【ライブレポ】FINLAND FEST 2013
タイトル:
Finland Fest 2013 “Loud & Metal Attack”
開催場所:
新木場 Studio Coast
公演時間:
開場 / 14:00 , 開演 / 15:00 , 終演 / 20:15
○セットリスト
【 Liv Moon 】
01. 霧の葬送曲
02. Kiss Me Kill Me
03. Black Fairy
04. Black Ruby
05. The Last Savior
・オープニング・アクトは、Omnium Gatherum だと思っていたところでの Liv Moon の登場で、ちょっと肩透かしくらったwww
・でも、AKANE LIV の確かな歌唱力、表現力に、直ぐ、世界に引き込まれた。
・・・引き込まれたんだが、終始 ブー っていうハム音が鳴ってて残念。
曲中だと、あまりきにならないハム音も、曲が終わるとウザイことこの上なし。
Liv Moon はシンフォニックだから、美しい旋律と世界観が大事。それなのに、曲後の良いんが壊されてしまっては、魅力が大きく減じてしまう。非常にもったいなかったなー。
・あと、Black Fairy の曲入りを3回くらい失敗してて、PAとの連携の不味さが際立ったのも残念。
【 Omnium Gatherum 】
・今年2月に来日したばかりの Omnium Gatherum が、早期の再来日だ!
短期間のうちに2度目の来日だけど、その間に新譜「Beyond」をリリースしており、ファンにとっては嬉しい最来日だし、会場に集まった客も多く、非常に盛り上がっていたから、バンドにとっては、絶好のPRとなったハズ!
【 Jessica Wolff 】
01. You Should Get Over Me
02. In Disguise
03. Back Stabber
04. Dirty Kisses
05. Butterfiles
06. Want You Out of My Head
07. Trophy Girl
・Jessica は、紫のシャツに黒レザー・ベスト、ホット・パンツという衣装で、健康的なおみ足が眩しい。
・ジャンル的にはポップ・ロックだけど、やっぱ、メンツ的にアウェー感は否めない。
しかし、最初こそ「・・・やっぱり」って感じの違和感があったけど、次第に盛り上がっていったよ。
【 Mokoma 】
・Takatakatakatakatakataka talvi!
・うをー!一気に走り抜けた!個人的今回のベスト・アクト!
・なんと言っても、フィンランド語の通じない中、自分らの音楽を表現し、やり遂げたのは凄い!
・youtube を適当に漁った感じだと、結構幅広い曲を手がけていたけど、イベント・コンセプトにあった見事なセットで、会場を一気に盛り上げた!
特に上手側前に出来たサークル・ピットでは、Mokomaってしまった皆さんが、かなりの速度でストームを回してたwww
だから、というか、Marko (Vo.) もそっち側熱心に煽ってて、ステージセンターにすら、あまり戻らなくなってたのはご愛嬌www
代わりに下手側は、ギタリストの変態パフォーマンスを、存分に堪能出来たかんじ?
【 Turisas 】
01. The March of The Varangian Guard
02. The Great Escape
03. To Holmgard and Beyond
04. In The Court of Jarisleif
05. Stand Up and Fight
06. Battle Metal
・今回も凄い盛り上がりだった。
・・・ただ、持ち時間が短過ぎて、 One More , Rasputin など、定番曲がなく、消化不良たったのも間違いない。
・選曲的に「Stand Up and Fight」からのセットって感じになってるから、1曲削って 最後に Rasputin やって欲しかったな。
・・・ただ、 Rasputin は、ライライ祭りがあるから、かなり時間が必要か。まぁ、それは別の機会で発散させるとしよう!
Warlord も、新譜出すし、そう空けずに直ぐ来るっていってたからね!
【 Nightwish 】
Intro: Crimson Tide ( Hans Zimmer )
01. Dark Chest of Wonders
02. Wish I Had an Angel
03. She is My Sin
04. Storytime
05. Ever Dream
06. I Want My Tears Back
07. Nemo
08. Romanticide
09. Amaranth
10. Last Ride of The Day
Outro: Imaginaerum
・貫禄のヘッドライナー。
安定のパフォーマンスは流石!
・Floor Jansen
・Amaranth は、客が歌うパートもあり、シンガロングで大いに盛り上がるところだったけど、会場には、Nightwish のフォロワーではない客もいたし、それなりに、って感じだったなw
実際、オイラは歌えなかったし・・・。
・名盤「Once」からの曲が多く、客のニーズにあった選曲だったと思う。
Nightwish は、単独公演を行っていて、その最終日程が、この「Finland Fest」だったわけだけど、本公演に劣らないセットで、来日公演を終えることができたのではないかな。
※編集中※
※後日、改定するかも※
【総括】
今年の Finland Fest は、Crushdiet のキャンセル(詳細URL http://mixi.at/a8u4pEI )というアクシデントはあったけれど、大盛況だった。
場所を、恵比須 Liquidroom から 新木場 Studio Coast に移したことで、フード・コートの設営もあり、一気にフェス気分が出た。
しかし、「Finland Fest」と言う割には、あんまりフィンランドを意識した感じでないメニューで、そこは残念な点。
残念な点をもう一つ挙げるとすれば、それは、バンドの持ち時間が少なかったこと。
ヘッドライナーを除くバンドが、大よそ30分の持ち時間が充てられ、終了時間も、20:30にもならずに終わってしまった。
イベント終了時間としては、 Crushdiet が入っていれば、21:00くらいで、丁度いい時間配分だったのかもしれないが、昨日今日デビューしたってわけではない、ベテランバンドの魅力を伝えるにしては、全然足りないし、バンド目当てにきたファンは、不満を持つだろう。
まぁ、\6,800- と言うチケット価格に比べれば、素晴らしいイベントと言えるけど、中々、そうは割り切れない。
イベントの雰囲気としては、隣をみるとそこに・・・!って感じで、バンド・メンバーとの距離が近く、非常に良いイベントだったよ。
いろいろ不満も述べたけど、次に期待するから出た不満であって、ネガティブな意見ではないので、誤解しないでね。
繰り返すけど、とても楽しいイベントでした!