam Lambert 来日公演終わったね。
 ぼくは幸いにも、1/25 の公演を観ることができました。
 Queen のライブを観たことがなく、Q+ だけでしか知らない Queen だけど、かつてないくらい Queen として楽しめた公演でした。

 そんな素晴らしい公演を観たので、ひときわ印象に残ったこの曲を意訳しようと思ったのは自然なことだと思うの。

 今回は、原曲の意訳として「その1」、会場ではこう聞こえたという、会場のぼくの心象をあてはめた「その2」を投稿するよ。 
 

タイトル:39
作詞:Brian May
作曲:Brian May
収録アルバム:A Night at the Opera

In the year of thirty-nine
Assembled here the volunteers
In the days when lands were few
Here the ship sailed out
into the blue and sunny morn
The sweetest sight ever seen

And the night followed day
And the story tellers say
That the score brave souls inside
For many a lonely day
Sailed across the milky seas
Ne'er looked back, never feared, never cried

Don't you hear my call
Though you're many years away
Don't you hear me calling you
Write your letters in the sand
For the day I take your hand
In the land that our grandchildren knew

In the year of thirty-nine
Came a ship in from the blue
The volunteers came home that day
And they bring good news
Of a world so newly born
Though their hearts so heavily weigh

For the earth is old and grey
To a new home we'll away
But my love this cannot be
Oh so many years have gone
Though I'm older but a year
Your mother's eyes from your eyes cry to me

Don't you hear my call
Though you're many years away
Don't you hear me calling you
Write your letters in the sand
For the day I'll take your hand
In the land that our grandchildren knew

Don't you hear my call
Though you're many years away
Don't you hear me calling you
All your letters in the sand
Cannot heal me like your hand

For my life, still ahead, pity me


 

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QUEEN / A NIGHT AT THE OPERA / UNIVERSAL MUSIC JAPAN


39 意訳

西暦2x39
地球の人口は爆発的に増え続け、いつしか人の居住できる場所は少なくなってしまった。
人々は新天地を求め、宇宙を目指す。
人類が居住できるかはわからず、全く見通しのない計画だったが、愛する妻のため、子供のため、そして、人類のため、集まった志願者は少なくなかった。そうして、あるひとりの男が、宇宙飛行士として選ばれた。
そして今、母なる青い星から宇宙船が飛び立つ。
朝陽が水面にキラキラと輝く中、ひとびとの夢と希望を乗せた船が旅立つ様は、とても美しかった。

-彼は勇敢な魂を胸の内に秘めていた。
-孤独にも負けず
-天の川を超え
-戻ることができなくとも、恐れることも、泣きわめくこともなかった

"やぁ、元気かい?こちらは元気だよ!
"そちらではどれくらい経った?
"はやくキミの声をききたくてしょうがないよ!
"ぼくが地球に還ったら、そらからでもすぐにわかるように、砂浜にメッセージを書いて欲しいな
"まぁ、ぼくが戻る頃には、ぼくはおじいちゃんになっちゃってるかもしれないけどね!
"あぁ、早くキミに逢いたい...
"愛しのキミへ宇宙より想いをこめて

100年後
青い星へ宇宙船が帰還した。
あの勇敢な宇宙飛行士は、だれもが困難と感じた任務を達成したのだ。
「新天地発見される!」
その情報は、人類を歓喜させた!
だが一方、偉業を成し遂げたはずの男の胸に去来したのは、異なる想いだった。

この100年で、地球は大きく変わってしまった。
かつて見た青い星。今や大地は枯れ、空は乳白色のスモッグに覆われ、死の星になりつつあった。
男は、故郷を目指すが、見る影もなく。記憶を頼りにようやく辿り着いた先とは、最愛の妻が眠る墓地だった。
男にとって 1年は、残されたものにとっては 100年にも及ぶ時間だったのだ。残酷な話である。
呆然とたたずむ男に、あるひとりの少女が紙束を手渡す。その瞳は、なつかしい妻を思い起こさせる鮮やかな青。

"愛しのダーリン!元気?ワタシは元気よ!
"こちらではもう何年も経ってしまったけど、お元気ですか?
"はやくアナタの声を聞きたいわ...
"帰っていらしたら、砂浜にメッセージを書いてくださらない?そうすれば天国からでも見つけられるでしょう?
"わたしの宇宙飛行士さんへ愛をこめて...

「ぼくの声は届いているかい?」
「100年もかかってしまったけど、ぼくは帰ってきたよ!」
「ぼくはキミの...キミに逢うために帰ってきたんだよ!」
「それなのに、ぼくの声はキミに届かない!キミを抱きしめることもできない!」
「そんな結末ってあんまりじゃないか...」

(それでもぼくの人生は、まだ、続いて行く。)
(もし、愛してくれているなら、どうかぼくを憐れみたまえ)
 

 宇宙飛行士の悲哀って感じで意訳してみたよ。
 光速で移動して探し回ったんやろね。宇宙飛行士にとっては 1年でしかなかったけど、地球では 100年も経ってしまった。
 地球はかつての美しさはなく、愛する妻ももういないってさぁ...
 あくまでぼくの意訳の話だけどね。

 原詩の「And the night followed day And the story tellers say」のとこは、バッサリ切って、地の文みたいにした。探索しているときの宇宙飛行士の内心を説明したとこだから、それを「語り部が伝えた」みたいに書くと、なんか違和感あるんだよね。

 また。「Don't you hear my call〜」のとこは、夫が妻に、妻が夫に書き綴った手紙っぽく表現してみた。
 夫の方は、もう地球に生きて帰れないかもしれないという思いがあったろうから「地球に還ったら」にした。誤字じゃないよ?
 妻の方は。段々年齢を重ねていってるイメージを出したかったので、書かれている言葉にも年齢を感じさせたかったんだ。
 「ダーリン」は、普段そう呼ばないけど、おどけた感じと、普段使わない言葉を使うことで強がってるとこを文にした結果、選んだ言葉だよ。

 男に妻の手紙を渡した少女は、彼らの孫 (もしくはひ孫) という解釈。
 「おばあちゃんは、最期まであなたに逢うことを待っていた」と一文入れようか迷ったけど、 なんか違う気がしたのでやめた。

 最後の「どうかぼくを憐れみたまえ」は、妻に対してなのか、神さまに対してなのかは分からなかったよ。

 最後に原曲を紹介しておくね。

Queen - '39 (Official Lyric Video)


www.youtube.com

  

'39

'39

  • 発売日: 2014/11/10
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

【NEWS・動画紹介】ザ・リーサルウェポンズ「昇龍拳が出ない」

 この間、ザ・リーサルウェポンズ (THE LETHAL WEAPONS) (以下、ポンズ) に行ったとき告知があったんだけど、この度、CAPCON の許可が降りたらしく、「昇龍拳が出ない」となって正式リリースとなったらしい。

 



 まずは動画を見てみて

ザ・リーサルウェポンズ『昇龍拳が出ない』THE LETHAL WEAPONS - Shoryuken Doesn't Come Out [EngSub]

www.youtube.com


 賢明な方ならお察しいただけると思うんだけど、「この度許可が降りたらしく...」 ということは、許可が降りる前のバージョンがあるということ。
 折角なので、そちらも聴いていただこう。

ザ・リーサルウェポンズ『昇竜拳が出ない』THE LETHAL WEAPONS - Shoryuken Doesn't Come Out



 ポンズ関連としては、 youtube にて「イロモンレコード」ってアカウントで動画を公開しているんだけど、この正式リリースに伴い、「昇竜拳」のバージョンは削除されているよ。
 なので、こちらの動画も削除されるかもしれないので、リリース前後の違いが気になる方は、早めにチェックしておいた方がいいかも。
 楽曲って、歌詞がたったひとつ変わっただけで違和感になってしまうことってあるからさ。だから、どっちが好き?って話題にもなるよね。

 聞き比べて思ったのは、やっぱ「ゲーセンでハメ使うやつ、マジでサイコパス」はあかんよなってことかな。

 全体的に、スト2 愛にあふれている部分は変わらず、それをゲーム部分にのみスポットを当てたって感じか。
 「昇龍拳」が正式リリースとは言え、ライブでは「昇龍拳/昇竜拳」どっちもやって欲しいよね。そうすれば「今回は昇竜拳だったかー。次こそ昇龍拳のほう聴くぞ」みたいな楽しみにもなるとだろう。

 

Back To The 80's

Back To The 80's

 
E.P.

E.P.

 

 

【ライブレポ】QUEEN + ADAM LAMBERT "THE RHAPSODY TOUR" (2020.01.25)

 



タイトル:
  Queen + Adam Lambert "The Rhapsody Tour" (2020.01.25)
開催場所:
  さいたまスーパー・アリーナ
公演時間:
  開場 / 16:0 , 開演 / 18:00 , 終演 / 20:30

SETLIST
  Intro. Innuendo
  01. Now I'm Here
    02. Seven Seas of Rhye
    03. Keep Yourself Alive
    04. Hammer to Fall
    05. Killer Queen
  06. Don't Stop Me Now
  07. Somebody to Love
  08. In the Lap of the Gods... Revisited
  09. I'm in Love With My Car
    10. Bicycle Race
  11. Another One Bites the Dust
  12. I Want It All
    13. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)
  14. Love of My Life (Freddie on screen)
  15. '39
    16. Doing All Right
  17. Crazy Little Thing Called Love
  18. Under Pressure
  19. Dragon Attack
  20. I Want to Break Free
  SE. You Take My Breath Away
  21. Who Wants to Live Forever
  22. Guitar Solo (featuring Dvořák: Symphony №9, "From The New World" - II - Largo)
    23. Tie Your Mother Down
  24. Percussion , Bass & Keyboard solo
  25. The Show Must Go On
  26. I Was Born To Love You (Freddie Mercury cover)
  27. Radio Ga Ga
  28. Bohemian Rhapsody
-enc-
  SE. Ay‐Oh (Freddie on screen)
  29. We Will Rock You
  30. We Are the Champions
  Outro. God Save the Queen
  SE Heroes (David Bowie song)

  ※文頭下げている楽曲は、ショート版
  ※13.-16. はアコースティック・セット



 女王陛下がご帰還あそばされたということで、観に行ってきたよ!

 前回は日本武道館だったけど、会場をさいたまスーパーアリーナ、しかも、スタジアム・モード (エンドステージ 1形式) に移しての開催。
 それでも、当日券ナシの完全なるチケット・ソールド・アウトで満員の会場内は、外の寒さがウソのような熱気につつまれていた。
 気が早いファンの間では、開演前から Ay‐Oh をコールしていたり、中々カオスで面白い。

 今回は、映画「Bohemian Rhapsody」をフィーチャーしたツアーだからか、よりエンターテインメント性が強い感じ。
 ステージ中央には、王冠のようなオブジェクトが質られられ、ステージ左右には緞帳のような書き割り。完全に A Night at the Opera って感じ。
 そういや、このエンドステージ 1という形式は、オペラのコンサート・ホールっぽいよね。

 公演としては、30曲におよぶ楽曲をプレイしたんだけど、そのいくつかは、フルではなくショート・アレンジでのプレイでした。なので、曲単位で楽しむというより、メドレーとして曲の流れを楽しむ感じ。
 映画作品の中で、フルでやらなかった曲も多かったから、そこから選挙区した曲はフルでやらずメドレーにしたって感じかな? 02.-03. なんかからそんな印象を持ったよ。

 中盤のアコースティック・セットでは、まさかの 13.からで、しかもショート版。日本公演ゆえのサービス曲だけど、ちょっと中途半端だったかな?正直、来日公演中のどこかで入れてくれれば、セットリストから落としてしまっていいんじゃないかと思う。
 これは、ネガティブな考えからくるのではなくて、そのほうがプレミア感あるし、複数公演行く方々からすれば、より多くの楽曲が楽しめるでしょ?って意味だよ。

 14. では、劇中の Rock in Rio のシーンのように、来場者たちによりシンガロングが起こり、最後、Freddie がスクリーンに映しだされるなど、感動的な演出もあったよ。

 終盤は定番の人気曲が怒涛のラッシュ! 24. が入ったのは、ちょっと日本っぽいなって感じたけど、最後まで歌って踊って最高に楽しかった!

 今回、注目したいのは、Outro. が終わった後に、David Bowie "Heroes" が流れたことかな。
 もちろん、本編も豪華絢爛、まさにエンターテインメントの権化といわんばかりで最高だったんだけど、やっぱ感じ入るものがあった。
 デビュー前に Bowie と出会ったとき、ここに至る道があるって期するものがあったんかな?
 ふたりのことにいろいろ思いをはせてしまった。

 なにはともあれ、Intro. から最後の SE. まで最高に楽しめる公演だから、みんな観に行くといいよ!
 当日券はでないけど、チケット余らせてる人にお願いすればなんとかなるかもしれないよ!

 

 

【歌詞・意訳】FREDDIE MERCURY & MONTSERRAT CABALLE "BARCELONA"

 Queen 来日しているんだから、意訳をしようじゃないか。
 そういえば、今年は五輪イヤーだから、それにちなんだ曲がいいだろうってことでこの選曲。
 Freddie Mercury が目指した境地のひとつがこの曲だといえる。

タイトル:Barcelona
作詞:Freddie Mercury
作曲:Michael Moran
収録アルバム:Barcelona

I had this perfect dream
-Un sueño me envolvió
This dream was me and you
-Tal vez estás aquí
I want all the world to see
-Un instinto me guiaba
A miracle sensation
My guide and inspiration
Now my dream is slowly coming true

The wind is a gentle breeze
-Él me habló de ti
The bells are ringing out
-El canto vuela
They're calling us together
Guiding us forever
Wish my dream would never go away

Barcelona - It was the first time that we met
Barcelona - How can I forget
The moment that you stepped into the room you took my breath away
Barcelona - La musica vibró
Barcelona - Y ella nos unió
And if God willing we will meet again, someday

Let the songs begin
-Déjalo nacer
Let the music play
-Ahhhhhhhh...
Make the voices sing
-Nace un gran amor
Start the celebration
-Ven a mi
And cry
-Grita
Come alive
-Vive
And shake the foundations from the skies
Ah, Ah, Shaking all our lives

Barcelona - Such a beautiful horizon
Barcelona - Like a jewel in the sun
Por ti seré gaviota de tu bella mar
Barcelona - Suenan las campanas
Barcelona - Abre tus puertas al mundo
If God is willing
-If God is willing
If God is willing
Friends until the end
Viva - Barcelona

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Freddie Mercury Montserrat Caballe / Barcelona / Amazon.com

バルセロナ 意訳

あの感動の舞台をみてから、僕には成し遂げたい夢がある
 (いまはまだ夢見るように)

あのときそう感じたのは僕だけではなく、大勢いただろう
 (その想いは胸の奥深くに)

本当はみんなにいいふらしたかったけど、軽々しく言えるものでもないし
 (神さまのお導きがあったかのように自然な想い)

でも、不思議な予感がしたんだ
 湧き上がる激情に衝き動かされ
 秘めたる想いは、いつしか決意に...

 祝福の風が優しく包み込む
 (やわらかに語りかける)

 遠くで鐘の音がきこえる
 (祝福の歌のよう)

 導かれるまま、時を重ねていった

 決意がにぶらぬよう

はじめて衝撃!
どうして忘れられようか!
ひとめ見て、心を奪われてしまった。
 (衝撃に総毛立ち)
 (夢にまで見た憧れの場所へ、遂にたどり着いたのだと実感した)
あのとき気持ちを同じくした者がここに集ったとしたら、神はさぞ喜ばれることだろう。

 さぁ、はじめよう
 (生まれ出る)
 聞かせておくれ
 (響かせよう)
 歓声をもって迎えよう
 (祝福の声を上げよう)
 祭典のはじまりを告げるんだ
 (さぁ!)
 鬨の声をあげよう
 (集いしものを讃えよ!)
 生命の灯を燃やせ!
 (激情に身をゆだねよ)
 見上げる空は、熱気にあおられたかのように赤々と燃え上がる
 いまこそそのときだ!

こんなにも美しい地平線
太陽の光を浴びた海は、宝石のように煌く
(我がこころは美しい海の光を浴び、心地よく飛ぶ一羽のかもめのよう)
(鐘が鳴り)
(世界への扉が開かれる!)

神よご照覧あれ!

行くぞ友よ!

大いなる舞台へ!


 控え目に言っても音楽史に燦然と輝く名曲。
 前から意訳に挑戦したかったんだけど、ハードルが高くてね。

 子供のころ五輪を見て、金メダルを志した選手たちが、いざ、夢の舞台へ挑まんとしているところ。そして、その様子を神さまが優しく見守り、導いてるって感じで意訳してみたよ。

 なので、「ぼく」が主体のとこと情景や第三者が主体となっている文が入り乱れてる。
 あえて「バルセロナ」という地名は入れなかったよ。

 あと、この曲にはいくつかのバージョンがあるので、紹介しておくね。


Freddie Mercury ft. Montserrat Caballe - Barcelona (Live in Olimpiada Cultural)


www.youtube.com

 

Freddie Mercury & Montserrat Caballé - Barcelona (Original Album Version)


www.youtube.com

 

 

(Original David Mallet Video 1987 Remastered)


www.youtube.com

 

 

 

 

【イベント情報・1/25-30】QUEEN + ADAM LAMBERT "THE RHAPSODY TOUR"

 女王陛下ばんざーい!

タイトル:
  Queen + Adam Lambert "The Rhapsody Tour"

開催日程:
  1月25日(土) 〜 26(日) / 埼玉 / さいたまスーパー・アリーナ
    オペラボックスシート ¥50,000-
    GOLD 席 ¥50,000-
    SS席 ¥25,000-
    S席 ¥15,000-
    A席 ¥12,000-
    サイド席 ¥12,000-

  1月28日(火) / 大阪 / 京セラ・ドーム大阪
    オペラボックスシート ¥50,000-
    GOLD 席 ¥50,000-
    SS席 ¥25,000-
    S席 ¥15,000-
    A席 ¥12,000-
    サイドA席 ¥12,000-
    サイドB席 ¥10,000-
    バルコニー席 12,000-

  1月30日(木) / 愛知 / ナゴヤ・ドーム
    オペラボックスシート ¥50,000-
    GOLD 席 ¥50,000-
    SS席 ¥25,000-
    S席 ¥15,000-
    A席 ¥12,000-
    サイド席 ¥12,000-

公演公式:
  https://www.creativeman.co.jp/artist/2020/01queen/

 



 Freddie Mercury の自伝的映画 「Bohemian Rhapsody」が世界的にヒットをした。
 制作には QueenBrian May、Rodger Tyler も携わっており、ヒット後、Queen がこのツアーを開催するであろうことは想像に難くなかったけど、この 1年、実に待ち遠しいかった方、多いんじゃないだろうか?
 国内では、なにかと Queen 関連のイベントも開催され、映画の上映期間が (ほぼ) 終わった今でも、Queen 人気が健在であると気づかされるね。

 前回来日の時と違い、武道館公園がないのは残念だけど、あの日の夢の続きをもう一度見られる機会なので、是非、参加してみてはいかが?

【ライブレポ】ザ・リーサルウェポンズ「ホッピーニューイヤー2020」 (2020.01.16)



タイトル:
  ザ・リーサルウェポンズ「ホッピーニューイヤー2020」 (2020.01.16)
開催場所:
  リキッドルーム
公演時間:
  開場 / 18:30 , 開演 / 19:30 , 終演 / 21:15

SETLIST
  __. 自作アニメ
      カワバカシマ
      メタリアン
  SE. Terminator 2 Theme
  01. 80年代アクションスター
  02. リーサルウェポンのテーマ
  03. 熱血ティーチャー
  04. サイボーグメカニンジャ
  05. マハラジャナイト
  06. プレミアムフライデーナイト
  07. 東海道中膝栗毛
  08. シェイキン月給日
  09. クールジャパン
  10. 都立家政のブックマート
  11. Super Cub is No.1
  12. ゴキブリナイトメア
  13. 昇竜拳が出ない
  14. プータロー
  15. なんでやねん
  16. ホッピーでハッピー
-enc-
  17. きみはマザーファッカー


 謎のアメリカ人サイボーグ忍者ジョー (Vo) と、アイキッドによる音楽ユニット「ザ・リーサルウェポンズ」を観に行ってきたよ。

 youtube のオススメにコイツが出てきたとき、このライブを観に行くのは決まったも同然だったんだ...
 この、どこを切り取っても頭の悪そうな歌詞と世界観、そして、おっさん大好き 80年代テイストが加わったら、観に行かずにいられないじゃないか。
 まあ、実際観に行って良かったよ!

 開演前まで、自作アニメが上映されていたり、来場者をもてなそうという気持ちが前面にでていい感じ。
 会場には、子供の来場者も多く、子連れゾーンがあったりして、他のライブとはまた一風変わった雰囲気。

 曲はキャッチーでノリやすく、どこで合いの手を入れるのかもわかりやすいので、ライブ初心者でも安心して参戦できるよ!
 また、ステージ中には、MC の他に小芝居や催し物もあって、来場者をあきさせないよう趣向が凝らされているよ。

 MC は主にジョーが担当するんだけど、人の良さがにじみ出ててほっこりする。

 最初、動画をみたときは「話題のイロモノ観に行ったろ!」みたいな感じだったけど、ほんといいユニットなので、80年代が好きなら、みんなちょっと観に行ってみて!

【ライブレポ】MAJESTICA VS AYASA -SYMPHONIC METALLIZATION- (2020.01.13)

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majesticametal.com



タイトル:
  Majestica vs Ayasa - Symphonic Metallization - (2020.01.13)
開催場所:
  ストリーム・ホール
公演時間:
  開場 / 16:00 , 開演 / 17:00 , 終演 / 20:15

SETLIST
AYASA
  01. 千本の矢
  02. ONE TIME, ONE MEETING
  03. 見果てぬ夢
  04. 唐繰坂殺人事件
  - with 若井望 from DESTINIA -
  05. PIED PIPER
  06. SWAN SONG
  07. 週末決戦
  08. 紅蓮の弓矢 (Linked Horizon cover)
  09. Rosenkreutz
  10. 亡霊たちの舞踏会
-enc-
  11. METAL SOULS (DESTINIA cover) 

MAJESTICA
  01. Above the Sky
  02. Rising Tide
  03. Welcome To The Theater (ReinXeed)
  04. The Way to Redemption
  05. Motley True
  06. The Voyage
  07. Chris David Solo
  08. The Rat Pack
  09. Magic Still Remains (ReinXeed)
  10. Tommy Johansson Solo
  11. Night Call Girl
-enc
  12. We Must Go Faster (ReinXeed)
  13. Alliance Forever
-enc2-
  - with Ayasa , 若井望 -
  14. Eagle Fly Free (Helloween cover)



 Sabaton のギタリストでもある Tommy Johansson が、自分のバンドで来日公演を行ったよ!

 ReinXeed から Majestica へと名前を変えての来日だけど、メンバー構成は、ほぼ ReinXeed のままかな。

 さて、本公演だけど、2日開催で Ayasa と Majestica が日替わりでヘッドライナーを務めるという内容みたい。

 セットリストを見比べてみても、確かに差は感じないから、Majestica の公演にゲスト出演する感じではなく、対バンイベントだね。

 さらに、Ayasa のステージには、DESTINIA から若井望がゲスト出演するという豪華仕様。

 会場は満員でこそなかったけど、熱心なファンが集い、熱気に包まれたんだ。


Ayasa

 メタル系のイベントなので、HR/HM カバー曲メインに据えるのかな?と思っていたんだけど、去年リリースした「CHRONICLE Ⅶ」の楽曲が多いみたい。

 Ayasa のステージも 2部構成みたいになってたよ。前半は Ayasa メイン。後半は、若井望を加えたメタル・パフォーマンス。音圧もあがって観客もヒートアップしてた。

 Ayasa 自身、ステージ狭しと動きまわり客をよく煽ったし、ステージ映えする弓さばきも素敵だったよ。

 セットリストには、大ヒットアニメの主題歌で、EPICA が来日したときにもプレイした 08. を加えたり、アンコールで DESTINIA の 11. をカバーし、ゲスト出演の若井望をリスペクトするなど、さまざまな気配りも見えた。

 そんなおもてなしを受けて気を悪くするはずもなく、かなり盛り上がった!


Majestica

 SABATON では、ボーカルとしての力量をなかなかみせる場がなかったけど、Tommy Johansson の歌唱力の高さが十分に発揮されたステージだった。

 対バンの相乗効果からか、はたまた想像以上のウェルカム・ムードにテンションが高かったのか、01. から気合が入ってるのがわかる好演。だからなのか、03. ではギターが故障してしまうアクシデントもあったけど、それがライブに悪影響を及ぼすことは無かったね。

 会場には、(恐らく) ReinXeed 時代からのファンもいただろうし、待望の来日に胸を熱くしたであろうことは想像に難くない。

 好演が生む熱気は会場のうねりをひとつにし、最後には Ayasa/Majestica 関係なく、最高に盛り上がり大満足のステージだった、

 アンコールでは、Ayasa と若井望が加わり、会場が一体となった 14. の大合唱!出演者にとっても来場者にとっても、ひときわ輝く思い出になったんじゃないかと思う。

 まぁ、14. で〆るには、開幕を Majestica で 01.がオープニング・ナンバーだったほうが、ストーリー的には美しいだりろうけど、流れ的にはこうなるよね。

 

 

CHRONICLE Ⅶ

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CHRONICLE Ⅶ (Back track)

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【動画紹介】Gueenのボヘミアン・ラプソディ スペシャルリマスター版

 去年観に行った Gueen のステージが、youtube で公開されていたので紹介しよう。
 Queen 来日公演を間近に控えた今、この動画で予習復習もいいんじゃないかな?



Gueenボヘミアン・ラプソディ スペシャルリマスター版 9th November 2019 At 渋谷TSUTAYA O-EAST

www.youtube.com



 このステージは、2019年11月9日、ツタヤ・オー・イーストで開催されたライブ・イベントだよ。
 詳しくはライブレポを書いているので、 そ ち ら でご確認ください。

【イベント情報・1/24-26】TWILIGHT FORCE & GRAILKNIGHTS JAPAN TOUR 2020

 Twilight Force 再来日!

タイトル:
  Twilight Force & Grailknights Japan Tour 2020

開催日程:
  1月24日(金) / 大阪 / アム・ホール
    Opening Act:Illusion Force
  1月25日(土) / 東京 / 新宿ホリデイ
    Opening Act:Rakshasa
  1月26日(日) / 東京 / 新宿ブレイズ
    Opening Act:Chaos O Sanctuary

TICKET:1D別
  前売券  ¥8,000-
  学生割引 ¥4,000- ※高校生以下学生証提示※
  当日券  ¥9,000-

公演公式:
https://www.facebook.com/EVPro.Asia/photos/a.337305966446411/1437366873106976/

 

 祝・Twilight Force 再来日!
 個人的に、ボーカル交代のあれこれについては思うところはあるけれど、新譜聴いたらこの再来日を喜ばずにはいられないんだよね。

 では、新旧ボーカル聞き比べてみる?

TWILIGHT FORCE - Flight Of The Sapphire Dragon (OFFICIAL VIDEO)

www.youtube.com
 



TWILIGHT FORCE - Dawn Of The Dragonstar (OFFICIAL VIDEO)

www.youtube.com



 最初のが前任の Christian Eriksson (Chrileon (クリレオン)) そして、次のが新任の Alessandro Conti (Allyon (アリオン)) ※() はバンドでの名前※ だよ。どちらも甲乙つけがたいよね。

 Alessandro Conti は、Luca Turilli's Rhapsody のボーカルだし、実力は折り紙つき。Luca が Fabio とRhapsody を始めたので移籍したって流れなんだね。

 さて、もう一方の Grailknights。
 こちらは、一部で「ドイツのももクロ」と親しまれているみたい。というのも、ステージでの彼らの衣装が、日本でいうスーパー戦隊のように、緑、赤、青、紫、黄と5色に色分けされているから。勿論、黄色はドラムだ。
 また、寸劇みたいのもあるから、そういう点がももクロってたとえられる由縁なのかな。

 折角だから、こちらの曲も紹介しておこう。

GRAILKNIGHTS 日本デビュー!メッセージ 〜 "Pumping Iron Power" feat. Joakim Brodén / Sabaton.

www.youtube.com

 



 唐突にあらわれる Joakim Brodén (Sabaton) に驚くことだろう。
 実は、このバンド、Sabaton Open Air に出演したようで、その繋がりでコラボした (または逆?) みたい。
 曲もいいし、キャラもいいし、これはもう Battle Choir (バトル・クワイア) になるしかないね。

 

 

 

Flight of the Sapphire Dragon

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  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

 

Pumping Iron Power (Live)

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  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

戦慄のナイトフォール

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  • アーティスト:GRAILKNIGHTS
  • 発売日: 2018/10/31
  • メディア: CD
 
Across the Galaxy

Across the Galaxy

 
Knightfall

Knightfall

  • アーティスト:Grailknights
  • 発売日: 2018/05/04
  • メディア: CD
 
Alliance

Alliance

  • アーティスト:Grail Knights
  • 発売日: 2008/09/12
  • メディア: CD
 

 

【イベント情報・1/12,13】MAJESTICA VS AYASA -SYMPHONIC METALLIZATION-

 パワメタ民大歓喜の Majestica 来日!

 

タイトル:
  Majestica vs Ayasa -Symphonic Metallization-
    ※Ayasaには若井望がゲスト出演
開催日程:
  1月12日(日) 〜 13日(月・祝) / 東京 / 渋谷ストリーム・ホール
    16:00 / 17:00
TICKET:1D別
  VIPスタンディング ¥9,000-
  スタンディング ¥6,500-
公演公式:

http://wardrecords.com/page/special/symphonic-metallization/

 


 Sabaton のギタリスト Tommy Johansson のバンド Majestica の初来日だよ!
 Tommy は、もともと ReinXeed バンドをやっていたんだけど、それを変更して再出発って感じ。

 んじゃ、Majestica がどんなバンドなのか。まずはアルバム「Above the Sky」のタイトル・トラックを聴いて欲しい。

MAJESTICA - Above The Sky (OFFICIAL MUSIC VIDEO)


www.youtube.com



 うん。これはにはみんなニッコリガッツポーズ間違いなし!
 前述の ReinXeed との差はあまり感じないけど、歌メロが強化されていると思う。
 HelloweenStratoVariusGamma Ray あたりが好きなら、絶対の自信をもってオススメできる。

 パワメタ好きなら、このイベント、行くしかないでしょ。

 一方、Ayasa だけど、若井望がゲスト出演するみたい。
 去年の Metal Weekend では、Metal Souls にゲスト出演していたから、その流れなのかな。
 その時は、DESTINIA の曲と Gary Moore "Over the Hills and Far Away" をやったんだけど、今回はどんな曲やんのかな?

  

アバヴ・ザ・スカイ【CD(日本語解説書封入)】

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Above The Sky

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  • アーティスト:Majestica
  • 発売日: 2019/06/14
  • メディア: CD
 
Ghost of Marley

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  • 発売日: 2020/11/20
  • メディア: MP3 ダウンロード