世界最大のライブ・ツアー 「Warped Tour」 の日本版だよ。
タイトル:
Vans Warped Tour.jp 2018
開催日程:
3月31日(土) 〜 4月01日(日) / 千葉 / 幕張メッセ
TICKET:
1日券 ¥11,000- (1D別)
2日券 ¥19,000- (1D別)
※受付終了の券種は割愛
公演公式:
http://www.warpedtour.jp/
去年、最終回を迎えた Punkspring に代る、新たな春フェスになるのかな?ラインナップに PENNYWISE , SUICIDAL TENDENCIES , ZEBRAHEAD の名前があるし、そんな感じがするよ。
ただ、ラインナップを見渡すと、ノンジャンルって感じだね。だから、本家のアメリカみたいなイベントを期待すると、がっかりすることだろう。
まぁ、本家は、ライブだけじゃなくて、スケボー、BMXといったエクストリーム・スポーツも交えた巨大イベントなので、比較するのは難しいかもしれないけどね。
本イベントは、PROPHETS OF RAGE , KOЯN , LIMP BIZKIT といった超豪華なヘッドラインを筆頭に、前述の Punkspring を彷彿させるラインナップと合わせ、邦楽勢についても、Crossfaith , coldrain , MUCC と言った実力のあるバンドをブッキングし、良質なロック・イベントへの期待がもてる。
また、LOVEBITES , BAND-MAID , Dizzy Sunfist と言った、最近話題のバンドを一同に観られるのもいいと思う。
しかし一方で、 BiSH , PassCode など、アイドル枠があることや、ノンジャンルすぎてロック・イベントとしてブレてしまうのではないかという不安も残る。
アイドルのロック・イベント出演としては、ももクロが Ozzfest に、仮面女子が Loud Park に出演した。
前者は、概ね好意的に受け止められた。ある意味、好評であったともいえる。しかし、後者は、話題に上ることも稀だ。
ももクロは、評価されるだけの理由があった。しかし、そのせいで、アイドルが出演したときのハードルがあがってしまったともいえる。
今回のアイドル枠では、PassCode をみたことがあるけど、その時の印象だと、ロック・イベントでは無理だと思う。
ラインナップを振り返ってみたけど、全体とおしてみた印象が、creativeman というより、HIP 臭を感じてしまうのは不思議なことだw
さて、本家は、イベントスポンサーの名前を冠して 「Vans Warped Tour」となっているけど、この記事での紹介では、意図的に Vans を外したイベント名称で紹介したよ。
なぜなら、.jp では、XFLAG が特別協賛しており、会場にも専用ブースを設けるので、イベントとしては、Vans よりも前面にでているから。
XFLAG は、mixi のエンタメ事業部で、有名なサービスとしては、スマホゲーム 「モンスターストライク」 を担当する事業部だよ。なので、「モンストグッズ付チケット」 なんていう、一見トチ狂った券種を用意していたワケ。
なんかいろいろ不思議な感じがするイベントだけど、PROPHETS OF RAGE , KOЯN , LIMP BIZKIT なんてそうそう観られる機会はないから、それらを観るだけで、余裕でチケット代以上の価値はあるよね。
そう考えると、このラインナップは、チケット代を抑えるためだったのかもね。